事務局だより

                                         特定非営利活動法人 インクル・かも   事務局長 吉川 温


2009年6月の活動


6月2日(火曜日)

5月29日にNPO法人の認証を得て、ようやく法人登記の手続きを法務局で行った。あらかじめ書籍等で確認していたが、定款の綴じ方等で複数用意したのがよかったため、比較的スムーズに手続きは終了。この週に何もなければ5日金曜日の午前中には登記が完了されるとのことである。


6月8日(月曜日)

先週までに何もなく、法人登記が完了していることを前提に、午前中に法務局を訪れ、登記の確認をした。あわせて印鑑カードの登録と、この後必要になる登記簿謄本の発行手続きを行った。午後から山城振興局へ出向き、登記完了届と法人税の手続きを行った。法人税については、実際には木津川市は山城南の当局での手続きが必要になることがわかり、宇治から木津川市へ送付いただけるということでご配慮をいただいた。


6月9日(火曜日)

残った手続きとしては、宇治税務署と木津川市税務課の届出となる。別途労働監督署で事務所や支えあい活動のサポーターを行う有償ボランティアは従業員にあたらないということを確認しており、現時点では、社会保険事務所や公共職業安定所への届出は後日予定している居宅介護支援事業所の事業開始時点を想定している。


6月10日(水曜日)

NPO法人の会費を徴収することや法人の会計を行うには口座開設が必要であり、別途発注していた銀行印により口座開設を加茂の郵便局で行った。振込みの際の手数料を会員様にもっていただくのは心苦しいので、別途入会申込書やリーフレットの送付に赤色の振込用紙も同封予定であり、その購入もあわせて行った。口座開設については個人情報の問題か手続きがややこしく感じられた一日であった。


6月29日(月曜日)

7月8日に法人設立後初めての理事会を予定している。理事会は奇数月に1回開催することを前回の非公式理事会で決定した。今回は法人の事務局態勢や各事業の経過を確認する内容になるかと思う。リーフレットを手作りで500部作成したので、これを関係機関や地域の方々に配布してできるだけ多くの方に会員になってもらい、資金的なバックアップをお願いする予定である。



7月の活動


7月8日(水曜日)

法人設立後の最初の理事会を行った。事務局態勢としては会計と会費徴収が主な活動になるが、会計ソフトの購入を事務局長判断で行うことで確認をしてもらったので、早速購入を予定。事業については、「くらしの支えあい」事業を法人設立前に加茂地区でちらしを配布してPRをしたが、まだニーズの掘り起こしが十分出来ていないので、リーフレットの配布や会員の呼びかけとあわせて行うことを確認した。配布先としては理事の方々に個人的に配布してもらい、関係機関は理事長と副理事長(事務局長)が行政や介護保険事業所等に行う予定である。


7月16日(木曜日)

先に理事会で確認したリーフレットの配布を本日加茂駅周辺の行政と介護保険事業所へ挨拶を兼ねて行った。後日、木津川市役所及び市役所周辺の介護保険事業所へ行う予定である。社会福祉協議会や民生児童委員の方々には理事長からご案内いただく予定である。


7月30日(木曜日)
現在入会頂いた方は正会員で16名、賛助会員で17名である。賛助会員は一口1000円ということもあり、比較的入会していただきやすいのかと思うが、実際にお金をいただくと、事務局としては身が引き締まる思いで、NPO法人としてのミッションを実現していくことを改めて感じた次第である。


8月の活動

8月31日(月曜日)

8月の活動がほとんど記載出来ずに申し訳ありません。
8月は、夏季ということもあり、あまり活動がありませんが、リーフレットの配布と会員入会の手続きが中心となりました。9月の理事会に向けて機関誌の発行と事業内容の見直しを検討していきます。会員は8月末で正会員が20名、賛助会員が30名ということで皆様の応援をいただいてよりよい事業を展開できるように頑張りたいという気持ちです。




9月の活動

9月10日(木曜日)

昨日理事会が行われました。内容は会員の入会状況、事務局態勢、8月までの収支報告等です。会員の入会はその後も地域の方中心に入会いただいており、必要なものを優先順位をつけて支出していけるようになってきています。6月や7月は資金繰りの問題もあり、未払いのものもありましたが、ほぼ今月中には解消できる見込みであります。支出は事務的なものが中心で事業支出までカバーできる状態にはありませんが、今後は助成金の申請により事業内容へと拡げていければと思っています。
また、理事会で機関誌の発行を正式に決定しました。リーフレットだけではどんな活動をしているかわかりにくいため、具体的な活動内容や活動予定等を中心にしたものにしていく予定です。創刊号は10月予定であり、月1回の発行を目指していくことになりました。当初は会員の方や関係機関への配布が中心となりますが、他の方でもご希望があればお問い合わせのメールにて発送していきますのでその旨ご連絡お願いします。



10月の活動

10月5日(月曜日)

機関誌の発行が遅れており、現時点ではまだ出来ておりません。具体的な活動や活動予定のアナウンスの仕方で少し議論があり、もう少し時間をいただきたいと思っています。態勢の問題もありますが、法人としての方向性を再確認する必要も出てきており、それを機関誌でどう表現するかという点を検討しています。


11月の活動

11月18日(水曜日)

先日11日に今年度第3回の理事会が行われた。前回理事会で議論があり、延期になっていた機関誌は、内容の充実を図るために、季節ごとの年4回の発行、創刊号は来年1月発行で確認された。お待ちいただている方には申し訳ありませんが、もうしばらくご猶予いただきたく存じます。
その他としては、居宅介護支援事業所の指定手続きの事前協議がほぼ終了し、12月に認可がおりる見通しがつき、来年初頭から事業を開始できる予定である。
また、障害者関係や安心食品の販売事業については、この半年ぐらいの状況より事業としての継続性や発展性が見込みず、当面凍結することになりました。ただ、この事業は法人の前身である「しいばちゃんの家」で行う予定なので、その点をご理解いただければと考えています。



12月の活動

12月30日(水曜日)

京都府と協議している法人の事業のひとつである居宅介護支援事業がようやくこの28日に指定の認可を受けました。今年夏の法人登記後から約半年が経ちましたので、かなり時間を要したというのが実感です。その前に居宅介護支援事業で使用予定の車両の助成がアウトとなり、急遽車両購入、プリンターのトラブル、車両保険の加入等、思わぬ事態で出費も重なり、あわただしい師走となってしまい、事務局だよりの投稿も年末ぎりぎりになりました。
 法人の居宅支援事業所の専用電話及びファクシミリ(0774−39−7829)やメールアドレス(inclukamo-cp@inclukamo.or.jp)も新設しました。ホームページも新しいアドレスに変更する予定で検討しております。
 さて、お待たせしております機関誌の発行ですが、創刊号をなんとか来年1月早々に発行できる目処がたちました。1月の理事会で最終承認の上、発行する予定です。理事長の挨拶含めて4ページ見開きで準備中です。楽しみにお待ちください。


2010年1月の活動

1月17日(日曜日)

 昨年お伝えした機関紙の発行がようやく出来ました。当ホームページの「機関紙」をクリックして是非お読みください。
年初早々に最終の編集会議を行い、13日の理事会にて確認して発行しました。既に会員の方には手渡し、発送をしております。各理事の思いを中心にした構成となっております。ご意見・ご感想などをいただければ幸いです。
 また、年初から開始する居宅介護支援事業に伴い、有給職員を2名(法人の理事が兼務)採用する形になり、社会保険関係や税務関係の届出を行っています。勤務時間や理事兼務の取り扱いの解釈がややこしく、期日も決められているので、複雑で精神的な負担もありましたが、無事終了することができましたのでひと安心です。
 支えあい事業も少しずつですが増えており、居宅介護支援事業とあわせて、サロン学習会との3本柱でこの1年は推移していくものと考えています。事務局としては当法人のホームページのリニューアルをして機関紙とあわせた広報活動、それと初めて行う決算報告等の会計処理業務が中止となります。頑張って乗り切りたいと思っています。


3月の活動

3月1日(月曜日)

 「事務局長のひとりごと」にも記載しましたが、パソコンの不具合で2月の投稿が出来ませんでした。3月より少し投稿を増やしていき、リニューアルにつなげていきたいと思っています。1月に住宅改修と福祉用具のサロン学習会を地元の文化センターで行いました。3月は認知症についての内容を20日に予定しています。またご案内をしていきたいと思っています。

3月10日(水曜日)

 本日今年度5回目(最終)の理事会を行いました。内容は来年度の事業計画と予算についてです。今年度は初年度でもあり、十分な活動は出来ませんでしたが、来年度は量も質も充実していきたいということで承認を得ました。
 具体的にいうと、「くらしの支えあい事業」では、家事援助以外にも一人暮らしの方の見守り活動や地域の方が調理した食材の提供、さらには3月に入って話がきている障害児の送迎付き添いも検討しています。これらの活動についてはまだ不透明な部分もあり、本日は予算化出来ませんでしたが、制度等では対応出来ない「すきまサービス」でもあり、当法人の理念として前向きに対応していきたいと思っています。「居宅介護支援事業」も開設以来やや苦戦を強いられていますが、併設サービスももっていない中立公正な立場からの支援、担当ケアマネージャーを原則交代しない、サービスのない介護認定者の定期訪問等を特徴として独自な対応を目指していきたいと思っています。「サロン学習会」も助成金が認められたので、少し規模の大きいフォーラムの開催を予定しています。


3月24日(水曜日)

 3月もいよいよあとわずかです。法人の最初の決算期を迎えますので、事務局はこの4月から5月の2ヶ月間ぐらいは重要な時期となります。2月から3月にかけてNPO法人向けの説明会にいくつか出席しました。「会計の決算処理(税務手続き)」と5月に予定している「総会の準備」、さらに法務局や所轄庁への「提出書類」で忙しくなります。いずれも初めて行う手続きで資料をみながら順序よく行っていかなければなりませんので今から緊張しています。
 実は「くらしの支えあい事業」で前回投稿した障害児の送迎付き添いの話が中止になりました。当初対応ができないとされていた近隣の障害者施設で受け入れすることになり、残念ながら当法人での対応が出来なくなりそうです。「居宅介護支援事業」も3月初めに数件依頼を受けた以降は新たな依頼はなく、新規で「すきまサービス」という法人の理想への道のりは険しいという印象を強く感じています。しかしながら時間がかかっても法人の理念として掲げたものは決して間違っているわけではないので地道に活動を続けていけば道は開けると思っています。
 そのためには実績を積み重ねるしかありません。NPO法人は市民が社会を変えるというミッションで運営されています。きょうとNPOセンターの代表の方が日本に寄付文化を創りたいといわれています。NPOの弱い部分は財政的部分ですが、実績を積み重ねることでこの部分を補っていきたいと思います。総会に提出する書類の中で「事業報告書」があり、これはインターネットでも公開されます。最初の「事業報告書」は初年度ということもあり、内容的には十分なものにはならないとは思いますが、これを出来るだけ早くグレードアップ出来るように活動していきたいと思っています。


平成22年度
4月の活動


4月1日(木曜日)

 いよいよ今日から新年度が始まります。先月終わりから事業報告書の作成に取り掛かっております。他のNPO法人の報告書も参考にしながらの作成をしております。報告書は3部構成で「会員の入会状況」、「運営状況」、「事業報告及び収支報告」の予定です。現在は「運営状況」を作成しており、最初に法人設立までの歩みとしてきょうとNPOセンターのセミナー等、足を運んで情報収集した経緯を記載しております。手帳や資料をもとにして作成しておりますが、その時の法人の状況や議論したことなどを振り返りながら、「あの時は焦っていたなあ」とか「少しイライラしていたなあ」とか当時の状況を思い浮かべたりして作成していますが。過去を振り返りながら明日に向かって進む(バック・トゥ・フューチャー)という意味ではとても貴重な時間でもあります。時間も限られており、十分な内容になるかはわかりませんが、総会までにはそれなりの報告書が出来るよう努力していきます。

4月30日(金曜日)

 4月があっという間に終わってしまいました。中旬からプライベートでのアクシデントがあり、兼務している居宅介護支援事業所で急な依頼があり、対応に追われてしまい、決算処理が遅れたため、かなり精神的にはきつい状態でしたが、昨年12月に購入した会計ソフトでの入力をある程度していたので、知り合いの税理士にも相談しながら28日の理事会前日は徹夜のようになりましたが、何とか間に合いました。本日法人監査も行い、5月15日の総会準備もほぼ出来ました。
 まだこの後に、税務申告の手続きや法務局等の所轄庁への届出もあり、5月もかなりタイトな状況は続きますが、ひとつのヤマは超えられたのかなと思います。今回は最初の事業年度終了後の手続きで、全ての業務が初めての業務となり、不安も多く、来年以降もこの時期は忙しくなりそうですが、一度経験することでノウハウが蓄積されますので、もうしばらくの辛抱かと思います。
 

5月の活動

5月16日(日曜日)

 昨日法人の通常総会が無事終わりました。加茂文化センターで予定より少し開始が遅れましたが、午後2時50分から約2時間の内容となり、予定していた平成21年度の決算報告や平成22年度の予算等の議案が全て承認されましたことをご報告致します。正会員31名の内、出席者が10名、委任状が13名ということで理事以外の方がやや少なかったのが残念でしたが、設立最初の総会としてはほぼ順調に推移できたかと思います。議案の具体的な内容については準備が整いましたら、当ホームページにも掲載する予定です。後は、法人税の申告と法務局や所轄庁への届出書類の提出があります。これらの手続きがが終わって年度最初の事務局の大きな業務はひと段落ということになります。

6月の活動


6月25日(金曜日)

 総会終了後の法務局や税務署、所轄庁への届け出が全て終了しました。税務申告がもっともややこしく時間がかかりました。法人事業で対象となる収益事業分を取り出す作業が会計ソフトのツールでは単純に出来ないことがわかり、苦労しました。また税務署への提出書類も数ページあり、専門用語がわからないため、マニュアル本とにらめっこしてなんとかやりくりが出来たということで、来年度もこの部分で時間がかかりそうなので少し心配しています。今月予定していた機関紙の発行も大幅に遅れる見込みで当ホームページへの掲載までもうしばらくお待ちください。法人の居宅介護支援事業と兼務しており、そちらも忙しくなっており、全体に遅れ気味ですが、7月、8月でなんとか挽回したいと思っています。

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