西大寺
奈良時代の天平宝字八年(746)に称徳天皇が鎮護国家と平和祈願のために、
七尺の金銅四天王像の造立を発願されたことに始まる。文字どおり
東の東大寺に対する西の大寺にふさわしい官大寺であった。
しかしその後再三の災害に遭いさしもの大伽藍も衰退した。
鎌倉時代半ば頃になって、
名僧興正菩薩叡尊
が復興に当たり伽藍を整備された。
本堂
光明真言堂とも言われている。
土壁を施さない
総板壁による特異な建物である。
本尊は釈迦如来立像。
東塔跡
巨大な基壇や、
礎石は往時の威容をしのばせる。
鐘楼
四王堂
南門より本堂を望む
愛染堂
放生池
藤棚より四王堂を望む
放生池の椿
東門の扁額
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