たんぽぽ通信
政務調査費          2006年11月30日(木)

 文教産業常任委員会が開かれた。9月議会で継続審議となったLPガス関連の請願書は取り下げとなり、仕切りなおし。学校関連の報告が3件。 ・山田荘小学校の体育館のアスベスト問題(国の基準が変わり除去の必要性がでてきた) ・川西小学校建て替えの進捗状況(用地買収は少しずつ前進。しかし、6ヶ月遅れとなっている) ・精華南中学校の個人票の紛失問題 の報告を受ける。
 東京目黒区議会の政務調査費が問題となっている。同一会派全員が不正支出をして、議員辞職。議長は自宅事務所代を妻に支払ったとして、職は辞めたが議員辞職はしない。
過日「精華町の議員さんは大丈夫だろうな」と住民の方。精華町では政務調査費は月に5千円、費用弁償は全て返上し、今はなし。
政務調査費は年4回の議会報告を出す紙代にほとんど消えて、印刷代はなし、もちろん手配り。
カーナビや車検料、タクシー代など、考えも及ばないが、金額の多少はあっても使い道は目的にあったもので、透明でないといけない。
 あちこちからクリスマスイルミネーションのニュース。いつものお宅にいつものイルミネーションも見ると"今年もがんばってはる"と、何となく安堵する。明日から12月…。

お買い物支援        
2006年11月29日(水)

 「寒くなってきたし、軽くて薄いジャケットがほしいけど、近くにお店がないし…くるりんバスで行っても、おかずを買うのがやっと」と、高齢の女性。まだまだおしゃれもしたいし、気に入りのものを買いたい…という訳で、本日は元気高齢者の"お買い物ボランテァ”。
 午前中の議員団会議の後、自宅までお迎えに。ご近所の方を誘って待っておられた。「こんなにゆっくり買い物するのは久しぶり…」と、あちこちのコーナーをのぞいて、ついに「お気に入り」を発見。もちろんお値段ともしっかり相談してのお買い上げ。
食品売り場ではご家族の好物を買い、正月用の食品も買い「洋服より高くなるな〜」と笑いながらのゆるゆるとした時間を過ごす。
 永らく、自分の親ともこんな時間は持たなかったけど、どこかで"お役"にたてば…という思いでお付き合いをさせていただいた。
 夕方から会議と訪問一件ずつ…寒さが戻ってきた気配。
明日は、文教産業常任委員会が開かれることになり、親子リズム会はお休みです。次回は12月7日となります。


会議の連打        
 2006年11月28日(火)

 降り続いた雨がようやく上がり「よく降りましたね〜」と道行く人に声をかけ交差点ボランテァに。この雨で、見る目を楽しませてくれた木々の紅葉は落葉し、なんきんはぜの白い実や、ハナミズキの赤い実が自己主張。
 監査の打ち合わせで役場へ出向き、午後からは別件の会議と会議が続き…夜も会議。
 一般質問の通告書を提出。締め切りは30日だが、受付順は10番目。精華町議会は受付順が質問順になる。この分だと1日目の最終か…本当は2日目の午前中がいいけど、ままならない。
 子ども議会のときも赤ちゃん連れのお母さんが傍聴席にいられなくて退席されたが、若いお母さんに「傍聴」に来てね、といっても子ども連れで傍聴できる仕組みになっていないのが今の議会。
 議会開会中に保育ルームを開設するとかできないものか…と、以前から思っている。
男女共同参画は、こんなところにも課題がある…と常々感じている私。

”ありえないっ!”      
2006年11月27日(月)

 郵政民営化反対!で、三くだり半を小泉さんから言い渡され、選挙戦では"刺客”で騒ぎ、そして今、復党。しかも"念書”をしたためて!こんなことは、世間的には”ありえないっ!”
あの時、保守系支持者の中にも郵政関係者を含めて「民営化反対」層があり、その方達に支持されて当選したのと違う?
あの時の、一票はどないなるの?と、特に支持したわけではなくても腹が立つ。
情に棹させば流されますよ!政治は何よりも"筋"を通すことが大事…と、言いたい。
この復党問題でかすんでしまったのが"教育基本法改定問題”。これも常套手段の一つかもしれない…と、不信が不信を呼ぶ連鎖。
 12月議会の一般質問を書き上げる。お昼過ぎに気分転換も兼ねて役場に出向いて「資料提出」のお願い。
 夜は会議が私宅で。片付けなくては…書類の山と台所界隈。こういうときは眼鏡をかけずに掃除する。裸眼では、細かいところは気にならず、掃除もすいすいと手早く終わるという次第。


四苦八苦×2       
  2006年11月26日(日)

 朝からバタバタと自治会関連の仕事を済ませ"西9条の会"に出席。過日お願いをしていた方の「戦争体験」をお聞きする。
シベリアでソ連に捕虜として抑留され、そこでドイツ人捕虜と一緒になる。彼らと根本的に違ったのは"捕虜"となっても、自国語に誇りを持ち、音楽など文化的な素養が高いドイツ人と、軍事教育一辺倒だった日本人との文化レベルの違い。軍歌を歌っても、ドイツ人は自然とハーモニーを楽しむ歌い方で、日本人は大声を張り上げて歌うだけ…といった、以前聞けなかったお話もされた。
「人が人でなくなるのが戦争…2度と繰り返してはならない」と結ばれた。
 かしのき苑で開かれている"文化フェスティバル”に、知人と一緒に出かける。連盟参加の文化サークルの作品展示や、発表が行われ、賑わっている。
着いたときには駐車場は満車。やっと見つけた一番奥の隙間にやっと止めて、帰り際には後ろに車。"四苦八苦×2”くらい苦労をして脱出。
むくのきセンターもそうだけど、イベント時の駐車場…足りない。しょっちゅう借りているかしのき苑の臨時駐車場、せめて、駐車の線引きくらいはしてほしいと痛感。

子どもの夢          
2006年11月25日(土)

 町内の小学6年生の子ども達の"議会"が開かれた。傍聴者の席に座って子ども達の"一般質問"と"答弁"を聞く。
・楽しいイベントを増やして ・町立図書館や学校図書館の本を増やして ・街灯を増やして ・信号機を増やして ・学研都市に子ども施設を ・学校に購買部を・合併はしないでほしい ・犬のフン害をなくして ・自然あふれるまちづくりをなど、子ども達の願いの声が届けられた。
 町長と教育長が答弁に立ったが「…をするのにはお金が要ります」とか「夜は保護者と出かけましょう」とか「学校にお金を持って行ってはいけません」など、子どもの夢が広がるどころか、しぼんでしまうような答弁が続き、お説教型答弁が続き…の子ども議会。
「精華町で自慢できるものは何ですか?」ここでは絶対「子どもたちを守る宣言をしていることと、平和の町の宣言をしていることです」と、答えてほしかったけど「学研都市…です」と、答弁。
 参加した子ども達はどんな気持ちで受け止めたのかな〜。子ども達と"夢"を語らないと"住み続けたい町"への距離は遠い。

また…とんだ         
2006年11月24日(金)

 祝園駅で早朝宣伝。最初に府会候補山田さんの紹介をして、教育基本法と負担増の話、最後に成宮さん宣伝をする。
”朝のはよ〜から…"と思われる方もいはるやろな〜と、思いながらも”決めたことは続けなアカン”と自分に言い聞かせて続けている。
 議員団の会議は午後からだったけど、早めに出かけて12月議会の一般質問の下準備をする。
午後一番に、2007年度の予算要求書を提出する。例年だと町長に提出するが本日は町長は不在、助役と懇談しながら提出。
重点項目の中で、今年特に加えたのは ●国保税や介護保険料・利用料の負担増の軽減 ●障害者自立支援法実施に伴う負担軽減措置と施設への支援措置。
「どんな予算要求書や?」と思われる方は、松田までどうぞ!
 帰宅早々、相談者の方が来宅。資料をそろえようとインターネットをあけた途端、松田HPのカウンターがすっ飛び、ゼロスタート。そういえば、こんなことは2度目。ちょうど一年ほど前にもゼロスタートとなった。カウントも1万5千前後…。理由はわからないけど"心機一転"しなさいというシグナルかもしれないと思いなおし、本日から"再スタート"のカウンター。でも、なんでやの? 


白いブーツで、成宮さん   
2006年11月23日(木)

 相楽郡の府会候補が発表された。木津町会議員の"山田清子”さん。前回の木津町議会選挙で初立候補をされ、そのときご一緒した方で、粘り強く、いさぎよい方。今回もいさぎよく"決意”をされた。
相楽の共産党演説会が開かれた。午前中は宣伝カーで演説会の案内をして町内を回る。
 木津のいずみホールが会場。成宮参議院予定候補は白いブーツで颯爽と登場。子育て真っ最中の候補者活動でご苦労も多いが、エネルギッシュで若者の雇用問題や教育基本法の話、この子たちに戦争はいらない…と、話は具体的でわかりやすい。
 久しぶりにお会いする西山とき子さんの弁舌は相変わらずさわやか。木津川市議会の選挙も来春行われるが、3名の予定候補が決意を表明。そして和束町議会も選挙…来年は精華町でも町長選挙と、選挙の年がもうすぐ明ける。
 とにもかくにも、選挙で政治の流れを変える…変えなければと、候補者とともに決意をした演説会でした。


新大江病院          
2006年11月22日(水)

 福井から敦賀・小浜を抜けて京都の"新大江病院"へ向かう。
指定管理に移行する前に一度訪問したことがある"大江病院”は当時、自治体病院のあり方を真剣に模索していた。福知山市との編入合併問題が浮上する中で、大江町域に病院を残したいという地域住民の願いとともに歩んできた病院。
 合併前に公設民営化に向けた緊急整備に着手。約3億円を投入して、施設改良や医療機器を更新。受託者は「医療法人財団 新大江病院」。大江町が中心となって、総務省の地域経営アドバイザーの支援を受けて、院長・助役などが中心となって「指定管理者」となるべくして立ち上げた法人。
 平成17年に再出発。事務長は大江町の元助役、病院長や医療スタッフは、ほぼそのまま残っている。
 初年度は計上利益を出し、法人税を納付。3月期末には、利益剰余金の中から、契約職員も含めて1人25万円以上の特別手当を出すことができた。町長選挙、吸収合併、おまけに台風の水害に遭遇する中での、激動の時期に決断した指定管理者移行であったが、"改革委員会"での論議をはじめ、住民・職員・組合も含めて激論を交わしたうえでの移行だったことや、そのためにあらゆる情報を公開して議論を進めてきたことなどが、現在に至っている要因である。
 重要なことは、緻密な10年間の運営予測や、経営実態などとつぶさに公開して住民ぐるみで議論がされ、進められてきたことではないか。
さらに、地域に根ざした医療活動が展開されようとしているが、指定管理者移行へのプロセスや、受託者が"公的病院"としての基本的な認識にたちきっていることなどを実感し、本町の指定管理者移行へのプロセスを思い出したり、すり合わせてみた。
 10年間は指定管理者で運営に責任を持つ。自治体病院として、地域実態に合わせた個別的な医療を模索し、専門的医療は他機関との良好な信頼関係でこそ達成できる…含蓄のある言葉であった。


病院対策特別委員会研修 
 2006年11月21日(火)

 1日遅れの報告になるけど、2日間に日程で研修に出かける。両日にわたって「指定管理者」に移行した病院を視察研修する。
8時30分に役場を出発。バスに乗って一路、北陸、福井へ向かう。深い霧が晴れて、山々の紅葉が美しい。
訪問したのは「福井県立すこやかシルバー病院」。100床の精神病院で、老人性認知症の方の入院治療・ディケァや、認知症の予防・啓発などを実施。平成17年に県から「財団法人認知症高齢者i医療介護教育センター」が、管理者として指定を受け、平成18年4月から指定管理者となる。
 福井県の中の認知症高齢者の中心的な医療・介護施設で、精華町の国保病院の指定管理と比べることは簡単ではないが、手元にいただいた「病院の概要」には、それぞれの業務内容の詳細が個別に記述され「情報」公開されていた。
 夕食後はさっさと就寝。明日に備える。


セッセと歩く。         
2006年11月20日(月)

 昨夜の雷は短時間だったけどすごかった。うちの屋根の上だけで鳴ってんの、という位すごくで、窓ガラスもビンビンと揺れた。
雨も止んだので朝一番に、花苗の植え込みをして、その後、訪問活動をする。子育て支援の願いを頂戴して、役場へ。12月議会の一般質問を提出済みの方もいるが、私はまだまだ…これから。
 いつもはニュータウンでのビラ配布をしているが、事情があって本日は山田荘地域へ出張。歩く距離は伸びるがビラはなかなか減らず、汗をかきながらセッセと歩く。「よう降りましたね〜」「え〜雨やったわ」などと軽くあいさつを交わしながら、セッセと歩く。
 沖縄の知事選挙で、糸数さんが惜敗。ぜひぜひ勝ってほしかった人だけにとても残念!だが、新基地反対の思いは大きかったし、これからも続く。

ティッシュ配り         
2006年11月19日(日)

 好天に恵まれることの多い”せいか祭り"だが、昨日からの雨は降ったり止んだりでどうも、はっきりとしないお天気。9時ごろに家をでて会場に向かう。青少年健全育成協議会の"ティッシュ"配りをする。
配り手も多かったけど、ほとんどの方が受け取っていかれるので5000個のティッシュも一時間少しで配り終え、その後、会場を歩く。
朝の一時、我慢をしていた雨雲が次第に広がり、雨模様となる。フリーマーケットは早々に中止が決まっていたけど、"食べ物"関係の方は、沢山の材料をそろえて"準備万端。いつもなら長蛇の列ができる"子ども広場”も、待ち時間ほとんどなし状態。
おまつりはお天気次第とはいうものの…ほんとに恨めしい空模様で、スタッフや出店をされた方達にはお気の毒の一言。
 夕方、実家の兄に久しぶりの電話を入れる。母の安否を問いながら
母の介護をお任せにしている"親不孝"を"心"で詫びる。


花の苗を買いました。   
 2006年11月18日(土)

 地元の花農家のハウスで花の苗を買い求める。パンジーやビオラなどの"微妙"で"多様”な色のバリエーションに感心する。こんなに買って「植えるところは大丈夫?」と、自問自答しながらもついつい手が出てしまう。結局、ご一緒した方は私以上に買って、同じような自問自答。
中途半端に午前中の時間があまったので、畑に出向く。今年は気候のせいか野菜たちの成育もよくて、大根やかぶなどを収穫する。つい最近までがんばっていた茄子やトウガラシはさすがにダウン。
その足で、年金者組合の会議に出席。最低年金制度の確立をめざして根気よく活動を続けているが…道はいよいよ険しい様相。
 夜に開かれる自治会の役員会の準備をして、集会所に。降り出した雨はいよいよ冷たく…明日の”せいか祭り”、お天気は大丈夫だろうか。


怒り…フツフツ        
2006年11月17日(金)

 早朝の祝園駅での宣伝活動…昨夕も立っていたな〜と思いながらビラの配布を開始。ほうその駅前に商業施設の鉄骨が姿を現した。長い年月をへてやっと”形"が見えてきたが、進入路の課題は解決したのだろうか。近隣の商業者の方の思いはどうなんだろうかなどと思いながら、今はまだ無表情な鉄骨を見る。
 いろいろなお願い事を持って訪問活動をする。11月26日に予定をしている"西9条の会"で、戦争体験を語っていただくお願いもする。徴兵から中国大陸に渡り、各地で転戦をしながら敗戦を向かえ、抑留の後、舞鶴に帰還した一部始終のお話を聞く。
僅かな時間でのお話は"サラり"と流されたが、言葉の行間にさまざまな光景を想像した。しかし、実体験のない私などの想像を絶する体験を経ての"今"だと思う。
 そういう多くの悲惨な体験から生まれたのが"平和憲法"だし、"教育基本法"だと思うのに、今の"高齢者施策"の冷たさと、"再生"だの"改正"だの、時代に合わないだのと言って、どこかの"国"のご機嫌を伺っていることこそ"お粗末”な話だと、また、怒りがフツフツと湧き上がる。


”単独採決”         
 2006年11月16日(木)

 ほぼメンバーがそろって賑やかな親子リズム会。帰り際になって「積み木であそびた〜い」とがんばる女の子。今日のがんばりようは特別で、このがんばりようは"立派”。
 午後からは議員団の会議があって役場へ。食堂に入ると顔見知りの方と+αの方が食事中。駅前商業施設の京都生協に地元採用されたスタッフの方達。
 夕方、祝園駅で"教育基本法改定、単独強行採決"の抗議の訴え。ハンドマイクで小一時間をしゃべり続けて、その後、2つの会議に出席。
 
ニュースの詳細は聞いていないが、どうやら、教育基本法は衆議院本会議でも"単独採決”して、通過したらしい。
数が物言う今の政治…そのために動く"金”。各地で発覚する"談合"事件。本当に必要なのはそういう"大人のための教育基本法”ではないの?と、揶揄をしたくなる私。

今どき              
2006年11月15日(水)

 朝の交差点、信号が変わるのを待ち受けて"ダッシュ”、交差点の真ん中で転んだ男の子。傷はかすり傷だったが「もう歩けへん…」とへこんでしまう。上級生の男の子が「おんぶして行くわ」と自分の背中に…。
こんなとき痛くても「大丈夫や…」というようなやせ我慢はしないのが"今どき”なのかな〜と思いつつ、でも、背中を差し出した子は、今も昔も一緒。
 教育請願の署名のお願いやら、23日に開かれる演説会のご案内やらで午前中はあっという間に過ぎて、午後から議会事務局に顔を出し、その後も町内をうろうろ…。
NTT西日本の北側の道路際の"なんきんハゼ"が紅葉し、白い実をつけている。葉を落とすとこの白い実が夜目に輝いて見えるが、その実を摘む女性たちがいる。多分、クリスマスリースにかざらはるんやろな〜と、横目で見ながら走る。これも"今どき"の光景。
 教育基本法特別委員会で、改定案が単独採決された。明日には衆議院で単独採決?…安倍さん、そんなに急いで、この国を"どんな美しい国へ”…今どき、偏狭なナショナリズムは世界の中では流行りません。
明日は親子リズム会を開きます。


ポインセチア          
2006年11月14日(火)

    昨年の12月に買い求めたポインセチアが暑い夏を過ごして生き続けている。深い緑の葉が勢いよく伸びてきたが、そろそろ赤く"変身"させる頃かな〜と思い室内に入れる。うまくいけば、毎年買い求める必要もなくなり”もうけもの”。
 午前中は会議があったので木津に。旧庁舎のあとは今工事の真っ最中だが、ここに地上7階建ての庁舎がお目見えする予定で、周辺の風景も随分変わるだろうな〜と思いながら眺める。
 午後から、自治会の役員さんと集会所に集まって、倉庫や押入れの片付けをする。大きな行事の後始末がなかなかできなくて気がかりになっていたので、ほっと一息。
歩行者の優先道路際の街路樹の枝がばっさりと切られた。紅葉が見ごろだったので少し寂しい気もするが、周辺のお宅にとっては朗報。木の通路の落葉はきボランテァをして帰宅。
早めのクリスマスイルミネーションが早い夕暮れに輝く。


終日…監査          
2006年11月13日(月)

 日に日に寒くなった。交差点に向かう道のハナミズキややまぼうし、プラタナスなどが色づいて、自然ならではの色使いで見るものを楽しませてくれる。パレットの上ではなかなかつくれない"色”である。
足元のさざんかは、かたい蕾の先から遠慮がちにはなびらを覗かせ開花を待っている。初霜の予感がするような朝のひと時、子ども達は「寒いな〜」といいながらも、元気に登校。
 8時30分に役場に出勤する。45分から始まった監査の仕事が5時過ぎまで続く。普段、動き回っている私には座っての仕事はそれだけで疲れるけど、これも"仕事”。
 安倍新首相の支持率が9ポイントも低下(NHK世論調査)と報じられている。教育基本法の改定に賛成も41%。今国会で成立をという人は33%。ほとんどの人が"わからない"と回答している。噂では16日にも強行採決か、といわれているが、これほど"民意"に届かない議論をそのままにして、まさか、強行採決はないでしょう…安倍総理。


憲法9条・25条        
2006年11月12日(日)

 大きな袋に配布用のビラを入れて歩いていくと、思い出したのが町の駅伝大会。行く先々にボランテァの方が旗を持って立っておられる。寒い中本当にご苦労さま…と、声をかけながら歩く。顔見知りの方も何人かおられて「松田さんも女性議員チームをつくって出場したらどうや」と、冗談交じりに誘われる。
中学生の頃は長距離は結構得意だったし、冬の砂浜を走るのがトレーニングだったが、いまやとても、2kmは"無理”…。
 小学校前でゴールに向かう選手の方を遠目に応援しながら議会報告などのビラ配布。
 けいはんなプラザのギャラリーでステンドグラス展を見せていただいてから京都に向かう。お目当ては神戸大学の二宮厚美さんの「憲法9条+25条が開く新しい社会」の講演。
9条=平和国家、25条=福祉国家を規定し、憲法の中の双子の兄弟。25条の1項は国民の権利(健康で文化的な最低限度の生活)を規定し、2項で国の福祉3原則を義務としている…という話から、今の新自由主義者と安倍首相の関係、格差社会の連鎖から、いのち・くらしが脅かされている構図をわかりやすく話された。
京都民医連会長、生存権裁判をたたかう弁護士、そして成宮さんと、多彩なパネリストが発言。
 年金生活者や高齢者、非正規雇用の労働者など全ての国民を課税対象として「生活保護受給者の方が恵まれている…」という世論を巻き起こし「生活保護費」の縮小をもくろむ…働いて来た者や、働きたい者、働ける者が、憲法25条に保障される「最低限度」以上のくらしが保障されることこそ大事だと再確認。
 格差の連鎖…どこかで絶たなければ"新しい社会”の先行きは…ない!

病院通いは3度に1度    
2006年11月11日(土)

 毎年実施されている自治会主催の消火訓練が行われた。朝からの小雨模様で実施できるか心配していたが、消火訓練を行うときだけ雨がやみ、役員さんも「今年は本当にラッキー…」と、肩の荷を降ろし、予定通りに警報機や消火器の説明を聞き、非常食の試食をする。○○おかきが入っているような、大きな缶の中に25食分のかやくごはんをつくって試食をしたが、味付けがやや濃厚で、後で何杯もお茶のお代わりをする。非常食を食べないといけないような事態が起こらないことを願うばかりである。
 お昼前から”ははその杜ふれあい文化祭"に参加する。毎年、好天に恵まれるのに、雨の中での文化祭。テントの中はそれでもいっぱいでお餅つきなどで賑わっていた。
懐かしい人といっぱいであって、カレーライスをいただきながら四方山話。ここでも出されたのが「ちょっと、何で介護保険料、こないにあがったん?もう、たまらんわ」と、負担が増えた介護保険料の話。「今度は、医療費も3割負担になるし、3回行ってた病院を1回に減らさんと勘定が合わん」と、高齢者の方の増えた医療費負担の話。
文化祭とはかけ離れた話だが「こんなん言えるのはあんただけやし…」と、テントのしたでのくら〜い話にうなづく私。

要望書              2006年11月10日(金)

 自治会の役員さんとご一緒に要望書を出しに役場にいく。過日、緑地帯を歩いてまとめ上げた要望書である。
7丁目の鳥谷公園につづく緑地帯は、開発時に里山の一部を残して山の中の小道を散策できるようにしてあり、精華町の”緑の基本計画”でもポイントの高い部分である。
遊歩道の周辺は手入れが行き届いているが、森の部分は手入れが行き届かなくて、竹や松の木の立ち枯れもひどくなっている。
周辺にはアスレチック風の遊具もいろいろとあるが、春先から秋の終わりまで"蚊"が多くて遊んでいられないこともあって、遊具の痛みもひどい。南北をつなぐ木の通路があるが、日当たりが悪く"苔"や"カビ"で滑りやすくなっている。
この界隈を"こざっぱり"すれば、ほんとに住民の憩いの場になるのに"宝の持ち腐れ"状態で、何とかしたい、というのが自治会の皆さんの意向である。
インターロッキングの痛みも目立っている。多くの願いをこめた要望書である。
 帰宅後、通路の落ち葉掃きボランテァをして、夕方、ビラ配布のついでにインターロッキングの様子を見に行く。
凸凹のひどい部分のレンガははずされて、黒いアスファルトで埋められていた。
 早朝の祝園駅宣伝もあって、本日もお疲れの一日でした。


お父さんと一緒          2006年11月9日(木)

 親子リズム会に”いの一番”に来られるSさんが今日も一番乗り。しかも、お父さんと一緒で。風邪気味や用事が重なって本日は珍しく少人数。狭い我が家も心なしかゆったりとして、いつもは先輩に気を使っている子が我が物顔で遊ぶ。
 午後から会議に出席し、夕方から"青少年健全育成協議会"の会合に参加する。あいさつ運動の標語の結果や、せいか祭りの取り組みなどが協議されシャンシャンと終わり、その足で夜の会議に走る。 急に寒くなり、とりわけ夜中は寒い。この2,3日寒いままで身体を小さくして寝ていたが、今夜あたりは”ふとん”をかえて暖かく寝たいものだと思いつつ…もう11時。
 

おみかんどうぞ          
2006年11月8日(水)

 PC仕事がたまっている。朝からどっしりと腰をすえて事務仕事をする。自分では"進化"したつもりでも思うように処理が出来なかったりして、まだまだやな〜と思いながら苦闘。
そんなときに思い出すのが「その年でよ〜やってるほうや」という次女の一言。
玄関のチャイムがなる。今、電話中…だが玄関にでる。ご近所のお母さんと女の子「実家から届いたのでおすそわけ…」と、旬のみかん。こんな来訪者なら、電話をきって出ればよかったと思いながら、そそくさと頂戴する。そこにはられていたのが、このメッセージ。
"う"の字がイラストになっているのがなんとも個性的でかわいい。
 ほとんどの時間を自治会仕事に費やしたが、写真が足りなくなって近くの緑地帯でデジカメ撮影。森の中は今、実りの秋…名前はわからないがいろんな野鳥がさえずり、木の実をついばむ。
天敵の少ない鳥達は警戒心もないのか至近距離までいっても平然と木の実をついばむ。
何枚かシャッターを切ったが、写っていたのは小鳥達の"お尻”とかで収穫はなし。
時間に余裕のあるときにジ〜と構えて"野鳥撮影"は、いいかもしれないしはまるかもしれない。
ご近所の"野鳥博士"に弟子入りすべきか否か…これも検討課題。


なるほど…立冬         2006年11月7日(火)

 元気印の子ども達が「ほんまに寒いわ〜」といいながら、強風の中を通学。今日は暦の上でも"立冬”…なるほどと納得
4丁目子育てサロンも予定していた外遊びをやめて室内での自由遊び。先輩お母さんからいただいたボールプールがこんな日は大活躍。最近"お姉ちゃん"になったばかりの女の子「赤ちゃんは寝てばっかり」といいながらご近所の方と、堂々の登場。今まで、お母さんの影に隠れるようにしていたのに…すごい。
 午後からは議員団の会議。新年度の予算要望書を検討する。行財政改革という大義名分と"財政難"を理由に「一律○%カット」という予算編成ではなく思い切ってゼロベースからの予算編成をしてほしいというのが私見だが…。
 竜巻被害が伝えられている。以前住んでいたところで小規模竜巻を体験したことがある。ご近所で干していた布団が舞い上がり、近所の方と探し回り、隣の集落で発見した。あの日は雨も降らなくて突然の竜巻だった。
予測できない自然の事象…どんなに科学が発達しても、勝てない”自然”がそこにある。


京都まで             
2006年11月6日(月)

 朝のボランテァの後すぐに飛び出して会議の出席のため京都へ。会場は「京都アスニー」。京都にはいろんな会館があるが、何時のころからか"カタカナ"の名前がついてわかりづらい。
会議の後、これまたカタカナの"ポルタ"で昼食をして、京田辺で途中下車。遅ればせながら9月議会報告(せいか民報)の印刷をする。
印刷機がやや"ご機嫌斜め"で、予定以上に時間をとり、慌てて帰宅。玄関先で訪問客に会い、立ち話をしながら用件を済まし、そのまま車に飛び乗って夜の会議へ。
 連休明けの月曜日はことのほか忙しく…短めの"たんぽぽ通信”です。


学力テストで予算を決める?  
2006年11月5日(日)

 "学力テストで予算に差”東京の足立区教育委員会の話。来年度の予算の一部を学力テストの成績に応じて、4ランクにわけ500万円〜200万円とする、というもの。
あまりいい例えではないけど、昔の人は「出来の悪い子ほどかわいい…」などといったものだが、こんなことは通用しない。出来が悪ければ予算も人も入れてなんとかしよう、などということも通用しない。算数や国語は苦手だけど、体育は抜群とか、音楽や図画は得意とかいうのも通用しない。勉強は好きではないけど遊ぶのは天才というのも通用しない。ゆっくりと成長していきます、なんていうのは"論外”。等しく保障されるべき義務教育でこんなことがあっていいものか、と話を聞いたときから"はらわたが煮えくり返っている”私。
競争原理を持ち込むだけで"学力"が向上するとは思わないし、"学力"だけで"評価"するというのはとても"危険”な話。
 終日、長男宅で"植木屋稼業”…月明かりで片づけをし、よく働いた3連休も終わりです。


”ほとけのざ”畑         2006年11月4日(土)

 この春"種取り"をしておいたえんどう豆がそろそろ植え時。まだ、元気な”なすび”にさよならをして(長茄子は残してる)、豆を植える。
大根やかぶは葉っぱこそ虫食いだが順調に育っているし、春菊、水菜も順調。たまねぎ用に残しておいた畝は一面の”ほとけのざ”畑。春の七草のはずなのに、今、芽吹いてさくさくと柔らかくていきいきとしている。
七草粥に入れるくらいだから食べられるはずだけど…などと思いながら、やっぱり食べる気にはなれず抜く。
 時間を気にせず畑仕事をしていて帰ったのが午後1時半。すぐにかしのき苑に向かい"介護保険…"の学習会に出席。連休の中日で参加者は少なかったが、社会福祉士の方から、現場の様子など聞くことができた。
 間引いた"人参葉"などで夕食を準備。手間は要るけど”金"要らず…頂き物の"てんかす”も入れてたんぱく質の摂取も忘れず。
過日「お母さん、ちゃんと食事してるか?」の娘の一言が、ずしんと響いて「心配かけたらアカン」と思うこの頃。

円山公園…4千人      
2006年11月3日(金)

 「戦争はイヤ!平和がいい!いのちを守ろう 11・3京都集会」が円山公園で開かれた。南山城村を出発した"相楽バス"に乗って一路、円山公園に。満席のバスのなかで1人ずつ、一言メッセージを交歓している間に到着。
観光客で溢れる公園界隈の人波をくぐるようにして会場へ。会場も溢れるような人、4千人の集会となった。笑工房の藤木なおゆきさんの軽妙で風刺が効いたしかも重厚な"地球のすみずみに憲法の花を”を聞いて笑いながらも決意を新たにする。
相楽にも来られた弁護士の出口治男さん(教育基本法改悪やめて!京都の会代表)の閉会あいさつ、大会アピールの後、京都市役所まで憲法ウオーク。久々の長蛇のデモンストレーションに参加。
 憲法は公布されて60年。"戦争放棄"をうたった9条は今も輝いているし、こんな時代だからこそ守らなければならないと思うし、教育基本法改定で"国家権力"が教育に介入することなど許されない。
 教育基本法を考える"タウンミーティング"での”やらせ発言疑惑”などもっての外、目的のためには手段を選ばないやり方…もちろん許すことは出来ない。
 
円山公園から京都市役所まで憲法ウォーク。

市民農園…町田市      
2006年11月2日(木)

 研修2日目は町田市。以前バリアフリーの研修に訪れた町だが、今回は市民農園の研修。人口40万人の町に6か所の市民農園がある。市が地権者には固定資産税を免除というメリットと引き換えに、無料で借り受け、農園として市民に貸し出す。契約は3年間、賃料は30uで年間18000円とやや割高だが、住宅地に隣接しており、利用者は、徒歩か自転車で来園。道具と水は市が負担している。申し込みは2倍の競争率で、人気は上々。
地元農業者の方が出荷するJAのマーケットも訪問。買い物中の方に話を聞くと「野菜はここでしか買わない。気に入った生産者の方の野菜を中心に買っている」とのこと。生産者の方は市場に出荷しないでこれらのファーマーズマーケットに出品。年商は1千万円程度とのことであった。
市街化地域にぽっかりと空いた空き地を市民農園で活用し、農産品を地産地消で循環する具体的な取り組みがされていた。
 夕方帰宅し、ポストや留守電、メールの整理をし、7時から駅前商業施設の地元説明会に出席。参加者は30名程度だったが、地元自治会の説明会は事前に済まされているとのことで、商業者の方の参加が多い、と地元の方の話。騒音・交通などの質疑がされた。
 
住宅地に隣接した市民農園(町田市

ドアのない教室         2006年11月1日(水)


 文教産業常任委員会の研修の1日目は埼玉県の志木小学校。全国でいち早く少人数学級を実施した志木市で、中心的役割を果たした方が、現在の校長先生。
学校と図書館などの社会教育施設が併設され、地域の大人と児童が自然に交流できるようになっている。参観などはいつでも自由で、児童や教師にとって参観は特別なことではないし、出会った子ども達からは元気なあいさつが返ってくる。
子どもの発達によって何人規模の集団が適正か、というところから出発しているので、1・2年生は最大28人規模で25人程度学級、学年ごとに上限数を変える。保育所、幼稚園の年長児は21人規模となっている。
教室と廊下は可動式のカウンターで仕切られ、廊下はなくてフリースペースが広くて多目的に空間が使えるように工夫されている。
少人数授業も目的別に多様な形態をとって、講師は専門性を持った地域の方で、年齢制限はない。
クラスの配置も一年生と5年生が並んでいたり日常的な異年齢集団づくりが進められている。
障害児学級は隅にあるのではなく学校の真ん中にある。
さまざまな取り組みが独創的に取り組まれているが、最後に校長先生は「少人数学級で一番"得"をしているのは教師…全国から教師が集まり、子育て世代が居住する」と結ばれたが、教師が得をすれば、子ども達も得をするし、親も得をする…複合施設で地域住民も得をする。結論として"少人数学級"はみんなが得をする良策だと実感した。
 
ドアのない教室の出入り口