たんぽぽ通信
"エコ"デー           2006年10月31日(火)

 第5週の火曜日。本来なら4丁目子育てサロンはお休みだが"お弁当を持って鳥谷公園に"という呼びかけがあり「今回はお休み!」宣言をしたのだが「え〜来てほしい」という一声に動かされて、せっせとお弁当を作り鳥谷公園に出かける。
トップページの写真はその一こまで、モチノキの実が赤く染まり、その木陰を陣地にして半日を過ごす。
 自転車に乗ってかしのき苑まで出かける。ディサービスセンターの施設見学をさせていただく。開所前に見せていただいたが、運営が始まってから見せていただくのは初めてである。
「生きがいディサービス」「介護予防通所介護」「通所介護」「認知症対応型通所介護」などの事業が実施されている。介護予防では"アクティビティ(天井から吊るした帯を使うセラバンドなど)”が目玉。
包括支援センターも始まったばかりでまだまだ受身の活動となっているがもっと足を出して充実したいとのこと。
 帰り道、少々の買い物をして、帰宅後は歩いてビラまき、集金。本日は車はガレージでお休みをして"エコ"な、1日。
 
セラバンドで介護予防


伊吹文部科学大臣様     2006年10月30日(月)

 自治会費と"新聞"の集金で奔走…といいたいところだが、行く先々で例によって長話になり、しかも道の途中で”ばったり”と顔見知りの方に会い、心地よい秋の日差しの中で午前中を過ごす。
グリーンベルトを走っていると背中から"松田さ〜ん"と男性の声。シルバーセンターから派遣された草刈の方で「狛田を何とかしてや、駅も変わらんし、橋も変わらん」と、大きな注文。
 高齢の方を訪問して、戦争体験をお聞きする。従軍慰安婦の話や、大阪の兵器工場で爆撃に会い、九死に一生を得た方の生々しいお話を聞く。生きていられたことが"奇跡”だが、当時のことは思い出すだけで胸が苦しくなる、と目頭を熱くされる。
 教育基本法が審議されている国会中継をしばし見る。”いじめゼロ報告"も"高校の単位未履修と改ざん報告"も学校現場の責任、という論調は変わらず、だから"教育再生だ”と。
偏差値で大学のランクをつけて、有名大学進学率で競争をあおり、成績を評価する…"教育"に過当な競争を持ち込み、学校にも教師にも子どもにも"格差"をつける、そして、それを助長するのが"教育再生"だとは思わない。
「現行教育基本法は、世界のどこに出しても恥ずかしくない教育の規範…」と、伊吹文相。なのに、今、教育基本法を変えてしまいたい"本意”はなに?わかりやすい言葉で答えてほしい"大臣"様。

手に負えない         2006年10月29日(日)

 光台には東西に長く緑地帯がある。宅地開発の折に山の一部をそのまま残して里山風の風情と緑地帯を残すための工夫だと聞いている。"山"として残されたところは小道があり、散策することが出来る…はずだったが、あまり手が入らなかったせいか、小道は竹笹でふさがれ松の木なども立ち枯れし、竹はところ構わず繁茂している。
栗やどんぐりの木もあって、楽しい小道だが、今は入り込むことが出来ない。
何とかしなくては…と自治会でも頭を悩ましているが、ここまで来ると、とても"手"に負えない。とりあえず"現場"を調査しようということで、本日役員さんと歩いてみる。下刈りと、立ち枯れの木の始末、竹の伐採などをしないと"えらいことになる"というのが感想で、落ち葉の始末だけではどうにもならない。
 午後から"ざっくばらん懇談会"を開く。この間の"負担増"のことや、町政、議会への注文が出されるが、もっともな話で、こころしてお聞きしながらのフリートーキングで、予定の時間もオーバー。
夕方から、長女の家族が来宅。中一の孫はすっかり"声変わり"して、背丈もあきれるほど伸びて大人への入り口。
友達同士で「いじめたり、いじめられたりすることないの?」と、ストレートに聞くと「ない!」と、きっぱり。こんなことを孫に聞くのも変だけど、聞かせてしまう世間も変(?)。

 
散策は無理…竹笹の小道

"私の訴え”…傍島さん   2006年10月28日(土)

 2軒のお宅を訪問した後、精華西9条の会の呼びかけ人会議に出席。今後の取り組みなどについて協議する。
午後からは同じ場所で精華9条の会の集いに参加する。精華町でもいくつかの"9条の会”が結成されているが、安倍新政権になってから、国民投票法案などの審議も始まり、憲法改定の具体的な日程までも明言するようになり、その分"9条"を守ろうという人たちの中には危機感がひしひしと押し寄せている…そんななかでの集会。
 
傍島恭子さん…1929年(昭和4年)生まれ。14歳半で満州ハルピンの満蒙開拓少年義勇隊中央病院の看護婦養成所に入り、8月15日を迎える。"敗戦"ではなく"休戦"と教えられ、八路軍の看護婦として従事。日本の土を踏んだのは中国との国交が回復したあとの1958年で終戦から13年後のこと。
実家では13回忌の準備が進められいた矢先の帰国。
日本の軍隊が実行した「三光作戦(焼き尽くし、奪いつくし、殺しつくす」は史実で、南京大虐殺は、どんなに言葉を選んでも正当化は出来ない。
語りたくない過去を「周辺事態法」からの一連の有事法制制定の動きの中で、若者に同じ道を歩ませてはならないと思い、語り始めた…。
あのイヤな戦争で日本人が得たものは「平和憲法」だと気づいたから…毎週2回駅頭に立つ。

 若者は"無関心"とよく聞くが、それは私達の世代が先輩の話を聞き、それを自分の子どもに伝えてこなかったから…と、痛感した。
せめて、自分の子どもにはきちんと伝えたいし、それを伝えることが出来る子どもになってほしい…まだ間に合う、と、自分と自分の子どもの年を数える
 明日29日午後2時から"ざっくばらん懇談会"を松田宅で開きます。お気軽にお越しください。


やっぱり"自立阻害法”   2006年10月27日(金)

 祝園駅前にペデストリアンデッキが完成してから始めての早朝宣伝。バスのおり場も変わったが、人の流れも変った。駅前の商業施設が完成し、エレベーターが設置されれば、一段と人の流れは変わるだろうなどと思いながら、”教育基本法を守ろう”の訴えをする。
 西中学校の学校公開"文化発表会"を短時間参観して、議員団の会議に出席。来年度の予算要望書づくりを進める。
障害者自立支援法の本格実施が10月から始まったことも受けて、7月にも訪問したが、相楽作業所を訪問する。
利用者の負担は2〜3万円増えた方もいるが、作業所で働く方の賃金は月収で6千円程度。不本意ながら経済的理由での世帯分離も進んでいるとか…。小規模施設ほど経営困難が進行しているし、いろいろ知恵を絞って"事業の移行"などしながらも、昨年比で、3千万円ほどの運営費が減少。
自立を促進すべき"自立支援法"だが、実態は"自立阻害法”だというのが、現場からの声。これほど現場を無視した法律が"すいすい"と決まってしまうのか…と、不信の声も。
 短い日足を気にしながら、ビラ配布。夕方から自治会仕事でご近所まわりをして本日の予定は終了。


「わからんチャン}     2006年10月26日(木)

 親子リズム会は本日も賑やかく開店。オモチャを独り占めしたい子、次々に興味が移る子と「わからんチャン」の2才児・3才児がぶつかりながら遊ぶ。時々お姉ちゃんやお兄ちゃんになれるけど、赤ちゃんにだってなれる。揺れながら自我を発揮し、時々は他人にも気づく…可動の時代。
「こんなわがままで大丈夫?」「仲良く遊べる子になれる?」と、心配顔のおかあさん。「大丈夫!ぶつかりながら子どもはコミュニケーション術を学習する」と私。
 午後から会議が2件。帰宅した頃には日本シリーズも終わり、結果は日本ハムの優勝。昨年は、阪神が3連敗…セ・リーグが負け続け。両リーグ、同じパターンでリーグ優勝を決めるほうが力の配分は公平かもしれないと、評論家的講評の私。

卒業…できない?     2006年10月25日(水)

 履修科目が足りない…有名進学校で卒業できない高校生が出るかもしれない。昨日は富山の話だけかと思っていたが、今日になって続出。大学受験に照準を合わせて効率的に、というのが理由らしい。専門的な学問は大学に譲って、高校時代には幅広く学習することが大事と違う?と思うのだが…。
 訪問したいお宅もあるし、畑も気になるし、印刷物もあるし、美容院も行きたいと、朝から自分の中で一日のタイムテーブルをつくって活動開始。結局、美容院に行ったのが最後で、最終のお客さんになってしまったけど、大体の目標は達成。
 
ラッキョウの花が咲く畑、薄紫で可憐な花…多分、これも季節はずれ?かもしれない。
 
明日は、親子リズム会をします。

拓夢ちゃん         2006年10月24日(火)

 夢を拓く(ひらく)…拓夢ちゃん。とても素敵な名前…生まれたときに両親はどんな夢を、この子に託したのだろうか。衰弱死をした長岡京市の3歳の男の子の名前である。児童相談所の対応が問われているが、ここまで母親を追い詰めてしまったものは何だったのか、このことも問われなければならない。
 朝から集金がてら、ウサギのあかちゃんの里親さんを訪問したり、自転車で町内を走る。昼過ぎから黒い雲が雨に変わり、あきらめて帰宅。季節はずれを承知で、根っこが回って窒息しそうになっている"蘭"の植え替えをする。
 夕方から、再び、自転車に乗ってお出かけ。訪問先で”えいらいしゃん"という、珍しい花をいただく。夜に花を開き、とてもいい香りがするするとのことで"夜来香"という名前は、そこから来てるらしい。
 先月、いただいた"藤袴"もすっかり根付いてきれいに咲いている。
いろんなお宅の庭先から我が家に引越しした花は数え切れず…共存共栄。


財団法人京都産業21   2006年10月23日(月)

 久しぶりに湿っぽい空気。傘を持って学校に向かう子が多い中で「折れてしも〜た」と、男の子。傘の柄がぽっきりと折れている。自宅を出てから交差点までの出来事でどうしようもなく、雨降りにならないことを願ったが本降りになった。
 お昼前から役場に出かけ、雑用、その他を済ませ事務局へ。「大山崎町、すごいやんか」と話題に。共産党の単独推薦の真鍋さんが155票差で町長に。町会議員は16人中6人が全員当選。定数削減が行われた中での"快挙”。
水問題と、保育所の民営化の是非が争点だったと報じられているが、府営水は本町では今のところは水道料金に直接反映していないのであまり、顕在化していないが、いずれ同じような問題になると予測される。
 過日"起業"相談を受けた方とご一緒に"財団法人京都産業21”のけいはんな支所を訪問。試作品作りのノウハウや相談窓口などのアドバイスをいただく。アイデアが形になる…実現すればいいのに!と、私も、夢実現のご相伴。


町の"配布物”       2006年10月22日(日)

 4月から自治会の班長をしている。第1・3の金曜日には町からの配布物や回覧物が自治会に届く。それらを自分の班の会員さんに届けるのが仕事の一つだが、その種類が多いのにいつも驚かされる。
社会福祉協議会関連・ボランテァ協会関係・木津署からのお知らせ・地元小学校からのお知らせ・農業委員会……と数え上げればきりがないほどである。
 そこで疑問に思うのが「配布物についてのルール」があるのだろうか、ということと、今の流れで行けば、これだけ多くの配布物が自治会の会員さん以外には配布されないし、それらの情報は入らないけど、それでいいのだろうかということ。
今回も沢山の回覧物があったし、準備をしてまわし、配布物を配る。  お昼前から出かけ、町内の方の葬儀に参列する。「風邪一つひかなかった母なのに、ガンに負けました」と、息子さんの無念の弔辞が胸を打つ。私も同じ思いをしたことが…ある。


特別支援教育       2006年10月21日(土)

 自閉症児とその周辺にいる子ども達の教育が"特別支援教育"という形で取り上げられるようになり、南山城養護学校は、山城南の地域ではその中核的役割を果たしている。
第2回の公開講座が開かれた。早くから申し込みをしていたので、本日参加。山城アスピアに300人が集まって開催された。
4児(3児がLD・自閉周辺児)のお母さん「自閉症の子育てから伝えたいこと」と、よこはま発達クリニックの村松 陽子(精神科医)さんのお話を聞く。
一言で"障害"とくくれない多様な形があることや、必ず、どの子も発達をすることなど、実体験からの話は、とても説得力があった。
 午後から、年金者会の幹事会があり、木津町に。会議が終わり、外に出たとき、折りしも"布団みこし"の巡幸。慌てて追いかけてデジカメ撮影。夕方から自治会役員会の準備に走り、定例会を開催。
 
木津町のふとんみこし


監査人           2006年10月20日(金)

 午後から「市町村監査委員研修会」が予定されていたので、本日の月例の監査は8時45分スタート。交差点ボランテァを済ましてあわただしく出かけた。8時30分、役場到着…代表監査はすでに座って準備万端。
早めに昼食を済ませ京都まででかける。2つの講演があった。
1、地方自治体の監査制度…松木 本興(元大阪市監査事務局監査主幹) 監査委員は責任ある判断力が求められる。岐阜県の裏金問題、社会保険庁の減免捏造など、監査の信頼が揺らいでいる。適度な緊張感の中で、住民一人ひとりに変わって、住民の目線で、真相を問い、実態を明らかにし、正しく伝える、これが監査人。
2、地方自治法の改正と監査機能の充実…今村 都南雄(第28次地方制度調査委員 中央大学法学部教授)…27次・28次地方制度調査会の討論経過や答申について、私見も交えながら報告があり、公会計制度の抜本的見直しや監査委員の広域事務化が今後の課題である。
 議会選出の監査委員の任期は2年。少し見識が深まったかな、と思う頃には終わりになる。議選監査委員のあり方も当然ながら、一つの課題だと、実感。
帰宅後、玄関先にサツマイモの差し入れがあり、訃報のFAXが入り、
喜んだり、悲しんだり…ついに、10,21集会参加ならず。


お布団干して       2006年10月19日(木)

 勝手ながら恒例の"親子リズム会"はお休みをいただいて、先ずはお布団干して、衣替えの整理をして…精華町戦没者慰霊祭に出席。戦後61年、参列者の方も高齢化し、次世代、次次世代の参列も増えた。
いつも感じることだが、来賓は前列に座る。高齢者の方は階段を昇って後方に座る。場所的には逆ではないか、というのが一つ。献花も、来賓が先で遺族の方が後。先ず、遺族の方の献花が先ではないか、というのが2つ目。こんな発想をするのは私だけかもしれないけど主賓は遺族の方のはず…と思ってしまう。
 監査の仕事が入っていたので、急いで役場に直行し、その後は、会議が3件。
 過日書いた"コンビニ弁当126万キロ"のことを思い出しながら、久しぶりに"コンビニ弁当"のお世話になる。北朝鮮から食材が入らなくなると、もっと距離が伸びるかもしれないけど、核実験は許せない。
でも、"核"に対しては"核”で、などと公言してしまう人たちがいる国も危ういと、その面々を思い浮かべる。


朽ちるまま         2006年10月18日(水)

 郡内の女性7名で下狛の「陸軍祝園弾薬庫引込み線」跡や軍事鉄橋跡を見てまわる。ガイドを頼まれていたので簡単な資料を準備した。
インターネットで検索したものだが
 1
940年(昭和15年)に枚方市禁野火薬庫の代替として開設。片町線(現学研都市線)三山木信号所より4.5キロにわたり、貨物引込み線を敷設。戦後、祝園弾薬庫は米軍管理となり、朝鮮戦争の時には弾薬輸送の臨時貨物が頻繁に運転されていた。
とある。
昭和50年頃、こまだ保育所に勤務していた私は、家庭訪問に行くときにこの鉄橋を渡ったことがある。その頃は何の知識もなく、柵もなかったので何食わぬ顔で歩いたものである。
議会でも、この鉄橋を"戦争遺産"として、保存すべきという意見が出されているが、一向にそのような動きもなく、朽ちるままになっている。橋げたは健在だが、枕木などは虫に食われるままだし、鉄橋の腐食も進んでいる。立てられていたと思われる説明版も抜いて放置されたまま…保存をするには手遅れというのが実感である。
その後、通称自衛隊道路を走って、祝園弾薬支処の門前越しに施設を見学。
山城国一揆を偲んで北稲八妻の共同墓地を訪れ、昼食をして解散。
道端に咲く秋の野花に心を寄せながら…精華町探訪の半日でした。

5・6年生集う        2006年10月17日(火)

 町内の小学校の5・6年生の陸上運動交歓記録会が行われる日。一足早く登校したとかで、朝の通学路はかさ低い。
 4丁目の子育てサロンは10時から。ハロウィンのランタンをつくったり、お母さんの手づくり衣装で子ども達は仮装ごっこ。ものづくりを始めるとお母さんたちは夢中になって次々にアイデァが出て、とどまるところなし状態。最後に"コーラス"で声を出して楽しく終了。
 午後一番に太陽が丘に走り、交換記録会を参観する。夏日のような暑さの中で競技が行われていた。参観の保護者の方も大勢来られていた。
「こんないい競技場で競技ができるのは幸せ…」という意見と「このための出費を、他の教材費や環境整備に当ててほしい…」という意見がある。その是非はよくわからないが参加の児童はどう思っているのか、一度聞いてみたいと思う。
 
お疲れさん…閉会式



雑務いろいろ        2006年10月16日(月)

 朝からお風呂の掃除にはまってしまった。気になることはいっぱいあるけど…例えば、衣替えも中途半端で投げ出しているし、洗面所だって掃除をしたい。ま、一度にすることもないと、目をつむって外出。先日来、いろいろいただいていた要望を役場の担当の方にお願いをしたり、明後日の"精華ウオッチング"の資料集めをしたりで、雑務をこまごまとこなしてすでに夕方。
 夕方から知り合いの方の通夜に出かける。享年68歳の男性…余命を宣告されてから5ヶ月ほどで亡くなられた。「覚悟してます」と気丈に言われていたけど、残されたものはやはり悲しい。
 帰宅後、何本か電話が入り、その中には"訃報"の電話も…。こんな日の秋の夜はことの外、長い。


かぼちゃだって…いろいろ 2006年10月15日(日)

 昨年の子育てサロンに持ち込み人気のあったハロウィンのランタン用かぼちゃ、ぜひ今年も手に入れたいと思っていた。風のたよりで、城陽の茶まつりのニュースが入ったので、朝からそのために出かける。
ありました。かぼちゃいろいろ…。形や色に惚れて、いろいろ買い込んでしまった。「種取をしても栽培は出来ないよ」と、出店のおじさんに釘をさされる。確かに…昨年の大かぼちゃは、花も咲いて、実もなったけど大きくはならなかった。
 午後から”精華西9条の会"の集まりに出かける。朝日新聞の元大阪支局長の長谷川さん(木津町在住)のお話を聞く。
報道機関が行う各種アンケートの「読み込み方」について、興味深いお話を聞く。新聞報道などで合点がいかないときは、大勢で声をあげることが大事…ということもお聞きした。
新聞社も"改憲"の立場をあからさまにしてキャンペーンを張っているところもあるし、"護憲"の立場に立っているところもある。
 昨日、新聞販売のセールスさんが来られた。「○○新聞は右より△△新聞は左より、うちは中道です」と、セールスポイントを言っていたが多分”中道”というのはない。それぞれの立場での主張があるし、それらの選択をどうするかは読み手の責任。
 今朝の新聞も積んだまま…論評の資格もない私。


出会う             2006年10月14日(土)

 ひかりだい保育所の運動会を参観。久しぶり!の方に出会う。「ひ孫を見に来てる」と、70歳になったばかりの女性。運動会はそっちのけで「年金が8万円、なのに国保税と介護保険料が1万2千円…何とかしてもらわんと」と、ひとしきり苦言。10年ぶりにであった女性も「えらい世の中になってしも〜て」と、ひとしきりおしゃべり。
 子どもまつりに出かける。すでに、カレーライスお目当ての行列が出来ている。「えらい年、いったな〜」と久しぶりの男性。「おたがいさまやん」と負けずに返したが、当たっているだけにそれ以上は返さず会場へ。
どの”遊びブース”も超満員。各小学校区単位で出来ればもっといいかもしれないなどと思いながら"子どもフリーマーケット”へ。
ここでも知人にばったり。子ども達は「いらっしゃい!安いですよ!値段も下げてます」と誘い込まれてついつい買い物。6点60円でゲット。午前中だけでどれだけの"久しぶり"の方に出会ったことか…いい日でした。
 バルーンの上にはじける花火
トップページの写真は木津川堤防。


くもの巣            2006年10月13日(金)

 朝、玄関を開けて思わず"ありゃ"と、声をあげる。深い霧である。交差点にたつが、子ども達の姿も近くにくるまで見えない。「気ぃつけていきや」と一人ひとりに声をかける。
いつもは気にならない"くもの巣"が霧にぬれて、朝陽の中でくっきりと描いたように見える。想像以上に沢山のくもの巣が張り巡らされているのに気づく。
散歩中の女性も「今日はくもの巣がほんとにきれい…」と、同じことを感じながら歩いておられた。
 終日、PCの前に座り在宅ワークをする。新聞のセールス、宅配屋さんに会った以外は誰とも会わずひたすら座って仕事。こんな秋日和に…と思いながら…。


遊び虫            2006年10月12日(木)

 少しずつ晴れ間が広がり絶好の遠足日和…というほど、大げさなものではないがいつも集まる"親子リズム会"で、公園に出かける。
もちろんお弁当もちで…。
木津川台公園のなが〜いローラー滑り台がとても気に入って、遊ぶ・遊ぶ・遊ぶ。そのあとは、ロープ遊び。同じことの繰り返しで飽きないのかな〜と思うが子ども達は飽きない。固定遊具はシンプルで数も少ないが…それでも飽きない。
子どもってほんとに"遊び虫"だな〜と思う。疲れ知らずだし、つい先ほど出来なかったことが、出来るようになる。みんなでま〜るくなってお弁当を広げておしゃべりも弾む。
暑かったけど、楽しかったね〜と、1時ごろに解散。
 午後と夜の会議にでて、その間に相談事の電話も入り、訪問者もあり…やっぱり忙しい木曜日。


岩出市            2006年10月11日(水)

 2年に一度、町監査委員の研修が行われている。監査委員になって2年目、初めての監査研修にでかける。
場所は和歌山県の岩出市。岩出市は近隣の町が和歌山市に合併したが、自力でこの4月に市制をしいた。
予算規模は精華町と同規模だが人口は5万人を超えている。職員定数は350人弱で、町から市になっても変わっていない。人口規模と財政規模を見ると、住民一人当たりの経費が精華町と比べてとても低い。その理由は、聞くほどにはっきりした。公共下水道は皆無に近く、中学校も2校で超マンモス化している。人口増は大阪市や和歌山市のベッドタウンとして、いわば自然増的に増えたもので、学校施設などが追いついていない。
特別に計画的にニュータウンが開発された訳でなく中小開発業者の宅地造成が進み、自治会数も300を超えてしまったとか。
 市制をしいてから、監査部門を強化したが、先ずは、規則どおり予算執行がされているかをきびしくチェックすることから始めていると、代表監査委員さん。
田畑を寸断するように小規模の住宅地が点在し、マンションも、点在している。これから進める下水道整備は至難の業…これから"借金"が増えますと担当者。数字だけを見ていてはわからない内実を垣間見る。
でも、庁舎も地味で、体育館なども派手さはなく、それでも、公園墓地などは着実に作って、地道な市政運営がされている。
 帰宅してから思い出して買い物に…明日は親子リズム会で遠足に行きます。10時30分、木津川台公園です。


女性起業家         2006年10月10日(火)

 毎朝、交差点でご一緒するスクールヘルパーさんが「今日で最後です」と挨拶に来られる。「毎朝、時間が気になってプレッシャーになって体調をくずした」とのこと。ボランテァとわかっていても、自分の中にある種の責任感が生まれて、そのことで押しつぶされてしまう…判るような気がする。
傍目には、そんなに気を張らなくても、と思われるかもしれないけど、「毎日行っているのに、今日行かなくて、もし、何かがあったら…」と、気がかりになることも確かで…休めない。
 9時から議員団の会議で"障害者自立支援法"についての学習を深める。過日、思案の結果、ついに共同作業所を退所された方の話も聞いたばかりだし、具体的な対応策が必要。
 水菜、青梗菜の苗をいただいていたので畑に出かける。帰り道に女性の方から「起業」相談をうける。今、女性の目線で開発した商品で起業し、成功している例がよく報道されているが、ひょっとして精華からも女性起業家が…。
 夕方は祝園駅で"9条の会"の宣伝活動。準備したビラは30分で完配し、予定より早く切り上げて帰宅。


子どもと教育を考えるつどい
                2006年10月9日(月)

 ススキやホトトギス、ピラカンサなど、身近な花実を寄せ集めて、会場の花を準備し、花屋さんでダールベルグデージーという黄色い小花の鉢を3つ買う。これは、会場のテーブル花にして、パネラーさんのプレゼント用。
 集いは午後2時から始まったが、80人ほどの方が集まってくださった。精華町の教育関連の集いとしては大規模な集会となったし、パネラーさんの発言も、それぞれの立場や思いが響くように伝わった。
 コーディネーターの秋葉さんが「精華町は2つの宣言をしている。非核平和と子どもを守る宣言。教育基本法と憲法は、これらを守るとりで。本来なら、行政が先にたってすべき集まり…」と、開口一番切り出した。
 参加者のお子さんを預かりながら、受付をしながら…の、ながら参加になったが、2時間の時間では少し足りなかったのではという感がした。もっと、話がしたい、話を聞きたい、この思いを次回へとつなげていくことが大事だと思う。


場所取り           2006年10月8日(日)

 涼しいというよりは"寒い"と口走るようなお天気。風が冷たい。幼稚園の運動会を参観する。子どもの人数も多いが保護者の方も多い。「一番早い人は午前2時から並んではった。開門と同時にきたらもういい場所はなかった」と、孫を見に来たおばあちゃん。
噂には聞いていたが午前2時は早い。カメラやビデオ撮りの方は思い思いに脚立を持ち込んでプロ顔負けの構え…運動会風景もかわったな〜と、感心。
 夜になって電話が入る。明日開かれる「精華町 子どもと教育を考える集い」のパネラーさんからで「明日の準備中ですが、わからないことがあるので…」と。長話になったけど、いろいろとお話をさせていただく。
気持ちよくパネラーを引き受けてくださって、その上、準備も怠りなく…明日のつどいが楽しみです。
明日の集いのご案内です。
 とき 10月9日(月) 午後2時〜
 ばしょ 役場交流ホール
 内容 子どもを大切に 今こそ生かそう教育基本法
    パネルディスカッション
    パネラー 保育所・小学校保護者
           元PTA会長
          南山城養護学校保護者
     コーディネーター 秋葉英則さん
 是非、おこしください。

十六夜…           2006年10月7日(土)

 予定していた地元幼稚園の運動会が延期になった。いつも、どこかの運動会と重なってゆっくりいけない孫達の運動会に思い切って行く。気になる用事もあったけど、おばあちゃんの代役は他にない…と自分に言い訳をして。
 お世話になっているのは城陽の民間保育園で、悪いけど"猫のひたい"ほどの狭い園庭。親子競技や卒園児の綱引き、祖父母と孫の競技と出し物は多彩で、職員さん20名ほどの和太鼓はここの売り物で、毎年、演目もかわっている。
園庭の広さに関係なく子ども達は元気いっぱい、2人の孫達もおお張り切りで、ご褒美にケーキを奮発。
 いいおばあちゃんをして、夜に会議の予定が入っていたので6時ごろには引き上げたが24号線は渋滞。昨夜、なかなかお目にかかれなかった十六夜を見ながら…久々の一句。
 渋滞で ゆるり連れ立つ 十六夜の月

”虫”の知らせ        2006年10月6日(金)

 昨夜、半年以上会っていない大先輩のことをふと思い出し電話をした。「気持ちは明るいけど、身体は元気じゃない」「検査結果は明日聞かされるけど多分、食道ガンではないか」とのこと。本日、早速訪問して詳しい話を聞く。「食べ物が飲み込みづらくなって…高齢のせいだと思っていたけど念の為にお医者さんに行った」とのこと。
 彼女から光台の方への託り物をする。住所は8丁目…いわれたところを探すが見当たらない。同じ苗字のお宅のインターホーンを押して事情を話す。この方がまた、親切な方で、わざわざ地図を出して、電話までしてくださるも見当たらず。
夕方、もう一度彼女宅へ電話。「やっぱり、ガンやったわ。手術は絶対にいややし、もう”さらば”やね」と、あっさりとこともなげに言う。
 結局、お届け先は7丁目と判明し、散歩がてらお届けする。一つでも彼女の役に立ってよかったと思いながら…これからはもう少し足しげく彼女に会いに行こうと、心に決める。
 電話を思い立ったのは、”虫"の知らせかもしれない。今日、会えてほんとによかった。


”愚”から”狂”へ       2006年10月5日(木)

 以前から顔なじみの女性の方に、朝の交差点で会う。最近、雰囲気が変わって、その理由がわからなかったが、今朝、判明。その訳は”ダイエット”。
90kgから30kgの減量をしたとのことで、一時、自分の足のつめが切れなくなり、減量を決意し、ウォーキングは欠かさない。歩くだけで減量したわけではないけど、その努力はすごいと思う。
 親子リズム会を開く。庭で大きくなっている”オクラ”でスタンプ遊びをする。計画的ではないのでいつも思いつきで遊ぶが、これが結構楽しい(と自分では思っている)。
 夕方近く、国会中継を見る。靖国参拝問題や歴史観などが問われていたが「靖国神社は参拝するかしないかは言明しない」「歴史観は歴史学者に任せ…」「政治と経済は別…」など、相変わらずの不透明答弁。
危うい時代の危うい幕開け…”愚”から”狂”へと表現した方がいたが、当たらずとも遠からず、いや、当たっているかもしれないと思う。


どっち”葉”…?        2006年10月4日(水)

 梅雨の長雨と、猛暑で虫に食い荒らされた”南京はぜ”が秋口から自力で再生し、青い葉をつけた。もう少し秋が深まれば見事に紅葉し、12月に入れば、葉っぱを落とした後に”ピチン”とした実をつける。クリスマス頃には、実がはじけて白いガラス玉を飾ったツリーのように冬空に輝く…と思っていた。
昨年ごろから、この季節に枝が払われる。葉っぱをほんの少し残して枝も切り詰められる。今年も”紅葉”は無理やね、と思う。
ニレノ木もいち早く枝が払われた。
「じゃあ、この落ち葉の始末、どうしてくれる?」という声も聞こえる。でも…「桜の花の前に、枝は落とさない」「イチョウも実が落ちるまで枝は落とさない」とも思う。
 本町でも”花いっぱい運動”など、事業として行われて、花の種の配布やコンクールが行われている。以前にも書いたけど、街路樹や低木の管理を適切に行うことで、地域によっては”〜運動”よりもっと効果が上がるし、”フン害”もへるかもしれない。
 紅葉を楽しむか、落ち葉に泣くか、さあどっち?といわれれば、その選択は難しいが、町ぐるみで何とかできないものかと、この季節になると、悩みが深い。
実をつけることもなく切り詰められた”南京はぜ”の悩みはもっと深い(?)かもしれないと思う今日この頃。

一足早く…お月見会     2006年10月3日(火)

 中秋の名月は今月の6日だと聞いているが、4丁目子育てサロンでは、一足早いお月見会。ススキや萩を飾って、小麦粉粘土で3色だんごを作り、ウサギの帽子をかぶって歌をうたって記念撮影。
緩やかな集まりで、役割も分担できて子どももお母さんものびのび…終わりに次回の相談をしてお・しま・い。
 午後から議会の最終日。気持ちをキッパリと切り替えて、議場に。平成17年度の一般会計・国保病院の決算に反対する。その主な理由は、この間の病院問題、住民負担増と、同和行政の継続。
その後、全員協議会で、町有の未利用地の売却についての報告を聞く。狛田駅周辺整備と、借金返しに当てたいというのが売却の理由。場所は祝園西の土地区画整理地内である。
 夕方から10月9日に開かれる「精華町の子どもと教育を考える集い」のパネラー会議に参加。子ども連れのパネラーさんもいて、子どもと遊びながら、耳だけ会議へ参加。
予想以上に遅くなり、そそくさと晩御飯を食べて、仕事はいっぱい残っているけど、本日はこれまで。


青菜              2006年10月2日(月)

 以前にも紹介したが、自分の母親と暮らしたのは18年間、夫の母とは30年近く一緒に暮らした。名前は"きし"といい、通称"おきしさん"と呼ばれていた。
私が仕事を終えて帰宅し、せわしなく台所に立つと、いつもどか〜んと台所の椅子に座り込んで「うちは、自分でするより人のする仕事を見てるのがすきやねん」と、都合のいいことを言って、たまには「あんたはほんとに手早いわ」と、リップサービスも…忘れずに。
朝から畑で大根菜を間引いた。夕方、細かい菜っ葉を洗いながら、ふとおきしさんの「青菜は男の人に見せたらアカン…」という、口癖を思い出した。洗い桶に一杯あった青菜が、ゆでると一握りになった。
”男"に見せないという真意はわからないが、妻たるもの夫に所帯の苦労をさとられたらあかん…とでも言う意味なのか。
所帯の苦労を妻に背負わせて、さっさと先立った夫は、確かにおきしさんの子ども。
やっぱり、似たもの親子やったんや、と間引き菜からの連想ゲーム。 

雨の日は…          2006年10月1日(日)


 畑にはうれしいが…朝から雨。"障害児者ふれあいのつどい”に出席する。場所はむくのきセンターの体育館なので、雨天でも心配ないが…心配なのは駐車場。
イベントや大会があると、足りない駐車場が悩みの種。公共施設を分散させるか、集中させるかは町づくりにとって大きな分岐点になり、議論のあるところだが、イベントなどのときは集中している方が、駐車場などの利活用には便利だし、効率的。
 朝、立ち寄った先で"雅岳会"のご案内をいただく。筝・尺八・三絃の光台教室の発表会とのことで、久しく聞かなかった、筝や尺八の音色も懐かしくお邪魔する。目を閉じて、いろんな情景の中に身をおいて、しばし"優雅"の世界へ。
外は相変わらずの雨…こんな日はばたばたとしないでも、と思いなおして、筝や尺八の音色の余韻を楽しみながら、けいはんなプラザのアートスペースへぶらりと出かける。
地元のサークルや個人の方のアートスペースになっているので、思いがけず身近な風景や、身近な方の作品に出会うことができるので、一息つきたいときなどお邪魔することがある。
聞いたり、見たりするだけだが…私の中では、本日ちょっぴり、芸術の秋。