恒例の信州スキー旅行&爆弾低気圧と共にの巻


我が家で恒例となりました義妹ファミリーとの信州スキー旅行に行ってきました。両家族とも子供(小学生1人、幼児3人)がまだ小さいので、のんびり滑りやすいスキー場ということで、栂池高原スキー場を選択してます。
今年は全国的に暖冬ということで雪不足を心配しておりましたが、我が家の初すべりはいつも”大寒波”(今年は”爆弾低気圧”と呼ばれていましたが・・・)のタイミングになるようで、今年も・・・・・・・・・。

01月06日(土)0:00ワックスかけ
今日から会社へ初出勤となるのですが、午前中だけの出勤ということで、無理言って有給休暇を取らせてもらいました。義妹の旦那が通常どおりの会社出勤ということなので、日付が変わるぐらいに京都出発となりました。昼間は時間があったので久しぶりにスキー板のメンテしておきました。今回、VOXY車はキャンピングカーでなく、機動力と乗車定員に優れるVOXYの出番となります。また、荷物を載せるためのジェットバックも1年ぶりの出番です。大きなジェットバックのおかげで2家族8人分の荷物を載せることができ、且つ車内をゆったり使えます。でも子供たちの成長により、だんだん車内は手狭になったようで、車内で寝るまで「狭い!狭い!」と文句を言ってました。「寝ずに運転するのはパパ達なんやぞ!」と心の叫びを一言。

雪の影響を考え、できるだけ名神高速で時間短縮を狙って爆走していたところ、途中で偶然にも事前に同じくスキーに出かけると聞いていた明石のわたまな号を発見。思わず手を振って合図したのですが、さすがに追い越し車線を爆走中だったのとキャンピングカーでなかったので、残念ながら気が付いてもらえませんでした。(VOXYにもVMLのステッカー貼っておこうかな。)雪シーズンの名神難所である関が原IC付近は雪の影響もなく順調に通過し、中央道に入って屏風山PAでトイレ休憩とともに運転手交代。交代運転手がいると本当に楽で、休憩時間も短縮でき効率的です。そして中央道から長野道にかけて雪が降りはじめ、路面のところどころ雪がありましたが、運転には影響のないレベルだったので、最終の梓川SAまで運転をまかして,私は助手席で仮眠しました。この先から豊科ICで高速を降り、地道を走行するので、私が栂池まで運転することに。雪の影響もほとんどなくスキー場周辺までくると、さすがに路面のところどころに雪が降り積もっており、少し緊張しながら安全運転に心がけた。

06:00
栂池に無事予定どおり到着。少し早かったので宿の周辺で小休憩し、07:00に宿の玄関が開き、チェックインしました。いつもながら部屋に通してもらい、着替えと自家製のオニギリで朝食を済ませ、快適に休憩ができました。若い頃なら時間を惜しんで、すぐ着替えてゲレンデ直行になるのですが、年をとるにつれその元気もなく、少し部屋でダラダラしながら親どおし子供達のスキー学校に入れる入れないの相談を。今回は子供クラスの通常レッスンでなく、4〜5人用の個人グループレッスンにすることに。専属の指導員が付いてくれるので、効率的なレッスンを受けれると考えて決めました。実は料金もそれほど割高ではなく、4人分で若干高い程度です。数十人に1人の指導員より確実に面倒見てくれるでしょう。ただスキーの指導レベルが3人の幼児にある程度合わせる為、一番上の息子には張り合いがなかったかもしれません。

09:00スキー学校
ゲレンデに向けて出発。と言っても1分で到着。宿が近くて本当に楽です。まず、スキー学校に申し込みです。午前と午後の1日コースに申し込み、午前スタートが10:00〜になるのでそれまでスキーと雪遊びです。ベース斜面にはところどころ地肌が見えている箇所がありましたが、滑るにはそれほど問題はありませんでした。10時前に子供達4人を指導員に預けて、とりあえず最初はパパ組(スキー)とママ組(食堂場所取り)に別れました。パパ組みはのんびり様子見がてら、リフトで頂上を目指しました。栂池にはゴンドラもありましたが、乗り場が少し離れているので、リフトの乗り継ぎで頂上を目指しました。途中、一部リフトも止まっているので、結局頂上までいけず、途中で引き返して滑っておりました。上部は雪がありましたが、ところどころコブ状になっており、いきなりおじさんと化した身体が悲鳴を上げます。(ヒザ、足腰がついてきません)。もろ運動不足を痛感することに。

11:00スキー学校2
一旦、子供達の様子を見るためにベースまで降りましたが、子供達が見当たりません。ママに聞くとある程度滑れるのでリフトに乗って練習しているとのこと。午前中はムービングベルトでの練習とばかり思っていましたが、すぐにリフトに乗って練習とは・・・恐るべし、ガキンチョパワーです。邪魔をしない程度に、遠くから子供達の様子を伺いましたが、1列になってボーゲンで滑っておりました。指導員の方も一人で子供達をリフトに乗せるのが大変だったことでしょう。息子を除き幼児はリフト代は無料で、ICチップの保障料は必要ですが、返却とともに返金されます。お得なスキー場です。

11:40食堂
一旦、ママ組と合流して食堂で休憩です。すぐにランチで混みだすので場所確保です。外の様子を伺う少し早かったですが練習終了のようで、あとで聞いたら子供達がお昼休憩を進言したようです。指導員の方はラッキーに思ったかも。ママ組のおかげで、全員席に着いてお昼です。メニューは定番のカレーやラーメンです。今日は宿でお泊りですので、パパ組は持参したビールで乾杯です。一旦、休憩してしまうと次に動き出すのがしんどいのですが、午後からのスキー学校の為、食堂を一旦でます。偏見かもしれませんが、席を入れ替わるときはできるだけ子供連れの方に代わってやろうと思ってます。パパやママも家族のために席取りは大変なのを経験しているからです。

13:00リフト
子供達は午後の練習がスタート。泣き言もいわず、指導員に付いてリフトに乗っていく姿は、なんとなくうれしく、頼もしく感じました。午後からはミゾレ状に近い雪が強くなってきて、ビショ濡れ状態です。時々ママ組と交代でのスキーです。リフト代の節約の為、リフト券を交代で使いまわすからです。滑っては休憩、また滑っては休憩というかんじで、のんびりスキーができました。



15:00
午後のスキー学校が終わり、子供達を迎えに行くと、指導員の方から上達が早いですとお褒めの言葉を頂いた。子供達の顔もどことなく満足げな顔をしておりました。ちょっとおやつ休憩してからは、ソリ遊びで雪あそびを満喫し、雪もだんだん激しくなってきたので今日はこの辺で、早めに宿に戻ることにしました。

16:00部屋
宿に戻ってからは、とりあえず着替えを準備し楽しみのお風呂です。残念ながら温泉ではないですが、湯船にゆったりできるので満足です。満員でもなく、また早い時間だったので貸しきり状態です。風呂上りは夕食までまだ時間があるので、ビールとお菓子で小休憩。夕食は17:30〜で、子供達は2人で1つのお子様ランチになります。少ないようですが、幼児で小食なので毎年料理が残ってしまい、もったいないためです。しかも今日は鍋付きだったので、十分料理が足り、お腹いっぱいになりました。来年もこのパターンでいけそうです。

19:00
お腹いっぱいで部屋にもどり、すぐに布団を敷き、いつでも寝れる体制つくりです。2部屋を借りているので家族ごとに分かれますが、隣同士なので子供達が元気に行ったり来たりで騒いでおりした。しばらくはTVを見て過ごすのですが、さすがに睡魔がやってきて、パパとママはうたたねです。結局その後起きる気力もなく、記憶も定かではありませんが、21時ぐらいから朝まで爆睡しておりました。

06:00
普段の週末は一番起きるのが遅いのですが、あそびに出かけたときは特に早起きです。昨晩の天気予報の荒れ模様との内容を思い出し、窓の外を覗きましたが、これがビックリです。昨日に比べ、屋根や道には+50cmの積雪です。しかも猛吹雪です。少ししてから家族を起こし、朝食です。昨日の晩あれだけ食べたのにみんなご飯のおかわりするぐらい食欲旺盛です。外は相変わらず猛吹雪で私の気持ちは宿でのんびりしたかったです、せっかく来たのと子供達のことを考えると言い出せません。気持ちが行動にでていたようで、着替えが遅く最後になり、みんなから急ぐように催促されました。記念撮影

09:00
今回は宿1泊のケチケチ旅行なので、とりあえずチェックアウトする必要があり、荷物をまとめ移動です。助かるのは宿には休憩室が完備しているのでそこに荷物を置かせて頂いて、今日まる一日スキーが楽しめます。車ですが、宿の駐車場は当日宿泊者優先とのことのなので、前日の夜にゲレンデ中央駐車場(無料)へ宿の方が親切に移動してくれておりました。外に出ると止むこともなく吹雪です。個人的に足取りが重いのですが、子供達は昨日とうってかわってフワフワ雪なので雪遊びではしゃいでます。ゲレンデに着くと昨日より人が少なかったです。おそらく、荒れ模様の天候なので、地元や周辺の日帰り客が減少していたのでしょう。我が家のように宿泊客は滑るしかないですからね。
今日は子供達のスキー学校がないので、パパやママが面倒を見なくてはなりません。とりあえず、親たちはリフト券を交代で使い、子供達とリフトに乗ってスキーです。さすがに昨日1日スキー学校で指導を受けただけあって、リフトの乗り降りもほとんどフォローなしにでき、上手にボーゲンで滑っておりました。ただ、フワフワ雪で斜面が滑りにくそうで、ところどころで雪に埋まっておりました。でも子供達はフワフワ雪のほうが、こけても痛くないし楽しいらしいです。

11:00
引き続き、雪のほうは止むこともなく、猛吹雪状態です。時より強風により、リフトがスピードダウンしたり止まったりして、更に雪により視界も悪い状態で、しだいに子供達のテンションも降下していき、早くも休憩モードです。パパママは食堂の場所確保に向かい、子供達は雪だるま作りやソリ遊びです。個人的には休憩時間を使ってゴンドラで頂上を目指したかったのですが、ベース部でこんな状態なので頂上付近はきっと遭難の危険を感じる状態と判断し、ゴンドラで頂上を目指すのは断念しました。(後にニュースで知りましたが、栂池高原でも登山スキーに行った人が遭難しておりました)

13:00意気消沈
十分な食事休憩のあと気合をいれて、吹雪の中へ。しかし、その気合も猛吹雪には勝てず、2本ほど滑ったのちに消滅。子供達もママもスキー終了宣言です。とりあえず、予定より早かったのですが宿の休憩室に戻り、帰る準備です。まず、着替えてその足でお風呂へ。冷え切った体を温めることのできるお風呂はうれしい限りです。このチェックアウト後に休憩室やお風呂が使えることで、毎年この宿を選ぶ理由になってます。スッキリして着替えた後、荷物を載せるために車を中央駐車場に取りに・・・・・。宿の人の駐車位置のメモを頼りに探しましたが、車が見当たりません。しばらく辺りを探していたら、それらしい車を発見。”それらしい”というのは、識別が困難なぐらい雪が降り積もっていたからです。タイヤも隠れるぐらいで一晩で60cm以上の積雪でした。スキーウェアのままで来たらよかったと後悔しながらも、ジャージ姿で除雪開始です。しばらくは手やブラシで除雪したのですが、全く追いつかず、駐車場事務所に除雪道具を借りにいきました。プラスチックの大きなスコップです。これが便利で効果的に除雪でき、最初からかりておくべきでした。約20分雪との格闘の末、車に積もった雪と前の道路を除雪し脱出です。雪かきはけっこうな運動量になり、汗をかいて息も絶え絶えでした。

15:30
荷物の積み込み、お土産の買い物も終わり、宿のご主人に挨拶して出発です。路面は雪があるものの、除雪作業がいきわたっており、苦労することなく順調に運転できました。出発前にニュースで所々高速の通行止め情報を聞きましたが、この時点では安易に通行止め解除されると思い、来た道のとおり帰ることに。豊科IC付近にくると渋滞の様相で、電光掲示板には豊科〜飯田間通行止め????飯田って反対側(信越方面)なので問題ないと思い込み、渋滞に耐え忍んでおりました。それにしてもほとんど動かないのでナビで飯田を探したら実は通り道(名古屋方面)で、飯山と勘違いしていたことが判明。どうやって京都まで帰るか思案するが、とりあえず早い夕食と休憩を取ることに。

17:30
豊科IC付近に飲食店舗が集まったショッピングセンターみたいな場所があり、そこで子供達のリクエストであるマクドナルドへ。インターの電光掲示板はいっこうに変わる様子もなく、信越方面からの車が豊科ICから先が通行止めのためにICをドンドン降りてきて、国道も大渋滞です。国道を走って名古屋方面に向かうか、栂池まで戻って日本海側を北陸自動車道で帰るか・・・・・・。なかなか決まりません。

19:30
結局、通行止め解除を期待して1時間ぐらい本屋で時間つぶしていたのですが、我慢しきれず国道で松本方面(名古屋方面)をめざすことに。それにしても今度は国道が大渋滞で全くうごきません。渋滞情報はあいかわらずの通行止め情報のみ。約2時間かかって松本付近(高速一区間)まできた時、携帯電話聞いた渋滞情報で10分前に通行止めが解除されたとのこと。ある意味無駄な2時間のようであったが、とりあえず松本IC付近にいた事をラッキーと思い、いざ高速道路に向かう。一般道路から高速の分岐点に差し掛かっても、何台かが曲がるだけで、通行止め解除の情報が行き渡っていないようでした。我が家はタイミングよく情報収集でき、ラッキーだったのでしょうか。

21:30
松本ICから高速走行です。道路上は除雪により、ほとんど雪がありません。なんで通行止め解除に時間がかかったのか不思議でしたが、安全確保の為としておきました。松本ICから中央道の中津川ICまでは引き続きチェーン規制中で、この区間は念のため私が運転することに。スタッドレスのおかげで法定速度で巡航です。チェーンで火花を飛ばしながら走行する車を何台も見ましたが、いまさらスタッドレスタイヤなしにチャーン装着は面倒でできませんね。途中、ところどころ雪が降り積もったままの場所もあり、ドキっとすることがありましたが、安全運転でチェーン規制区間の走行を終了です。

24:00
屏風山PAで運転手交代です。ここまでくると雪は降ってますが路面は全く雪がありませんでした。そこで一気に京都手前まで運転を任せ、助手席で仮眠です。途中、雨の音や雪降っていたような感じでしたがほとんど記憶がなく、滋賀県の八日市付近で目が覚め、運転交代の準備です。

25:30
草津PAで最後の運転手交代です。当然ママや子供達は熟睡中でトイレ休憩もなしで、一路自宅を目指します。名神瀬田JCTから京滋バイパス経由で巨椋ICで高速を降り、あとは一般道で自宅です。

26:30
無事帰宅です。荷物を降ろして、子供達はすぐ布団にもぐりこんでお休みです。義妹ファミリーは我が家で仮眠せず一気に大阪の自宅に帰るとのことで車に荷物を移して、バイバイしました。

今回のスキー旅行は爆弾低気圧に振回されましたが、雪不足の心配もなく、また事故もなく無事帰ってこれたのでよかったです。次回は天気の良い週末を狙って、快晴の青空の下、気持ちのいいスキーに子供達を連れて行ってやろうと思います。次回からキャンピングカーの出番です。




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