ボード加工と線路の固定(桜モジュール)

1   コーナー部の線路の外側には池を作る予定なので、線路固定の前にボードの切断加工を行います。
 切断ラインがフリーハンドの線なので、普通のノコギリでは切れません。 模型の製作本ではジグソー(電動ノコギリ)を使っている例が多いですが、 使用頻度も高くないので今回は自在ノコというノコギリを買ってきて手動で切ってみました。
2   自在ノコは自由な方向に曲がれるように、胴体が引き方向に細くなっているため、 強度を維持するのに刃の厚み太く、結果、切りシロも太くなってしまうのが少し気になりましたが、 ご覧の通り、ライン通りに綺麗に切る事ができました。
3   ボードの加工が終了したので、線路を細釘を使って固定します。 以前にも書きましたが、細釘は金槌で打つのではなく、ペンチの先なのでグッと強く押し込む方が上手く刺さります。
 また、そのままでは徐々に釘が抜けてくるので、ボードの裏側の突き出た釘の根元に木工ボンドなどを塗っておきます。
4   なお、今回のモジュールもカーブ線路にはカントを付けておきました。 内側の線路には1.0mm厚のプラバンスペーサーを、外側の線路には0.8mm厚のアルミ板スペーサーをかましています。
5   次にレール側面の塗装を行うためにマスキングを行います。本当はレール部分以外を全てマスキングする必要があるのですが、 写真のように線路の両サイドをマスキングするのを忘れています。結果、枕木の色がレールの間と両サイドで異なってしまいました・・・・(><)。
 (最終的には線路全体のウエザリングで目立たなくはなりました。)
6   レール側面をレッドブラウンのスプレーで一気に塗装した後、複線の間にコルクシートを貼り付けます。
 普段は地面と線路の段差が少ないローカル線の雰囲気を出す為に線路の両サイドに貼っているものですが、 今回はバラストをしっかり盛った都市部の線路なので、単にバラストを節約するために貼り付けました。 でもこれで随分とバラストを節約できたと思います。v(^^
7   これで神社の境内と線路、池の下準備が整いました。