コナミが製作するすごく有名なシューティングのPS2版。
この作品の中にはAC版で(いろんな意味で)有名だったグラディウスVとグラディウスWが移植されている。
オープニングムービーはとても綺麗で、見る価値はある。
問題はその内容。
これは当時のAC版でも指摘された事なのだが、両作ともあまりにも難易度が高すぎるのだ。
理由1:敵配置やパターンなどを覚えていないと絶対に避けれない敵の攻撃
理由2:やられると途中の地点から再スタートとなるため、ボス戦などで1度もミスは許されない
理由3:再スタートの部分でパワーアップカプセルがほとんど無いエリアもあるため、『ミスする→再スタート→ミスする→再スタート→…』の悪循環が発生する(特にグラVの2面ボス手前、6面ボス手前など)
結局このゲームはアイレムのシューティング「R−TYPE」同様、自分の目で覚え、肌で感じる事でしか前へ進めないシューティングに部類されるものだ。
今考えてみると、CAVE社が主とする「弾幕系シューティング」がシューティング界を包んでいる中で、このような「戦略系シューティング」は貴重な存在となっているような気がしてならない。
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