たんぽぽ通信
”めだか”の約束        2004年2月29日(日)
 
4年に一度しかない今日、訃報が舞い込む。同じ町内のSさん。こちらに来てからのお付き合いだが、一昨年の夏に”めだか”の約束をしていた。玄関横の水がめにめだかを飼っておられた。もう何年も生きているとのことで、随分大きく成長していた。「今度生まれたら赤ちゃんめだかをあげますよ」と約束を頂いていた。
3日ほど前に、コーナンにいったらめだかを売っていたのでSさんとの約束を思い出していたところであった。
「まだ頂いていませんよ、めだか。」と、心の中でつぶやいてお別れを告げた。玄関横の水がめには金魚が…泳いでいた。

記念樹の梅           2004年2月28日(土)
 
孫の保育所で「生活発表会」3人もお世話になっているので見せてもらいにいく。立っている場所もないくらいに一杯のギャラリー。「朝7時20分に場所をとりに来たけど、うしろの方しか空いてへんかった」と座布団を小脇に抱えたお母さん。帰りに以前住んでいた家に寄る。小ぶりの梅の木にふっくらとしたきれいな花が…。城陽では、結婚記念、誕生記念などに記念樹の苗がプレゼントされる。息子が結婚記念に貰った梅ノ木である。毎年”実”の数も増えて、家族の歴史を語っている。
精華町ではどうなっているのか(記念日を経験していないので)知らないが、「花いっぱい運動」の花の種子配布をこんな形に変えてもいいかもしれない。
午後は「病院問題を考える会」に参加。元町議なども参加されて熱の入った会議になった。

  
春はそこまで、福寿草も

危ない!駐車場        2004年2月27日(金)
 
保育所の駐車場は狭い。今ほど車社会でなかった頃に建てられた保育所ほどひどい(こまだ保育所は緩和)。通勤の行き帰りの送迎なので、車の利用者が多い事は避けられない。
いけたに保育所も危ない状況にあるという情報があったので現場を見に行く。お迎えの車が列をなして坂道で待っている。門の周辺でUターンをして、歩道に乗り上げて帰っていく。
改善の手立てはないものか…と思案をしながら帰る。
 午前中に一般質問通告書をつくり、午後から”固定資産評価委員会”を傍聴。今まで非公開だったが、今回始めて公開された。(法的には公開されるべき委員会なのだが)
いろいろと考えたり、勉強をした一日でした。

 
順番を待つ車。中にはお迎えを待つ子ども

あそぼうよ            2004年2月26日(木)
 
午前中、2人の男の子とお母さんが遊びに。1歳過ぎと8ヶ月の2人はまだまだ”1人遊び”の最中。ちょっとお兄ちゃんの健ちゃんは、遊び相手がほしくてついつい髪の毛を触ったりしてアクションを起こすが相手は知らん顔。
無責任なようだが、子ども達を見ていると楽しい。乳幼児の行動には、それぞれの意味があって、そのことが判っていると慌てたり、怒ったりしなくていいことが多い。
 午後は議員団の会議。3月議会の対応を検討する。詳しくは3月4日の議会運営委員会で決められますが、8日開会の予定です。ご注目下さい。


わがままでしょうか       2004年2月25日(水)
 
先だって少し書き込みましたが「難聴学級」の話です。
この4月から小学校に入学の難聴のお子さんを持つご両親の悩みは深刻。小学校で、どの教室のどの椅子に座るのか。先生や、友達の声が聞こえにくい中でどうして学習するのだろうか。きちんと手立てがあれば、勉強も遊びも友達も一杯できる。でも、手立てがなければ、学習から、友達から、遊びから疎外されるのではないか。つくはずの学力がつかない。言葉が育たない。「何とか、手立てをして下さい」こんな願いはわがままでしょうか。
府教委の話では「難聴学級の設置は難しい。通級指導でなんとか」とのこと。昨年に「難聴学級パトライト」を開設した京都市の九条弘道小学校では、いろいろな工夫がされ、難聴の児童が生き生きと学校生活を送っているとのこと。「京都市に住めばよかったのでしょうか」とご両親。
町教委とも話を続けているが、なんといっても「金」を出すのは「府」。せめて、京都府内の子ども達、公平に教育の機会を与えてほしい。こんな願いも「わがままでしょうか?」

教育の願い           2004年2月24日(火)
 
*30人学級*バリアフリー*通学費補助、この3つの願いが込められた教育請願の署名のお願いに歩く。
日本は教育の後進国、30人でも多すぎる」…私立高校教師
「学校での教育こそ大切、40人では目が届かない」…60台女性
「30人学級なんて無理ではないか」…70代男性
「バリアフリーは当然や、30人学級はちょっと」…某議員

など、いろんな意見がだされる。今の40人学級では問題が多い、少人数学級か、少人数授業かその選択は自治体で、というのが国や府の方針になってきた。たわごとのように思われてきた30人学級は、自治体の裁量でできる可能性が見えてきた。
 本町の方針は「少人数授業」方式。学級集団の仲間づくりや、生活と教育の一体感からしても30人学級が望ましいと思う。今や、塾も個人レッスンや少人数授業が大もて。
制度も前向きになり、人の手当てもされるというのに、硬すぎませんか教育委員会?
 教育署名のご協力いただける方、一声かけてくださいませんか。どこにでも飛んでいきます。

トップページの写真を変えました。近所の空き地の白梅です。

冬のあり             2004年2月23日(月)
 
冷蔵庫の上に置いた”源平かずら”の鉢からアリがぞろぞろと這い出した。夏の間に植木鉢の中にしっかりと巣作りをしていたアリたち。室温が高くなるとぞろぞろと出てくる。しかし、周りをうろうろしているだけで行列を作る気配はない。きっと気分は春でも、身体は冬眠中なのだろう。
 午前中は来客あり。働きながら子育てをする若いお母さん達。30年近く、と言っても後半は子どもは大きくなっていたが、先輩の一人としていろんな話をしたり、悩みを聞く。
確かにいえることは、子どもは大人の背中を見て大きくなっていく…ということ。
果たして、自分は”どんな”背中を見せてきただろうか。答えが出るのはもっと先かもしれない。


春雨にぬれて          2004年2月22日(日)
 
朝から空が重い。南山城村では3月に村議選がある。去年の6月に村長選挙があり「クリーンな橋本村政」が誕生した。しかし、議会与党が少なく村政運営に苦慮されている。定数は10人。2人が共産党議員である。守らなければならない議席である。以前村長選挙の支援に行ったときは”大雨”。「松田さんは雨女」と言われていたので、今日もやっぱり雨か、と半分諦めながら村に入る。
月ヶ瀬の梅林をお目当てに車がひっきりなしに走る。山間から鶯の声。谷川のせせらぎの音も心地よく、日差しも時々のぞきだす。これ以上町になってほしくないけど、過疎にもなってほしくない村である。
 夕方から新聞の集金にまわる。途中からポツリポツリと雨。もう一軒、と欲をだしている間に雨足がひどくなり風も出てきた。結局、雨にぬれて帰宅。寒くはないが冷たい春雨…。
やっぱり松田は雨女?

子ども議会           2004年2月21日(土)
 
町内の小学6年生の児童の代表参加で子ども議会が開会される。午後からは一般質問。そでぞれ準備してきた質問をする。再質問はなし。教育委員会が主催だが、質問の中身を絞り込んでいるために、同じような質問が多くなる。
もっと自由な発想で質問をしてもいいのでは…と思う。いつになく傍聴者も多く、通常の議会でもこれだけの傍聴者がいれば、緊張感もあっていいのにとも思う。
落書きが増えた。空き缶・たばこなどのポイ捨てやめてほしい。
・精北地域をもっと便利に。
・バリアフリーのまちに。赤ちゃんやお年寄りを大事にして。
・公園にゴミ箱を。公園の格差をなくしてほしい。
・無駄遣いはしないで、いらない物はつくらんといて。
・大型店やバッティングセンターをつくって。
・中学校2学期制を始める理由。
・合併はしないでほしい。
・精華病院は残して。
・なぜ町長になりたいと思ったか。喜ばれたことは何か。
・犯罪のないきれいな町にしてほしい。
・緑いっぱい、魚のいる川にしてほしい。

子ども達のイメージする町は「お店もあるけど、緑があって、川には魚、カブトムシやクワガタのすむ山が近くにあって、赤ちゃんからお年寄りまで安心して住める町。ゴミや、犯罪もなく、清潔で気持ちのいい町」
この子ども達が大人になっても子育てをしたいと思える町。
この子ども達が老人になってもやっぱり住みつづけられる町…にしたいものです。

  
 子ども議会

2004年度施政方針(未定稿)届く
                  2004年2月20日(金)
 
新町長になっての初めての予算編成。その基本的方針が手元に届く。3月議会で審議されるその基礎的資料。
その主なものを紹介します。

はじめに
 本町は持続可能な発展の可能性を持つ。職員の潜在能力は十分にある。「まちづくり全体計画の2/3は既成している。先行投資した都市基盤整理に関わる長期債務残高が標準財政規模の約5倍320億円を超えている。12億円以上の「赤字町債」が余儀なくされる。
サービスは下げない。負担は増やさない。増やす時は十分な情報を公開する。まちづくりのスピードを緩める。駅前広場の整備の見直し。「交流人口増加政策」へ軸足を。
概要 12,560,000千円規模。前年度比510,000千円の減。
新規事業

 
>学研都市まちびらき10周年記念事業(オペラ誘致)支援
 >住宅用太陽光発電及び太陽光高度化利用システム設置助成制度
 >精華町環境基本計画の策定
 >精華町情報化基本計画の策定準備
 >ITボランティア登録制度
 >舟・僧坊線道路改良
 >駅前ペデストリアンデッキの築造
 >狛田駅前段階的整備・基金積み立て
 >水防用トラック購入
 >次世代育成支援行動計画策定
 >せいかだい保育所新築
 >学童保育室増築(東光)
 >中学校コンピューター機器更新
 >教室増築(東光小学校)(精華西中増築設計)
 >食生活改善推進員養成講座
 >健康増進計画策定
 >障害者権利擁護相談支援事業
 >高齢者デイサービスセンター整備事業助成
 >打越台グラウンド照明制御装置改修
 >「予算・決算」のあらまし発行
 >町HPの改善
 >東畑鳥谷線への運行補助

これらの新規事業が計画されています。OO計画策定、というのが目立ちます。ある意味では「気配り型」予算。大きな目玉は見当たりません。今いるのかなーという事業も。ご意見をお寄せ下さい。
今日は、国民健康保険運営協議会も開催。議会のコーナーに書き込みます。

頭に血              2004年2月19日(木)
 
午前中は恒例の親子会。午後は山城町村議会議員の研修会。
1)町村合併問題について 小林慶太郎(四日市大学地域政策計画所)
2)小泉政治と日本の針路 小野山正彦(京都新聞社論説委員)

 合併特例法は2005年3月が期限だが、それまでに合併をしなくても、議会の議決さえしておけば特例措置が適用されるように改変され、合併をしない町村にはペナルティーも、という話。いったん頓挫したかに見えた合併問題は深く静かに潜行しているというのが印象。
小野山さんの話は、映画「ラスト サムライ」に始まり、日本の近代化と戦争の歴史を追いながら、今の小泉政治は「針路」を間違えているのではないか。アメリカだけが国際社会のリーダーではない。もっと東南アジア、中国などに目を向け、国際的視野で連帯を、というような話。
今、問題のイラク戦争についての小泉首相の姿勢についてきびしい論評があった。特に「情報統制」についても言及された。
私は結構納得する部分が多かったが、集まった多くの議員の「意」にそぐわない内容もあったのでは…。
休憩時間に後ろにいたM議員(マッサージのプロ)が、「松田さんちょっと肩もんだげよう」といってつぼを押さえてくれた。
頭を触って「大分、血がたまってる」
う〜ん、最近頭がまわらないのはそのせいか。血の巡りをよくする方法を考えなくては…。

あ〜フン害!          2004年2月18日(水)
 
今日はあたたかい。気持ちよくゴミだしをしてご近所の方と井戸端会議。「犬の糞害がひどい。何とかならない?」きちんと始末をされている方には申し訳ないが、現場を見ると本当にひどい。とりあえず、町の衛生課で看板を入手。ひどい場所に立てる。
 以前テレビで「ご近所困りごとホット解決隊」というような番組で、”糞害”解決に成功した例を見たが、これは全国共通の悩み。でも、愛犬家の一人一人のマナーだけですぐに解決する問題でもある。
愛するワンちゃんが非難の的にならないように…。散歩のお供に小道具をお忘れなく。

ちらし配り商法         2004年2月17日(火)
 
朝から段取りがうまくいかなくて、午後からの予定を変更。一日家で過ごす。よく電話が鳴る。「ソーラーの説明をしたいので少し時間を頂きたい」「売るのが目的ではなくて、環境のお話をさせていただきたい」とまことしやかな電話。
「通話料金の半額セール」「契約先が違う〕と言うと、そこともうちは提携しています。」「どうして半額までするの」「携帯に押されて固定電話の利用が落ち込んでいるから」などなど。
「今日はだめ」「では来週は?」と切れ目なく話は続く。
 またまた「ちらし配り商法」で、40億円詐欺というニュースが、新聞、テレビで報じられている。
少しでも家計の足しに何とかしたいという家庭の主婦が被害者。人の弱みに付け込む詐欺商法許せません。
昼間の”おいしい”電話にもご用心。


聴覚障害児の学級を     2004年2月16日(月)
 
昨年秋に「聴覚障害のある子どもが来年から就学します。何とか地元の学校でクラスをつくってほしい」という願いが寄せられた。早速小学校に出向いてその話をした。
そのすぐ後で「教育委員会から開設の見通しとの返事がありました」とうれしい報告があったのですっかり安心をしていた。
ところが雲行きが怪しくなってきたとお母さんからの電話が入る。
今、2月の半ば。今になって「できない」と言われても、入学まで一ヶ月と少し。動きようがないではないか。このまま、時間切れを待とうというのか。関係機関に事実関係を確認したり、バタバタと動き回る。
二言目には「お金がない」そこを何とかするのが行政の甲斐性。世間の親は子どものために、それこそ、知恵を絞ってやりくりをしてがんばっているんじゃありません?


選挙結果            2004年2月15日(日)
 
八幡の市長選挙と市議補選の結果、市長は現職が200票差で逃げ切った。終盤、「公明党から呼ばれてきた」と、野中広務前衆議院議員が現職を応援。惜敗の福田候補は民主党の宣伝カーで市内を回っていた…が、最終日の現職の勢いはすごかった。この差が200票だったのか。
 補欠選挙はわが党の候補は6,700票、当選した元市職員の候補者は10,000票獲得。市の中枢幹部が、今度は議会で”チェック”の側に回るというのも変な話だが…。
自分的には、とても残念な結果だったが、近くて遠い”八幡市”の町や人とのお付き合いで、いろいろと学ばせていただきました。

ねくらな一日          2004年2月14日(土)
 
無感動な、ねくらな一日だった。いろいろ一日を思い出しても、この通信に書くことが思い浮かばない。もう、今日も終わりという時間なのに。
ただ一つ、ちょっと出かけた先で”いぬふぐり”の花を見かけた。春一番に小さな青い花をつけるいぬふぐりは、いつも春の訪れを知らせてくれる。
 踏まれても 春一番の いぬふぐり
 好きな野花の一つです。
よく見るととてもかわいい花です。

寒桜…?            2004年2月13日(金)
 
八幡市の市長選挙と市議補欠選挙もいよいよ最終版。町の中はとても賑やか。市長には現職と、民主、社民推薦、共産支持の元市職員、元議員で無党派を名乗る3名が立候補。現職は「義務教育終了までの医療費の無料化」など公約を掲げている。現在、まだ就学前までも無料になっていないのに本当にそんなのできるの。と巷の声はいろいろ…。
選挙になると、いろんな公約が飛び出すのはどこの選挙も一緒。わが町にもたくさんの公約をされて当選された方が…。
来年度の予算案がもうすぐ明らかになる時期。どんな施策が計画されているのか楽しみです。議員としては、その辺のチェックもしっかりと…していきます。

     
 
八幡市役所前の古木、これは寒桜でしょうか?  今、満開です。

お祭り金魚           2004年2月12日(木)
 
”お祭り金魚長〜く生きて”朝日新聞のこんな記事に目が留まった。すぐに死なせてしまうことの多いお祭りの金魚がどのくらい長生きをするか、体験談を募ったところ20年以上生きている例が多数寄せられた、というもの。
ギネスブックでは43歳が最長寿記録とか。育てるコツは「いい加減」が大事、しかし何かあったときは対応を早く、子育てと一緒。というのが経験者の弁。
 我が家にも”お祭り金魚”が2匹、去年の夏からいて今も元気である。里区のFさんのお家には、年代別に”お祭り金魚”を飼っておられる。玄関に手作りの水槽をずら〜と並べて、これは孫が幼稚園の時とか、夏祭りの時とか説明を受けたことがある。初代の金魚はとても大きくて”鯉”と見間違うばかりである。
 我が家の金魚たちはどこまで成長するか、ひょっとすると飼い主より長生きするかも知れません。


母の背中            2004年2月11日(水)
 
一昨日、めったに見ない”母”の夢を見た。何度も死線を越えて、今93歳。身体の自由はあまり利かないが、兄の世話で家で暮している。食事や、身の回りの世話は全て兄の仕事である。いくら離れているとはいえ、時々「このままでええのやろか」と自分を責める。
「何か変わったことでも」と慌てて電話をした。「いつもとかわらへんよ」と言われて、胸をなでおろす。
 雪吹雪の日、母は私をおんぶして、頭から真っ黒なマントをかぶって雪道を歩いた。それが、私の一番幼い思い出。母の背中のぬくもりを感じながら、時々、マントの隙間から吹雪を見るとドキドキとしたものである。
今でも雪を見たり、小さく枯れた母の背中を見るとその情景を思い出す。
どうか、この冬を無事で越えてくださいと心の中で祈る私です。
今日は、終日”八幡”で選挙のお手伝い。
明日は、「親子リズムかい」を開きます。みんな風邪をひいていないといいのだけれど…。

わ〜おばちゃん!       2004年2月10日(火)
 
「私は大学いってもおしゃれに気持ちが走るので就職をする」長女は高校を卒業するとバスガイドになった。歌うことが好きで人が好きで選んだ道。寮に入っての生活だった。
全国各地から集まったガイドさんの卵は「ホームシック」にかかりながらも懸命に働いていた。時々、お好み焼きを作ったりして差し入れをしていた母の私。
そのときの仲間の1人が光台に引越しをしてきた。娘も含めて、今日は彼女の家に集まると聞いて訪問をする。ほんの5分ほどだったが「わ〜おばちゃん」と懐かしがってくれた。
”おばちゃん”と呼ばれたのは実に久しぶりのことで、その響きが心地よかった。
ふるさとを離れて、それぞれに家庭を持ちしっかりと生きている彼女達に、自分の姿も多少重ねながら、心からエールを送りたいと思った。
娘から一言「お母さん、うちの子にもおばあちゃんしたってな」。いいおばあちゃんをしている時間がなくてごめん!ね。

"お昼寝かなん”子        2004年2月9日(月)
 
「保育所の4歳児、去年の春から”お昼寝がかなん”といって保育所が苦痛になっている。聞けば、5歳児クラスになってもお昼寝があるとか、本当にお昼ねっているのでしょうか?」
こんな悩みが昨年の春から寄せられている。
 一人一人の子どもの状況に合わせて保育をする事はi一番大切なことだが、集団保育の中ではそうとはならない場面もある。しかし、そのことが苦痛になるような保育はしてはならない。
ましてや、5歳児にもなれば身体的にも、活動の面からいっても”お昼ねは無用”というのが私の持論である。
以前、こんな話を聞いたことがある。「子どもにとって目をつむる(暗闇)ことは恐怖だ」と。「安心できる場所、信頼できる人がそばにいてこそ、子どもは安らかに眠る」とも。
寝ない子の秘密はこんなところにあるのかも…。いずれにせよ大人のものさしではかれないのが子ども。はかってはいけないのが子ども…ではないでしょうか。


今日から”八幡”         2004年2月8日(日)
 
選挙が続く。本日告示、15日投票で八幡市長と市会議員の補欠選挙。市長立候補は3名、市議補選は4名の立候補。
朝から支援に行く。なれない地での選挙支援は本当に疲れる…が、新しいいろんな方との出会いもある。
今日であった方は、”専業主夫”。養護学校に通う子どもさんのために、夫が仕事を辞めて”家事、育児”に専念。地域での自治会活動や、学校や親の会などの活動も積極的に参加されている。「夫は仕事で、妻は家庭」という規定的な概念にとらわれない新しい生き方をされている。
 しばらくは八幡に通ってお付き合いをさせていただきます。


合併問題を考える会      2004年2月7日(土)
 
午後2時から"財政問題"を中心に学習会が行われる。参加者18人。町の財政担当者から、精華町の"台所事情"の説明を受ける。
不況のあおりで、町民税などが微減、固定資産税は横ばい、前年度実績で地方交付税は5億円弱の減。財政力指数は0.757と府下で6番と、まあまあの体力。借金は、一人当たり106万円(木津は59万円)と高額だが、これは、庁舎、学校、体育館などに先行的に投資した為でいわば、健全な借金。財政的には今はやっていけるが、予断は許さない。今後、行政の体質改善を含め行財政改革につとめなければならない。
その後、活発な意見交換が行われ、閉会。
いったん、頓挫したかに見える合併問題ですが、政府も諦めたわけではないし、"一万人"以下の町村はなくして、最終的には”道州制”に持ち込みたいのが意図するところです。
自分の町のふところぐあいを知っておくのはとても大事なことで、本日はとても勉強になりました。

京都市長選挙         2004年2月6日(金)
 
朝から、京都市長選挙の応援に行く。伏見区のはずれ、羽束師へ。8日が投票日というのに静かで、あまり選挙という実感はない。
 多くの民主団体や個人の方から押されて、出馬を決意されたのは、「広原もりあき」さん。
小さなお商売をされている方は、「本当に仕事がない」若い方は「自衛隊がイラクに行くのはおかしい」同和行政への不満や、京都市内のビルの乱立など、このままいったら京都は大変、という声が聞かれた。
一方では、「選挙には行かない」という若者もいた。
 最近の選挙では、低い投票率がいつも話題になる。単なる無関心であったり、関心はあっても「私の一票ぐらい」という思いや「どうせかわらへん」と諦めであったり、いろいろあるとは思うが、「主権在民」、平等にあるのは「一票」。
京都のみなさん、2月8日、選挙に行きましょう。

保育サポーターさん、や〜い 2004年2月5日(木)
 
現在、育児休業中。4月から職場復帰。保育所や学童保育のお迎えに間に合わないときがあるので保育サポーターを探してほしい。という依頼が入る。木津町の「フレーフレークラブ」に問い合わせ、資料を届ける。残念ながら本町にはこんな組織はない。公的保育や学童保育と家庭の隙間を埋める保育サポーターの必要性はますます増えるのではないか。保育時間は午後7時まで延長されたが、学童は相変わらず6時まで。学童を終わった児童が、保育所前で幼い兄弟を迎えに来る親を待っていた光景を思い出す。
児童虐待があちこちで話題になるが,多くの親は一時も早く子どもを迎えにいきたい、子どもの(*^_^*)を見たいと思っている。
仕事とのハザマで悩みながら"子育てと仕事の両立"に奮闘しているのが多くの働くお母さん達。そして、お父さん。
経験しているだけに"なやみ"はいたいほどわかる。
話は変わるが、「男女共同参画」というからには、この辺の整備もやっぱり必要。「キャッチフレーズ」だけでは、何事も進みません…ヨネ。


ばったり…前鍬田町長    2004年2月4日(水)
 
午前中は、議員団の会議。議会の活性化や、議員の仕事について研修。各委員会の公開や議事録の作成、一般質問の一問一答方式の検討、議員の日常活動などについて議論する。議員の定数がよく問題になるが、それ以前に議会本来の役割や議員の仕事を明確にすることが必要ではないか。
 夕方、役場に用事があり出かける。一階フロアで前町長にばったり。転職も見事に果たし、元気一杯である。帰り支度の職員に声をかけたり、かけられたりして「ここにいはっても、全然違和感ないねー」などと言われて喜色満面。
さて、今日はニュービジネスの為の来庁か。真偽のほどはわからないが"転んでもただでは起きない"。わらしべ長者の昔話が頭をよぎる。


子育てサロン、大盛況    2004年2月3日(火)
 
暦の上では、冬は今日まで。明日は立春…だ。4丁目の集会所で"子育てサロンが開かれる。総勢40人の親子が集まって交流をする。
同じ町内に住んでいても知らない同志が多い。役場の保健士さん、児童民生委員さんなどの肝いりで始めて開かれた。松田は"サポーター"として、おもちゃ持参で参加。結構顔見知りの子どもさんもいて、楽しい半日を過ごす。とりあえず、続けましょうということで、来月は3月2日(火)、4丁目集会所で行われることに。
  
大にぎわいの子育てサロン

 今日は"節分”。子どもが小さかった頃は大々的に節分をした。町内中聞こえるくらい大きな声で「豆まき」をした。「お母さん、恥ずかしいしやめて」と言われるくらい大きな声で。
 私が子どもだった頃は、家の角々に"ヒイラギ"と"いわしの頭"を飾り、夜になると父親が、かまどの火にヒイラギの枝を放り込んで、一年中の天気占いをした。静かに燃えれば"良"ぱちぱちとはぜると"嵐”といったふうに。そのかまどの火を見ているのが無性に好きだった。
かまども父もない今、田舎ではどんな節分をしているのだろうか。


蘭に花の芽          2004年2月2日(月)
 
3年前の町会議員選挙の折、甥夫婦からプレゼントされた蘭(名前は覚えていない)に花芽がついた。夏は外に放り出したまま、冬は室内においているというだけでほとんど手入れをしていない。というより、正しい手入れの仕方を知らないというほうがあたっている。株分けだけはしているので、大小あわせて5鉢ほどある。
今年はやたら元気で、どの株も生き生きとしている。これからが楽しみである。
 今日は、京都市長選挙の応援に行く予定をしていたが、大事をとって「家庭内労働」をする。大阪の知事選挙は現職が圧倒的に勝利をした。後、選挙戦は数日。「市民の会」勝利に何かをせねば…。

 
1cmほどに成長した花芽。節節に。開花が楽しみ。ウサギは鳴く…の?     2004年2月1日(日)
 
昨年、ウサギの赤ちゃんを貰い受けていただいたお家を訪問。飼い主は小学生の男の子。
「聞きたいことがあってん。ねえ、ウサギって鳴く?」
「うん、無理やり抱いたり、気に入らないことが合ったり、恐いことがあったら、ウグッ、ウグッいうてないてるよ」というと、
「やっぱそうか、抱かれるの嫌がってるとき鳴いてるわ。」そばにいたお母さんに
「もう一匹ほしいねんけどなあ」とおねだり。
「掃除が毎日できないからだめ!」といわれ
「掃除、これから"連打”でするわ!」
「2連打3連打ぐらいではあかんのんと違う。30連打はしないとね」と私。
「よっしゃ、がんばるで!」と彼。
本当にいいところに貰われたとうれしくなる私。どうか、30連打の"掃除”ができますように…。

 教育署名のお願いなどで、何軒か訪問。「日曜討論見てたけど、あんまり腹が立つので途中でやめた。」ひたひたと走る、戦争参加国への道。イラク戦争を始めたアメリカの言い分は、もう、世界は認めない。人道支援のためにだけ自衛隊が行くというのも国民は信じない。元気を出して松田もがんばらんと…。