たんぽぽ通信
ギヤッ フ〜ン       2006年6月30日(金)

 駄洒落のつもりはないが、歩道に”フン”。通学途中の児童が踏んでしまった。朝から、とんだ災難である。交差点より「踏んだらアカンで!」と”フン”に注意。
ほんの一部の方の不心得で、子どもの心も曇る。
東畑の府道沿いの自販機コーナーには「立小便お断り」の大きなプレートが何枚もかけられている。過日、近所の方から聞いた話では、通過車両が増えて、この場所で用足しをする人が増え、下の畑や田んぼの方も迷惑してるし、この梅雨時には周辺にも臭いが漂い困っている。思い余って「看板設置」に踏み切ったとのこと。
お互いに常識の範疇で生活したいものだと思う。
 8時過ぎから役場前で「イラクの真実」講演会の案内ビラを職員さんに手渡す。精華町の2つの9条の会が主催で7月2日午後2時から、役場の交流ホールで イラクの子どもたちを救う会代表の西谷さんの現地レポートが予定されている。
 ”世界一”ニュースが報じられている。「少子高齢化率」が世界一らしい。幼児教育支援とか、児童手当のことなどを話題にする猪口大臣に聞きたい。
「義務教育は本当に無償ですか?」「高校、大学の学費はいくらかかりますか」「塾に行かなくても学力保障はできますか」「卒業したら仕事はありますか」「仕事を続けながら子育てできますか」「いのちが大切にされる世の中ですか」目の前に産婦人科医がいますか…山城南医療圏の産婦人科は足りていますか、と、今日も問い合わせが入る。


大盛況           2006年6月29日(木)

 3週間ぶりの親子リズム会は、新しいメンバーの方も加わり大盛況。あかちゃん時代から参加していた子もすっかり大きくなって、昨日の金魚の水槽話の上を行くような手狭さ。来春には幼稚園に行く子どもさんも何人かいてひしめき合って遊んでいる。
その合間を縫って、はいはい、お座りまだのあかちゃんもたくましく遊ぶ。もう少し、広い場所とも思うが、いもの子洗い状態の今もそれなりにいい経験かもしれない。
お昼に役場に出かけ、1時になるのを待って、この間いろいろご相談をいただいている声を関係課に届ける。
早々に引き上げ、午後の会議に出席する。今日の暑さは格別で、額からぽたぽたと汗を落としながら、畑で”夏野菜”を収穫。
夕方、表に出ると、犬の散歩や、親子連れの散歩であちこちから人がでて賑わっている。こんな日は散歩は夕方に限る…まだまだ日足は長く、吹く風も心地よい。


夏の虫           2006年6月28日(水)

 一週間ほど前から裏庭で虫が鳴きだした。最初はぎ〜〜ぎ〜〜と途絶え途絶えに鳴いていたが、日がたつにつれてぎ〜ぎ〜と声も大きくなり、しかもどう考えても”美声”とはいえない。
窓を開けるとその声は一段と大きく聞こえる。風情のある秋の虫とは縁遠い鳴き声で、耳について離れない。季節を間違えて生まれてきたのか、なんという名前の虫なのか定かではないが、秋まで鳴き続けるのだろうか…裏庭で。
 掃除の手始めに、金魚とメダカの水槽を洗う。4年もの金魚は”でっかく”成長し、水槽が手狭になってきたし、メダカは春になってから休みなく”産卵”し、孵化している。
過日、通りがかった女性が「メダカは、金魚くらいにだんだん大きくなるのですか?」と真顔で尋ねられたが、”メダカはメダカ”の真相は案外知られていないらしい。
 たまに家にいると”集金ラッシュ”。自動車保険も期限切れが迫り「今日、集金に行きます」とおまけがついて、軽い財布は”超軽く”なりATMに走る松田でした。
 明日は、親子リズム会を開きます。

6月議会閉会       2006年6月27日(火)

 6月議会の最終日。常任委員会に付託された案件が採択された。行政報告
・病院運営は地方公営企業法が適用…指定管理者制等にかかわらず地方公営企業法が適用され、地方交付税などは適用される。病院事業特別会計の復活措置が必要。
・ペデストリアンデッキは7月中旬に完成。
・開き橋の側道の渡り初め式…7月10日(月) 10:00〜
 朝から児童の通学路の雑草を何とかしてほしいとの電話が入る。地元の方と通学路を歩いてみる。生駒精華線(東畑)の歩道整備のために用地取得がされている部分だが、子どもの姿がすっぽりと入ってしまいそうな繁茂ぶり。
この時期になると、草刈、毛虫、蜂など何とかしてほしいという声がよく届く。雑草などは毎年のことだし、特に歩道際の草は何とかしてほしい。「草刈は年2回と決まっています」といわれるけど、それで、妥当なのかどうか、考え直すことも大事だと思うのだが…。とりあえず、担当課に要望を届けたが…。
 
子どもの目線では先が見えません。


雨の中の平和行進   2006年6月26日(月)

 予想通りの雨。8時45分から精華町役場前で平和行進の集会がある。交差点ボランテァに行ってたら時間が押してくる。でも、こんな日こそ行かなければと、交差点に立つ。いつもと様子が違うのに気づいたのは10分ほどたってから…。そういえば土曜日に参観があったと、誰かに聞いた。結局、今日は代休日で学校はお休みと判明。
 平和行進に参加する。精華からは50人ほどの参加だったが、長靴やレインコート、傘をさしてのにぎやかな行進となった。
全国を通して行進をされている方は、雨の日も風の日も、真夏日の中も行進して広島へと向かわれる。
昨年は奈良まで歩いたが、今年はお昼から用事が入ったので、木津町役場で皆さんを見送ってJRでほうそのまで引き返す。
 議員団の会議、夜も会議。行進でぬれた足がふやけて…パンパン。アレルギーもちの足には辛い1日。


西中学校10周年    2006年6月25日(日)

 地元の中学校の10周年記念行事に参加する。町内で3番目の中学校として開校してから10年目。当初は150人余りだった生徒が500人近くに増えて、昨年教室を増築したが、足りなくなるのもそんなに遠いことではない。
開校当初から、地域開放型の学校としてグランドには夜間照明が設置され、夜になるとさんさんとライトアップされて利用者も多い。
学校周辺にも住宅が立ち並び、10年前とは周辺事情はかなり変ってきた。
式典の後、生徒がつくったパワーポイントが上演され、PTA同窓生や地域の方で結成された総勢80人コーラスの発表があった。記念講演は時間の関係で参加できなかったが、アナウンサーの三代澤さん。
 合間を縫って、集金と訪問。夜になって自治会の役員さんと夏祭りの協力依頼に歩く。
雨も小降りになったけど明日のお天気は?平和行進の日です。


光台をグルグル     2006年6月24日(土)

 昨日”冷蔵庫”のような部屋で半日を過ごしたせいか、やや、クーラー病気味。やっぱり”天然”があっている。
朝から、配達、集金と自転車でグルグルと回る。夕方からも訪問に出かけ、今日は光台からは一歩も外に出ていない珍しい1日。
「年金は正直に下がったけど…いろいろ負担が増えて、年寄りは安心して生きてられへん」
「日銀総裁は、腹立ちますな〜。京都選出の参議院議員も、村上さんとえらい関係もってはったんやな。」
「家の前の”フン害”なんとかならへんやろか」
「ポストの中に、紙に包んだ5円玉が入っていた。何の意味か…さっぱりわかりません」
など、いろんな話が出される。
 夜は「光台夏祭り」の事務局会議に出席。相談事が多く本日の会議は10時近くまで…。


4時間授業         2006年6月23日(金)

 精華台で事業開始をした”KAGOYA けいはんなラボ”のオープニング記念講演会に出席する。場所は京都のセンチュリーホテル。過日、何気なく手元にあった未開封の封筒を開けてみたら案内状が入っていた。
学研地域に住みながら、学研企業の情報が自分の中に少ないことを痛感していたので思い切って申し込んだ次第。
 講演は4本立てで1時半から始まって5時近くまで、休憩は途中で10分というハードな内容。簡単に紹介すると
1、日本版SOX ITへの対応について…企業の説明責任が問われる時代になり、財務諸表の結果のみならず、それを作成する過程の説明責任が問われる。ITの内部統制の必要性や対応などについて
2、けいはんな知的クラスター ネオカデンプロジェクト…知的クラスター創生事業は文科省事業として平成14年から始まった、大学を中核とした産官学地域連携の事業。脳の可塑性による情報置き換えの可能性、廃熱を利用して冷凍庫をつくる(ネオカデン冷却技術)必要なときに必要なだけの照明をする(知的照明技術)相手にあわせて介護をする(ネオカデンロボット)など、近い将来、人の生活様式をがらりと変えるだろうヒューマンエルキューブ(Livinng..Life.Learning)について
3、地震災害から学ぶ IT施設のリスクマネジメント…ITの地震対策と評価方法など。災害に想定外はない。IT災害復旧計画の策定(データをどの時点まで戻すのか、何時までにデータを復旧するのか)(建築物の耐震とIT機器の免震)など。
4、KAGOYAけいはんなラボ プライベートデータセンターの紹介…ランの一部をプライベートアドレスのまま収容するデータセンター。ラックを貸し出し、遠隔操作ができる。建物は免震。
 お茶籠販売店、LPガス供給業から現在に至る。本社は京田辺市。カタカナ、横文字、造語オンパレードの講演で、私にとっては”新分野”の話が多く、理解ができた訳ではないが、時代の流れはここまできてることを実感しただけでも、収穫はあった。


梅雨らしく          2006年6月22日(木)

 梅雨らしく細かい雨が降る。稲の株もしっかりと張って、稲田も緑を濃くしてきた。カブトガニが細かく足を動かしてせわしく動いている。
このカブトガニは田植えが終わった頃に、ほんとに”降って湧いた”ように現れる不思議な生物で、水が引いた後の田んぼでどのように生きぬいているのかが、私の中の一つの”謎”。
 監査に入る前に済ましたい用件もあり、本日は8時30分に議会事務局に出勤(?)する。
月例の検査と随時監査をして、終わったのは午後の5時。その続きに会議に出席し、帰宅は夜の9時。
雨は止みそうもないが、”空梅雨”よりはいいか…と思いながら、ご近所の方からいただいたラッキョウを何時、漬け込むか、と思案する。


たいさんぼく         2006年6月21日(水)

 トップページの写真を変えた。花の名前は”たいさんぼく”。びわの葉を一回り大きくしたような葉っぱだが、花もとても大きい。今、グリーンベルトのあちこちで開花。アジサイも本格的に咲き始めた。 赤い花はざくろの花。対照的です。
 お昼前にバスとJRを乗り継いで奈良にいく。相楽郡の自治体職員の退職者会の総会に参加する。いつも議会開会中でなかなか参加できないでいたが、今年は、丁度、日程が合ったので、久しぶりの参加となった。
最近は、定年を待たないで退職される方も多くなって、平均年齢は若返るばかりである。みなさんそれぞれに在職中のノウハウを生かされて地域で活動されている。
久しぶりにのんびりと過ごし、帰宅するとFaXとメールの山。やっぱり「楽あれば苦あり」…のんびりばかりはしてられない。
明日は監査の業務があり、親子リズム会はお休みです。来週には再開します。

ゆ〜ばっかりやけど     2006年6月20日(火)

 4丁目の子育てサロンは、救急救命士さんの出前講座で、乳幼児の救急措置や、救急車の利用の仕方などの話を聞く。参加者はザ〜と数えて親子で50人。後で「こういう話はなかなか聞けないのでとても参考になった」とうれしい感想が届く。
 午後から議員団の会議で、最終日に向けての確認をする。夕方になって畑に行き野菜の収穫をした後、最近貸し農園を借りた方の畑ものぞきにいく。鍬を持って手伝いをしていると、地元の方が2人通りかかってこちらの作業に注目。
「たいしょう、そらアカンで。ひいた草は溝に落とすかなんとかしな…」「奥さん…溝きりはその鍬ではあかんわ。わらを敷くなり、なんとかしな…」と、いろいろコーチをしてくれる。
  「私、奥さんと違うねんけど…」
「ま〜こないして、ゆ〜ばっかりやけどな、わしらは」
  「もう、湯、ようわいてんの違います。おふろにしはったらどないで   す」
「ほな、かえります」
素人ばかりが借りている、貸し農園の作業風景はベテランの農家の方には、あれもこれもと口出しをしたくなることばかり…。ここまで、ズバズバと言われると、反論の余地もなく…。最後に「そや、来年は、わらを売ったげるわ」
やす〜しといてな、おっちゃん!日没までつづいた会話でした。


竹取物語            2006年6月19日(月)

 光台4丁目はグリーンベルトをはさんで南北に続く。通路は木の橋でできているが、この季節になるとあちこちから若竹が伸びてきて、通路に覆いかぶさる。雨の日はその重みで通路をふさぐ。時々、のこぎりを持ち出して、それらの竹を切る。
一人で”竹取”をしている風情はやや怪しげだが、ほうっておく訳にもいかず、朝から”竹取”に。根元から切ればいいのだが、軽装で出かけたので、邪魔になるところだけを整理する。この作業は私だけではなくて、気づかれた方がされている様子である。
 午後から、文教産業常任委員会が開かれる。付託された案件はなかったが、最近、光台に進出された企業を訪問し、その様子を聞く。
電磁波計測事業の研究センターのKECは194社の会員を持つ、社団法人。すべての電磁波をシャットアウトする、電波暗室があり、そこで電磁波を計測したり各種商品の検査をする。
環境衛生薬品(株)は、いわば民間型の保健所。食品検査や、検尿などの臨床検査、金属や水質検査を含む化学評価システム、微生物検査やノロウイルス検査などの生物評価システムなどが主な事業。
将来的には、地元で利用してもらえる臨床検査や、残留農薬の検査、アレルギー源の検査などもしていきたい。地元の小中学生などに利用してもらえる「環境教育」の場も提供したい、とのこと。
企業誘致事業にのって進出してきた企業だが、今後の地元貢献に期待が寄せられるところである。
精華中学校の参観もさせていただく。
川西小学校の建設の進捗についての報告があったが、土地買収がはかどらず、まだ見通しはたっていない。

高遠さん            2006年6月18日(日)

 2004年4月7日、イラクのファルージャ近郊で武装グループに拉致された高遠菜穂子さんが、城陽の母親大会で講演。会場は椅子を足しても足しても足りないほどの参加者で溢れた。彼女は2時間にわたって「報道の見えない壁の向こうで、イラクでは何が起きていたのか」を、映像を交えて語った。
彼女は当時、病院に医薬材料を届けるボランテァをしていた。バクダットとファルージャの間に情報封鎖がされ、ファルージャでの出来事のほとんどは国際的にも報道されることがなかったが…そこで行われていたことは「武装勢力」を口実にした、民間人の虐殺や攻撃。
直視できないような画像が次々に映し出され、会場からは深いため息と驚愕の声。
彼女は拉致され解放された後帰国をしたが、そこで待っていたのは「自己責任」論だった。それらの一連のことについては触れなかったが、砲弾の飛び交う中での救援活動、友人や仲間を戦火でなくし、国内では”バッシング”にあい、それでも救援活動を続けている。
「今も苦しいし、できることなら逃げ出したいし辛い。でも、この真実を伝えなければ…」「いのちに国境はない」と、全国を駆け巡っている。
彼女は最後に「生と死に直面した。人は誰しも”死”を迎える。しかし、殺すことと殺されることは…人として許されない」と結んだ。
感情を押し殺し、事実を事実として伝えようとする彼女のまじりっけのない話は、最後まで会場を圧倒した。
真実を知らないことも恐いけど、知ろうとしないことも恐い。
精華町では7月2日、役場の交流ホールで「イラクの真実」が語られる。
ジャーナリストの西谷さんのお話で、時間は午後2時から、ぜひぜひお越しください。


エレベーター          2006年6月17日(土)

 エレベーターでの高校生の不幸な事故死から10日目。最近、エレベーターに乗るとついつい「このエレベーターはどこ製?」と目を走らせる。エレベーターの管理だけを仕事にしている会社のコメントが報道されていた。「管理会社が変ると、以前のデーターは引継ぎできない」「不具合があっても、メーカーからの部品調達が困難」「管理会社の競争も激化して、安上がり管理に走り勝ち」などなど。
あの箱の中に入るのは何となく苦手だ。見知らぬ人と乗り合わせたとき先ず、どこに目線をおくか…じろじろと見るわけにもいかないし、突然時候の挨拶をするわけにもいかず、無表情のまま、目的の階に着くのを待つ。
 日銀総裁の”村上ファンド”投資問題も納得しがたい。「やる気のある青年を応援した」と弁明しているけど、やる気のある青年は大勢いるし、応援の仕方はもっと他にあったはず。
こつこつ貯めた貯金の金利はないに等しいのに、ぽ〜んと一千万円つぎ込んで、年間500万円前後の儲けとは、おいしすぎる話で、これは応援ではない。
貯蓄より投資…金融の規制緩和が生み出したものは、錬金術の業師たち。縁のない話だけど…腹が立つ話で、財布を覗き込んで「諭吉さんがいない」のに気づく私。

となりのチーちゃん      2006年6月16日(金)

 チーちゃんはお隣の飼い犬の名前。朝、垣根越しに挨拶をしてくれる。道で会うとすり寄ってきて尻尾をゆらゆらしながら挨拶してくれる。
そのチーちゃんが最近”体調不良”で元気がない。動物病院で診察をうけ、その見立てによると”薬害中毒”かもしれない。除草剤か殺虫剤かはわからないが…動物病院の患”犬”に多いらしい。、吐き気が止まらないし、顔色はわからないが、毛のつやも悪い。
毎日の体調にあわせてドッグフードの缶詰めは日替わりメニューで、1日800円とか。
早く元気になってね、チーちゃん。
 今日は、総務消防常任委員会と建設水道常任委員会が開かれている。お昼過ぎに役場に行き、モニターで委員会の様子を拝見し、教育委員会で相談事をしてその後郵便局へ。
お茶好きの次女に、新茶を送る。わらびとりでお世話になった、南山城村の”童仙房”のお茶で、無農薬品。

議会速報…議案質疑     2006年6月15日(木)

ほんまにええの? 精華病院の工事委託
 議案の質疑が行われ、18年度の補正予算の中の、精華病院の改良工事などの工事請負費の[委託費」への組替え、精華病院の改良・改修工事、透析医療棟新築工事の指定管理者への委託が賛成多数で可決された。
運営は委託しているが、設置者は精華町である。4億6千万円余の公金を投入して改良工事が行われる。しかも、その工事が指定管理者に委託された。
主な改修場所は保健センター跡と個室やトイレの改造などである。一番利用の多い相部屋は計画に入っていない。なのに、透析医療棟が新設される。確かに、患者さんにとっては必要な医療だと思う。しかし、今、急いで、しかも「政策的医療」と銘打って、公費をつぎ込んでしなければならない医療だろうか。
学研都市病院にも透析医療のベッドが準備されている、山城病院にもある。政策的医療というならば「産婦人科」などは、この山城南医療圏で最も不足している医療ではないか。
 工事を委託しても、入札の透明性や公正性は太鼓判だという。工事監理のための人件費などが安上がりだという。
病院運営をしながらの工事だから、というのが最大の理由だが、4億6千万円の使い方は、議会の手を離れて、指定管理者に”委託”された。
反対したのは6人、他は賛成だった。この選択…ほんまにええの?  

議会速報…一般質問     2006年6月14日(水)

 昨日に引き続いての一般質問。今回は15人の議員が質問に立った。子ども達の安全の問題、介護保険事業や合併問題、食育基本法、障害者自立支援法、先日話題になった戦闘機の祝賀飛行の問題や、教育基本法、医療制度改定、農業問題と内容は多岐にわたった。
その中で明らかになったことは、中学校の弁当斡旋は2学期から試行開始すること、府道木津八幡線のJR下狛駅近くの橋部分の拡幅(歩道設置)が前向きに動き出したことなどである。
 中学校給食が弁当の斡旋で解決するとは思えないし、それこそ”食育”が言われている今こそ、小学校のように自校給食をするのが望ましい、という願いは変らない。
 夕方、ご近所をまわり、いろいろ相談事を済まして、夜は夏祭りの件で学研企業さんを訪問。
明日は、議会初日に提案された議案の質疑と、18年度補正予算や、病院の工事などの委託契約の案件などが採決される。
親子リズム会はお休みとなります…残念!

議会速報…一般質問     2006年6月13日(火)

 一般質問の1日目。お昼過ぎに質問に立つ。
@ 精華病院の基本協定…4月1日から指定管理者に運営が移行した精華病院。町との基本協定の内容について、4億6千万円の施設改良の一切を委託、透析医療を政策的医療として、町費で新築の病棟を建設し、その契約も委託するなど、募集要項に入っていなかった内容が盛り込まれている。5年の期限付きの指定管理と町のあり方を問う。透明性・公正性などは委託をしても十分責任が果たせる、と答弁。
A やさしいまちづくり整備指針の精神は生かされているか…大型商業施設の付帯施設で「杖の使用はお断り」という事例が発生。町の指導のあり方を求める。段差については改善指導をし、障害者を排除しないように申し入れをした、と答弁。
B 庁舎2階で実施されているパソコン相談コーナーにスポット照明を。IT講座については、キャンセル待ちや、申し込み回数によって優先順位を設けるなど改善を…早速対応する、と答弁。
答弁の前段で、基本協定について、松田がこのような質問をするのはおかしいという趣旨の発言があり…年甲斐もなく”プチン!”と切れて激昂し、再質問を中断する場面もあった。
夕方には来訪者もあり、気を落ち着けてお話を聞く。 


6月議会速報…1        2006年6月12日(月)

  定例会がはじまる。27日までの16日間の会期で、初日の今日は即決議案が4件、17年度補正予算や18年度の補正予算、契約案件や条例の一部改正など合わせて23議案が提案された。
町長挨拶…教育長人事は調整中 精華病院は5月に入って順調に推移 決算状況は当初10億円の財源不足が予想されたが2千万円の黒字決算となった(学校積立金、狛田駅周辺整備基金5千万円を入れると実質赤字は3億9千万円)
精華病院への繰入金1億円の減額…病院の基金でまかなえた結果不要となった。
精華病院の「工事請負費3億円」
は委託料に組み換え
税条例の一部改正…国の三位一体改革に伴う地方への税源移譲に伴う改定、個人町民税のフラット化と府民税と町民税の税率配分の変更、固定資産税の負担調整など
 税条例の改定は複雑で、提案説明だけでは理解がしづらかったので、延会後、会派室で担当者から説明を聞く。
 明日、明後日は一般質問。松田は明日の8番目、多分午後になる予定だが、最後の詰めはこれから…準備。


初物…収穫           2006年6月11日(日)

 明日から6月議会が開会。13日が一般質問の予定でいよいよ追い込まれた…と朝からPCの前に座るが落ち着かない。
こんな時は気分転換が必要、と自分に言い訳をして町内をぐるりと回り、畑ものぞきたくなり出かける。
初物のきゅうりを収穫。レース状キャベツも収穫したが、こちらは”虫”の百貨店。ナメクジ、芋虫、青虫達が群がっている。
久しぶりに食料品を買いにアルプラも覗いて、帰宅したのは夕刻。
 結局、追い込まれ状態は変らず…今から準備にかかることに。

スポーツ選手とのふれあい  2006年6月10日(土)

 文科省の指定を受けて「子どもの体力向上実践事業」が精華台小学校で実施されている。東光小学校は協力校になっている。
スポーツ選手ふれあい指導が行われた。来られたのは「松下バスケットボール部」の6人のメンバー。案内をいただいたので見学にいく。中学校や高校のクラブ員も参加してのふれあい事業で、4年生以上の児童が参加していた。
ボールを持つとめいめいにドリブルをしていたが、最初はほんとのボールつきだったが、順序立てて指導が始まると見違えるほどドリブルがうまくなって、子ども達も、次々に難しい課題に挑戦していた。
 高校時代にバスケをしていたが、こんなふうに基本から学べば、もう少しうまくなってたかもしれないなどと思いながら、楽しいひと時を過ごした。
新聞配達、後援会ニュースの宅配、合間に集会所で100本以上のペットボトルを潰して、夜は夏祭りの実行委員会に出席。
 
次々に難しい技に挑戦


梅雨入り?           2006年6月9日(金)

 夕べからの雨もあがり、ほんとに”梅雨入り”かな〜と思いながら外にでると、寒い。5年生の児童が”林間学習”で、大きな荷物を持って学校へ。このままお天気になればいいのに…。
 定例の議員団の会議があり役場へ。6月議会に提案される議案の検討をする。是非の判断がすぐにできるものと、調査の必要なもの、検討を重ねないといけないものなどを議論する。
昼食を忘れて(?)終わったのは午後1時過ぎ。急いで昼食を済ませて印刷をしに出かける。
夕方から京都へ。来年の統一地方選挙や参議院選挙に先駆けて京都会館で”スタート集会”。成宮参院候補が”メチャメチャがんばります”と若々しい決意を表明。井上参議院議員、穀田衆議院議員も早々と候補者としての決意を表明。市田書記局長のジョーク混じりの講演に会場が沸く。
帰り道、同行した仲間と食事をして、久々の遅い帰宅。金曜日とあってか、電車もいっぱいの人、人、人。”はな金”という言葉は今も生きているのだろうか。


休耕田めぐり         2006年6月8日(木)

 育児休業があけて保育所へ行った子どもさんが久しぶりに親子リズム会に参加される。
お母さんの勤務地は大阪で、朝の6時30分に出勤、帰りは夜の7時半。朝の保育所への送りはお父さんでお迎えは近所に住む祖父母。2時間の育児時間があるが、それをとっていたら、仕事が溜まるばかりで結局はフルタイムに…。
出生率が1・25に落ち込みいよいよ人口減が始まった。少子化対策を何とかしなければ…と、児童手当や出産手当を増やすことで”歯止め”をかけたい、というのが国策のようだが、問題はもっと根深い。
結婚しても、子どもがいても”女性が社会で”輝いていられる、それが当たり前の世の中にならないと、経済的支援だけで少子化は止まらない。
 午後は恒例の会議が一件。その後、休耕田めぐりをする。夢は春のれんげ畑…秋のコスモス畑で、3世代が集って遊べたら楽しいだろうな、というのがことの始まりだが、時間も労力もお金も費やせるか…というのが課題。
夢見るおばあちゃんに、どなたかご支援を…。


クリーンパートナー      2006年6月7日(水)

 朝、ボランテァに向かう途中、4丁目の子育てサロンのメンバーの方に会う。「昨日の”出前保育”は参加者も多くて、楽しい集いになりました」と、うれしい報告を聞く。
 お昼前からご近所の方と、クリーンパートナー(アダプト制度)の先進事例の実地を見に行く。
光台8丁目の集会所と公園の周辺を里子にしておられるメンバーの方に話を聞く。「日常的に作業をしているのは少数ですが、ほんとにこの仕事が好きなものがやるのが一番…」「義務感では続きません」といいながら、作業を続けておられた。
公園近くの里山の下刈りや竹の切り出しもされて、その竹を使って集会所の花壇づくりをされていた。
4丁目にもグリーンベルトに里山が残されて散歩道もつくられているが、入り込むには勇気がいる状態になっている。
山林を切り開いてできたニュータウンに残された、貴重なそして共有できる緑の財産。何とか子ども達でも安心して遊べる空間にならないものか、と思案をしている。
ご近所の方と「とても、あそこまではできないけど…」と、最初の一歩を計画中。賛同していただける方を募集中です。ご一報ください。
 明日は、親子リズム会を開きます。
 
秋にはコスモスが…楽しみです。

今、精華病院は        2006年6月6日(火)

 10時から病院対策特別委員会が開かれた。4月に指定管理者に委託された精華病院の現況と、改修工事についての報告がされた。(1)運営状況について…4月に看護師の体制が整わず、外科医も非常勤の日替わり担当医であったために入院患者が激変。外来患者は、新規の患者が増えている。小児科は5月22日から再開したが周知不足もあって利用者が少ない。(月・木は午後診 火・金は午前診 木は休診)
(2)改修工事…既設の改修、透析棟新築工事の一切を医仁会に委託する。
一般質問でも取り上げるが、工事の一切を”委託”して、入札にかかわる公正性や透明性がはかれるかも疑問だし、町税を使っての公共工事は、町が責任を持つべきではないか…など、問題の多い”委託”で、6月議会で論議を呼ぶことは必至。
運営についても、委託前から「スムーズな移行に万全を尽くす」と、何度も聞いていたが、看護師さんが足りない、医師が日替わりで本当に責任ある医療ができるのかなど、疑問が多い。
 改修が終わり、運営が軌道にのった頃には”民間”に…といった筋書きが見え隠れしている、と感じるのは私だけ(?)ではないと思う


村上代表…も         2006年6月5日(月)

 午前11時から記者会見。村上代表…大きなまなこをぐるぐるしながら、本当に饒舌で雄弁。どこまでが真実かはわからないが、インサイダー取引容疑で午後には逮捕された。濡れ手でつかんだお金は150億円前後とか…いずれにしても私達には”宇宙的”数字。
 午後から自治会長さんとご一緒に役場や消防署、むくのきセンターまわりをしていろんなお願いをする。
 夕方、集会所のペットボトル回収箱の整理をする。自治会の役員さんが回りもちで、ラベルがついたものや、洗っていないものがないかを点検して、ラベルはがしや洗浄をして、潰す。
いつもきれいに整理されているのは、長年続けられてきたこの作業の結果だが、それでも、ラベル付のものが何本かあった。
 明日は4丁目の子育てサロンに、子育て支援センターから”出前保育”が予定されている。楽しみにしていたのに、外せない用務がはいって参加ができず…とても残念!


円山公園からデモ       2006年6月4日(日)

 自治会のクリーン作戦に参加。準備と片付けにも精を出して、多くの方が家族ぐるみで参加され、町内がこざっぱりときれいになった。

 次々と集められるゴミ
 
 午後から「教育基本法」を守る府民集会に参加。相楽からはバスが仕立てられ京都の円山公園へと向かった。
会期延長はしないということで、教育基本法、国民投票法案などが継続審議となる見込みだが、廃案に!ということで、京都府内から1800人の方が、円山野外音楽堂に集まった。
炎天下の集会で、ほんとに暑かったが、ジャーナリストの斉藤さんや、井上参議院議員の話を聞き、その後、京都市役所前までデモ行進をする。河原町界隈は、日曜日とあって大勢の人出で賑わっていた。
注目度もまずまず…久しぶりのデモ行進でした。

田植え風景           2006年6月3日(土)

 東畑、乾谷、山田地域など上流の地域は大方、田植えも終わり水田風景が美しい。祝園地域では今、準備に余念がない。いつもは、田仕事に出かけない人も、田植えは家族ぐるみで、田んぼの周りに子ども達の姿も見られる。今は機械化が進んで、手植えはほとんどないが、子どもの頃はほんとに大仕事だった。
田舎に、少しばかりの棚田があった。膝の上までズブズブと入る沼田で、ゴム長などもなくてはだしで入った。田んぼから上がると、ヒルが何匹も張り付いて、引っ張ってもなかなか取れなくて…その上、たがめに刺されると”泣き面に蜂”。それでも、貴重な労働力で、自分なりによく働いた、と思う。
その棚田も随分前に杉林になり、田舎の棚田風景はもうない。
田植えが始まると、子どもの頃を思い出すし、刈り取りが始まると、また、子どもの頃を思い出す。
 原風景は記憶から消えることはないが、田園風景のある、この町に住んでよかったと…思える、今日この頃です。

ちまたのうわさ         2006年6月2日(金)

 W杯まで一週間。通学途中の小学生達も選手の名前を挙げて、あれやこれやと噂話。TVの特番も目立つ。過日、ブラジルのロナウジージョのシャぺウ(帽子)の技が紹介されていた。彼は、飼い犬を相手にいろんな技を磨いたらしいが、この技は妙技中の妙技。今週のしんぶん赤旗日曜版に”すご技”として詳しく紹介されている。
朝から、その新聞の配達をする。いつもお願いしている方にアクシデントがあり、当分はピンチヒッターで登板することに。
午後から、京田辺に出かける用事があり、自転車でほうその駅まででかける。普段、車で走っていると気にならないことが、結構、気になる。ニレノキ通りの歩道は、バス停のところは少し狭くなっていてバス待ちの人がいると自転車では走りにくいし、かといって車道は危ない。駅前の自転車置き場には、どこから入るのが”正解”か、これもわかり辛い。
帰りはだらだら坂道で、思い切りペダルを踏んでも、なかなか進まず…毎日、自転車で駅まで通勤されている知り合いの方を思い浮かべ「ほんまにえらいわ…」と、改めて感心する。
 6月議会の議案書が届く。町の広報誌と花の種をご近所に配布…これは自治会仕事の一つ。


冬じまい             2006年6月1日(木)


 滅多にないことだが、昨夜は夜中に目が覚めた。”あつ〜”と思って思いあたったのが、冬、そのまんまのシーツ。起床とともに、シーツを夏用に替え、ついでに布団も干して、座布団も干して、毛布も洗って冬じまい。
中学生も衣替え、白いシャツがさわやかである。「中学生の制服代って高くついて…成長期で、3年間に一着では無理やし…」と言っておられたお母さんの話を思い出す。
精華南中学校ができてから、ブレザーの制服に変った。カッターシャツやベストなどは、その頃はなかった、と思う。今、就学援助金を受ける児童・生徒が全国的に増え、精華町でもじわじわと増えている。
制服なんかも、こんな視点から見直す必要があるかもしれないし、制服そのものの必要性も問い直す時期かもしれない、とも思う。
 親子リズム会を開く。3歳前後の”わからんちゃん”の自我がぶつかり合って賑やか。でも、これは、すくすく成長している何よりの証でうれしいこと。
 午後から、自転車で一気に乾谷を抜け会議に。終わってからも自転車でうろうろ。元気な間は、行けるところはできるだけ車は使わんとこ、と決意。最近特に、身体中の筋肉が”ゆるゆる”と緩んできてる、と言うのが一番の理由。
 駐車禁止の取り締まりを民間に委託。警察のOBさんが活躍されるそうだけど、運送やさんなどは打撃らしい。
この、取締りをする会社の車は、どこに止めてはんのかな〜ひたすら歩いてはるんやろか、と疑問”ふつふつ”。