架線柱の設置

1   以前、TOMIXの複線架線柱のベース部を切り取って地面に直に差していたのですが、とても不安定で、 また、ワイヤーを張って架線を固定するタイプがモデルのため架線が無いとトラスの下がスカスカなので再検討していました。
 写真は左が最近良く見かける架線を支持具で固定するタイプ、右がワイヤーを張って固定するタイプ。
2   まずは、架線柱の加工です。ベース部を切り取った後、穴を開けて0.8mmの真鍮線を差し込みます。 これで、地面にしっかりと固定でき、真鍮部分の曲げで立ち具合の微調整も行えるようになります。
3   続いてトラス部の加工。TOMIXの3線架線柱(駅を跨ぐ所には3線架線柱 、それ以外は複線架線柱)とパイプ型の架線柱を用意します。
4   3線架線柱のトラスに付いている碍子を全て削り取り、パイプ架線柱の架線支持具のみをカットして トラスの中央に接着します。カットする長さは実際に線路と車両を置いてみて高さを決めました。
5   高さの検討を行っている所。実物は弓形のアームの先端が架線の下端となります。なるべく実感を 出すためにギリギリまで下げる事にしました。
6   塗装してモジュールに設置した所です。レイアウトボードに0.8mmの穴を開けた3mmのプラ棒を 埋め込んで架線柱を差し込みました。支持具がうまく存在感をアピールしてくれています。 電化直後の感じがでて良いかなと思い、ウェザリングの施工は今後の検討課題にしました。
 ともあれ、晴れて山城鉄道にも電車の乗り入れが可能となりました。