たんぽぽ通信
9月議会は終わりましたが…
               2003年9月29日(月)
 
病院用地5億円の財産取得は差し戻し
 過日、病院特別委員会で「財産保全」が充分でないと継続審議となった「病院用地取得」問題が、午後の総務消防常任委員会で3対2で承認され、本日の本会議で、その旨の委員長報告が行われました。
 5億円もの出費に対して院長の個人財産を担保にして保全を図るべきという意見に対して、それは不可能だから、早く決議をすべきというのが対立点でした。
しかし、同じ議員が両委員会に出席しながら、一方の委員会の結論を無視して他方の委員会で異なる結論を出すのは議会としてあってはならないことではないでしょうか。結局、議案の審議は総務消防常任委員会に差し戻すということでけりがつきました。本会議が終わったような終わらないようなそんな9月議会でした。
複雑に、町長選挙の思惑も絡んでいましたが、議会は本来の議会であってほしいものです。
 町長の最後の挨拶もやや拍子抜けでしたが、町長予定候補のお1人は、辞表を提出。もうお1人はそのまま町長選に突入の模様です。個人的には最後まで筋をとおすのが長年議員をしてきた方としては当然だと思うのですが、いかがでしょうか。


バス路線規制緩和
               2003年9月25日(木)
 
交通・環境特別委員会
 
東畑鳥谷線廃止・山田川駅高山線の路線変更
バス路線が来年四月から規制緩和で利用者の少ない路線は廃止される。東畑から祝園駅へのバス路線は廃止。山田川駅から高山に走っていたバスは、高の原駅から走ることになる。利用者は少なくても今まで頼りにしていた人にとってはショックなことである。
いろいろ議論はされたが、この間課題となっている「コミュニティバス」の運行は町はあまり本気ではないらしい。登美が丘新線へのアクセスも含めて、長期的な展望が見えないままの委員会であった。

すきま風が病院に
               2003年9月24日(水)
 
民生厚生常任委員会
精華病院・ほうその及びほうその第二保育所の現場調査
 老朽化が言われている3施設を訪問。ほうその保育所は議会でも取り上げ建て替えは課題となっている。病院は、民間誘致でこれまた問題となっている。
病院の処置室で、点滴を受けていると隙間風が入って寒いと利用者から苦情があるという話になった。事務長は、「自分がいる事務所も隙間風が入る」と平然と答える。動ける事務長と点滴中の患者と同じ条件でいいのか。いくらお金がないといっても、患者がいる以上最小限度の修繕は必要ではないのか。患者の立場に立たないこの姿勢が不人気の一番の原因ではないのか、といいたい松田です。どうやらすきま風は窓からだけではないらしい。


開業医さんの話
               2003年9月23日(火)
 
昨日のことで恐縮ですが、開業医さんを訪問。診察ではなく、今回の病院問題のことで。
開業医であっても、地域の病院は公立病院であってほしい。不採算の部門は公立でこそ責任が持てる。採算が問われる民間や、開業医ではそこまでの責任は持ちきれない。誘致病院のベッド数が、一般病床50床、療養型100床では今の精華病院とかわらないのではないか。とりわけ最近開業した医院は、民間病院進出に危機感を持っている、という話でした。
 今日は、民主町政の会の予定候補者小坂さんとあいさつ回り。「今回の選挙は投票したい人がないので白票で、と思っていたけど本当によかった」「地元の候補者をぜひ応援したい」など、うれしい声が聞かれました。
 明日は、民生厚生常任委員会で、精華病院、ほうその保育所の現状を見に行きます。いずれも老朽化の進んだ町内施設です。報告は又明日に。


垂井町で法事
               2003年9月21日(日)
 
夫の母の実家は岐阜県の垂井町である。夫が亡くなってからのお付き合いは私の役目で、事あるごとに出かける羽目になっている。おまけに義母は兄弟が多く神戸町、穂積町など大垣市近辺に住んでいる。
 法事の後、合併問題が話題になり、穂積町の人は、合併して「市」になってよかったのは唯一住所が簡単になったことで住民にとってのメリットは何もない。貧乏な町と合併した町は、去年まであった敬老会が今年からなくなった.合併前の話と違う。垂井の人は、同じ郡内の関が原との合併なら話はわかるが大垣市に吸収されるのはかなわん…などなどである。いずれにしても「上」ではなしが決められて、自分達の意見は聞いてもらえんかった。というのが大方の意見であった。
合併に関しては「ところ変わっても品変わらず」で、精華町にも当てはまる話である。松田への質問も相次ぎ、さながら「ミニ集会」のような法事となってしまい、いささかお疲れの一日となった。

精華町母親大会実行委員会に参加
               2003年9月19日(金)
 
精華町の職員になってすぐに組合役員になったこともあって、母親大会とのかかわりは30年近く続いている。
子育て真っ最中の若い頃、4人の子どもを連れて、京都会館で構成劇をしたことがある。我が家の子どもは最前列に座って、舞台の母を見て「おかあさんがんばって!」とかわいい声援を送ってくれた。その子ども達も既に末っ子が30歳、3人の子どものお父さんである。
 その時々で要求は違ったけどいろんな方との出会いがあり、今もお付き合いがある。
「一人ぼっちのお母さんをつくらない」母親大会の合言葉である。おかげで、私は一人ぼっちでない母親として、今はババとして元気に生かされている。


決算委員会が始まりました。
               2003年9月16日(火)
 
14年度の決算を審議する委員会が本日より始まる。議会だよりの取材で委員会に入る。開闢以来初めての共産党議員が委員長をつとめる異例の委員会となっている。予算執行に関わる細部の質問が多くやや低調。
 18年ぶりの阪神優勝で、湧くところは湧いている…が、優勝セールにも無関係な私としてはややクールな観戦ぶり。しかし、「かに道楽」のカニのめん玉が盗られたり、受難者も次々。ちなみに、18年前の優勝記念グッズは、まだ大事(?)に保管されている我が家です。



またまたウサギの赤ちゃん養子縁組
               2003年9月15日(月)
 
離乳もすっかり終わり、トイレのトレーニングもばっちり。グレーの赤ちゃんウサギが貰われていきました。
暑いさなかでもくっつきあっていた3羽の赤ちゃんウサギ。残された白ウサギ、どなたか家族の一員に迎えてやっていっただけませんか。

仲良し兄弟です。(姉妹?)

中学校運動会/敬老会
              2003年9月13日(土)
 
心配された雨もすっきりとあがり快晴。暑い日ざしの一日。西中学校の運動会に行く。生徒達は気持ちよく日焼けをして、練習の成果が伺える。年々生徒数も増えて盛り上がりを見せている。
 午後は、町の敬老会。70歳で新入会員となる。年々増えているそうだが、新入会員を代表して挨拶された方、又町の連合老人会会長の方の挨拶もなかなかのものであった。いずれも。挨拶をされたのは男性ばかり。女性の方からの挨拶も1人ぐらいは…と思ったのは、私だけでしょうか。ちなみに最長寿の方は104歳の女性の方でした。


ようわからん!
                  2003年9月12日(金)
 
議案の質疑が行われる。補正予算で「柘榴東畑線道路工事」の追加予算が計上される。5月、6月の雨で、2箇所にわたりがけ崩れがあり、そのための追加工事である。設計段階でのミスはなかったのか。工事は万全だったのか。崩壊後の処置は。など幾つかの疑問が出される。02年の10月から始まった工事で、03年3月までが当初の工期となっている。それだけ見ても、当初の設計に甘さがあったのでは、という疑問は湧く。
 ぱっくりと口を開けた要壁


耳はダンボ、口すずめ
           2003年9月10日(水)
 
町長選挙前の議会とあって、休憩時間の攻防もなかなかのもの。なんとなく、耳は”ダンボ”口は”すずめ”の様相。いろんな探りも入ってくる。
午前中は、昨日に続いて一般質問。午後は議員団で会議。
夕方から畑に行く。少しの雨でいよいよ元気な”なすびやとうがらし””落花生”の勢いもすごい。周りの畑では早くも秋野菜が芽吹いているのに、このままいくと種を蒔く場所もない。いつも季節の変わり目に悩むことである。既に種は買い込んでいるのだが…。


昼食をはさんで一般質問
           2003年9月9日(火)
 
再質問をしたところで昼食。やや気抜けして午後一時再開。後で答弁の漏れがあることにきずいたが、「後の祭り」でした。
*住民に開かれた町政を
 この4年間「独断と偏見で町政を進めてきたわけではない」と町長答弁。
*フリースクール開設を
 学校の関係者で連携を密にしてがんばる。どうしても必要なときは開設を考える。と教育部長の答弁。学校に行けない子ども達の毎日の生活、学力は気にならないのでしょうか。学校に行けない理由が学校にもあるかもしれないとどうして気づかないのでしょうか。
*ごみ収集の態勢強化
 今の財政状況ではできない。と愛想のない部長答弁。一番生活に密着したところにお金を使うのが行政ではないでしょうか。
他の議員からも、バス路線廃止問題、病院問題、合併問題、行財政問題など多岐にわたって質問が出されました。
明日も10時から一般質問です。


9月議会始まる
           2003年9月8日(月)
 
町長選挙を前にした9月定例議会が始まりました。初日の今日は14年度決算も含めて議案提案がほとんどでした。明日から一般質問が始まります。松田の一般質問は6番目、多分午後一番になる予定です。
質問の要旨は
*住民にひらかれた町政を
 病院問題、中学校の2学期制など住民の暮らしや教育に関わる大切な問題が住民とともに考えられているか。現町政の4年間の基本姿勢はどうだったか
*フリースクールの開設を
*ごみ収集態勢について
3点について質します。是非、傍聴にお越し下さい


矢口さんと共に
           2003年9月6日(土)
 
自民党の総裁選挙がマスコミを賑わしている。11月には衆議院選挙は必至である。六区の共産党の予定候補者の矢口まさあきさんと一緒に訪問をする。
約束の2時半から雲行きが怪しくなり、しばし我が家で待機をする。雨上がりを待って出かける。矢口さんは我が娘と同い年である。「若さと行動力」を「売り」に国政の場で力を発揮してほしいと願っている。

 

草むらに秋
           2003年9月3日(水)
 
夜、町内を歩く。庭先から、空き地から秋の虫の集く声が賑やかである。草むらの中に秋の訪れを感じる。
 朝から9月議会の議案書に目を通して午後から会議。(議会日程は「議会サイト」をごらん下さい)



学校に行けない子ども達

              2003年9月1日(月)
 今日から新学期。夏休みの思い出をかばんに詰めて登校する子ども達の元気な姿。しかし、中にはどうしても学校に行けない子ども達がいます。精華町でも小学生で若干名、中学では10名以上というのが教育委員会の話です。
 木津町の適応学級と、加茂町のNPO法人「夢街道国際交流子どもの家」を訪問しました。木津町は教育委員会が、加茂町は、比嘉さんご夫婦が主宰。いづれも学校に行けない子ども達の居場所づくりに懸命です。9月議会では精華町でも学校に行けない子ども達の居場所づくりを町に求めたいと思っています。
 先進的な取り組みも大切ですが、これらの問題を真剣に取り組むことはもっと大切だと思うのは私だけでしょうか。