たんぽぽ通信
藤袴…いただく。      2006年9月30日(土)

 昨日から気になっていたのが"秋の七草”。藤袴の写真を見てもなかなか実物が思い当たらない。
朝から、昨日残した用事を済ますために出かける。訪問したお宅の庭に"これは確かに藤袴"と思える花が咲いている。「珍しいですね〜」というと、「よかったら株を分けますよ。絶滅危惧種になっていて、今はなかなか自生していませんよ」と、手際よく株を分けてくださる。
 南山城養護学校の運動会の参観に出かける。競技の前に一人ひとりの名前が呼ばれる。何人かの馴染みの名前を聞きながら、彼らのがんばる姿に惜しみなく拍手を送る。
 午後からは"京都自治体学校"に参加。京都自治体問題研究所と京都自治労連が主催。広島市立大学の浅井さんの記念講演とリレートーク。「国家の下に国民があるのではなくて、国民が上にあるのが国家のあり方。国民主権とは、国民の手の中に政治的主権があること…」など印象的だった。
京丹後市:市長や助役のスキャンダルと抱き合わせのアウトソーシング推進計画で自治体破壊が進められている。
南丹市:旧美山町でつくりあげてきた、まちづくりが壊されて、美山が市の端っこに追いやられようとしている。もう一度元に返れないか…と住民の切実な声があがっている。
京都市:職員不祥事問題で、最大の問題は「特定運動団体に職員採用を丸投げしてきた」ことであり、職員リストラや民間委託、職員監督の強化では問題の解決にならない。
などの報告が、それぞれの自治体労働者から出された。詳細はかけないが、京都府下の自治体で今、何が起こっているか、リアルな報告が聞けたし、この間、北部で進められてきた合併の問題点の多くが見えてきた。

秋の夕暮れ         2006年9月29日(金)

 毎水曜日が定例会となっている議員団の会議だが、都合で本日、会議。議会最終日に向けて検討をする。
2つの広域組合の議員定数の変更も出されているが、郡内の自治体数が変わったとしても、今まで、各自治体から同数の議員を出して、対等な立場で議論をしてきた経過かある以上、その基本的な考えは堅持すべきだと思う。
 午後から畑をのぞいて、殺虫効果があるからといただいた"木作酢”を薄めて野菜の根元にまく。一面に"煙"のにおいが漂う。どうやら、これが効くらしい。
 夕方から、自転車に乗って用足しに出かけるが、散歩中の方と行く先々で長話になり、結局は、用事は半分で切り上げて帰る。
秋の夕暮れは急ぎ足だが、何となく"人"も恋しく、おしゃべりは止まらない。


小麦粉粘土         2006年9月28日(木)

 夏の間は"スライム"作りに熱中、これからは"小麦粉粘土”。親子リズム会は、小麦粉粘土で遊ぶ。1歳過ぎの子どもさんも、時間の間中、ころころ丸めたり、伸ばしたり、ちぎったりと、感触を楽しむ。
子どもの頃に"ぐにゃぐにゃ"や"べたべた"の感触を知ることはとても大切だと思っているし、元来、子ども達はこの感触が"好き”である。 午後から小休止をとって、夕方から夜にかけて集金にまわる。以前、小泉首相が誕生した時は"純ちゃん"の話題がいっぱい出たが、今回の"安倍首相"の話はほとんど出ない。
くらしの安心が一番、というのが"ちまたの声"だが、どうも、歯車があっていないし、期待感も薄い。
 足を伸ばして夜の会議へ。重い空は重いままで、昨夜の透き通るような三日月の姿は…今夜はない。


八幡掘            2006年9月27日(水)

  市町村を退職された職員OBの方たちと、日帰り旅行。毎年、何かと用事が重なり参加するのは今回が初めてだが、行き先は琵琶湖博物館と近江八幡。
昼食の後、地元のボランテァガイドさんの案内で、八幡掘周辺を散策する。
 豊臣秀吉の養子、秀次がつくったもので、単なる外堀ではなく運河として利用し、琵琶湖を往来する船舶を、八幡に引き寄せ"楽市楽座"を開いて、商人の町として発展した。高度成長時代にはどぶ川のようになったが、市民の力で美しくよみがえった。
近江商人の町並みなども保存され「うだつ」を上げた商家の話など、ガイドさんのたくみな説明を興味深く聞いた。
 終日、車窓から琵琶湖を眺めていたような気がするのんびりとした日帰りバス旅行で…命も洗濯。
 バスを降りて、すぐに夕方からの会議に出席し、現実の日常に戻る。 明日は親子リズム会を開きます。


誘い水…ならず       2006年9月26日(火)

 一度目覚め、それからうとうと…目覚めたのが7時20分。こんなことは滅多にないが、秋眠…暁を覚えず、寝過ごしてしまった。
慌てて、身づくろいをして交差点に…セーフ…間に合った。
 家の周りをグタグタと片付けて、夏草を抜いて、気づいたときには正午。午後から国会中継をちらりと見て、畑へ。ほこりの立ちそうな堅い土を割って、大根などの双葉が芽吹いている。雨の誘い水になれば、という期待をこめていつもはしない水まきをする。
山城町に向かう途中で雨が降り出し、誘い水が効いたかな〜と、思っていたが、帰宅する頃にはやんでしまった。
我がままだけど、一雨ほしい。
 夜になって、安倍新首相の初記者会見。”美しい国づくり内閣”らしいが、どう見ても"仲間うち内閣"だし、"論功行賞型内閣”。首相補佐官に5人を任命。
会見の中で、何度も口にしたのが”しっかりと”という言葉。どない”しっかり”やってくれはるねん、というのがようわからんかったけど、教育改革には力が入っていた。
手始めは"教育基本法"改定か…こっちも”しっかり”せんと”あかん”。

文教産業常任委員会    2006年9月25日(月)

 10時から委員会が開かれる。付託された案件は請願が一件。
地元LPガス業者助成についての請願…継続審議
祝園駅西地区商業施設について(報告)
川に小学校校舎改築の進捗状況…本議会で質問も出されたが、用地買収が難航し、まだ見通しが立っていない。平成21年には完了したい。
用地拡張して立て替えることは、議会でも承認したことであり、早期に実現してほしいが、用地確保が困難であれば、どこかで、期限を切って、方針の見直しも必要ではないか。目標年度を先延ばしはするべきでない、ことを主張。
 午後から、昨日の片付けをして、夕方集金。夜は会議と相変わらずの多忙な1日でありました。


京都まつり          2006年9月24日(日)

 4時過ぎに起床。おにぎりを作って朝風呂、朝シャン。小さなたんぽぽ号に満載の荷物を載せて、一路、会場の宝ヶ池に向かう。京都中から集まってのおまつりなので、地場産の特産品、模擬店、イベントコーナーなどがひしめき合って店を出す。
昨年、一昨年と精華の花苗を持ち込んだが、今年は季節も早くフリーマーケットにチャレンジ。
開店早々のお客さんはどうやら"フリマ・プロ”。狭いコーナーを有効に使い、スマートに並べ、売り急がないのがプロ、さすがである。
 市内に住む、夫の妹達も尋ねてくれて、久しぶりに再会する。
ゆっくりと会場を見てまわる余裕はなかったけど、来春の統一地方選挙や参議院選挙の予定候補者も一同に会して”はずみ”のついたおまつりでした。


暑かったけど         2006年9月23日(土)

 お弁当を大事そうに抱えて登校する児童を見送り、運動会に出席。子育てをした城陽市では、運動会の日も、いつもどおりの給食があった。親としては大助かりだったが…今もそうだろうか。
 時間がたつほどに暑くなったが元気いっぱいの子ども達の声援が広がる。中座して自転車で精華台小学校にもお邪魔する。年々児童数が増えて900人の児童が溢れんばかりの運動会。PTA参加の玉入れも4チームが出場して圧巻。
過日の町民体育大会を彷彿とさせる光景…若い街をここでも実感。
 孫達の運動会観戦はあきらめて、お昼から畑をのぞきにいく。一週間前に蒔いた大根などの種が少しずつ芽吹いてきた。秋になって勢いづいた長茄子がくねくねと曲がりながら伸びている。
 夕方から集金にまわり相変わらずのおしゃべりではかどらず…急に冷たい風が吹き出したので帰宅。
道すがらの虫の声も冴えわたり、秋を謳歌。昼間の暑さがウソのような涼しさで、こうして季節が移っていくんやと肌で実感。そういえば、彼岸花もきれいに咲いて、稲刈りも始まっている…秋。
 きれいに決まった花笠音頭(東光小)

フリマ準備           2006年9月22日(金)

 「明日のお天気、大丈夫かな〜」「曇りやってゆうてはった」朝の交差点の児童たちは運動会のお天気が気がかりな様子。町内小学校の運動会が明日行われる。
 午前中は議員団会議。決算特別委員会の報告や常任委員会の付託案件などについて協議。
 午後からは24日の京都まつりに出店する"フリーマーケット"の準備をする。予想以上に集まった物品や販売委託を受けた商品などで我が家は"問屋さん"状態。
北稲の竹炭、苔だまの動物、パッチワークの袋物、山野草のポット、古布利用のお雛さまなど手づくり品から、産直のりんごまでそろっているし、不用品とはいえお値打ち品もそろっている。
商売上手とはいえないメンバーだが、こちらもお天気次第で何とか…”あきない”を。


すっきり…判明        2006年9月21日(木)

 安否確認代わりにたんぽぽ通信を見ている次女から、昨日アップした”何の花”に返信があった。
花の名前は"ツルボ” ゆり科で、春に一度芽を出して夏に枯れて秋に花茎を出す、とある。念のためにインターネットで検索すると、同じような風景写真が掲載されていた。ついでに、みぞそばとひめつる花の違いなどもよ〜くわかった。
 午前中は親子リズム会を開く。この日ばかりは朝から掃除機を回し、雑巾がけをし、形だけでも…と思い掃除に励む。
 昨日からTV画面は"安倍"一色。戦後生まれの若い総裁ということでの期待感もあるが、"タカ派"という事での警戒心も強い。アメリカ以外の外国メディアは総じて、彼の時代遅れのナショナリズムに懐疑的である。
 東京都教育委員会の"君が代強制"の通達に、違憲判決が出された。安倍新政権が最優先としている"教育基本法"改定に、警鐘を鳴らすものとして、今後の成り行きに注目したい。
"内心の自由"は、例え、どのような権力、権威によっても犯されるものではないという意味において…。


何の花…?          2006年9月20日(水)

 相楽の年金者組合の女性部の例会に参加する。山城町の会員さん宅が会場なので、精華の会員さんと同乗して出かける。途中、木津川堤防に花の群生を発見(知らなかっただけ)。「ネジ花かもしれないね〜」と言いながら、山城町にお邪魔し、かぼちゃパンやおはぎを作りながらおしゃべりをする。
  いったん、みなさんを送り届け、再び、踵を返して、木津川の堤防に…。どうしても、何の花か確認をしたくて出かけたが、ついに花の名前は不明のままデジカメに。
夏ごろに堤防の草刈りが行われ、その後、一斉に芽吹いたらしいが、これだけの群生は珍しい。

精華病院改修工事・透析新築工事の入札結果
 上記のファクスが入る。6月議会で一連の工事を、指定管理者に委託する条例が可決(反対6)され、それを受けて入札が行われた。
工事は2年間にわたって行われる。
契約金額:4億2千575万円(消費税込み)
請負業者:清水・杉山特定建設教示共同企業体
経過:公募型一般競争入札
    応募企業体1社
    業者選定委員会(再公募なし、見積もり合わせ)

 予定価格の公表はなく、入札率は不明。4億円の仕事に1社のみの公募、再公募なしで契約。
コメントは差し控えるが…4億円の工事契約を指定管理者任せにすることには、今も異議がある。
 明日は親子リズム会を開きます。

ミニミニ運動会        2006年9月19日(火)

 4丁目の子育てフリースペースで、ミニミニ運動会。他のサロンにも呼びかけて、子育て支援センターの出前保育の応援で50人以上の参加者で賑わう。
後でデジカメ写真を見ると、本当にみんな楽しそうで笑顔が弾んでいる。前回、準備をした飾りつけもして、玉いれの箱や、松田特製の鈴割りも飛び入り。一番人気は"バルーン"と、トンネル。
バルーンをもっとしたい!というのは、お母さん達の声。
 午後から決算特別委員会を傍聴。平成17年度の決算を審議する委員会でメンバーは決算・予算と一緒で、一年ごとに入れ替わる。
今回は、我が議員団からは坪井・鈴木の両議員で、委員長は坪井さん。いつもよりハイペースで進んで、傍聴に入った頃にはすでに民生部関連の審議だった。
 夕方から訪問活動。秋風に誘われるように一気に犬の散歩の方が増え、通りが賑やかになる。いい季節…到来!

金魚の引越し         2006年9月18日(月)

 9日が精華町の敬老の日だったが、全国的には今日が敬老の日。息子の敬老の日プレゼントは、畑の手伝いと金魚の水槽の新調。
よく登場する5年もの金魚は、水槽が手狭になり、時々、頭をぶつけてドスンドスンと音を立てる。
何とかしてやりたいと思いながらも、思い切れなくてそのままになっていた。敬老の日プレゼントにしてはちょっと異例だが…ゆったりと泳ぐ姿に安堵する。
 9月24日に開かれる"京都まつり"の出店用意を始める。昨年は花苗を持ち込んだが、葉牡丹やパンジーの苗には早く、庭のあちこちに芽を出している"山野草”の商品化(?)をめざす。
ホトトギス、三つ葉、みょうが、すずらん、シダ類、ひめつるそばなど、その気になればいろいろとある。知人にこの話をすると、ネジ花やつわぶきも何とかなりそうだ。
 10坪の貸し農園に、弁当持参で出かけ、秋野菜の種を蒔く。温泉宿や海外旅行のプレゼントとは程遠いけど、付き合ってくれた息子に金魚ともども感謝。
 
新居でゆったりと…もう頭をぶつけなくてもすみます。

僕たちの戦争         2006年9月17日(日)

 孫娘のソフトボールの試合を観戦。同じならと思い、次男の末っ子を誘い出し、一緒にいく。
何となく、のんびりとした試合で結果はシャットアウト負けだったが、木津川グランドは吹き抜ける風も気持ちよく、しばしの"命の洗濯”。  夜、"僕たちの戦争"を見る。2005年に生きるフリーターの青年と、1994年の飛行訓練生が突然の事故で入れ替わり、それぞれの時代を生きるという物語。
 フリーターだった主人公が「自分は国のために戦うのではない。自分のために戦うのだ」という言葉が印象的だった。もし、命をかけてもいいと思うことがあるとすれば、それはやはり、自分の愛する人のためで、国のためではない…。
 NHKの朝ドラ”純情きらり”の達彦さんも、視聴者の声に応えて生きてかえってきて…桜子さんの幸せも目前である。
 今の戦争を知らない世代の人たちに、戦争をどのように伝えていくか、この2つのドラマは、そのあり方を投げかけている。
 台風被害や犠牲者の方のニュースが報じられている。毎年のことながら、打つ手はなかったのだろうか…と悔やまれてならない。

天気予報          2006年9月16日(土)

 曇りのち雨…ほとんどの人が疑わない今日の天気予報。中学校の体育大会は予定通り行われるのかな〜と、半信半疑で中学校へ。
開会式の間は雨が降り心配したけど、だんだんと晴れて、午後からは心配のないお天気となった。天気予報は外れたが…本当によかった。
西中学校のあと、精華中学校へもお邪魔する。保育所時代の面影をそのまま残して、たくましく成長した生徒達にエールを送り、久しぶりの昔の保護者とおしゃべりをして、京田辺に向かう。
  小雨の中の準備体操(西中学校)


例月検査          
2006年9月15日(金)

 夢の中の映像は唐突である。ショウリョウバッタが、あの細長い首にドーナツのような輪をはめて、それをまわしながらリズムよく踊っている。拍手を送っているところで突然目覚め、時計を見間違え、うわ〜寝坊したと思い慌てて階下へ。よく見ると6時前…いつもとかわらない起床。
こういう時は夢の残像がなかなか消えないものである。
 議会は中休みだが、監査の仕事で役場に行く。引き続いて議員団の会議に出席。6時に来客の約束があり、慌てて帰宅する。
 朝から夜まで忙しい毎日を過ごしたこの一週間。山積みになった新聞も一週間分。虫の音を聞きながら…新聞読んで、本日はお・わ・り。

議会報告           
2006年9月14日(木)
 
議案質疑

 思わず布団を引っ張り出すほど涼しくなった。今日は秋晴れ。
議案の質疑が行われた。決算質疑は決算委員や監査は質疑を本会議でしないというルールがあるものの、全体的に低調だった。
決算や広域組合議会の定数問題などは委員会に付託され、本日は延会となった。
 昨日キャンセルした美容院の予約をいれ、”散髪”にいく。こざっぱりしてから、会議が2件。帰宅も遅くなり少々ばて気味だが…何とか踏ん張って、明日の監査書類に目を通す。


議会報告           
2006年9月13日(水)
 一般質問2日目

 小中学校では、多分、運動会の練習真っ最中だと思うのだが、今日も雨。
 一般質問2日目。6人の議員が質問に立つ。
教育基本法に対する教育長の基本的な思いは「戦後教育の原動力で重要な法律」と言明。一斉学力テストは「義務教育の均一化、課題など把握するのに有効。序列化などには使わない」と、その必要性について言及。
障害者自立支援法にかかわっては、町単独の施策を精査中。今のところ、施設利用の抑制を思案している人は1人とのことであった。
介護保険料値上げによる苦情は、電話が141件、窓口104件、合計で245件。京都府に上げられた不服申請は26件あった。今までになかったこと…などが報告された。
 明日は、今年度の補正予算、昨年度の決算についての質疑が行われる。
 
議会報告           
2006年9月12日(火)
 
一般質問1日目

 朝、交差点に光台交番のおまわりさんも一緒に。R163から柘榴東畑線を北上、交差点で赤信号なのに連動して右折する車に幾度か警告の笛。直進車はスピードダウンして停止、制服の効果はやはり大きい。
 議会2日目は一般質問。10人の議員が質問に立つ。府道木津八幡線や通称東畑線の整備や煤谷川の橋梁など、府政への要望と、長年要望しているのに事業が進まない苛立ちが出される。
 夏前から忙殺されていた私はやや整理不足で、明日に、という希望を持っていたが本日の最終質問に立つ。
地区計画の中で、用途変更や、グレーゾーンの許認可の判断をどこに求めるかという点をもっと鮮明にするはずだったが…消化不良のまま終わった、と反省。
 今まで、あまり踏み込めなかった分野なので、次回以降もっと勉強して望むつもりである。
 明日も、引き続いて一般質問が予定されています。


議会報告            2006年9月11日(月)
 
9月定例会初日

 毎朝の交差点に立つ。昨日、町民体育大会で張り切っていた子ども達も元気に登校した。
急いで準備を整えて議会へ。即決と議案の提案説明が行われた。
即決された主な案件
 煤谷川の親水機能を持った改修工事 約1億5千万円
  煤谷川の水量と水質、今後の煤谷川改修計画の全体計画、維持  管理の問題が出された。
  府道の拡幅、歩道整備が進まない中で、下水道工事や水道管取  替え、上流部にある砂利採取場の調整池問題などが山積する中  で、600mを親水コーナーとして、ほんとに小生物の住家となれる  か、などの質問をした。
  趣旨は理解できるので賛成はしたが、優先順位や全体像につい  ての疑問は残ったままである。
 精北小学校にパソコン40台、拡充更新 984万円
  文科省のイージャパン戦略の一環として、拡充されるもの。
提案された主な議案
 06年度の補正予算 05年度の各会計の決算 国民健康保険の負 担料の一部改定など
行政報告
 駅前商業施設 9月下旬から着工、来春開店の予定
あわせて、各決算議案の提案説明の後、監査報告をした。明日は一般質問が予定されている。

これからは玉いれ       2006年9月10日(日)

 昨日の敬老会に続いて今日は体育大会。朝の6時40分に集会所に集まりテントなどの積み込みをして会場に向かう。39の自治会がグラウンドをびっしりを埋め尽くして午前9時に開会。
 大会会長さんに会うと「夕べは天気が心配で眠れませんでした」と胸をなでおろしておられた。
子ども会リレーは圧勝。綱引きは惜敗、男子リレーも健闘したが決勝進出ならず、玉入れは同点優勝(多分)。
「これからは玉いれの時代やね〜」と選手のみなさん。閉会まじかになって雨が降り出したが、怪我をする人もなく無事終了した。
 以前は全種目エントリーもしたが、出場は若い方にお任せして、ひたすらテント裏でお手伝いの1日。
それにしても暑い一日でした。


107歳の敬老会        2006年9月9日(土)

 町の敬老会がけいはんなプラザメインホールで開かれた。いつものように午前と午後の2部制で行われた。70歳以上の方が3,700人を超え、最長老の方は107歳(女性)。
昨年も元気に出席されたが、今年もとてもお元気で、歩いて登壇されて、お祝い品を手にして町長と長い握手。神の園で暮らしておられる方で、2年ほど前にお話をしたことがあるが、お話好きでとてもしっかりとされている。100歳を代表された方は、今も、著作に余念がないという。
 式典の後、フロアで「今年も、来れない方への記念品はないのやね〜。去年いろんな人から聞いていたんやけど…議員さんたちはどない思っていはるんやろ」と聞かれる。
町老連の代表の方も「介護保険料もあがって…」と謝辞の中でさりげなく苦言を言っておられた。
「長年のご苦労に感謝し…」と、言葉で言われても…敬老祝い金もなくなったし、記念品もないし、おまけに増税と医療費の負担増で、高齢者には"寒い話"のオンパレード。
 せめて、全ての方にお祝いの記念品をの声、これからも届けていきます。

かまきりのちょん       2006年9月8日(金)

 昨年の種が落ち、芽吹いた朝顔とひまわりが、今、競って咲いている。真夏の花なのになぜか"真夏日"を避けるように…。
ひまわりの花はイメージとしては、花全体が少しずつ開くと思いがちだが、はなびらを順序良く片方から押し開くように開いていく。とても几帳面で、計算づくのように見える、
 今朝、立派なかまきりが悠然とひまわりの花で待ち構えているのを発見。いろいろとアングルを変えてデジカメ撮影をしてみる。
カマキリを見るとすぐに連想するのが"かまきりのちょん"の絵本(福音館出版 得田之久 文・絵)。
カマキリの1日を描いた絵本だが、どういう訳か、子ども達には人気がある。大きなバッタを食べるところなどはリアル過ぎて、読み手の大人はたじたじとなるが、子どもの世界ではクライマックス。
 殿様バッタより、この泰然自若としたかまきりに好奇心をかきたてられる性格は、子どもの頃とかわらない。
逆光で撮影。珍客訪問といったところ。
 

お久しぶり           2006年9月7日(木)

 8月中お休みをしていた親子リズム会を再開。新メンバーの方がいち早く来られた。いつものメンバーも次々と集まり、さてリズム遊び。
ハイハイをしていた子がヨチヨチ歩きを始めたり、お座りがしっかりしたりと、それぞれに一ヶ月の間に一回り大きくなって登場。
 午後から木津まで出かけ、会議に参加。その足で京田辺まで出かけたが、昨日、今日と冷え気味の部屋にいたせいか"リンパ腺"が痛い。
リンパ腺とか甲状腺など"腺"と名のつくところに弱点を持つ私は、体調の"良悪"がすぐに"腺"に現れる。ネッカチーフを首に巻いて"暖”をとり、夕方からまた木津町へ。
 夜遅くまで、自分の住家を素通りして、木津と京田辺の往来に暮れたが、たたくような激しい雨のなかをついて岐路に着く。


今こそ教育基本法      2006年9月6日(水)

 昨日の交通事故で女性が死亡、という記事が目に留まる。見通しの悪いところでもないのに…原因は調査中とある。お気の毒な話である。
 午前中は議員団の会議で、9月議会の議案についての検討をする。医療制度の改定で70歳以上の方の医療費負担が重くなる議案が出されている。高齢者の医療費が無料だったことが随分、遠い昔のことに感じられる。そんな時代に高齢者を支えてきた人たちが、今、高齢者世代になり「もう、あんた達は知らん…」と言い渡されたようで、寂しい。
 夕方から「精華町の子どもと教育を考える会」の会議に出席。自民党の新総裁が決まり、新首相が決まり、臨時国会が開かれ、どうやら最初の俎上に乗るのが「教育基本法」の予定。
 教育基本法に、今の教育課題を求めるのは全くの"お門違い”で、教育基本法の精神を"生かして"いくことこそ大事だと思う。
"義務教育"は無償のはずなのに、教材費や修学旅行費など、予想外の出費が多いし、とても"無償"だとはいえない。
"飛び級"などが当たり前になれば、そこには必ず"ひずみ"が来る。
これ以上"教育格差"を広げてはいけない…と思う。

歩道…すそ刈り        2006年9月5日(火)

 朝の交差点ヘルパーの後、通学路を歩いてみる。先日役場にお願いしていた空き地横の雑草がすそ刈りされていた。とりあえずはよかった…。
 久しぶりの4丁目子育てサロン。19日のミニミニ運動会にむけてみんなで準備する。おしゃべりもするけど手も動かして、子ども達にも目配りして…と、あっという間に時間が過ぎてお昼。
 帰宅途中で近所の方が「また、交通事故が…」と、教えてくださる。事故現場は柘榴東畑線のコンビニ前で、大型車と単車の事故でどうやら人身事故らしい。パトカーで道を遮断し、通行車両は住宅内に誘導している。この道は"大型車の通行禁止"のはずなのに…住宅内にも大型車が入ってスピードを上げて通過していく。
 近くで交通事故があったのはつい10日ほど前のことだし…気をつけないと、自分にも言い聞かせる。
 夕方一時間ほど畑で過ごし「せっせと野菜作りをして、暮らしの足しにせんと税金も上がって、年金暮らしはきびしいですな〜」と、お隣の方と"愚痴"を畑に埋め込んで帰宅。
 日足が短くなって…確かに"秋”。

ころっと…           2006年9月4日(月)

 子ども会で"古紙回収"をしている。大体第1・第3月曜日と決まっている。なのに、先月はころっとだまされた。回収予定の2,3日前に「古紙回収○月○日(○曜日)」というビラが自治会内の全戸に配られた。ビラ自体は違法ではないが、私のようなうかつ者は「ご親切に…」と思って、間違って出してしまう。
昨日は、他の自治会でも同じようなビラが入り、子ども会の方が困っておられた。今日は間違いなく玄関先に古新聞を出す。
 久しぶりにゆったりとした気分で新聞を広げていると電話が入る。「介護保険料が高いといって妻がかんかんに怒っている…」と。
先日は「不服申請を出してほっておいたら督促状がきた…やっぱり、不服があってもはらわなアカンのですか」という問い合わせもあり、ご本人に代わって払い込みのお手伝いの約束をする。
 電話の方に会ったり、銀行窓口で用事を済ませるために役場に出向く。
 夕方から畑に出かけ、雑草と格闘し、その足で夜の会議へ。


一斉清掃            2006年9月3日(日)

 町内の一斉清掃の日。6月も好天だったが今日も残暑はきびしいがいい天気で順調に進む。砥石を持ち込んで"鎌とぎ"をしてくださる方もいる。汗だくになって作業を終わり、山田荘小学校で行われている"防災訓練"に参加。
住民の方の参加も多く、途中で"非常食"の試食も行われた。パックいりのわかめごはんと乾パン5枚をいただくがその場所での試食はしないで、自分用非常食として持ち帰る。
 午後から集会所で会議があり、夕方からは"夏祭り実行員会"の総括会議。
当日は会場も広くて全体を見ることができなかったけど、それぞれの持ち場でいろんなご苦労があったことや、次年度への引継ぎ事項などの確認をする。
昼間はセミ、夜はこおろぎやね〜と、一斉清掃でこざっぱりとした緑地帯を抜けて、おしゃべりしながら帰宅する。
 「くぐりぬけたら涼しそう」…一斉放水


会議2日目           2006年9月2日(土)

 来年の参院選の成宮予定候補、衆院選の予定候補者の決意、井上参議院議員、小池晃参議院議員の講演のあと、「地域経済とまちづくり」分科会に参加する。
南北に伸びる京都府は、北と南では事情も随分と違う。「道」が一本できるだけで、随分地域経済が打撃を受ける。加悦町の"リフレの里"なども、舞鶴自動車道ができて客足が減ったそうだ。
JR綾部駅前では高齢化が40%を超え、駅前商店街のあり方が問われて、いろんな工夫がされている。
京都市内は無秩序にビルが建ち、遅まきながら「裏寺町どおり」の再生計画が住民主体で進められている。
長岡京や向日市、山城地域では大型店問題が続出、まちづくりのあり方が問われている。
京都府の北で生まれ、南で暮らす私にとっては、どこの話も気になる話だが、市町村まかせでは南北格差は広がるばかりである。
 帰りは、木津町の議員さんたちに便乗して送っていただいて大助かり。会議の後は…荷物が重い。


新教育長着任         2006年9月1日(金)


 中学校はまだ一学期だが…小学校は今日から2学期。あいにくの小雨模様となったが久しぶりに交差点に立つ。
夏休みの作品を手に手に持って登校する子ども達にとっては"やっかい"な雨だったけど元気に登校。
 8時30分から新教育長の着任式が役場で行われる。案内をいただいていたので出席する。
「教育行政は独立性をもつ…」と強調されていた。「教育は、不当な支配に服することなく…」(第10条)と規定されている教育基本法の精神を教育行政に生かしていただけるものと期待。
 その足で、近鉄、JR湖西線を乗り継いで、雄琴に。ここにたどり着くまでが忙しかった。2日間の日程で京都府下の共産党議員の会議が開かれる。全体会、分散会と小休止をはさんで夕方まで続き、各市町村の議員さんと交流。
 久しぶりに琵琶湖周辺のきれいな夜景を見ていつもより早く就寝。