戦國夢幻

さてバンプレストのこのリアルタイムシミューレトゲームであるが・・・
巷では光栄ののぶやぼを超えたという噂もちらほら聞きますが私は「え？そうかな？」という感じです。

確かにおもしろいといえばおもしろいが・・グラフィックも人の動きもリアルだと思います。
ただ不満な点も多々あり・・その第一がなんでもかんでもお米じゃないとダメという概念。
確かに当時の経済基盤は米であろう、がしかし米「だけ」というのはおもしろくないです。はい。
その他だと武将のパラメーターがＡＢＣＤＥの５段階という事でのぶやぼのように細かい数値ではないんです。
これぞシンプルイズザベスト。
そのパラメータというのも武力と内政と外交と智謀の４つ。
なぜ指揮がないんだ？という感じです。
ただこのシンプルさのせいか武将のなんていうか個性というものがまったくありません。ハイ。
武力Ａの武将ならどんな無名な超マイナー武将でも即戦力になってしまうという恐ろしさ、有名武将もなにもあったもんじゃない。

あとは内政、はっきし言ってプレイヤーがすることはありません。ハイ（笑）
一度命令を出すと何ヶ月・・下手すると何百日という日数をＣＯＭが勝手にやってくれます。
その間プレイヤーがすることといえば適当にあちこち見たり加速ボタン（リアルタイムなので時間の経過速度をボタンひとつでできるんです）を押すだけ。

それと城下町！あまりにもあまりにも収入が少なすぎ！なにせ月に1600石ですし町によっては下手したら５００石の収入しかない町もある。おいおい・・・そこらへんの家老と同じ月給じゃねぇか？って感じです。
成長速度も恐ろしく遅いです。他国の城とって輸送させて物資を集めたほうが手っ取り早いです。

あと！このゲームの内政でやってはいけないコマンドがあります。
それは・・the！「改修」！城の防御度をあげるコマンドなんですがかなりの金食い虫・・もといこのゲームだと米食い虫ですな。
このゲームは収入は毎月毎に城下町からもらえるんですが改修コマンドは工事の賃金なのかどうかわかりませんがその支出は収入をはるかに凌駕します！！
やり始めた頃この改修をやってたんですが城の備蓄米が毎月１０００石あるかないかでした。
おいおい・・・一国の米がたった千石かよ！（叫）ちなみに最低でも２万石はあったほうがいいです。
それ以来改修はやっておりません。

それにまだまだありますよ、ええありますとも！敵国（ＣＰＵ）です！
オマエラ！どうやったらそんなに米を作れるんだ？どうやったら改修して城規模を５にできるんだ？

そう、ＣＰＵはかなり国つくりがうまいです。大国のＣＰＵなんてもう鬼です。悪魔かというほどすぐ急成長します。
例えばその大名を滅ぼしたとします。プレイヤー側の私の備蓄米が２０万だとすると敵さんの城には７０万とか１００万とかあったります。

おっかないです。

驚愕です。

もちろん内政もそうですが１００万石以上のＣＰＵはかなり強いです。
総石高が１００万以上のＣＰＵはいともたやすく５万人以上の大軍団を作り上げられるんです。それも何軍団も！！
こっちはその半分くらいしかないのに・・（涙）

でも結構ＣＰＵはオバカさんなので誘導作戦をうまくやれば城を落とせます。
なにせ領国の隅の枝城でさえ攻められたら即ＣＰＵ本隊は救援に向かうのです！
行軍コスト（行軍中も米を食います。）とか考えてないみたいです。
ですから端城に自軍に攻囲でもさせておけばすぐ救援に向かうのでその隙に攻め攻め！って感じでとれます。

まだ不満があります！不満だらけのゲームのように思えますが慣れたら慣れたでおもしろい・・・かも？みたいなゲームなのです。（爆）
それは忍者！かなりうざいです。

ＣＰＵの忍者はもうこちらの城に工作しまくりです。
その上こいつら絶対に捕らえることができないので敵国を滅ぼさない限り延々と工作してきます。
おかげであっちこっちで一揆が起こり自国の城が攻囲されてしまう・・・

そうそう！攻囲といえば！！不思議な且つ大不満な点が一つ！！例えば自国の城が攻められたとしますね。
そうすると一切その城には命令がだせません。傍観するのみです。
例え７万人の兵を擁していようが一切出陣し迎撃できません！！
一揆のときなんてかなりうざいです。
こっちは１５万人も兵がいるのに出陣できんのか！！

と怒ってしまったことがあります（汗）ちなみに一揆勢というのは多くても４千人くらいです。（笑）
１５万人も兵がいるのに４千人のために城に篭るしかないんです。
もはや怒りをとおりこおしてあきれるばかり・・・あぁ〜やだやだ・・

この対処法は一揆がおきないよう忍者警戒するか治水をして民のご機嫌取りをしてるしかありません。

ふう・・・不満はこんなもんですかね。

あ・・あとひとつあった！（爆）恐らく最大の不満です。それは人事。
のぶやぼの覇王伝の論功行賞のほうがはるかに楽です。
でもこればっかりは文章では言い表せません。
実際にやってみてください。
かなりうんざいすると思います。

アドバイスしますと・・禄高の低い武将（大体１０００石〜一万石未満）の武将は石高の高い城に集めたほうが楽です。
バラバラですとかなりうざったらしいです。
それと２，３つくらい空きの城を常にストックしておくといいです、不意の登用（とっても使える武将が現れた場合）に備えておくといいですよ。
それとこの国の武将は親族以外石高が下がると嘘のように主君に対して不満をもちます。
忠誠心のかけらも見えません。
ですからその武将の領地がある城が敵に取られようものならかなり臍をまげます。困ったものです。
その武将の最大付与可能石高をあげないと機嫌が治ってくれません。
ようするに１０万石まで領することができる武将の場合１０万石あげないと機嫌直りません（涙）こんなとこですかね・・

ではいいとこを・・・・・・・・ええと・・音楽がかっこいいかな？
うん。ＢＧＭはかなりかっこいいと思います。

あとは・・・合戦がシンプイルですがなかなかリアルです。
おバカな動きをするときがあるのでおもしろいです。

あとは・・・武将の数が腐るほど登場します。
のぶやぼでは絶対出てこない超マニアックな武将までいます。

あと。こういうマイナー武将でも強い武将がいるときがあります。

あとは・・・・鉄砲隊使えません。かなり弱いです。

騎馬隊思ったよりそんなに強くないです。

大筒隊・・・いりません。
そう、足軽隊だけで十分な事です。
維持費がかからずいいですよ。

いいとこは以上です。（爆）

そうそうこのゲームのクリアアドバイスを・・このゲームは石高に応じて（身分で異なります）兵数の上限が違います。
確か最高が主君の２５万石で指揮可能兵数が７０００人くらいだったような・・・かと言って、いきなり一人の武将にドーンとあげるのはゲーム後半のくさるほど石高がありあまってるときがいいです。
このゲームの合戦の要は適度な兵数と武将数です。
２人合わせて１２０００の軍勢と６人で１２０００人の軍勢がいたとします。
勝つのは９９％６人で１２００００人の軍団ですね。

なぜかというと・・わかりませんがとにかく同じ兵数なら武将数で決まります（もち同じ合戦能力の場合はね）例外としてＣＰＵの福島正則とか加藤清正とかは一人でも強いです。

悪魔です。

こっちは２００００万人（合戦能力Ａ、Ｂ混成の武将数５人の部隊）なのにただ一人の福島正則勢１５０００人にやられました。
あげくのはてにこっちの総大将まで討ち取られる始末。
まぁこういう場合もありますわな（爆）それと１２０万石くらい掌握すればサクサクとゲームを進めると思います。

さきほど申し上げた誘導作戦等を駆使すれば、こんなもんですね。