浄瑠璃寺


浄瑠璃寺は738年(天平11年)に行基によって開かれたと伝えられている。
池を中心とした庭園は国の特別名勝・史跡に指定され、阿弥陀堂を東に向け、
その前に苑池を置き、東に薬師仏をまつって浄土式庭園とした。
国宝の本堂、三重塔、宝池を中心とした庭園が往時のまま残り、
平安時代の特徴が良く残る非常に貴重な寺である。
また、九体阿弥陀如来像、四天王像や、秘仏の薬師如来像、
吉祥天女像、大日如来等が安置されている。

本堂本堂

九体阿弥陀堂とも呼ばれ
九体の丈六の
阿弥陀如来坐像(国宝)を祀る。
この形式は
平安末期に流行した建築で
現存するのはここだけ。
吉祥天立像(重文)は有名である。

苑池三重塔より本堂を望む。
池に睡蓮が咲く初夏は
さながら浄土の様。

三重塔
三重塔(国宝)

東方本尊の薬師如来を
安置している。

山門山門までの道
山門山門までの道


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