釣れ釣れ草  第2話:大物

 誰でも大物を釣りたいもの

 大物は要らんと言う人は滅多にいないと思うが、もしそんな人が

 いれば、よほどのヘソ曲がりなのであろう。

 かくいう小生も、ひたすら熱心に大物大物とつぶやきながら

 釣りに没頭する素直なオッサンなのである。

 せっかく大物を掛けてもバラシてしまうケースも多い

 WEBでの釣行記を見ていると 「痛恨のバラシ!」 とか 「無念〜」とか

 未練タップリの記事にお目にかかる。

 小生のバラシの思い出は・・

 

   1.ハリス切れ・・・2号ハリスなら絶対大丈夫と思っていたのが、いつのまにか

              もつれた拍子にか、ハリスの途中に結びメが出来てしまっていたのだ。

              大物と思ったのもつかの間、顔を拝むことなくその結び目からプッツリ

              ああ〜恨めしい

  

   2.針の延ばされ・・・メバル針エビ釣りでの出来事。ウキがしもる。あわせると竿がしなる

               手ごたえ良しと思いきや、仕掛けが勢い良く海から飛び出した

                針はずれ?・・・イヤイヤ針は延ばされていた

                ああ〜恨めしい

 

   3.道糸高切れ・・・合わせると、バッチシ手ごたえ、シメシメ・・、横に走る、そうはさせじと堪えると

               道糸プッツン、ウキごと海中に持って行かれた

               ああ〜恨めしい

                           〜 ヘタクソのオンパレード 〜

 

    いやいや、失敗は成功のもと、 バラシは大物釣りのコヤシ

   人様の釣行記でのバラシを読むのも、それはそれで味わい深い

 

                                        (第2話 大物  お終い)