たんぽぽ通信
雨でも…           2006年1月31日(火)

 もう雨は大丈夫、と傘も持たずに交差点に…。しばらくすると雨が降り出す。
4丁目の子育てサロンが始まる頃には本降りになる。7丁目との合同開催なので、いつもより賑やかに始まる。
ホールに持ち込まれた、マットやトンネル、トランポリン、平均台などをいっぱい広げて、子どもたちは身体中を使って遊ぶ。外遊びのできない雨の日のタイムリーな遊びとなった。
 ヒューザーの小嶋さんが国や地方自治体を提訴。ライブドァ問題もその概要が大分わかってきたが、わかるほどにお粗末な話。身近な者で、まさか!と思っていたが、甥の一人がライブドア株を買っていたらしい。もうすでに手放したらしいが…思いがけない落とし穴にショックは隠せない。
防衛庁の談合事件も発覚…。障害者を排除するようなホテル業者も浮き彫りになって、やっぱり”変”な世の中が加速。
大きな政府か、小さい政府かではなくて、”確かな政府”が必要だ!とTVのコメンテーターが叫ぶ。
これは正論だと思う。


合わないつじつま      2006年1月30日(月)

 臨時議会が開かれた。病院対策特別委員会で報告された病院関連の補正予算が主な案件。大きな問題点は@募集要項では、機器や備品などは指定管理者の負担としながら、何故、この時期にレントゲン装置(3千900万円)を購入するのか。
7年前から買い替えの予算要求が出ていたが買えなかった。耐用年数は4年といわれているのに23年も経過している。常識では考えられないほど古くなっている。この際、新しい機器を買って指定管理者に渡したい、と答弁。
「え〜〜そんなに頼りにならないレントゲンで今まで診療していたの!」というのは委員会でも感じていたことだが、ルールを無視してまで、町がお膳立てしないとあかんの?」「7年間もかかって買えなかったものが…その気になればかえるんや」…ここにきて、今まで老朽化を放置してきた問題が一気に噴出し、何もかも町の負担で整備して、管理者に移行する段取りらしい。
この先、いくらつぎ込むのか検討がつかない。
A直接、議案には関係はないが、透析施設の増築問題と、政策医療の意味。
 透析は政策医療としているが、管理者の見解は、透析医療は「安定的医療」としている。本町からどのような政策医療の提言をしたのかは不明。
 12月議会から、管理者の「事業計画書」の公開を求めてきたが、やっと、概要版が出された。
読めば読むほど、つじつまが合わなくなる。手にしたのは概要版なので、実際にはどのような内容か…わからないままである。
 その後、全員協議会が開かれ、川西小学校建て替えについての説明を受けた。


保育士さん、奮闘      2006年1月29日(日)

 自治体職員として、子育ての輪を広げたいと、町立保育所の保育士さんたちが”ハッピー精華っこ”を開催。一年に2度、定期的に開催しているもので、今回で8回目。
 思えば、現職だった頃、地域の方と一緒に子育てをしたいと願って”自転車紙芝居”を始めたことや、保健師さんの”ニコニコ相談”の場に”出張保育”を始めたことを思い出す。
形は違ってもその思いは今も脈々と…続けられている。
今日の出し物は”仰天かぶりもの”の3匹のこぶた。最後は”手のひらを太陽に”の体操で参加者全員で大いに盛り上がって幕…保育士さんの奮闘に大きな拍手。
 午後は衣笠洋子さんと町内を回り、アルプラ前で街頭宣伝。分刻みの動きでひた走る。でも、R163はひた走れず…渋滞気味。春のような陽気に誘われてか、いつもの日曜日よりはやっぱり多い車の列。  明日は臨時議会が午後1時30分から開かれます。


やっぱり憲法         2006年1月28日(土)

 朝の間は集金やら、訪問活動。「なかなか仕事が見つからなくて…」「今日はお昼から面接に…」正規雇用はますます激減。アルバイトも年齢制限が厳しくなって中年女性の職場は狭まるばかり…でも、と話は続く。「知人で50歳過ぎて看護師になった人もいるし、今からでも遅くない…」「ほんまやね〜いくつになってもがんばらな!」
 お昼前になじみのお花屋さんへ行く。「花屋さんも増えて、商売もきついけど、夫婦だけの生活やしほそぼそと…」大型店やホームセンターにも花屋さんがあって、町中のお花屋さんも厳しい現実。
 午後から”相楽民主府政の会 新春レセプション”に参加。衣笠予定候補も会場入りし、三宅太鼓で幕開け。
憲法の一点で、今度は衣笠さんしかない、と今までお見かけしなかった顔ぶれも見られた。
やっぱり…憲法を暮らしに生かす府政は大事だし、9条を守ることは”くらし”そのものを守る”かなめ”中の”要”です。

チャングムの誓い      2006年1月27日(金)

 9時からの議員団の会議。それでも、ちょっとがんばって朝の交差点に立つ。
5丁目から歩いて毎日保育所に通う親子。「歩いてえらいですね」「いいえ、近くですから」とお父さん。
どんなに寒い朝も、きっと暖かいに違いないと、この親子の手のぬくもりを感じる。
 議員団の会議は、30日に開かれる臨時議会の議案の検討。過日説明された、国保病院関連の補正予算と、一般会計の補正予算の可否について。
 夕方、配り物の依頼に出向く。寒さも幾分か和らいだ感じで、風も柔らかい。
あれこれと用事を済ませ、さて”たんぽぽ通信”と、ページを開いた途端”チャングムの誓い”のテーマソング。
実は、このドラマ、昨年からはまっている。筋書きは見えているのだが…和製の”大奥もの”とは一味違う、清潔感がお気に入り。
しばし、手を休めて…TV視聴。

"教育請願”否決     2006年1月26日(木)

 文教産業常任委員会が開かれ、12月議会で”継続審議”となっていた教育請願が審議された。
松田はいくつかの質疑をしたが、他の委員さんは質疑なしで反対討論。その理由は、”京都府の制度で決まっていることだから…””バリアフリーはできてる学校とそうでない学校があってもいい””スクールカウンセラーを常駐させる必要はない”といった内容。
多勢に無勢で、不採択となった。
 役場2階フロアで知り合いの方に会う。「信じられへん…4月から国保料が70%もあがるんよ。説明を聞かせてもらおうと思って」と怒り心頭の様子。しばらくお話を聞かせてもらってから約束をしていたお宅を訪問。
夕方から会議が2件。今夜は冷え込みも厳しい。


病院対策特別委員会   2006年1月25日(水)

 病院対策特別委員会が開かれる。案件は ・職員処遇 ・病院の事前整備計画 ・病院改宗計画案。
職員処遇…40人中26人が解雇となる。事務職、管理栄養士などは配置転換。希望退職制度を採用し、1億4千800万円程度が特別負担金として必要。
事前の準備計画…基本構想業務委託(300万円)塔屋サイン改修(630万円)X線レントゲン(3千910万円)
改修計画案…既存建物改修・透析センター増築・その他工事(6億1625万円)
 転職を余儀なくされた看護師や技師、指定管理病院で再雇用される方の大幅な賃金カットと、不安が渦巻く中で町長が言うように患者さんに迷惑をかけない運営ができるのか。
配置転換については柔軟な対応と、今後の施策展開の基本的考えが必要。指定管理者の事業計画書の開示がないまま、基本構想や、改築計画のみが示されるのは本末転倒ではないか。…などの意見を出したのはわが党の委員。
一言もない委員さんも多数。”沈黙は金”とでも思っておられるのでしょうか?

 
明日は、文教産業常任委員会のため、親子リズム会はお休みします。次回は2月2日の予定です。

お母さんの病院は?   2006年1月24日(火)

 昨年の夏は暑かった。汗をかきかき、看護師のお母さんと一緒に”病院署名”のお願いに歩いていた少女に出会う。
「松田さん、精華病院はどうなった?」…即答できなかった。
胸が詰まった。母と娘の二人暮らしで、病院のあり方はこの少女の暮らしを変えてしまうかもしれない。
母が夜勤のときは、友だちのお家に泊まりに行ったり、遠方の祖母と夜を過ごしたことを知っている。
彼女は幼い頃から、母の仕事を理解し、多分、寂しさも…我慢していたに違いない。
「もう、精華病院じゃなくなるよ」とは、どうしても言えなかった。転職をするか、指定管理者病院に残るか、厳しい選択を求められている彼女の母にも、かける言葉は…見つからない。
 明日は、病院対策特別委員会が10時から開かれる。報告の内容は不明だが、この少女の言葉は忘れない。
 午後から、時間差の連打で会議が3件。寒さも連打…。

わかめうどん       2006年1月23日(月)

 目覚めと同時に窓の外を見る。屋根が白い…細雪が風に吹かれて舞い上がる。これは想定外の雪。
9時から役場で監査の仕事が入っていたので、通学ボランテァは今日は断念。いつもは議会の仕事は10時からが多いのでボランテァに支障はないのだが…。
スリップを警戒して精華大通りを走り、精華台まで来ると雪の影はほとんどなく…少しのことでこんなに違う?と思いながら役場に。
 夕方から2,3の用件をこなしに外出。その足で夜の会議へ出向く。帰り道、今晩の夕食のことが頭をかすめたが”おもちもあったし…”と帰宅し、冷蔵庫を開けて愕然。カビカビ状態で緑餅に変身。そういえば冷蔵庫を見るのも久しぶりやし、冷凍うどんのわかめうどんで晩食。
窮地を救ってくれるのがわかめうどん…侘しいとお思いでしょうが、結構これが好物で…。
堀江社長逮捕!果たしてこれは想定内?ですか。


長い冬           2006年1月22日(日)

 昨日の”つどい”の準備に持ち出した物を整理する。結構時間がかかって午前中の仕事となる。時々テレビを横目で見ながら…。
ライブドアショックに、耐震建築物偽装問題、BSEに、北朝鮮問題と話題は尽きない。常連のコメンテーターの方々の論戦も微妙に変ってきたと感じるのは私だけか…。特にライブドア問題では、競って堀江さんをTV出演をさせていた局もあったのだが…。
 お昼過ぎから毎月の集金に回り始めるが、お留守も多くて…進まず断念。後は自宅で雑多な用事を済ませ、夜にまたNHKスペシャルなどを見る。
過疎地集落を襲った豪雪、いや、今も降り続いている豪雪の中での、高齢者の長い冬。82歳の自治会長さんが、移転か、雪との戦いの選択を迫られる場面もあった。彼は、自ら雪の道を役場までマイカーで出かける。
役場の職員さんが出向いてあげてよ…と思うが、これがご当地のルールかもしれない。
それにしても、もう少し公的支援の手が差し伸べられないものか。過疎の地に住む人々はそれだけで、自然の守り手…だと思うのだが…。


こころ一つに…新春を  2006年1月21日(土)

 恒例になった新春のつどいだが、今年は4月の知事選を見通しての”つどい”。1月の半ばを過ぎて、各種団体の催しも目白押しで、参加者はいつもよりやや少なかったが、府政への要求や、要望には熱いものが…。
プレハブ教室を建てても教室不足の南山城養護学校。新設養護学校と引き換えに廃校される府立高校の問題も深刻。
職場は精華町だが、加茂町に住む方からは”やっと住宅ローンが終わったと思ったら、フェロシルト問題が浮上。重ねて合併問題。安全管理問題や合併推進の今の府政は…と憤懣やるかたない怒りの声。
指定管理者制度導入で精華病院が民間委託されることになり、職場をなくする病院職員の方からは「医療の丸投げ…これから家族5人で、どんな暮らし方をすればいいのか…」といった声も。
こころ一つにして、来る春を迎えたいと…決意。
 夕方からは自治会の集まりに。順番で、4月からは班長さんに。今から、準備怠りなく早めの会議が招集されたわけで”すごい!”と感心。


年金生活者あつまる   2006年1月20日(金)

 相楽の年金者組合の学習会と懇親会が正午から始まる。
今日は憲法9条の学習会。平和やくらしを守りたいと願っている年金者なら誰でも入会OKの集まりで、年金問題はもとより、介護の問題や、教育の問題…とレパートリーは広く深い。
 アメリカ産牛肉の輸入が中止された。十分な安全確認がされないままの見切り発車に、そもそも無理があったのではないか。
 明日は、午後1時から、かしのき苑で”精華町民主府政の会の新春のつどい”が開かれる。
こころひとつにして…新しい民主府政の実現を!!
 ぜひ、ご参加ください。


さむ〜〜〜        2006年1月19日(木)

 明日は大寒、今日も十分に大寒の寒さ。ひらひらと舞う雪に今日は雪か!と思ったが、雪は残らず寒さだけが残る。
親子リズム会も賑やかに開く。用事でこれない友だちの名前を呼んで「○○ちゃんがきてない」と心配顔のH君。
そういえば先日の子育てサロンでも、いつも来られるボランテァさんの名前を呼んで「今日は、来てはらへん」と、心配していたS君。自分だけの世界から、他人のことを気遣ったりする人との関係が、とても順調に育っていることに感心する。
 午後から、会議に参加し、夕方からは憲法9条の会の駅頭宣伝。一時間のショートタイムだが、寒さがジンジンと迫り、これは値打ちのある一時間。
息子さんが自衛隊員のお母さんも、「うちの子は戦争するために自衛隊に入った訳でない…」と署名をしてくださる。
続けなくては…と思う。


インフルエンザ      2006年1月18日(水)

 先日残してしまった少しばかりのビラ配りを終えて、何軒かを訪問する。いつもはなかなか会えない子育て真っ最中の方に会う。「3人の子どもと、私とインフルエンザで…」と病院から帰ってきたばかり。
そういえば、朝の登校児童もいつもの顔ぶれが見えなくて「学級閉鎖されてる…」とか。猛威を振るっているらしいインフルエンザ…。
次にお会いした方は、指に包帯を…。「考え事をしていて包丁で指先を落として…」と、ここでも痛ましいお話。知らずにいったものの、病気お見舞いの訪問になってしまった。
 午後から議員団の会議があり、夕刻まで役場で過ごし帰宅して、ゆっくり新聞でもと思ったが…。うっかり、今朝の古紙回収に出してしまって、今日は新聞のない一日。
 明日は親子リズム会を開きます。お待ちしています。

発言は控えさせて…   2006年1月17日(火)

 年が明けてはじめての4丁目子育てサロンに参加する。お話や手遊びの後は紙ふうせんで遊ぶ。2階フロアのエアコンが不調で”寒くない?”と心配したが、子どもたちは走り回って寒さ知らず。
 午後から、国会中継をみる。昨年から騒がれている”耐震強度偽装問題”のヒューザーの小嶋社長の証人喚問が中継されていた。そこで、なんども聞いたのが「証言は控えさせていただきます」という言葉。
何のための証人喚問?”刑事訴追”が心配ということは、それだけ違法行為があったということ?自民党議員や、国交省官僚の名前も次々に飛び出し、いよいよ泥沼に…。
 ライブドアの堀江さんもたびたび登場…。事の真相はこれからだが、正月明けに”子どものマネーゲーム”ばやりを心配する声を聞いたことを思い出す。
子どもの頃から株の売り買いを覚えさせることの”是非”が話題になり、”やっぱり、汗をかくことを教えることが大事”ということが結論に。

ウサギの安否       2006年1月16日(月)

 昨年、いち早くもらわれていった、一番小さなウサギの赤ちゃんの”安否”を伺いに訪問。「トイレの失敗もしないし、食欲も旺盛、甘え上手で賢いウサギ、とても癒されています」とうれしい報告を聞く。
お家の中の居間で家族の一員として飼われているとても幸せ者のウサギ…よかった、と改めて思う。
その後何軒か訪問をしておしゃべりをする。小学校近くでお土産風の紙袋を提げた女性の方に会う。どうやら、行き先を探しておられる風で先方から「○○に行きたいのですが、この辺にコンビにはありますか?」と、聞かれる。
バスを降りて方向を間違えたらしく途方にくれておられる。「怪しいものではありません。よかったら車に乗ってください」と、近くまで送る。手に持っておられたのはお孫さんへのお土産の数々と推測。
今のご時勢、ちょっとした善意もずいぶん気を使う。その足で役場に向かい、午後から相談者の方とご一緒に人権相談に。
 夜の会議に出かける背中に雨が…冬から春への雨だろうか。


ウィグル料理        2006年1月15日(日)

 精華町の母親大会に参加する。例年に比べて遅い開催だが30名近くの方が集まり、中国新疆ウィグル自治区からの留学生ジミリィハンを講師に、ウィグル料理を教えていただく。パンツとブーツがとてもよく似合う若いお嬢さんで、大きな瞳が美しい。日本に来て2年というのに、日本語もとても流暢。零下40℃以下から暑さは40℃以上という寒暖の差がある中央アジアのくらしから生まれたダイナミックな料理。
大きな肉のブロックを、これまた大きく切って、大量の油で炒め、野菜もざっくり切って炒め、それを煮込んだスープごとご飯を炊く。かやくご飯というか、ピラフというか”調味料は小さじ何杯”とかはない、大胆な料理。
ソーメンも使っておられた。日本的には”脂っこい”イメージだが、これくらいは脂肪を取らないと自国では体力が持たない、と彼女。「大丈夫。これくらい食べても太らない。私を見ればわかるでしょ!」とも。
 
できあがったピラフとそうめんスープ。まん中にあるのが”肉”。
 こともあろうに…その後、約束していた昔の仲間の”すき焼き新年会”にも参加して、抱腹の一日。
 夕方から、新年早々”絶、不調”となっているPCを見ていただく。側で見学するしかない私だが、まるで、生き物のように変っていく画面を見て「とても手におえない生き物!」と実感。復調するまで4時間半…ホントにお世話になりました。

こんな日は…         2006年1月14日(土)

 予報どおりの雨…が終日続く。こんな日はどうする?と自分に尋ねる。特に決まった予定もなくぽっかりと空いた一日。洗いざらしの顔で過ごすことを決める。2合のお米を洗う。洗濯物は最小限度にとどめる。新聞を丁寧に読む。掃除は今日でなくてもいい…と、都合のよいことだけを決めてしばし、ごろごろと過ごす。
 午後から、忘れっぱなしの包丁を取りに城陽へ行く。近くのスーパーで買い物をと思い立ち寄る。そこで、ばったりとであったのが孫2人とパパ(最近はお父さんと呼んでる)。しばらくお付き合いをしてお惣菜を買いに。
「海流の変化で、今年ははたはたが豊漁…」とTVで言われていたのを思い出し鮮魚売り場に…。
8匹で280円ちょっと。しかも半額…安い!ここ何年か高値が続き、手が出なかった”はたはた”だが…。
今日は、”しょっつるなべ”まがいで夕食。こんな日だからできた夕食…な訳で、久しぶりの雨に感謝。


栄村               2006年1月13日(金)

 この冬、豪雪の栄村、津南町。栄村は何年か前の夏に訪問したことがある。
強制合併の嵐の中でいち早く”小さくても輝くまちづくり”を宣言した村で、訪問したときも「このあたりは全国一の豪雪地帯です」と職員の方が言われていたのを思い出す。
冬は仕事のない建設業者の方を「雪下ろしヘルパー」で雇用をしたり、下駄履きでいける「下駄履きヘルパー」制度をつくったり、大変、自助・相互努力をされている村であった。雪深い小さな村に、早く春の輝く緑が返ってほしいと願っている。
それにしても、もう少し早く、自衛隊の援助は受けられないものだろうか、と思う。
 子ども時代を雪深い丹後の地で過ごしたこともあって、雪の閉塞感はある程度経験したし、春を待つ気持ちもわかる。
山間地に住む小中学生は、雪の季節になると早くから小学校の”家庭科室”に寄宿していた。いつも遊べない友達と放課後を楽しく過ごしたことを思い出すが、寄宿をしていた友達の気持ちまでは…その頃知る由もなかった。
 昨日、今日と寒気がゆるみ、庭の土も柔らかくなっている。
昨年、掘り起こしてそのままになっていた球根を植える。
今頃植えて、夏でもいいから咲いて!ちゅうりっぷ。

一ヶ月ぶり           2006年1月12日(木)

 一ヶ月ぶりに親子リズム会を開く。一月に出産をされた方はさすがにお休みだが、メンバーの顔ぶれも賑やかに揃って、あっという間の半日が過ぎる。
午後一番におでんを仕込んで…今日は何があっても”ビラ配布”と決めていたので、気合を入れて飛び出す。
3時間歩きっぱなしで知事候補”衣笠洋子”さんのビラをポストインする。終わった頃には”満月”が昇り、何となく汗ばんで久しぶりに”歩いたっ”という実感がする。
少しはお正月太りも解消?と、期待してたが、その分いっぱい食べてやっぱり”もとのもくあみ”に。
 夜の会議もあり出席。寒気から抜け出したように凌ぎやすい一日だったが、このまま春…とは”問屋がおろさない”。


今日は半ドン         2006年1月11日(水)

 以前は土曜日は半ドンだった。今日の私は半ドン。午前中は新年初めての議員団会議。食事をしてしばらく議会事務局で歓談をして、さて…これから、と勢いよく帰宅をしたが、何となくからだもだるく休息。
一度エンジンを切ると、以前乗っていた中古車同然で…今度はなかなかエンジンがかからない。
「松田さんはいつも元気…」とよく言われるが、実は持病がある。50代はじめから始まった”甲状腺浮腫”がそれで、疲れると腫れるのか、腫れると疲れるのかは分からないが、疲れをためないことが大事。
 そこで、今日は半ドンと決めて午後から休息。それでも家の中でごそごそと…仕事をしてしまう”貧乏性”の私だが。
 明日はホントに久しぶり、親子リズム会を開きます。


三学期始まる         2006年1月10日(火)

 中学校は2学期途中だが、小学校の3学期が始まる。ザラメのような霰が道を白くしている寒い朝だが、子どもたちは至って元気に登校。ボランテァも本日から再会する。
午前中は所用で役場に行く。午後から昨年来、年を越してご相談を受けているお宅を訪問。
夕方近く、ビラ配布をし、夕方から会議が2件。いよいよ、日常中の日常生活が始まったわけで…今年も忙しくなりそうな予感。
 庭先や垣根のさざんかが、あちこちで開き始めた。もくれんの蕾も、つんつんと伸び始めた。
春にはまだ遠いけど…自然の営みは怠りなく続けられている。背筋を伸ばして歩いてみようと思う。

新成人…403人       2006年1月9日(月)

 ごご1時30分から30分間精華町成人式典が行われた。一同起立、君が代で始まり、あいさつは町長と議長のみ、新成人の謝辞で終わるというシンプルな式典。もう少し若者らしい希望に溢れた音楽が流されるとかの工夫は、できないのかな〜と思う。
知人のお嬢さんたちも何人かお見かけしたが、晴れ着の彼女たちと幼い頃の彼女たちを結びつけるのに少々時間がかかる。
精華町で403人、全国では143万人の新成人の方、本当におめでとう。
 午前中は、遅まきながら何軒かのお宅を”年賀訪問”する。お正月明けの連休でゆっくりとくつろいでおられ方が多く、そこに顔をだした私はひょっとして”お邪魔虫”だったかもしれないけど…皆さんお元気そうで一先ず安心して帰宅。

出初式             2006年1月8日(日)

 消防出初式の放水
 今年から会場が変わって、東光小学校で消防出初式が行われた。昨年は会場の都合で行われなかった放水だが、今年はグランドで行われた。あっという間に終わったのでシャッターチャンスも”あっ”という間。
昨年にくらべれば寒さも半減の好天気で風もなく…流れる雲と水の放物線が交差して”お見事”でした。
 夕方訪問先で”きゃべつ”をいただく。雪害、冷害で高値のキャベツはうれしい頂き物。正月以来”残りおせち”で済ましていたので、ここは一番と張り切って台所に立つ。しかし…である。包丁がない。
暮れに”家事手伝い”に出かけたときに包丁も持参して、そのまま置いてきたことに気づく。ま〜何とかなるわ、と料理バサミと必殺手バサミで夕食を作り”ごちそうさま”
やっぱり、忘れ物がひとつずつ増える…誰に言われなくてもこれは”齢のせい”で、言い訳はできない。
 


はなびらもち          2006年1月7日(土)

 七草粥にも縁がなく、でも「はなびらもちでお茶をしませか」とお誘いをいただいて7人の女性でティータイム。
一時間程度の予定が3時間になり、ご馳走様でしたと、腰を上げてからも話が続く。
どうやら、この”はなびらもち”という和菓子は、由緒と歴史があるらしい。平安時代に宮中のみで使われたものらしく、庶民のものになったのは明治に入ってから。中に入っている”ごぼう”は”鮎”を意味しているとか…。
以上は、帰宅後HPで調べた情報で、いただいている時はそんな知識もなくて…ただ、おいしいと。
 新聞でも一気に”知事選候補”の報道がされた。民主府政の会からは衣笠洋子さん。なんどか精華町にも選挙支援で来られたことがあるが、印象では”ふところの深い”女性。
道州制を主張する知事より、京都を大事にする知事がいい。憲法9条まで変えようとする知事より、9条を守ろうとする知事がいい…と思う。


ゴミの誤算           2006年1月6日(金)

 年明けの初めての生ゴミの収集日である。収集場所に行くと不燃物ゴミも沢山積まれている。えっ?????と思っていると水曜日から出されているとのこと。
確かに年末年始の収集日は何かで見たが…いつだったのか?収集日を間違ってだしたのか、それとも収集もれ?と、ご近所の方も私も定かでない。
結局、不燃物は収集されないまま残されたらしい。
 久しぶりに在宅ワークで一日を過ごす。縮みそうなセーターの手洗いをまとめてする。立ち枯れ状態の”菊”の枝を整理する。冬枯れの寂しい庭に去年からバラが咲き続けている。「100円バラだけど…」とお隣さんが下さったバラだが、噂どおり賞味期限が長い。
”冬のバラ”には不思議な魅力がある。寒くなればなるほど透明感を増し、”鋭く”美しくなる。”怜悧”という言葉が似合う冬のバラ、寂しい庭にありがとう!

根回し廃止、議論活性化   2006年1月5日(木)

 …と、これは本日の京都新聞記事の見出し。”ガバナンス知事の時代”のコーナーで鳥取県知事と議会の様子が取り上げられている。要約して紹介すると
 片山知事が就任して着手したのが担当職員の県議への根回しの廃止。その結果、本会議や委員会審議が活発化、議会は知事の提案に対して”対案”を出すようになった。知事与党であっても、住民の立場で修正案を出す。議会はシナリオのないガチンコ対決。当然議論は白熱、とある。
昨年末京都府庁では、提出議案の説明に職員が議員控え室へ。これは地方議会では日常的光景、だとも書かれている。
地方分権が進められる中で、知事への権限委譲も強められている。だからこそ議会の役割も重要である。最後に議会で議論を尽くすこと、議論の過程をオープンにすることが議会の活性化につながる、としている。
 府県段階でなくても、地方自治体の議会にもこのことは求められる当然のことではないだろうか。
提案する条例の可決を見通すための根回し…が、仮にされているとしたら”議会のチェック機能”はないに等しい。
 議会の活性化の原点はここにある…と共感し、さて、わが町は?と、12月
議会を思い浮かべる…松田です。

仕事始め/賀詞交換会     2006年1月4日(水)

 今日から仕事始め。9時から恒例の町長の年頭のあいさつがあり、出席。
病院問題:昨年6月14日に府立医大より医師派遣をしないと通告があり、病院存続を断念した。京都府、地元医師会と相談した結果、民間誘致の過渡的手法として、指定管理者制度導入を決意。苦渋の選択である。協議はこれから始める。
職員処遇については希望退職制度を導入したい。
合併問題:学研の先導的役割をはたす。学研都市がバネにできるなら合併も視野に入れる。狛田地域の開発は冷静な人口政策が必要。
京阪奈新線祝園駅延伸:力を注ぐ
3世代支援のまちづくりを進める:家族の再生と地域コミュ二ティの構築
      =金がなければ知恵を出す=
 金があっても知恵は必要、金を生み出す知恵も必要…松田感想
 
賀詞交換会
 商工会主催の賀詞交換会。場所は京阪奈プラザナイルの間。地元の業者さんよりどちらかといえば学研企業、特に誘致企業さんが目立つ。来賓も多く…あいさつも(要旨)。
井沢衆議院議員…自分の親も中小業者、中小業者支援を。
やまのい衆議院議員…党派を超えて第2名神建設に力を。
二の湯参議院議員…古きよき日本人の誇りを取り戻すためにも改憲を。
たまたま、横におられたのが祝園弾薬庫支所の方で「昨年、記念式典にお越しいただきましたか?」と聞かれる。「残念ながらご招待はいただいていません。なぜか、共産党議員は招かれませんので…。今年はぜひ…」とプライベート名刺を渡す。果たして今年は…届くでしょうか、招待状。


年賀状              2006年1月3日(火)

 以前は何が何でも年内届け、しかもオール手作りで、ちぎり紙や絵筆でがんばったものだが…。暮れにプリンターが思うように働かずついついつい新春持ち越しとなってしまった賀状。本日やっと投函…遅くなってごめんなさい。
 最近の主流はパソコン駆使のものが主流。ご家族のスナップや子どもさんのアップ写真が多いが、今年は何といっても”ワンちゃん”主人公のものも多い。
年に一度の賀状だけで近況報告をする中学、高校の同級生の年賀状はいただくと”ほっ”とするし、保育所時代の保護者の方からの近況報告は、子どもさんの成長振りが伺え、とてもうれしい。
一年間のお付き合いのなかで知り合った方からの賀状は新鮮で、これまたうれしい。
そんなこんなで楽しみな賀状だが、議員という仕事上有権者の方に自ら差し出すのは禁止らしい。
なんとも窮屈なはなしだと思いませんか。禁止することは他に沢山ある…と思ってしまう松田です。

大集合              2006年1月2日(月)

 暮れから長男宅に”通いの家事ヘルパー”で通勤している。ともかくお正月はお仏壇のある長男宅で家族揃って過ごす…これは、自分の都合だけでは変えられない”家族のルール。
長女と次男の家族も勢ぞろいをして都合13人のお正月。百人一首にトランプ、将棋やTVゲームと遊びの百貨店。
お昼に食べるだけ食べて、彼らは近くの小学校へ野球道具持参で出かける。
クリスマスに集まったときに”家族対抗リレー”をやろうということで、バトンリレーはどこでもOk、とにかく家族でトラック一周というリレーを敢行したらしい。
いつもなら、先頭を切って参加の私だが、やや疲れ気味、年寄りの冷や水になってもいけないので”賢く”お留守番。
夕食も賑やかに済ませ、さらに、遊んで…大集合のお正月も終わりました。

新年おめでとうございます。  2006年1月1日(日)


 穏やかに新年が明けました。おめでとうございます。どうか、本年もよろしくお願いいたします。
 お昼前に長男宅に。遅まきのお雑煮で新年のお祝いをする。そこに登場したのは次男ファミリー。たんぽぽ通信に昨年もなんどか登場した、きわめて賑やかなファミリーで、今年も賑やかに登場。
夕方には、大阪一人暮らしの次女も揃って、何はなくても”元気なお正月”を迎える。
今年一年、やっぱり”元気で”過ごしたいと願いながら我が家に帰宅。