初めてのお出かけ!大雪の洗礼の巻
12月22日(木)
初のお出かけを計画し、この日は用意もありちょっと無理して会社を半日で切り上げ、出発準備を進めたが結局、夕方は子供が水泳教室ということもあり、夜の出発になった。あとの心配は寒波到来による天気予報であり、これがのちのち大きな問題となる。向かう行き先は”スキージャム勝山”。関西でもメジャーなスキー場であり、ただ個人的にコースレイアウトがいまいち好きでないので、年に1回訪れるぐらいでしたが、今回は一番下の子のスキーデビューということでムービングベルトやキッズパークの施設が充実しているので選んだ。(片道3時間半の行程→実際は・・・・)
[1日目]22:00出発
まずは車内で暇つぶしにみるDVDレンタルに向かい、その後コンビニで翌日の食料調達をした。そして近くに名神高速のICに向かったが、電光掲示に名神道路の通行止め情報が・・・・。でも、このときは軽く解除になると信じ、とりあえず高速道路に進入した。(のちにこの軽い判断が連休のターニングポイントになる) ETCも自分で取り付けたので、その動作確認もチェックポイントであっただ無事問題なくゲートを通過。高速走行は依然、車両引き取り時に車やさんからか帰るときに経験したが、今日は寒波による強風もあり、高速走行で予想外のふらつきを初経験。”怖い”のひとこと。すぐさま、安全速度にスピードダウン。確かわが愛車は前所有者が増しリーフ+ランチョ(ショック)を追加装備していたはずなのに、それでこの影響??ということはノーマルは??というのが感想です。確か、ほかの諸先輩がたは法定速度をオーバーして走行されていたように思うが、私にそんな勇気と度胸はないです。それと、噂には聞いていた大型車に追い抜かれるときの影響もすごく大きなものだった。まず、はじかれるような風圧ですぐさま吸い寄せられる感じ。サイドミラーで大型車を視認したら、ハンドルを持つ手に力が入りまくりです。とりあえず、通行止めの近くまでいくことにしたが、滋賀県に入ってもまもなく通行止め解除になっていないので、手間の草津PAで仮眠することにした。(この時点で家をでて1時間ちょい。)この時点でPAは満車状態。たまたま空きスペースを見つけ、はじめての”車中泊”の経験。子どもはウキウキ楽しんでいました。ダイネットのベッド化(嫁さん+子供2人)と常設2段ベット(私)で。ヒータの温度調整がいまいちわからないので、とりあえず低いレベルで設定した。私は通行止め情報を取りたいが、準備不足で電話でのインフォメーションのみ。当然、電話は混雑で不通状態。ハイウェイラジオは入らないが通常ラジオは入るので、時折の道路情報に聞き入る程度。
[2日目]05:00
仮眠程度で熟睡できず、朝方に窓から外を見ると大型トラックが少し減っているので通行止め解除かと期待するが、以前ラジオは通行止めを流している。ここで見切り発車でPAを出ることにした。通行止め区間まできたがやはり解除されていたようで車は流れていく。(ラジオの情報はギャップがあると改めて認識した)しかし、数十キロ走って渋滞に入る。名神の滋賀県サイドの通行止めは解除になったが東名から名神にかけて通行止めがそのままで、フン詰まり状態で渋滞になったようである。チョロチョロと動くので今しばらく様子を見て高速道路を進む。やがて電光掲示板の道路情報には東名から名神にかけて渋滞70KM???初めて経験する渋滞の長さである。その時点では高速を降りるタイミングが残されていたが、米原JCTより北陸道を行くので東名・名神の渋滞は最小限の影響で済むと判断した。これがまた判断の大失敗。米原まで近づくにつれて進む距離がだんだん短くなってきた。最後は1時間で数キロ・・・。諦めが肝心とよくいいますが、あと少しで米原JCTでそこまで行けば車なスイースイーのはず。一般国道も渋滞状態で高速道路の快適さを諦められず。結局、米原JCTに着いたのは昼を過ぎ14時前。まさかここまでかかるとは。しかし、更に渋滞第2弾あり。冬季通行規制の有名箇所である北陸自動車道の滋賀・木の本IC〜福井県・今庄IC間が通行止め解除になっていない。通常、深夜早朝の通行止めも昼は解除されていたのが、今回の寒波では通用しなかったようである。しょうがないので木の本ICを降りて一般道で福井県を目指すことにした。国道は除雪がちゃんとされていて問題なかったのですが、一挙集中で大渋滞だった。
19:00
福井県敦賀に入ったが、敦賀ICは相変わらずの通行止めで利用できな状態。とりあえず、早めのガソリン補給とコンビニの片隅で夕食。一般国道で福井北まではまだまだ何十キロもあり、渋滞を行くのにイヤ気がさしてきたが、子どもが早くスキーしたいという言葉に父親としてのがんばらないという思いで、もうひとふんばりすることに。
21:00
敦賀から福井方面へは引き続き敦賀ICそばをとおり国道8号線を進むのだが、今度はピタッと止まり車が進みません。除雪車が頻繁に高速道路を往復しているのが伺えたのと、かすかに通行止めが解除になるのではという予感(今日は一日ことごとく判断に失敗していたのだが・・・)がしたので、敦賀IC入り口には数台のトラックが停車していたが、我が家もその後ろに並んだ。嫁さんと子どもに寝るよう言って朝まで寝て待つ覚悟を決めたが、待つこと数十分、前の車が動き始めた。聞けば米原方面は依然通行止めらしいが、敦賀から今庄間が通行止め解除になったとのこと。これは超ラッキーでした。除雪車に先導されて敦賀ICを出発。スピードはゆっくりだが、国道の大渋滞をとろとろ行くことを考えたら、快適そのもの。”神さまはまだ我が家を見捨ててなかった”と嫁さんと喜んだ。一路、福井北ICを目指すのだがETCの深夜割引を利用しようと、手前PAで仮眠して結局、福井北ICに着いたのが0:30。当初予定では前日の0:00を計画していたので、24H渋滞でスケジュールがずれたことになった。福井北からスキージャム勝山を目指すが、さすがに他に車が見当たりません。手前の峠を上る有料道路は除雪前で道路は悪路状態。部分的にスタック寸前をガマンしながら上っていく。スキー場の料金所に付いたら、係員が駐車場へ案内するとのこと?・・・というのは雪で除雪が追いついておらず、一部ようやく除雪の終わった駐車場へ案内された。(01:30)大きな駐車場が一台も車がありません。どうも我が家一番乗りのようです。一応ゲレンデ及びトイレ近くのベストポジションに駐車。さっそくトイレに行って寝床に入る。
[3日目]06:30
朝方、携帯電話のアラームで目が覚めたので、外をのぞくと車は増えていたが、数十台程度。外は猛吹雪で既に雪が20CMぐらい積もっていた。苦労して来た限りはスキーをすると気合を入れて準備。途中買ってきたパンで朝食。
09:00
リフト券とスキースクールの申し込みを完了させて、いざゲレンデへ。下の子どものすきースクールが気になるが、本人はやる気マンマン。心配したいたが、スキーを楽しんでいたようである。(嫁談) 息子と2人リフトに乗って上を目指した。息子は最初は恐る恐る滑り出したが一本滑って、勘を取り戻したようで、フワフワのゲレンデを楽しんでした。まだまだボーゲンであるが、去年よりたくましく見えた。私のほうは、情けないかな技術より体力低下がはっきり自覚できる状態であった。ヒザや足の筋肉が悲鳴を上げている状態で、子どものスピードに合わせて滑るのがちょうど良かった。技術的なことを指導するも、どうも私の教え方が自己流で且つ下手なのと、わが子ということで少しスパルタ的になってしまうので、とりあえず、最小限のコメントだけして、あとは数をこなすようにした。技術的なことは次回、スキー学校に入れてプロの指導にまかせようと。息子は最終的には上級者コースは無理せず滑らなかったが、初級や中級コースは問題なくすべれるようになった。下の娘は午前中の終わり間際に様子を見に行ったが、嫌がらず積極的にレッスンを受けていた。
昼食はゲレ食が割高なんで、車内でとることをしたが、けっこう服を脱いだり、くつろいだりするのに手狭に感じたので、4人+@がちょうどかな。息子、娘ともに午後からも早くスキーをしたいという気持ちらしく、昼食後ゆっくり休憩したかったが、すぐさまゲレンデへ戻った。午後は少し意図的に私のスベルスピードをアップさせたが、息子はがんばって付いてきた。今年はボーゲンを卒業してシュテムからパラレルか。がんばれわが息子よ。午後は16:30のリフト運行終了までメイいっぱい滑った。途中、午後のレッスンが終わった娘と一緒に滑ったが途中で手を離しても倒れず滑りきった。息子より上達は早いかも。帰る前にスキー場の温泉に入ったが時間がギリギリ(18:00まで)であった。もうちょっと時間延長してもいいじゃないかと言いたい。駐車場に戻ると数台車があるだけ。おなかがすいたので夕食を車内でとった。市販の鍋焼きウドンであったが、格別においしかった。ああ、このままビールを飲んで寝たい気持ちであったが、今日は帰る予定だったのでビールをあきらめ、コーラで一気グイ飲むである。
20:30
家路へ出発。帰りは道路も整備済み(圧雪状態)で快適な運転で予定どおり高速に乗ることができた。通行止めもなく、行きとは別で帰りは快適そのもの。途中、ETCの深夜割引を適応させるため、降り口手前のPAで時間つぶしで仮眠(23:00)。それにしても眠気との戦いの運転。仮眠のつもりが熟睡。02:00ごろ目が覚めるが嫁さん、子どもも爆睡。私も運転の自信がないのでもう少し寝ることに。
[4日目]05:30
トラックのエンジン音で目が覚める。乗用車の駐車枠の端で静かに寝ていたのに、周りをトラックに囲まれて、しかもエンジンをかけての仮眠。しかも行儀の悪い斜めや横の駐車のしかた。無法地帯のような感じがした。確かに乗用車、キャンピングカーのマナーも悪いと指摘されるが、トラックも問題だなあと感じた。改めてマナー重視のキャンピングカーオーナーを目指そうと心に決めた。うるさくて寝れないので、顔洗ってコーヒーを飲んでいざ自宅に向け出発することに。
07:00
自宅到着。屋根の上には風圧にも耐えた雪が約30CM程度あり、雪下ろし。トイレの処理(これは本当に渋滞で強い見方であった。)軽く汚れを流すつもりが結局年末にむけ、寒いなか全面水洗いをした。案外、洗いやすいものと感じた。まあ、今回いろいろ経験したが次回お出かけには情報収集からキャンピングカーの快適化を改善して行こうと思う。
・冬季の通行規制情報をまめに正確に取得する
・カギ穴凍結の対応準備(今回、ライターで熱した)
・車内の濡れたスキーグッズの干し
・除雪用のグッズ(Tバーのようあもう)
今回、はじめてのおでかけで、まさに大雪の洗礼を受けたかたちとなったが、改めてキャンピングカーの便利さを感じることができた。反省点は次回からはもう少し写真を撮ろう。