池の加工とバラスト散布(桜モジュール)

1   池の表現をどうするか検討していたのですが、地面から少し下がった所に水面用の 板を用意して、リアリスティックウォーターを薄く流し込んで水面らしくする事にしました。
 水面用の板として自在ノコで切断したボードの表面の板だけをそのまま利用できれば楽なのですが、 糊代がまったくなく、固定用の枠をつけるとかなり枠が目立ってしまいます。
2   色々と考えた結果、まずは5mm厚の発泡スチロールをボードの裏面に貼り付けて、 池の縁から数センチ程度飛び出したラインで切り取りました。
3   さら切り落としたボードを貼り付け、そのままでは下に少し隙間ができてしまうので、 2mm厚のコルクシートを貼り付けて高さを調整しました。
 水面の板は発泡スチロールだけで固定されているのですが、水面側のみでボードを持ったりしなければ、 特に強度的に問題とならない程度にしっかりと固定されました。
 なお、発泡スチロールで糊代を作ったのは将来岸辺の表現を作り込むのに楽だったからです。
4   池の問題が片づいたので、続いてバラストの散布にかかります。 まずはボード端の部分にバラストが落ちないようにマスキングテープで堤防を作っておきます。 (なお、複線間−複線内側−複線外側の3回に分けて散布したので写真のマスキング堤防は真ん中だけですが、 当然複線両側にも堤防は必要です。)
5   最初はあまり深く考えずにスプーンでバラストを撒いていきます。 ただし、撒きすぎてしまった後からバラストを取り去るのは 結構面倒な作業なので、全体に少ない目を心がけます。
6   バラストを均一に撒き終えたら、今度は盛り上げたい部分にのみ少量ずつ追加して、太めの平筆の先などで形を整えます。 今回はカーブにカントが付いているので内側から外側に向かって傾斜をつけつつ、枕木部分を盛り上げてみました。
 写真はいきなりボンド水滴下後ですが、起伏の状態を解ってもらえると思います。
7   直線部分は枕木部分を持ち上げつつ、複線間の中心に小山を作ってみました。
 ちなみに、今まではボンド水を滴下する前に、超極細のノズルで洗剤水を注水していたのですが、 今回は化粧水用のミストボトルで、ちょっとバラストからずらして吹きかける事で、 同様の結果が得られるようになりました。
 それでも大きな水滴が飛んで表面が荒れる事しばしば・・・まだ決め手にはなっていません。