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> FilmScannerで遊ぶ
KONICA-MINOLTAの Dimage ScanDualIV というフィルムスキャナーを
購入しました。このページでは、このスキャナーに関する
雑多なことを紹介します。
基本スペック
センサー: 3ラインカラーCCD
解像度: 3200dpi
インタフェース: USB2.0
有効読み取りサイズ: 35mm 24x36mm, APS 16x28mm
A/D変換: 16bit (RGB各色)
出力: 16bit / 8bit (RGB各色)
ダイナミックレンジ: 3.6 (実測値)
光源: 3波長蛍光管(冷陰極管)
メーカページ
※16bit 出力できるのに、附属するPhotoshop elements が
16bit対応していないなんて。。。
接続PC(参考までに)
MB: GigaBYTE GA-7VT600-L
CPU: AMD AthlonXP 2600+
Mem: 512MB
操作する人
素人。
Photoshop elements や Gimp (on linux) で簡単な調整
(トーンカーブやサイズ変更)はできるが、レイヤーを駆使した
レタッチなどはできない(今のところ)。
スキャン方法
- フィルムセット: ほこりをどれだけ除けるか
どんなフィルムが適しているか
模索中…
- ネガ
- KONICA センチュリアスーパー 100
- KODAK HD400
- リバーサル
どうして銀塩カメラを使いフィルムスキャンするのか
- デジタルカメラ vs 銀塩カメラ
- 記録されるメディアが違うだけで、本質的な役割は同じ。
- デジタルデータ vs フィルム
- デジタルデータはコピーが容易、劣化しないなどいいことばかりに
思えるが、写真の本質が記録にあるならば、データを存続させる
ことが結構大変なことに気がつく。子供の写真をデジカメで撮っていたが
HDDのクラッシュとともに、その全てを失ったという話は他人事ではない。
バックアップも容易だが、高画素化に伴なうデータ量の増大、
バックアップメディアの多様性、すなわち、CD-ROM, DVD-R, DVD+R, etc.
などから、20年、30年後まで、現在撮影したデータを
保持しつづける自信は私にはない。
反面フィルムは、経年劣化するものの、カビなどに気をつけておけば
半世紀以上は大丈夫という自信がある。
メディアの性質としては、デジタルドキュメントと本の対応から類推
できる。フィルムがとくにリバーサルの場合は、それだけで完結した
メディアとなる。つまり、それを閲覧するために他の人工物を必要
としない。しかし、デジタルデータでもフィルムでも、
プリント(メディア変換)してそれを保存しておけば我々素人には十分だと
思う。でも、プリント自体が激しく退色するのは論外。
- 理由みたいなもの
- だから、フィルムで撮影して、加工や、コピーをしやすくするために
フィルムスキャナーをつかう。フィルムで撮影しておき、もっとすぐれた
スキャナーがでてきたらそこで、退色などを考慮してスキャンしても
いいかなと考えている。
その他
- Vuescan
- スキャン ドライバ・ソフト
フラットベッド、フィルムスキャナーともに非常に多くの機種に対応している。
以前は安かったようだが今は、Standard が $59.95、 Professional が
$79.95 という値段。 ただ、一度 Professional を購入すると update が
永久にできるので、最新の OS ではドライバが提供されない機種などを
利用するときには便利かもしれない。