たんぽぽ通信
夕暮れに            2005年4月30日(土)

 夕方近くになってやっと、季節にふさわしいさわやかな風が吹き出した。ともかく昼間は暑かった。
夕方の精華台を歩く。植木の手入れをするご夫婦や花を植える親子、キャッチボールをする父と子。庭先でバーべキューの準備を始めるお父さんとそれぞれにとてもほほえましくて、我が家も随分前にはあった、家庭の団欒や、家族の”おしごと”風景が目の前に。
 家族バーベキューもしなくなってからもう何年になるだろう。一通りの用具はあるが物置の奥に眠ったままだし、今、使えるとも思わない。やっぱり、食べ盛り、育ち盛りの子どもたちのいる頃が家族も活気づいていて楽しみも多い。
これは、町にもいえることで、今、育ち盛りの精華台は活気に溢れ、歩いていても楽しい街…である。

GW幕開け            2005年4月29日(金)

 縁のない話と分かっていても、今年のゴールデンウィークはどんな具合になってる?と気になる。息子と勘定してみる。2日に休暇をとれば1週間。欲張って6日も休暇となれば10日間。年末年始よりもなが〜い休暇になるわけで、正真正銘のゴールデンウィークに。そして今日が初日。みなさんのご予定はいかがですか?
 夕方になって少し日が落ちてきた頃、散歩がてら街中を歩く。庭先で"苔だま"をつくっている方に声をかける。「よかったら一つ差し上げます」と言われ、ご好意に甘えていただく。その苔だまを持って歩いているとサッカー遊びをしていた子どもが「おばちゃんがもってるのなに?」と側に。「これ、丸いけどボールじゃないのよ」と説明しながらたちばなし。
そんなこんなで、夕方の街歩きはお土産付きで楽しいひと時である。


半そででも            2005年4月28日(木)

 急に真夏日状態。半そでになってもまだ暑い。町を歩く人の中には"タンクトップ"の方もいる。
家の前に"アゲハチョウ”が飛んでいる。公園に行くと虫かごを持った子どもや、家から少しの水を持ち込んで"どろ団子"づくりの子どもたちもいて、遊びの世界はもう"夏”模様である。
今日は精華台の公園めぐりをする。2丁目と4丁目の公園は相変わらず盛況。畑の前の遺跡公園は町外から来られている方が多い様子。駐車場やトイレも完備されていて起伏のあるゆったりとした公園で、おすすめ公園の一つである。
 何年か前"公園デビュー"という言葉が流行ったが、今はどうだろうか。遊びこそかわってきたが、遊びこんでる子どもたちの姿は見ているだけで楽しい。


今日も、たちばなし       
2005年4月27日(水)

 昼下がりにハンドマイクを持って街頭に出る。ちょうど下校どき。中学生が向こうの方から"ガッツポーズ"を送ってくれる。「がんばってください」と声援を受ける。しばらくすると、小学生が寄ってきて「今、学童から帰ってきた」とハンドマイクのそばに。ちょうど、学童保育の充実などの話が聞こえたらしい。と、ま〜こんな具合に今日は小・中学生とたちばなし。
 昼間は6月の気温。日差しもきつく暑い。「松田さん、エステはいかがですか」と知人から電話。しかし、もう時はすでに遅い。顔も手もすでに夏並みの日焼け状態。これで回復すれば"使用前、使用後"の宣伝効果は抜群か?


たちばなし…           2005年4月26日(火)

 たまたまの話だが…お母さんたちが路で井戸端会議。周りでは楽しそうに子どもたちが遊んでいる。道路にはチョークで大きな落書き。一昔前にはよく見かけた街角の風景である。
お母さんたちから、こもごもに要望が出される。「中学校の給食は検討されているのですか」「もっと子どもたちが安心して遊べる公園がほしい」など。
光台4丁目公園の遊具の修理の件を担当課に出向いてお願いする。この公園はアスレチック風に木を組み合わせて工夫をこらしてつくられているが、実際には管理が大変で苦情も多い。松田的には気に入っているがやや"暗い"イメージが難点である。
 しかし、一からつくるとなれば大変なこと。大事にしたいものである。


白いたんぽぽ          2005年4月25日(月)

 一昨日"ももいろたんぽぽ"のことを書いたら早速メールをいただいた。"母の実家近くには白いたんぽぽがいっぱいです”と。いろいろあるんですね”たんぽぽ”。
なぜ、松田は"たんぽぽ"にこだわるか。
もう、30年以上昔の話だが、4人目の子どもが生まれた頃"子育てするなら城陽市"とのキャッチフレーズに引かれて、分不相応な借金を抱えて家を購入。
夫の両親と同居する羽目になり、やむなく子連れで働きに。その頃、0歳児保育はまだまだされていなかったし、今のように育児休業制度もなかったので、産明け保育をしている共同保育所は、働くお母さんたちの強い味方であった。
初めて保育の仕事と、保育所運動を学んだところが”たんぽぽ”共同保育所だった。一緒に働く仲間のすすめで、保母資格の試験に挑戦したのがことの始まりで、自分の中で"たんぽぽ"は特別の響きを持つ大切な言葉の一つになった…というわけ。
 "子育てするなら精華町”そんな町にしたい、というのが子育てを終えた松田の率直な思いである。
黄色も桃色も、白色もあるたんぽぽに寄せて、そんな思いを届けたいと願っている。


ひばり鳴く            2005年4月24日(日)

 光台8丁目で街頭宣伝。ひばりが高く舞い上がって鳴いている。ご近所の方に「お住まいになっていかがですか」と尋ねると「とても気に入っています」とのこと。たしかに、ひばりやウグイスの鳴き声が身近に聞かれるこの地は、まだまだ自然に囲まれた地域。
しかし、その奥には砂利採取場があり、いまや東畑まで山肌があらわになった状態が続いている。
先日、東畑の鳥谷池の手前から見ると奈良の若草山が一望できるほど山が削られている。このままでいいのか…と思う。
 街頭にたっていると必ず集まってくるのが子どもたち。「何の話をするの」「何の話をしていたの」と質問攻めに合う。こんなときに例えば"日本昔話”などできたら本当は面白い…と思うのだが、どうでしょうか。


たんぽぽ集会          2005年4月23日(土)

 前参議院議員の西山とき子さんが来宅。いまの国政の問題や町政についての懇談会をする。憲法問題や、いまの中国問題などでの質問も出される。小泉さんの支持率が大きく落ち込まないのはなぜか、ひょっとして"情報操作?"など率直な疑問も出され、予定していた時間があっという間に過ぎる。
参加者の年齢差は80歳以上。こんな話をもっと聞きたいというのが参加者の方の感想。
もう少し、まめに議会報告会など開かないと…と思う。
 話は変わるが"ももいろたんぽぽ"が開花。昨年、町の"花いっぱい運動"で、自治会を通じていただいた種だが、育ったのは数本。名前が気に入ってこの花の種子を申し込んだものだが、たんぽぽは黄色、という固定概念をくつがえすこのたんぽぽ。いつまで咲き続けるか…楽しみである。


滑り台              2005年4月22日(金)

 光台5丁目に子どもたちに大人気のローラーのなが〜い滑り台がある。ところがこれがいま故障中。近所の方のお話で判明。すぐに現場を見に行く。すべり口の手すりのねじがはずれ、ガムテープで包帯がしてある。上り口の階段にロープで通せんぼがしてあるが、これが結構中途半端で、子どもたちはここを潜り抜けて階段を昇る。
ロープの方がかえって危ない状態である。通りがかりの女性の方が「松田さんですね。おねがいしますよ」と声をかけていかれる。
すぐには、修理ができないかもしれないが、封鎖をするならそれらしくしてほしいし、もちろん早く修理をしてほしい。と言うわけで、すぐに担当課に連絡する…が、果たしてその結末は。
気になる場所である。

本日、別居           2005年4月21日(木)

 夕方からウサギたちの鳴き声がする。いつもは寄り添って仲のいいウサギたちだが今日は違う。どうやら彼らも"春”らしい。しかも、足元には生まれたばかりの赤ちゃんウサギ。
ウサギの後ろ足のキック力はかなりの威力で、この足で踏まれると赤ちゃんはひとたまりもない。すぐに男性陣はダンボールの個室に別居をさせる。普段鳴かないウサギが鳴くのは余程のことである。
 朝から"親子のりずむ会"でおしゃべりを楽しむ。午後から街頭での宣伝活動をする。おもに3月の議会報告だが、聞いておられた方から庭先のお花のプレゼントをいただく。
早速持ち帰って花瓶に。そういえば長らくお花のプレゼントなど手にしたことのない私にとって、それはうれしい春のプレゼント。

ディサービスセンター始動 2005年4月20日(水)

 町内ではじめてのデイサービスセンターの開所式に参加する。総工費は3億5千万円。そのうち町の補助金は1億5千万円。一階は介護保険事業、2階は介護予防事業や高齢者生きがい活動支援、ホームヘルプサービスなどが中心となっている。
いずれも事業主体は、社会福祉法人精華町社会福祉協議会となっている。どのような事業展開がされるのかは、いまのところまだ十分に私には見えない。今日は議会の広報委員会も入っていたので、式が終わるのを待って議会事務局にいく。
議会広報を編集するのも、いまの任期では最後の仕事となる。財政難ということで、今回から"2色刷り"となるが、かえって"色あわせ"が難しい。
 久しぶりの雨に洗われて、芽吹いた緑が美しい。初夏への装いは意外に早いかもしれない。
 
はがして、つぶして     2005年4月19日(火)

 4丁目の子育てフリースペースに参加。大きなビニールこいのぼりを作って表に出ると"バリン…”と鈍い音。
自治会の役員さんが、集会所前に出されたペットボトルをつぶしておられる。中にはラベルまんまのや、キャップをはめたもの、洗っていないものも混在。「自治会の役になって初めて苦労がわかる」と、毎年、役員の方が言われているが、これから夏にかけてはもっと大変になる。
議会でも、ペットボトルの回収方法について質問をしたことがあるが、公共施設の前で回収するのではなく、ゴミステーションでの回収はできないものか。
ペットボトルのラベルはがしや、潰したりするのは、どう考えても自治会の仕事ではなく、これは"自己責任"の問題ではないか、と思う次第です。


ととろ、ととろ         
2005年4月18日(月)

 5年前の引越しのとき娘夫婦からのプレゼントは、”ととろ”の掛け時計。時間になると"ととろ、ととろ"と鳴り出す。
初めてこられた方は"何の音"と部屋を見渡す。そのうち電話がなるとこれまた音楽(何のメロディか思い出せない)が鳴り、お風呂が沸くと"お風呂が沸きました"とメッセージ。その上、携帯電話と、結構鳴り物入りの生活である。
選挙の準備などもあっていろんな方の出入りが始まったが、「何の音が鳴り出したのかなかなか覚えられない」と、"ととろ"で、電話に走ったりと結構迷惑をかけている様子だが、慣れている私にとってはこれらは、生活の音。
 しかし、一昔前は、時計といえば”ぼーん、ぼーん”電話といえば"りリーン"とほぼ決まっていた。生活の多様化といえばそれまでだが、この先に進む"多様化"に果たしてついていけるだろうか…と不安も。

こいのぼり           2005年4月17日(日)

 精華台の街中を歩く。あちこちのベランダや庭先に勢いよく泳ぐこいのぼり。我が家のこいのぼりのことを思い出す。夫が元気だった頃は毎年、近所の迷惑をかえりみず近くの公園にポールをたててこいのぼりを上げていた。
子どもたちが大きくなって、夫もこの世から姿を消した頃、そのこいのぼりは保育所で"パラバルーン"に変身し、運動会で活躍した。
こいのぼりにとってそれはよかったのかどうか…などと思いながら歩く。
 畑の前公園をはじめ、学研記念公園と、公園でくつろぐこども連れの方が多いのに驚く。あやめ池の遊園地など手ごろな近場の遊園地が次々に姿を消したのもその理由の一つ?かも知れない。

できました。          2005年4月16日(土)

 以前から計画を練っていながらできなかった、HPのたんぽぽ通信の"小冊子”ができた。2004年4月からの通信の抜書きで、ページ数は32ページ。いろんな方の手を煩わしてやっとできたいわば"労作”である。読んでいただけるかどうかわからないが、もしご希望の方は松田までお申し込みを…お待ちしています。
 いよいよ5月の町議会選挙が本格始動。先日の説明会には28陣営の方が出席された。わが陣営は現職4名の立候補を予定している。
今年の春は"選挙の春”。お花見もゴールデンウイークもさておいて、何はともあれ、今年の春は"選挙の春”である。

どの花見ても         2005年4月15日(金)

 幼い子どもがいち早く覚える歌に"チューリップ"の歌がある。"どの花見てもきれいだな”というフレーズがあるが、この部分が特に気に入っている。
いま、町を歩いているとチューリップやパンジー、桜草などが競い合って咲いている。どの花を見てもきれいだし、これは"人"にも言えること。いつかの流行り歌ではないが、花も人も"オンリーワン"でそれぞれに美しいし、個性的。
 早朝から祝園駅前にお邪魔する。定例の街頭宣伝である。最近、駅前の大通りが渋滞する。何人もの方が信号待ちの間に車から降りて駅に向かう。
あまり利用されなかった暫定のロータリーはまもなく閉鎖され、駅前のロータリーが供用されるが、果たしてうまく機能するするのかな、と要らぬ心配をしながらの宣伝。
 今日も昼間は気温が上昇。早くも初夏の気配が…。

親子りずむ会         2005年4月14日(木)

 一通りのりずむ遊びをした後、今日の話題は幼稚園。みんなの情報量は結構すごい。「もう秋ごろには入園申し込みがあるし、今から考えておかないと」と真剣そのもの。
午後からも若いお母さんと話す機会があったけど、ここでも幼稚園の話。「選択肢が3つしかないのは…」[負担が大きくて…」と公立幼稚園を望む声は今も大きい。
 昼間は急に暑くなり日差しもきつい。夕方からは急に冷え込み、肌寒い。体調やや不良。早寝をしたいが既に"早寝”という時間ではない…。


一足先に…          2005年4月13日(水)

 議会の広報委員会で終日缶詰め。朝一番に新しくできたディサービスセンターを訪問する。4月20日がオープンセレモニーだが一足お先に見学。これくらいが広報委員会の"役得?”
地域福祉センターかしのき苑に隣接して建てられた。介護保険事業が始まり、地域福祉センターが「軒先を貸して母屋をとられる」状態が長らく続いた。これで、地域福祉の事業が進むと期待して、過日の予算委員会でも質問したが、答えは「貸館事業」中心とのことでがっかりしたが、それだけでは済まされない…ゾ。

リュックでした         2005年4月12日(火)

 西中学校の通学かばんはリュックでした。では、精中は?…わかりません。
濡れていくには冷たい春雨が終日続く。朝からメールチェックと思い、PC前に座ったのが運のつき。一日中座ることになり、今も座っている次第。過日、松田HPのたんぽぽ通信をカウントしてくれた方がいる。そのときで532回とのことで、我ながら"よく続いているな〜"というのが率直な感想である。
途中、PCのトラブルで中断したが、ま〜"継続は力”ということか。しかし、"力"はついたか、と言われれば返答に詰まる。離れて暮らしている娘にとっては、これが"母の安否確認”だという。娘のHPものぞくが、こちらはあまり更新なしで、"安否確認"とはいかない。
一昔前だと考えられなかったことだが、このIT情報化をなんと呼ぶのだろうか。先日テレビで丸山明弘さんがライブドアの堀江さんを称して「彼には文明はあるが文化がない]と言っておられた。
含蓄のある言葉である。

重そう…            2005年4月11日(月)

 新学期が始まったら…と心に決めていたことがある。"スクールヘルパー"のボランテァ。下校時のほうが有効だとは思っていたがなかなか時間が合わないので、登校時に少しでも児童の安全に役立てばと思い交差点に立って3日目。
 気になるのが一年生のランリュック。背中に会わない大きさでしかも重い。一年生からこんなにぎっしり荷物をつめて学校に行くのか、と驚く。以前、中学生のかばんも持たせてもらったが、片手で持てないほどの重さ。スポーツバックだが、ほとんどの生徒が背中にしょっている。いっそのこと"リュック"にすればいいのにと思ったことがある。
保育所だって荷物は山盛りで小さい子ほど荷物は多い。
身軽に学校に行ける工夫はないものか、などと考えるのは私だけだろうか。
 午前中はまたまた、ハンドマイクを持ってお出かけ。風に舞う桜を見ながら"桜の春”はもうすぐ終わりやね、とつぶやきながら…。


桜…満開            2005年4月10日(日)

 お弁当を持って"お花見"と行きたいところをぐっと抑えて、"ハンドマイク"を持ってお出かけ。東畑の墓地入り口の桜も今が満開。
途中で男性に呼び止められる。「さっきの演説は聞いてたけど、あれから病院問題はどないなったんや」と聞かれる。事の顛末を簡単にお話しする。「あんた、がんばりや!」と激励を受ける。
以前、自衛隊の官舎があったところも桜が満開である。
あまり立ち止まって見られることもない場所だが、"桜は桜"我が身の春を謳歌。
 午後は、日本共産党の学習会。井上さとし参議院議員も参加され、今の国政の問題点や、国会での様子などを聞かせていただく。
国内より、中国や韓国で問題になっている"歴史教科書"問題など、核心に触れた話を聞く。侵略戦争はいかに時間が経過したとしても"美化"されるものではないし、真実を伝えること、それが"歴史"を学ぶことではないか。
私も女性の一人。"従軍慰安婦"問題は、理屈抜きにしても"生理的"にも許すことのできない"歴史的事実"の一つである。


主役の子どもは         2005年4月9日(土)

 近所の幼稚園の入園式に出席する。初めての幼稚園で、しかも"式"、大勢の人、続く挨拶。年少児にとっては泣かずにはいられない雰囲気。主役の子どもたちが不安にならないような"式"はできないものか…と思う。
 今は知らないが、私の知っている限りでは(年齢は違うが)、保育所では入園式に"お客様"は呼ばなかった。
節目のセレモニーは大事だが、やっぱり主役は子どものはず…だから。
 午後から"精華病院を守る会"の集会に参加する。最後に患者さんが「精華病院がなくなったら、かかりつけのお医者さんがいなくなったら、それが私の命の終わりです」と訴えられた言葉が胸に突き刺さった。
 学研記念公園の桜が一気に開花し、精華大通りから見るだけでも美しい。

 
病床に枕をおいて挨拶する"会”の代表

ありがとうのメッセンジャー  2005年4月8日(金)

 光台の外周道路のバス停を定期的に掃除をしている親子がおられる。そのバス停の近くの方が「時々きれいになっているのはバスの運転手がしていると思っていた」といわれるので"実は…"とその真相を明かす。「ぜひその方にありがとうと伝えてください」とお願いをされたのは一週間ほど前の話。
 中学校の入学式に参加する。そのお嬢さんが中学生になって入学式に来られていた。もちろんお母さんも…。式が終わってそのお母さんに「ありがとう」のメッセージをお伝えする。私はただのメッセンジャーに過ぎないが、何となく"いい気持ち"になって会場を後にした。
他のバス停をきれいにされている方もおられるはずだが、先ずは汚さないことも大事。
 道端のゴミ、気になってもついついそのままにしてしまう自分に比べて、なんとまぶしい"一年生”。ご入学おめでとう!

ピカピカ…173名       2005年4月7日(木)

 精華台小学校の入学式に出席する。新一年生は173名で5クラス。川西小学校は40数名、精北小学校はもっと少ないとか。確かに地域によっては"少子化"は深刻かもしれない。
女の子は一様に長い髪をきれいに結って髪飾りをつけて、ピカピカ。すごく緊張している子もいれば、余裕しゃくしゃくの子もいる。
以前、保育所でお付き合いをした"三つ子ちゃん"のご両親に会う。4人目の娘さんが一年生に。お母さんは素敵な和服姿で「やっと着物が着れるようになりました」と、それまでの子育てのご苦労を一言で語ってくださった。
わが孫息子も今日が入学式の予定。やっぱり緊張しているのかな…などと思いながら、なんとしてもこの子達に"平和な世の中を"と心から願った次第…です。


病院は…            2005年4月6日(水)

 病院といっても精華病院の存続の話ではない。今日、訪問した女性の話。「全科そろって、いい医者がいて、施設がよければ患者がこないわけはない。救急医療も完備すればいやでも患者は増える。町長も議員も赤字や赤字やゆうてんともっと肝っ玉を据えて立派な病院をつくったらどうや」「町の消防を使ってどこに急患を運んでいるんや。遠いところに運ばれて迷惑するのは住民や!図書館や仕事館を持ってくるくらいなら、学研都市の真ん中に"国立病院"建てたらどないやの」と叱責される。
 彼女の親戚は、姉も兄もその子どももみんなお医者さん。今度親戚が集まって東京で病院を新設されるとか。
勢いのあるお話に圧倒される。そういえば以前、病院対策特別委員会で"病院を建て替えるなら300床規模で…」と主張していた議員さんもおられた。これから先の50年を見通したらそれも正論かもしれない。生暖かい風が吹き出した。雨を運んでくるのだろうか。


議会だより           2005年4月5日(火)

 任期最後の議会だより発行の編集委員会。4年前に議員一年生で委員になり、2年前から委員長として仕事をする。通算4年間この仕事をしたことになる。
 小学校のときは学級新聞、中学と高校で新聞クラブに入っていたし、PTAでは広報委員で毎月発行と、この仕事は嫌いではないがいつまでたっても"素人仕事"の域を出ないのが悩み。
                      
光台5丁目公園の上にできる"新柘榴配水池”の進入路の様子を見に行く。
当初、住宅地の真ん中を走る予定だったが地元の方とご一緒に進入路の変更を求めたもので、結果としてはよかったと一安心。公園の桜も満開で、道路では子どもとお母さんが遊ぶ光景もほほえましい。

 
桜情報             
2005年4月4日(月)

 学研記念公園…つぼみふくらむ
 国会図書館…満開(木はまだ小ぶり)
 大川センター(光台9丁目)…つぼみふくらむ?
 今度の週末はどこでも桜が見ごろになるのかな〜と思いながら車を走らせる。
依頼者の方と法律事務所に出向くが、結果は"事件"になりにくいとのこと。善意で出資をされたが、契約の当事者でなく立証が困難な事案。善意に報われなかったことが事の発端だが、やはり、債権債務は"物証"が要であることを痛感。善意は最後まで善意でなければ問題が起こるということも痛感。
 花冷えといえども寒い4月。昨年は卒業式に咲いた桜が、今年は入学式になっても咲かない。季節の移ろいも難しくなってきた…?

自治会総会           
2005年4月3日(日)

 ひょっとして、孫たちが"イチゴ狩り"に来ているのではと思いながらも、朝からの予定は自分の中ではいっぱいで、のぞきにいけなかった。
毎年、50人くらいでこの精華町イチゴ園にやってくる。
昨年は一緒に行ったが、入場料無料の孫が一番たくさんイチゴを食べていたのを思い出す。
午後から4丁目自治会の総会に出席する。柘榴東畑線の交通対策や、集会所の修繕・立替について質問や意見が出されていた。
一昨年から集会所の修繕は町が負担することになり、今まで修繕用に積み立てられていた分は、建て替えようの積み立てに目的が変わってきた。
4丁目集会所は木造のこだわりの建築物で、修繕や管理もまめにしないといけないので、それはそれで"大変”である。
 自分の息子よりももっと若い方が新年度の会長さんである。ここでも世代交代が…。


ごよう聞き            2005年4月2日(土)

 目下の仕事は”ごよう聞き”。いろんな方からご要望を聞かせていただく。
・いまの学習指導要領で、学力はつくか。学力格差が広がっているのではないか。中学校給食は是非、せめて学内での昼食販売はできないか。
・幼稚園は39人学級、やっぱり公立幼稚園がほしい。保護者の負担も大きくて大変。
・犬のフン害で困っている、条例などできないか(愛犬家の方)
・学園前行きバスの回数を増やしてほしい。バス料金が高い。登美が丘からの分岐線は祝園へ。バスを登美が丘に出してほしい。
・柘榴東畑線の交通騒音対策を
・高齢者泣かせの政治が続く、消費税10%はまっぴら。
などなど、書き上げればきりがないほどのご要望をお聞きする。
青年からは「この町が好きで気に入っている」とうれしい声も寄せられる。この”ごよう聞き”は当分続けるつもりだが…。ついつい長話になるのも私の悪い癖で、なかなか先に進めません。
夜は、今度できる4丁目の"美容院"の建築説明会に出席する。若いご夫婦が"他にないような癒しのできる美容院に"と抱負を語られる。
いま、建築中の"お花やさん"も若いご夫婦が経営者。
いづれも若者がつくる楽しみなお店です。

テープ・カット          2005年4月1日(金)


 せいかだい保育所の開所セレモニーが行われた。民生厚生常任委員会のメンバーと議長、町長と関係課の部課長が招待された。
すでに保育は始まって130人の子どもたちが登所していた。定員は150人で160人以上の子どもたちが入所していると聞く。
形通りのテープカットが行われホールでセレモニーが行われた。テーブルの上に並んだご馳走にびっくり。公設公営では見られない光景である。壇上には日の丸の旗。これも公設公営保育所では見られない光景である。
 春休みのせいか、記念公園は今日もいっぱいの人である。桜には少し間があるが、今、もくれんの花が開きかけてまちの中を歩いても楽しい。
近くの歩行者優先道路の街灯が申し合わせたように"切れて”いた。役場にお願いをしておいたところ、今日、業者の方が取替えに来られ、いつもの明るさが戻ってきた。
街路樹のもくれんの花も灯かりの下で美しい。