橋脚の製作(橋梁モジュール)
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TOMIXのレンガ橋脚は自分のイメージと合わないので、コンクリート橋脚を自作する事にしました。
施工時期の違いも出したいので新線用と旧線用の2種類作ります。 完全自作も考えましたが、丁度使えそうな形の物があったので、それらを使う事にしました。 まず、旧線用は瞬着のハイスピードEXのボトルです。ボトルの上部を切り取ってプラ板で蓋をし、 押し出しボタンの凹凸をパテで均して原型とします。 |
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新線用はシリコンコーキングのノズルと塩ビパイプです。
まずはシリコンコーキングのネジ部分を切り落とし、ノズル先端を切り詰めて穴をプラ板で塞ぎます。 塩ビパイプは輪切りにして、ヤスリで上側の角にテーパを付けます。 塩ビパイプを逆さまにしてノズルの先に付ければ完成ですが、複製の事を考えて今は別体のままで置いておきます。 |
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これらを原型として型取りし、レジンで複製します。(作業の詳細は加工紹介に掲載) 写真は型にレジンを流し込んで固化してきた所です。 |
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複製が完成した橋脚です。新線用は塩ビ型で作ったパーツを瞬着で接着し、隙間をパテで埋めています。 見事に同じ形の物が出来上がりました。(当たり前・・(^^;) |
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出来上がった橋脚を洗剤で良く洗浄してクレオスのMrレジンプライマーで下地処理をしてから
山城鉄道定番のタミヤのライトグレイ(AS16)を吹き付けました。 普段はこの後パステルでウェザリングを施していたのですが、今回はエアブラシでクリル塗料を何色か混ぜながら薄く噴いて 汚れを付けてみました。 左からTOMIX橋脚、旧線橋脚、新線橋脚です。橋脚で随分イメージが変わります。 |
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また、橋脚製作に合わせて川岸擁壁に橋台を追加しました。
旧線は新線が追加された感じを強調するため煉瓦シートを使って煉瓦造りとしています。 ただし、旧線橋脚がコンクリート製なので、旧線も一度鉄橋を架け替えた歴史があり、 トンネルポータルと橋台は過去の遺構が残っているという事にしておきます。(笑) 新線は一般的なコンクリート造りです。 |