決戦      24点



さてこのゲームを分かり易くレビューすると・・・・

1*リアルであって全然リアルではない!!

2*こんなの歴史シミュレーションでは無いぞ!!ふざけるな!!

だと思います。
その理由は・・・このゲームちゃんと歴史考証して制作されているのでしょうか?
いや絶対そんなことはないと思います。
まずこのゲームは西軍と東軍の戦いをテーマにしたゲームと書いてありました。

ならば細川ガラシャ優先して家康の忠臣の鳥居元忠を無視したんだ!!

別にガラシャを登場させるのが悪いと言っているわけではありません。
西軍と東軍の戦いをテーマとしている以上前哨戦である伏見城戦で死んでいく元忠を出すのがどう考えても常識だと思うのは僕だけでしょうか?

また淀君が三成に「三成殿豊臣家安泰の為よろしくお頼み申し上げます」と言っているシーンがあります。

実際そんなシーンがあるわけけない!!

もし本当にあったとするなら間違いなく豊臣氏は中立の立場をとっていなかったでしょう。
それに最も決定的なことは豊臣家は三成にお金を全然出していないことです。
つまりこの関ヶ原の戦いはあくまで豊臣家無関係の大名同士の戦いと言っても過言ではないからです。

またくのいちが(まあくのいちが架空の存在かどうかはこの際どうでも良いですが・・・)数千人単位で戦っています。

どんな忍者だよ!!どんな
そもそも忍者は忍びだから滅多に全面にでて戦うなんて事はありません仮にあったとしても10数人単位で戦うのが最大規模だそうです!!

まあ架空ものらしいから歴史的観念は少々無茶しても言いと思うのですか・・これはあんまりでしょう・・。

歴史を誤解する人が大量にでたら責任とれるのですか!?コーエーさん!?

さて歴史観点の矛盾はきりがないのでこれくらいにしておいて戦闘システムにも不満があります。

やってみると・・・・
西軍1「鉄砲隊!!構え!!うてーー!!」
パッパッパッーン
西軍2「鉄砲隊!!構え!!うてーー!!」
パッパッパッーン
西軍3「鉄砲隊!!構え!!うてーー!!」
パッパッパッーン
西軍4「鉄砲隊!!構え!!うてーー!!」
パッパッパッーン
西軍5「大砲・・・」
ドーゴーン!!
東軍A部隊敗走しました(西軍士気上昇!!)
西軍1「鉄砲隊!!構え!!うてーー!!」
パッパッパ(以下略)

とこのように簡単にはめわざを使って簡単に倒せてしまうところが僕がリアルタイムであってリアルで無いという所以です。
最後に致命的なところを一つ挙げます・・それは・・。

ボリューム無し!!
いくら何でも全イベントを見るのに10時間かからないのはあんまりだと思いました。

最後に良かった点ですが音楽が良かったとバグが無く最後までゲームとして成り立っていた点くらいです。

まあPS2発売日にこのソフトの為に購入したからよけい感じたのかもしれませんでしたが本当に残念な作品でした・・。

 

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