地面の製作4(旧街道モジュール)

1   民家の反対側の地面作りですが、小川の処理に頭を悩ませていました。 当初はベース板の強度低下の心配もあり地下水路が続いているという設定で行こうと思っていたのですが (実際にそんな風景もあったりします)、なんとなく不自然な気もしていました。
 そこで、駅モジュールと並べてみたところ、やはり小川で景色を分断した方がメリハリが出そうなので、 後付で水路を作る事にしました。
 まずは、カッターと彫刻刀でベースを切り抜きます。
2   次に護岸をプラバンで製作しました。こちら側はコンクリート打ちっ放しの垂直の壁としました。線路の手前まで続いたやや自然な護岸の小川が 堰を下って無味乾燥なコンクリート水路を流れていくという想定です。 大きな川への注ぎ口が近い場合にこんな構造が多くみられます。
3   完成した護岸を、例によってタミヤのAS-16で塗装してからボードに固定し、 コルクシートの縁を斜め切り落として傾斜を作っておきました。
4   更に地形に変化を持たせる為、発泡スチロールをカッターでシコシコ削って台地を作ってみました。 そして、その奥にGMの踏切セット付属の小屋の土台を配置しました。
 実際の鉄道にその様な施設があるかどうかは解らないのですが、分岐ポイントに関連する鉄道小屋とし、 将来夜景のアクセントとなるよう白熱灯を配置してみたいと思っています。
5   下準備が完成したので、シーナリープラスターを塗布していきます。 小屋に通じる道や台地と地面のつながりなどはプラスターの盛り具合で表現してやります。
6   プラスターの乾燥を待って、民家側と同じくタミヤアクリルのバフ(XF-57)を薄めたもので塗装しました。 これでようやく線路周りのコルクシート面が消滅しました。