待ちに待った「’06 いざ北海道の大地へ」の巻

キャンピングカー購入の目的の1つであった北海道の車旅が現実になった。実は渡道は2回目で、4年前の初夏に小さな子供達とレンタカーで北海道を旅した。その時はレンタカーなので宿を事前に確保(予約)しての旅になったので、時間に縛られていた感じが拭えなかった。いつかはキャンピングカーで北海道を自由きままな旅したいという想いが、大きな衝動買いによって早くも実現したのである。

[スケジュール]08月10日(木)〜08月20日(日)
08月10日(木)…自宅出発〜敦賀港〜フェリー
08月11日(金)…フェリー〜苫小牧東港〜日勝峠〜道の駅”しかおい”
08月12日(土)…十勝川(ラフティング、乗馬)〜十勝ヶ丘公園
08月13日(日)…帯広(グルメ、勝毎花火)〜釧路
08月14日(月)…釧路(カヌー)〜摩周湖、屈斜路湖〜砂湯駐車場
08月15日(火)…砂湯〜網走(オフォーツク流氷館、刑務所博物館、グルメ)
08月16日(水)…網走〜サロマ湖〜美深方面(トロッコ王国)〜東川キトウシ森林公園
08月17日(木)…東川キトウシ森林公園
08月18日(金)…旭山動物園〜道の駅チロルうたしな
08月19日(土)…海鮮市場〜余市(スペースワールド)〜小樽(お土産)〜小樽港〜フェリー
08月20日(日)…フェリー〜舞鶴港〜自宅

08月10日(木) 17:30自宅出発敦賀FTロビー
午前中会社へ出勤(午後は有給休暇)の後、帰宅後に急いで荷物を積み込み出発。敦賀出航01:30であるが時間的余裕を利用して、地道で向かうことに。(高速代:約4000円節約なり。) 敦賀市内に入ってGSにて給油。(北海道苫小牧着:20:30ということからGS対策として) 遅い夕食ののち、船内での食事買出しにコンビニに向かう。朝、昼、夜の3食。(ここでも節約) 敦賀FTに着くがはじめてのフェリー乗船ということもあり、ドキドキしたが、なんなく手続き完了。ネット情報のとおりAC100V電源の申し込みも完了。キャンピングカー冷蔵庫をフル使用するのでバッテリー切れが心配であったが、これで心配なし。
0:00
徒歩乗船開始となり、一人車で乗船を待つ。どうもAC100V電源を申し込むとトラック甲板の最終乗船(到着時は最初に上陸)になるようで出航のぎりぎりまで待たされるはめに。乗船後すぐに敦賀出航となるが船室に向かうと子供はすでにベッドの中。それもそのはず時間はすでに02:00。私も急ぎ風呂ににって寝ることにした。本日はそれで就寝。

08月11日(金) 06:00起床船内で記念撮影
熟睡できないまま、朝の日差しで目がさめた。トイレに行き、そのついでにウロウロ船内を探索。ところところ椅子やソファーで熟睡している人がいる。案外大部屋より熟睡できるのかな。外はい甲板でい天気で海上は何も見えないが、すごくすがすがしい朝の光景である。嫁さんや子供はまだ寝ていたが、規則正しい生活をするために起こして朝食。朝食のあと、何もすることがない。暇でしょうがないので朝からお風呂である。TVをみて時間すごし、北海道のスケジュールをおさらいをする。昼食後、だらだらベッドで寝てすごした。たまには暇すぎて退屈な時間をすごすのもいいものである。日が暮れるころには津軽海峡を越えていた。感じ的にはすぐに着く感覚であったが、苫小牧東港はまだまだのようでけっこう時間がかかった。
20:30
苫小牧東港に到着すると今度は先頭での上陸である。勇んで上陸開始するが、なんせ初めての土地で方向がつかめない。ナビはまだ敦賀港のまま。電波をひらって修正が間に合わない。上陸してから少し走って、立ち止まり地図とにらめっこ。結局少し後戻りし、目的地の道の駅「むかわ四季の館」へ。周りが暗闇のせいか、まだ北海道という実感が沸いてこなかった。さすがに国道は道幅も広く車の数も少なく、80km走行。あっというまに第一目的地の道の駅到着。スケジュールではここで車中泊の予定であったが、急遽、翌日の早朝移動より今晩の夜間走行を選択し、翌日の目的地である十勝へ向かう。道の駅しかおい
まず第一関門である日勝峠超えにチャレンジ。途中まではなだらかなアップダウン道で愛車アトムでもなんとか巡航スピードを維持し進んだが、本格的に峠超えするころにはアトムもシフトダウンしエンジンもうなり声をあげ、必死の走行に変わっていた。みるみるスピードは落ちて単独走行からいつのまにか大型トラックに煽られる状態へ。峠はうわさの濃霧でフォグもなければ見通しは悪く、50m先すら見えず。その状態でお構いなしに大型トラックは煽ってくる。このときは本当に怖かった。トラックは下りに差し掛かるころ、強引に追い越していった。なんでそんなに早く走れるのか不思議・・・・。濃霧をすぎるとなだらかな下り道に変わり、ようやく安心して走行できた。今日の最終目的地は道の駅「しかおい」にした。駐車場は広く道を挟んで向かいにはセブンイレブンがある。便利この上ない。トイレもきれいでトイレの外には水のみ場もあり水補給も簡単である。さすがに北海道なのか、トイレの水道は温水でこの季節もあったかい。駐車場内は既に10台程度の車中泊組がおられた。マナーよく静かに寝れた。

08月12日(土)ラフティング記念撮影
今日の目的は十勝川のファミリーラフティング。十勝川のラフティングをガイドしていることこは今回お世話になったTOMさんとTACさんがあるが、ファミリー参加できたのがTOMさんだったのでお世話になった。、当日の十勝川ラフティングコースはスタートも終点もこの2社とも同じであった。TACさんは一度下り、終点からカヤックでのんびりツーリングする内容で、私の選んだTOMさんは同じコースを2回下れる内容であった。個人的に一度だけでは物足りないもので、2回下れるTOMさんをお勧めしたい。ラフティング2
さらに家族でも対応してくれる。このファミリーラフティングは同じコースであるが、各荒瀬のうコース取りを変えて無理なく対応と説明頂いたが、結果的に一般とファミリーラフティングは同じコースを楽しんだ。家族でラフティングしたい人はお勧めします、TOMさんを。
一回目は初体験ということもあり子供は固まっていたようで顔も引きつっていたが、2回目は少し要領をつかんだようで笑顔があった。このときうれしかったのは上の息子がラフティング最後に岩場から川に飛び込むことに自らチャレンジしてくれたことである。いつも甘えたで臆病な息子と思っていたが、がんばってチャレンジしたことはうれしく、さらに少し頼もしく息子が大きく見えた。
12:00乗馬
着替えを済ませ、興奮もやまないまま、次の目的地の道の駅「うりまく」へ向かう。ここは「しかおい」からも近くであり、乗馬センターが併設されており、乗馬が楽しめるところで、子供に乗馬を体験させたくて選んだ。昼すぎに到着し、申し込み窓口へ行くとちょうどこの連休期間中限定で乗馬トレッキグがあったので私と息子2人でそちらに申し込んだ。開始時間まで時間があったので、簡単にコンビニ弁当で昼食を取り、広場で遊んで時間を待った。体験内容は簡単な馬の操作の仕方、スタート、ストップ、右、左をレクチャーを受け、場内を周回、その後少しだけであったが道路へでてミニトレッキング。安全のため、係りの人は手綱をもって一緒に歩いてくれるので安心。馬の背にまたがると以外に高く感じ、ドキドキするが、なんとなく優雅な感じもした。息子は乗馬も初体験でまたまた顔が引きつっていたが、なんとか操作を覚え、私が先行し後に続いた。場内へもどり最後は記念撮影し終了となるが、息子の感想が楽しみであった。少し怖かったのではと心配したが、とても面白かったらしく笑みがこぼれていて一安心。白樺通り結果的に今回の北海道でその他体験する内容の中でも一番楽しかったようである。ここでラフティング時にもらっていた温泉無料券を使うために再び十勝川沿いに戻り、温泉を堪能。今日の予定は終了で次の日の帯広の勝毎花火大会に備え、帯広方面へ移動。途中、白樺で有名な白樺通りへ寄った。まさに絵に描いたような白樺通りで映画のワンシーンを思い出す情景であった。今日の車中泊場所は未定であったが、十勝川温泉方面でゆっくりしようかと思っていたが、先に温泉もはいったので途中の十勝ヶ丘公園駐車場にむかった。十勝ヶ丘公園
ここは以前ネットで誰かのHPで車中泊可能という記憶があたので選んだ。駐車場は道沿いで若干の傾斜であり車の走行音も多少気になるが、夜中はほとんど車は走らないので大丈夫。また夜中は消灯されてしまうが水洗トイレで、外に水道が個別にある。また駐車場のすぐ横が芝生広場と置くにアスレチック施設があり、子供に大評判で快適に過ごせた。唯一、駐車場への車の出入りも多いのが難点。当日も夜中にアイドリング音のうるさい車が来て、1時間ぐらい目が覚めて不快であった。しかしトータルでけっこうお勧めできます。当日、私たち以外にキャンピングカー1台だけであった。晩御飯を食べてすぐに寝た。

08月13日(日)六花亭
朝早く目が覚める。今日は早朝に熱気球体験を予定していたが、霧が立ち込めていたので諦めた。でも当日近くでバーナーの音が大きく聞こえたので誰かが体験されていたのであろう。朝ご飯は定番のコンビニのサンドウィッチとオニギリで済まし、花火大会会場へ向かうが、その途中で有名な六花亭のサクサクパイを食べに行く。
08:30
本店は駅周辺で混雑を避けるため西三条店へいったが、こちらは駐車場も広く、お店もきれいで大きいです。一番乗りを果たし、当日は何故か開店時間より20分早く開けてくれた。何故かはわからずじまい。サクサクパイ
まずサクサクパイをゲットしにカウンターを目指し、一番に注文。朝食から時間があまり経っていないので少し控えめにカスタード、チョコのそれぞれ3本づつ注文。会計の直前、横に並んでいたパイが気になったのか、嫁さんはサクサクパイを一個キャンセルし横のパイを一個注文していた。店舗内横のスペースには噂どおりに無料コーヒーとイス、テーブルがあり、そこでサクサクパイを食した。予想外に混雑はなく、私が帰るときにもまざサクサクパイは残っていた。それにしてもサクサクパイ以外にも魅力的なお菓子がいっぱいで、女性にはとてもうれいしい店でしょう。
いざ十勝川河川敷へ向かうが場所がまったくわからない。うろうろしてようやく河川敷の駐車場らしき場所を発見したが、既に車がぎっしり駐車されており、どうしようかと思っていたら北海道VMLのメンバーのんちさんやJERRYさんが手をあげ、声をかけてくれた。もうすでに車の駐車スペースを囲み、今日の花火大会のために前日より場所を確保して頂いていたようである。初対面で少し緊張したが、気さくに輪に入れていただき、駐車場所までわけてもらえ、すごく助かりました。すぐさまキャンパー仲間が名刺交換頂いたが私はまだ用意できていなかったので一方的にもらうだけとなった。(後日作って送ります!)夕方まで時間がいっぱいあるので、お昼は少し足をのばして西帯広にあるイッピンに豚丼を食べに行った。車で行くと帰ってくるころに駐車スペースがない可能性もあたので、ここは少しリッチにタクシーで向かうこととした。しかし北海道はでっかいどう・・・。地図上で近くと感じていたがタクシーで20分以上、片道2500円近くかかる。高級豚丼となった。イッピンはけっこう有名店なようで、すでに店のそとまで行列ができており、待ち時間約40分。待ちくたびれて腹ペコ状態。実際、子供は豚丼はいらないと言っていたが、食べてみるとおいしいと満足したようである。私は他店の豚丼をしらないのでくらべられないが、十分満足した。もういっぱいおかわりしても食べれそうであったが、腹8ぶん目でがまん。帰りもタクシーで会場へ。本当に高くついた豚丼であった。勝毎花火大会
夕方、キャンパー仲間がBBQを始め、私も輪に誘っていただいた。なかなか個性のある北海道VMLのメンバーさん達で愉快仲間と過ごせてよかった。日が暮れて花火会場へ向かうがここでも既に場所確保頂いていて、前の良い席をご一緒させていただいた。本当にラッキーでした。花火はさすがに変化に飛んだ楽しい花火大会で北海道中から人が集まるのは理解できた。会場から駐車場所に戻ってきたがいっせいに駐車場から車がでるのでさながら大渋滞で身動きできない状態。2時間近く車でのんびりすごし、お世話になった北海道VMLメンバーと別れを惜しみ、翌日の目的地釧路を目指した。釧路までの国道は花火大会からの帰りの車でところどころ渋滞状態。途中もコンボイ状態で車の塊が走行していた。今回は初日の強行軍以上に大変で明日釧路川のカヌー体験のため、塘路湖のキャンピング場駐車場まで走行。到着は03:00で疲れてお休み。

08月14日(月)釧路川カヌー
睡眠不足であったが、今日は私が心待ちにしていたカナディアンカヌーでの釧路川川下りで、今回お世話になったのはカヌーショップヒライワさんで、社長さんがジャッキーチェーンにそっくりで、ジャッキーさんと呼んだ。今回どうしても自分でカヌーを操作して下りたく、ジャッキーさんも了解頂き、子供と2人のタンデムでチャレンジとなった。実際は5艇で内3艇が自力操作となり、あと2艇がガイドさん同乗となった。カナディアンカヌーはシングルパドルなので操作が難しく、私は湖の経験は何度とあったが川下りは初めてなので、結構緊張の連続でした。細岡展望台
特に塘路湖から釧路川に出るところが狭く両側から木が生い茂っているので操作に緊張。木の枝と接触はするがなんとか無事釧路川にでることができてホット。本流は広く川自身に流れがあるので真ん中を航行するには全く問題ない。但し風の影響を受けやすく、まっすぐカヌーを維持するのに苦労した。
約2時間の体験であるが、展望台からの釧路湿原だけでなく川からの湿原を体験することをお勧めする。今回のルートは塘路湖〜細岡。次回は細岡から先を体験したい。息子は息子なりにパドルを漕いで疲れたようで、でも終わっての笑顔がのぞけたのでよかった。自力で最後まで航行できたので父親の威厳も保てたか・・・・。摩周湖
今回も息子と2人で下の娘がかわいそうと思ったので、事前に有名な釧路湿原トロッコ号を予約しておいた。釧路→塘路間はツアー客等で込み合い、予約も取りにくいので、空いている塘路→釧路間を予約していった。実際は当日は自由席もいっぱいであふれていたようで、事前の予約は重要かも。嫁さんいわく、トロッコは退屈で娘も途中、居眠っていたようである。釧路まで迎えに行くには時間のロスなので、私と嫁さんと2手に別れて次の目的地、摩周湖、屈斜路湖を目指す。私は塘路から車で摩周へ、嫁さんは電車で釧路から摩周へ。摩周駅集合とした。電車の時刻の都合で私が先行で駅に着いた。硫黄山
ここでふと北海道に来て北海道グルメを食していないと思い、今日の晩御飯用にスーパーでジンギスカン用食材を買いこんだ。駅で合流後、摩周湖を目指した。展望台につくとキレイに摩周湖全体が見渡せた。摩周湖は夕方のほうが霧もなく良いようである。景色を楽しんだ後、途中硫黄山により硫黄の匂いを体験し、今日の最終目的地の屈斜路湖へ。
そろそろ洗濯物が気になりだしたので、川湯の町でコインランドリーを探した。観光案内所の斜め前の建物の一角にあった。けっこう時間がかかるので乾燥時間中に屈斜路湖の温泉に。ここはオートキャンプ場が隣にあり、けっこう混み合うようで、当日は水不足でシャワーの出が不安定と事前に告げられた。洗い場も一箇所に集中してせまかった。あまりいい温泉とは思わなかった。コインランドリーに戻り洗濯物を引き上げ、今日の車中泊予定地とした砂湯駐車場へ向かう。すでに暗くなってからの到着であったが、駐車場はけっこう広く、既にキャンピングカーも止まっていた。一番奥に車を止めて、遅くなったが晩御飯の準備。駐車場に隣接したスペース(駐車場内ではないです)に七輪を出して、今日買い込んだジンギスカンを食した。予想外に匂いや臭みもなく、個人的にはおいしかったが、嫁さはあまり好みでなかったようである。結局半分以上、私が食べる結果となった。食事が終わって後片付けも横はキャンプ場なので洗い場で洗い物だけすませ、駐車場のトイレで歯磨きして寝た。駐車場のトイレは扉が2重になっており、よくある虫だらけのトイレではなく、夜間の騒音もマナー良く快適に過ごせた。

08月15日(火)砂湯
昨日は夜到着のため、朝からスコップ持参で砂湯体験。すでに砂浜は掘り返されており、わざわざ掘る必要もないのだが、子供は自分で掘ってつかりたいということで、息子、娘2人で一生懸命掘っていた。私も手伝ってやりたかったが、足に虫刺されが原因で足首が膿んでいる箇所が3箇所もあり、無理せず控えた。実は北海道で一番のアクシデントは虫刺されである。短パンで水辺にいるとブンブン虫がたかり、刺される。虫除けなんて気持ち程度の効き目であった。どうしても痒くなるのでかいてしまい、ばい菌が入り膿んでしまうのであろう。話はもどって、砂湯体験は子供にとっては楽しい時間であたようで、北海道ベスト5に入っているようである。予定では露天めぐりの温泉三昧の日にするつもりだったが、怪我で断念する。次回にとっておこうと。オフォーツク流氷館
次の目的地網走に向け、峠超えをして網走に。途中、オフォーツク流氷館による。ぬれたタオルをブンブンまわして硬くなる体験がおもしろいが、それだけの印象のところ。
その後、今日は旅の中日で疲れをリフレッシュさせるために宿にとまることにした。当日キャンセル空きによる安い料金の宿を探すが、お盆で見つからず。こまったときには観光案内所と思い、網走駅の観光案内所に駆け込んだ。家族4人で安い料金を探してもらった。夕食はついていないが朝食つきで、安いビジネスホテルを斡旋していただいた。網走監獄博物館
とりあえず、今日の宿がきまったので夕方まで網走監獄博物館へ向かう。ちょうど無料ガイドツアーがスタートする時間だったので、ガイドさんについて説明をうけた。おそらく個人で回ったら、展示物の説明文も読まないし、あっというまに見て終わっていたと思う。子供には少し退屈な面もあったかもしれないが、ガイドさんの説明をうけて回るほうが良いと感じた。是非、無料ガイドツアーに参加すべし。網走監獄博物館2
けっこう、歩き回ったので早めの夕食。ガイドブックで取り上げていたカニ源とう開店寿司やさんに。お客はまだ少なくすんなり席に座れたが、何がおしいかよくわかるお勧めを聞くが、「壁に貼っている」と無愛想に答えられ、少し気分悪い。ネタもお盆で入荷してないものも多く、満足できなかった。でもあるネタは新鮮でおいしい。個人的にお勧めは、サンマとマグロかな。安くてそれなりにおいしい。でもガイドブックで紹介するだけのお店かは疑問が残った。そして今日の宿に向かう。国道沿いにあり都会のビジネスホテルのようでなく、民宿といった感じ。風呂、トイレ共同。でも客は少なく、ライダーご一行様の10人Grだけ。部屋は何故か傾いていた。建物自体が傾斜していたようでご愛嬌か。風呂も男性風呂しか動かしてなかったので、鍵をしめて家族ではいっていいと言われた。ひさしぶりの家族風呂である。支配人は気さくで人のよさそうな人だった。ダメもとで家庭用電源の100Vにつなぎたいとお願いすると気持ちよくOKをもらった。キャンピングカーの人には便利かも。日中も網走にしては非常に暑い日で夜も暑かった。当然、?クーラーもなく、窓全開で寝た。

08月16日(水)
朝の朝食は納豆や卵等の普通の食事でおいしく頂けた。総合的に貸切状態でトイレや風呂も使えたので満足感があった。
(1泊朝食付家族4人料金…合計:13000円なり)
今日は朝から天候も下り坂で、すぐにでも雨が降ってくる様相であった。これといって予定をするものがなかったので、とりあえず北上しサロマ湖を目指すことにした。北海水産で海の幸を堪能しようかと考えたがちょうど盆の時期とかさなった為か水産物が少なく、目当てのホタテは在庫がなく小ぶりのものをわけて頂いたが、実際は十分な大きさで満足できた。また北海シマエビは箱入りの冷凍ものがあったが、生は在庫・入荷なしとのことで購入できず。ふと店内のポスターにホタテバーガーの文字。思い出したかのように北海バーガーを頼む。ボリュームも十分でおいしくいただけた。今晩の海鮮BBQの食材はホタテとホッケに決定。そして道の駅「サロマ湖」で休憩するが、このとき茹とうきびを購入。これがけっこうおいしい。トロッコ王国
ここで行き先を旭川か北上か迷うが、子供のアトラクション優先で考えたら、天気に期待して、遠いが美深のトロッコ王国を目指すことにした。オフォーツク海沿いを北上し、途中から山越えになるがそのころから雨・・・・・。空色も暗く曇っている。行き先の方向もどんより雲っており、不安をよぎるがカッパ着てでもチャレンジ!と心に決めトロッコ王国を目指す。山越えは意外に走りやすく、快適にドライブできた。対向車もほとんどなく、少し不安になるがとりあえず雨の中トロッコ王国に到着。4組が入国手続き中ですいていた。レクチャーを受けて出発する時には運良く雨も一旦止んだ。トロッコは前面に透明フードの着いた雨仕様のトロッコが準備された。個人的にはフードもない開放的なトロッコを期待したのでが残念。レクチャー時に必ずSTOPするところ2箇所を指示されたが、実際運転していくと最初の1っ箇所目がまったく気がつかなかった。どこの踏み切りを言っていたんだろうか・・。トロッコ王国2動きだすとけっこうなエンジン音と振動。子供たちは少し緊張していたようだが、すごく楽しみ、喜んでいた。帰りは運転を嫁さんにかませて私は後ろのシートでのんびりよそ見。けっこう5kmもあり、楽しむことができる。子供連れにはお勧めです。スタート地点に戻ってくると次の組が数組待機しており、今日は混んで待たされるような状況ではなかった。案外、雨模様の天気が幸いだったのか。ここで遅い昼食を簡単にとる。定番のコンビニ弁当。この後移動になるがビフカ方面か一気に旭川へ南下するか迷うが、次の日を楽するために旭川へ一気に目指すことにした。
道の駅はどうも国道沿いでゆっくり寝れそうにないかと考え、北海道キャンプガイドでできるだけ旭山動物園に近いキャンプ場をピックアップ。「キトウシ森林公園」。近くに温泉と遊戯施設があり夜間が施錠されるという点が気にいり、料金も安いので決定。しかし、受付時間が19:00ということもあり、途中買出しと燃料補給に、あとは無料の高速(バイパス)と高速を贅沢に使うことにした。
キトウシ森林公園森林公園ではキャンプ場の料金は必要であるが基本的に駐車場料金は必要ないが、駐車場での車中泊を希望なので、正直に申し出ることに。家族で900円なり、十分安い料金と納得する。しかもキャンピングカーを想定してなのか駐車場の横に2箇所洗い場とAC電源があった。これは非常に便利ですごく快適にすごすことができた。時間的に食事よりゆっくり温泉につかりたかったので温泉を優先に。トロン温泉という名で実際は温泉でなくオゾンをつかった入浴施設で少し高台にのぼったところにある。キャンプ場で割引券をもらい。入浴施設については満足感は薄いが空いているし、とりあえず安く風呂に入れたのでよしとした。(シャワーの温水調節が微妙、ドライヤーなし)森林公園の駐車場に戻り、遅い晩御飯。ここで午前中にゲットしたホタテ、ほっけ、途中のスーパーで安売りしていたシマエビ、毛がに、とうもろこしを食す。子供たちはとうもろこし中心でせっかくにシマエビ、毛がにはいらないようで、結局私自身が平らげることにした。駐車場といっても非常に広く、駐車しているのはキャンプ場利用者の数台とキャンピングカーの我が家だけで、貸切状態。気兼ねなしに七輪で海鮮BBQ。あとかたずけして、静かに睡眠。少し暑い夜となった。

08月17日(木)キトウシ森林公園2
朝起きて旭山動物園を目指すか悩んだが、このキトウシ森林公園が快適で、いろいろな遊戯施設を使ってなかったので、のんびりもう一泊することに。天気はまあまあ回復しており、たまった洗濯ものを洗うことに。北海道に入って2回目の洗濯。乾燥機が十分でなかったの、車の周りに洗濯ものを干すことに。ゆったりとした公園駐車場ならではで、道の駅ではマナー的に不可能なので、森林公園の選択は正解であった。簡単な朝ごはんのあとは子供たちは暑い中、ジャブジャブ池と言われる噴水のある水場へ。時折、様子を見に行くが、子供2人で遊ばせて、私は今後のスケジュールをのんびりビールを飲みながら考えることに。AC電源と流し台
昼ゴハンのあとはゴーカートとアスレチックに行くことに。アスレチックは残念ながらハチにより閉鎖されていたが、ゴーカートは意外に面白く、子供に運転させた。けっこう距離もあり楽しめたが夏休み限定らしい。1周で終わったが、子供はもう一度やりたかったようである。汗もかいたし、再度ジャブジャブ池に水浴びがてら遊びにいく。本当にのんびりした時間の使い方。それにしても昨日の雨がうそのように快晴で、暑い日になった。今日も昨日同様、晩御飯より先に温泉へ行き、駐車場に戻ると、いつのまにかトレーラ1台が陣取っていた。岡山ナンバーで私同様に渡道してきたのか。食事をしていると電源のことで質問にこられた。トレーラはクーラーが装備されているらしく、電源容量に不安あっての質問であったが、結局私もわからないので使用は控えたようだ。天気予報で北海道各地は豪雨で被害もでていると知るが、ここだけは何故か天気がよく、念のため夜寝るときはすべて外にあるものを撤収させておいた。これが正解で寝静まったころ、本当にバケツをひくりかえしたような雨が降ってきて、不安の夜となった。時折、雨の激しい音で目がさめたが、朝まで熟睡。

08月18日(金)旭山動物園4
今日は旭山動物園。開園前から並ぶ気構えで準備。しかし朝からあいにくの雨模様。昨日豪雨にまでいかないが。せっかくの動物園なのに残念であるが予定どおり旭山動物園に。森林公園から旭山動物園まで20分ぐらいで着いた。駐車場が点在しており、奥の大駐車場へ行くが”有料”という文字で停車、反転し正面入り口のにある公園駐車場にとめる。キャンピングカーが3台、おそらく前日からの車中泊組であろう。近くに水洗トイレあり。08時すぎで数台とまっているだけだったのが、後から来る車は有料の西ゲート方面へドンドン行くので少し不安になるが問題なかった。親族より大人1枚だけパスポートをもらっていたので入り口に並び、嫁さんはチケット売り場窓口に並ぶことに。本当に人がどんどんやてきて、あっというまに長い列が発生。私が入り口ゲートにならんで正解で、チケット窓口が開くころには入り口に並ぶ列も100Mを超えていた。白熊旭山動物園
予定どおり9:30開園と同時にまず北極ぐま館へ。ホッキョクグマを近くで覗ける施設で有名なため、込み合うことを予測し、一番に目ざす。難なく見学できたが残念ながら、はやくきすぎたのか白熊は寝ており、活動の気配なし。覗くもマジかで見えず。つぎはアザラシ館。列はできているが少しの待ち時間でアザラシの水泳が見れた。北極白熊館が不発だった分、少し感動。そのころには雨がやんでおり、動物園を無理なく歩いて見学できるようになり、なんとか天候には恵まれた。次はペンギン館。ちょうど食事時間にあたったので子供たちと前で陣取る。ドンドン人が集まるので私のように体が大きい人間は気を使い、子供を置いて後ろに下がり、他の子供に場所を譲ることにした。その後、せっかく来たので端から順番に見ていくことに。ところどころ普通の動物園にない見せ方をしているところがあり、人気がでる理由が垣間見れた。旭山動物園3旭山動物園2すべてを見るころには足が疲れヘトヘト状態になっており、見ごたえは十分であった。今日の予定は旭山動物園だけであったので、次の日の小樽入りを控えて、ゆっくり寝れる場所を探すことに。
ちょうど、旭川とサッポロの中間地点ぐらいの道の駅「チロルうたしな」に決定。温泉施設もあり少し山側に入るがその分、静かにすごせると予想した。有名な日本一長い真っ直ぐな国道12号をひた走り、途中で買いだし。道の駅に着く頃には一旦止んでいた雨もまた激しくなり、まず温泉でのんびりすることに。道の駅と隣接して山側に温泉があり、ここの温泉施設はきれいで、しかも空いていた。道の駅へ移動するとけっこう大きな駐車場にもかかわらず、駐車場ではキャンピングカー1台だけ止まっており、車に備え付けの発電機を回し、晩御飯中であった。最初は隣に止めていたが発電機の音がきになったので少し離れたところに駐車して晩ごはんとした。食事後、まだ発電機をまわしており、静かな場所なだけにけっこう響いてうるさい。思わずトイレに行ったときに「うるさい発電機やなああ」とつぶやいたが、たまたまその家族の一人に聞こえたのか、しばらくして発電機は止まり静かになった。我が家でも発電機は持参していたが、場所と時間等を気にして使うようにしている。自分では大丈夫と思っている内容も回りにはそういうとらえかたはされていない可能性があると痛感する。その後夜間には数台の車の出入りはあるものの、本当に静かな道の駅で十分熟睡できた。ここの道の駅は一切ゴミ箱が設置されておらず、ゴミ問題がこうさせたのかと感じた。案外、ゴミ箱が全くないほうがいいのかもしれない。

08月19日(土)スペースドーム
朝を向かえ、ゆっくりと朝支度をおこなったのち、今日の目的地である小樽を目指す。途中、今回の北海道旅行のお土産をまとめて購入するため小樽の手前にある銭函の海鮮市場に寄り道。店内はけっこう広々としており、お土産購入にはお勧めかも。一通り見て回ってその日の昼食用に海鮮丼ネタを購入。定番のウニ、マグロ、エビ、鯛、サーモン等をまとめ買い。お土産は結局決まらず先延ばしにすることにした。(これが失敗)それから一旦小樽を通り過ぎ、子供向けに余市のスペースドーム余市へ。けっこう入場料がかかるので、ここは嫁さんにまかせて、私は駐車場で車の番(休憩)。子供たちはそれなりに楽しかったようで、満足顔。スペースドーム2
昼も過ぎていたのでその場で少し贅沢な海鮮丼を頂く。これが子供たちにはや嫁さんんは不評で、私が7割ほど食べるはめになり、けっこう全部食べるの大変であった。その後は小樽に戻り、今日の夜の出航に備えることにした。小樽のイメージは事前に持っていたが、実際小樽入りしてもどうも観光しにくいところであった。まずは駐車場であるがぐるぐる回ってとりあえず港付近の公共駐車場に止めることに。駐車場のおじさんは「今日は泊り?」と問いかけてきたので、聞くと泊めていただけるようであった。近くには綺麗といい難いがトイレもあるので、次回に使おうかとひそかに思った。小樽ガラス玉
夜の出航まで十分時間があるので、とりあえず買えずじまいであったお土産を買うためにウロウロすることに。ところごころにカニ等の海鮮お土産屋があったが、まさに観光客相手のため、今までみた相場より大幅に高い値段で、買うのを検討する余地もなかった。とりあえず、最低限のお土産をそろえるために、酒やチョコ、かまぼこを選んだ。それにしても人は多いけど、子供と私には見所があるとは思えなかった。ただ、唯一、体験できたガラス玉つくりが子供にとって楽しかったようである。ガラス玉は作ってから、ゆっくり冷やして完成する為、待つ時間を使って夕食をとることに。小樽の夜景
お昼は十分海鮮を味わったので、子供も満足できる食事を探して、結局、子供用に無難にびっくりドンキーに入った。しかしこれが久しぶりの普段食というか子供も嫁さんも大満足で美味しかった。まだまだ北海道の海の幸に満足するのは先になるだろう。(安上がりするんですが・・。)フェリー
食事が終わるころには小樽運河周辺も少しずつお店が閉まっていくようでひっそりし始めていた。とりあえず夜の小樽運河を味わって、少し時間に余裕はあったが小樽FTへ向かう。帰りのFTは来た時のルートと違い、小樽→舞鶴を選択し、新型船を楽しみにしていた。FTで100V電源を先に申し込み、所定の場所へ誘導された。その場で徒歩乗船時間まで家族でのんびり北海道の余韻にひたることに。今回もどうせ最後の乗り込みかと思っていたが、けっこう早い順番で乗船できた。場所はトラック甲板であったが思った以上にトラックが少なかったようである。すぐさま船室に向かい、風呂を味わうことにした。風呂から上がると同時に小樽出航となるはずが、なかなか出航しない。館内放送で呼び出しが何度もあったので、おそらく乗用車が入りきれす、車の移動と収容に手間取っていたのであろう。結局1時間近く遅れての出航となった。明日、本当に定刻に舞鶴につくのか不安に思いつつ、やることもないのでとりあえずビール飲んで寝ることに。

08月20日(日)
朝はいつものとおり早起きし、館内をぶらぶらする。やはり各サロンは熟睡している人がほとんど。家族はまだ寝てるし、まさに暇だったので朝風呂に入った。外は天気もよく大海原を気持ちよく眺めて、少し明日からの仕事を考えブルーになった。朝食は買い込んだコンビニのおにぎりとパンを味わい、再び館内をぶらぶら。ゲームコーナーで時間つぶすが、お金を使い込んでしまいそうなので、そこそこ切り上げ、船室にもどる。それにしても帰りのフェリーはワクワクもないので時間が暇でしょうがなかった。結局、ダラダラTV/ビデオを見て、寝てすごすだけであった。ここで舞鶴の天気予報で気温37度と知り、今回の北海道もけっこう暑い日がおおかったが、さすがに37度はびっくり。暑い関西に戻ることを少しづつ実感しながら、ブルーの気持ちがより大きくなっていった。舞鶴には心配していた出航の遅れも挽回したようで、定刻どおり入港した。船内では暑さはそれほどわからなかったが、到着とともに甲板に下りたとたん、暑い関西に着いたという実感を味わった。とりあえず無事に帰ってきた安堵感と明日から仕事という現実がどっと押し寄せて、舞鶴から自宅までの帰路は私ひとりブルーな気分で落ち込んだ。自宅には日付がかわるころに到着。片付けをそこそこして、明日に備えすぐに寝た。それにしても、後半はあっというまに時間が経ったように感じた旅行であった。贅沢かもしれないが、あと一週間ぐらいプラスでほしい。今日からまた来年の渡道にむけ、100円貯金をスタートさせた。


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