地面の製作2(旧街道モジュール)

1   小川の岸ですが、検討した結果両岸ともコンクリート護岸にすることにしました。 方針が決まったので、発泡スチロールで枠を作り、そこにプラバン、コルクシートを貼り付けて川のベースを製作しました。
 プラバンはコンクリート護岸の接着面、コルクは川底面になります。
2   コンクリート護岸はGMの石垣Cを使用し、お馴染みのAS16で塗装してから接着します。
 また、この小川は流れがあまり急でなく、所々土が堆積して雑草が生えている感じにしたいので、 この堆積部をコルクシートで製作して貼り付けます。
3   続いて紙粘土を擦り込んで、堆積部の際を整え、コンクリ護岸と川底との隙間も埋めてしまいます。 この時、粘土を薄く延ばしながら強くこすりつける様にしないとすぐに剥がれてしまって大変でした。
4   小川の作業と平行して、道路に面した側のコルク断面にも紙粘土を擦り込んで傾斜を作りました。 また、民家の裏庭から道路にでるスロープも同様に紙粘土で製作しました。
 この後、紙粘土を乾燥させると若干ひび割れが発生したので、シーナリーボンドを指で擦り付けて修正しておきました。
5   いよいよシーナリープラスターの塗布を行います。まず、水にプラスターを1:1の配分で溶き、シーナリーボンドを少量混ぜた物を作ります。 そして、クリーム状になるように水とプラスターを適宜追加します(この加減は各自の好みです)。
 これを線路と道路に囲まれた部分や小川部分に平筆で少しずつ塗るというか、盛りつけていきます。
6   地面の凹凸や道路際斜面上部の盛り土はプラスターの盛り具合で表現しました。クリーム状の為、あまり大きな盛り上がりは作れませんが、 数回に分ければそこそこ高く盛り上げる事も可能です。
 今回は1回大まかに塗布を行って乾燥させ、様子をみながらもう一度仕上げの塗布を行いました。