空には雲が流れ、朝日が雪に反射して白く光る。そんな朝。
すがすがしいという言葉がぴったりはまるような朝。

「……そんな朝にどうして俺たちは走ってるんだろうなっ!? 名雪っ!!」

俺は全力疾走しながら隣で目を細めて半分寝ている名雪を見た。

「うにゅ〜、たぶん、わたしが寝坊したからじゃないかな?」

「分かってるなら減らせ〜!」

「無理だよ」

コイツ……即答するか? 普通。

とか何とかやっていたらいつの間にか本鈴まで時間がない!?

「名雪! スピードアップだ!」

「了解、だよ」

さらに、速度を上げ、俺たちは朝の雪道を駆けていった。



For you  〜君の泣き顔は見たくなくて……〜 〈前編〉

「はぁ……ま、間に合った……」 「はぁ……退院してきたと思ったら何も変わらないのね」 ため息をついてきたのは美坂香里。これでも学年主席の成績を持つ女。 我が眠り姫の異名を持つ従姉妹の数少ないと思われる親友である。 「まぁ、水瀬の眠り癖が変わる分けないからな」 また近づいてきたのは北川潤。俺の唯一の親友と言える男。 頭のアンテナがトレードマークだ。 「それもそうね」 「うにゅ〜、二人ともひどいこと言ってる?」 「「ぜんぜん」」 流石に美坂チーム。息がぴったりである。 「ねぇ、そう言えば相沢君」 「ん? 何だ?」 俺は走って溜まった熱を机に俯せることで放出していた。 これが結構気持ちいい。 「あなたが入院した理由って何なの?」 「あ、俺も知りたい」 香里とともに意見に北川も便乗して聞いてくる。 俺が入院した理由か…… 「そうだな……」 俺は北川たちの方ではなく蒼天の空を見上げた。特に理由など無い。 ただ、考え事するにはちょうど言い晴天だっただけである。 こいつらになら教えてもいいのだが……果たして信じられるかどうか? 俺の一つ上の先輩に当たる女性。川澄舞。彼女は俺との約束を守るために自ら魔物を作り出し、 さらには、その力と戦っていた。己の力を頑なに拒否し、俺を信じた結果。 だから、俺は最後までつきあわなくちゃいけなかった。で、つきあった結果…… 魔物――舞の力――から大ダメージ。内蔵に直接ダメージ来るわ、切り傷、打撲は当然。 おかげで入院。 と、言っても最後には舞が力を受け入れてくれたおかげで俺の傷は治った。 さらに、舞が俺と佐祐理さんを傷つけた事をかなり気にしたようで、自ら腹を貫いた。 その傷も当然のように治っている。 で、一番あり得なかったのは佐祐理さん。 俺の一つ上の先輩。舞との同級生。彼女は舞の誕生日を祝うためにやってきた学校で魔物にやられた。 結果は脊髄損傷。下手したら一生歩けない体になるところだった。 だが、やはり舞の力でなんとでもなった。 一度は母親の死すら救った力である。そのくらいは朝飯前なのであろう。 き〜んこ〜んか〜んこ〜ん 「あ、チャイム」 そう言えば、俺が来たのはギリギリ。チャイムが鳴ってもおかしくない。 「相沢。昼休みには教えてもらうからな」 そう捨て台詞を残して北川は俺の後ろの席に座った。 はぁ、昼休みか……それまでにいいわけを考えておかないとな。 流石に、あの事実は受け入れられないだろう。 ちなみに、今日は二人とも検査なので休み。というわけで今日は学食だな。 「祐一〜、昼休みだよ〜」 「ん? そうか」 さっきまでお昼寝タイムに入っていた俺には時間の経過がよく分からなかった。 それにしても名雪のやつはどうして昼休みには俺より早く起きれるんだ? これが朝に生かしてもらえれば言うことはないんだがな…… 「さ、早く学食に行きましょ。席が無くなるわよ」 「そう言うこと。さ、急ごうぜ」 北川と香里に急かされて俺は学食へと行った。 「「「「いただきます」」」」 目の前に並んでいるのはおきまりのメニュー。 名雪はAランチ。相変わらずイチゴムースがお目当てのようだ。 香里はキツネうどん。なんでも今日は腹が減っていないらしい。 そして、北川と俺がカレー。 これが一番減った腹にはちょうどいいのだ。量も多いしな…… 「それでよ。相沢。結局、入院の原因は何なんだ?」 「それか……実はな……」 俺はそこで言葉を止めた。いや、止めるしかない。だって……言い訳なんて考えてなかったよ。 う、う〜ん。参ったぞ……どうする? 相沢祐一。 「実は……」 だが、北川はその間を話を盛り上げるための間と取ったのか顔を近づけてきた。 香里も名雪も話しに興味があるのか箸が止まっていた。 「実は、舞の汚名を晴らすために夜の学校に行ったのはよかったんだけど…… そこで階段から落ちてさ。結局、入院だよ」 「へ〜、そうだったんだ」 名雪が初めて知ったような口調で言う。 そりゃ、初めて知るか。俺が今、即興で作った嘘だからな。 「……川澄舞?……ああ、あの問題児で有名だった。おまえが一生懸命署名していた人だよな」 「そうだよ」 俺は素っ気なく答えた。北川のある部分。つまりは問題児の部分でかっ、と来たからだ。 あいつはそんなやつじゃない。問題児になるような……そんなやつじゃ。 「……すまん」 北川も俺の返答から何かを感じ取ったのか謝ってきた。 「別にいいさ」 俺も少し素っ気なさすぎたと思って謝る。 「そう言えば、川澄先輩の退学ってどうなったの?」 「あれは……無くなった」 正確に言うと無くした。佐祐理さんが。人身御供になることによって。 「え? そんなこと出来るの?」 「普通は出来ないさ。だけど、この学校にはあるだろ? そう言うことが出来る所が」 「……生徒会」 ビンゴ。と言った感じで、北川を指さす。 「そう言うこと。佐祐理さんが、生徒会に入ることを交換条件に舞は復学した」 本当はそんな事してほしくなかった。 最後の三学期ぐらいは舞と一緒に学校生活を楽しんでほしかった。 だけど……その願いはもろくも崩れ去った。 いや、崩れさせられたというべきか。あの生徒会。いや、それすら正確ではない。 正確に言えば、生徒会長。久瀬に。 あいつがいなければ……佐祐理さんは舞と楽しい学園生活を送れたんだ。 「そんなこと出来るの? 一度退学なのに」 「甘いぞ。美坂。元々生徒会って言うのはこの学園に深い関わりのある奴らの巣窟だ。 とくに、久瀬のやつはそこの頭領だ。生徒一人の復学ぐらいは簡単さ。逆に退学もな」 北川の言うことは正しい。 しかし……コイツどうやってこの情報を知ったんだろう? 「……ねぇ、北川君。あなたの言い方だと、 まるで、川澄先輩を久瀬君が退学させたような言い方なんだけど」 「まるでじゃないのさ」 北川の代わりに俺が答えた。 「佐祐理さんは元々生徒会にいたんだよ。だけど、舞を庇って生徒会を抜けた。 知っていると思うけど、佐祐理さんは地元の名士の一人娘だ。しかも、久瀬を凌ぐな」 「なるほどね。逃がした魚は人魚だったって訳ね」 香里の言い方は、まさしく的を射ていた。 彼らにとって、佐祐理さんという女性は人魚といっても差し支えはないだろう。 「でも、一つ疑問があるわね」 「なんだ?」 「どうして、久瀬君は早いうちに川澄先輩を退学にしなかったのかしら? 川澄先輩は、私が聞く限りでは、問題児だったんだからそれを理由に退学って言う手もあるんじゃないかしら? それなのに、どうして今。この卒業間近の時期に?」 「さぁな。あいつにはあいつの思惑があったんだろうよ。何せ久瀬だから」 「確かに、あいつならあり得るかもな」 はははは、と俺と北川は声高に笑う。香里も名雪もそれを見ていた。 そこへ、俺の後ろにたったような気配を感じた。 「相沢」 呼ばれたので振り返ってみればそこには…… 「斉藤じゃないか。どうしたんだ?」 俺と同じクラスの斉藤がたっていた。 相変わらず無表情な顔。斉藤の表情が変わることは滅多にない。 俺も転校して一ヶ月ぐらい経つけど笑った顔を見たこともない。 それにしても、コイツが学食とは珍しい。いつもは弁当なので屋上で食べているというのに。 「おまえ、あんまり久瀬のことを悪く言うのをやめろ」 「は? どうしてだ? あいつはそれを言われるほどの事をやってるんだぞ?」 俺がそう言うと斉藤は少し怒ったような顔をした。 「久瀬のことを表面しか見ていないおまえに久瀬のことを悪く言う権利はない」 「なんだと!」 「お、おい。相沢」 俺はむきになって立ち上がった。 「あいつはな、学校で自分の権力を強くするために佐祐理さんを生徒会に引き入れて、 そのために舞をも巻き込んだ張本人だぞ! 俺だって舞の復学願いを出しに行ったときに言われたことは忘れない。 あいつはな! 人として最低なんだよっ!!」 そこまで叫び終わった後に俺の頬に鋭い痛みが走った。 と、同時に自分の体が宙に舞っているのを感じた。 がしゃん! 俺の体が大きな音を立てて座っていたテーブルに突っ込む。 その際に、殴られた頬だけではなく背中にも痛みが走った。が、そんなことを気にしていられない。 それよりも先に怒りの方が強かった。 「斉藤っ! 何するんだ!」 未だに、テーブルに突っ込んだ形になっている俺の代わりに北川が声を上げる。 「……そいつは今、俺の親友を愚弄した。人として最低とな。相沢。おまえこそ最低だ。 あいつが何をやったか自分の目で確かめずに……己の周りを中心として考えているおまえはな」 その言葉にキレた。そう、もう理性など吹っ飛んでいた。 退学? 喧嘩? 休学? 迷惑? そんなもの関係ない! 俺は今、ただ殴りたいという衝動に駆られていた。 俺は、テーブルから立ち上がると斉藤に殴りかかった。 誰かの悲鳴が聞こえる様な気がする。だが、そんなことは関係ない! 一直線に殴りかかった俺の拳は斉藤に当たらず空ぶった。 その避け方は、間違いなく俺の拳を見切っていた。 おそらく何かの武術をやっているのだろ。 だが、ここで終わるほど甘くない。 斉藤が避けたことにより俺は斉藤の背後を取ったことになる。当然、斉藤もそれを分かっているから後ろを向こうとする。 だが、その前に俺の足の方が早かった。 爪先を鳩尾に狙いを付けた蹴り。それが、見事ピンポイントで命中した。 「ぐっ」 何かくぐもった声を出して斉藤はひるむがそれも一瞬。 すぐさま、床を蹴って俺に殴りかかってきた。 早い。 いくら、舞との戦闘で避けることを中心に習ってきたとは言っても無理なものはむりだ。 だったら……避けない。 俺は斉藤から殴られるのも無視して、拳を振るう。 不思議と痛みは無かった。 「おまえは、俺が最低だと言った! 俺が最低ならあいつは、久瀬は何だというんだ!? 本来守るべき生徒である舞を率先して退学させた。それを知っていてもおまえは久瀬を庇うのか!?」 俺は、斉藤から殴られ、斉藤を殴りながら叫んだ。 「ああ! そうだ。おまえは知らないだけだ。久瀬が、川澄先輩を守っていたということを!!」 「何だと!」 思わず、その言葉が聞こえてしまい、拳が止まる。 当然、それを狙われて斉藤の拳が俺の鳩尾に入ったのを感じ、そして、やはり宙を舞っていた。 「このっ!!」 床にたたきつけられた俺だったが、すぐさま起きあがり臨戦態勢を取った。 「それまでだ。斉藤、相沢」 なぜか、この雑音の中聞こえる制止の声。 はっきりと聞こえた。久瀬の声だ。 「この場は生徒会が受け持つ。少しの間片づけのため学食から出ていってくれ。 ああ、それと何か被害を受けた者は生徒会へ。払い戻しをしよう」 久瀬が指示を出すと同時に、隣に居た数名の生徒が動き出す。おそらく生徒会の一員なのだろう。 「君たちは今から保健室に直行だ。その後で話がある。生徒会室に来てくれ」 そばに来てそれだけ言うと久瀬も学食の片づけへと加わった。 冷静になってみてみれば学食はすごい有様になっていた。 テーブルや椅子はひっくり返り、コップの水は床にちらばっていた。当然、食器なども。 「……行くぞ。これ以上俺たちが居てはいけない」 確かに、俺たちは今、喧嘩をやった張本人だ。ここはおとなしく退散すべきだろう。 しかし、ちゃんと頭は下げていったぞ。 その後、香里や名雪、北川からこってり絞られた。 しかし、教師からは何も言ってこない。ついでに、斉藤からも。 ある意味変な状況。そして、考えてしまうのはやはりあの言葉。 『おまえは知らないだけだ。久瀬が、川澄先輩を守っていたということを!!』 あの斉藤の言葉は真実なのか? 真実……なわけない。きっと……たぶん。 だが、もし事実だったら…… そんなことを考えながら時は過ぎていく…… 「来たようだね。相沢君」 放課後、生徒会室には久瀬。そして、その隣には斉藤がいた。 「ああ、呼ばれた以上は来ないわけにはいかないからな」 そんなものは当然、嘘に違いない。俺の目的はただ一つ。 斉藤の言った事の真実を確かめること。 あの斉藤が本気で怒る。そんな不可思議なことが起きたんだ。 ちょっとだけでも信じようかなという気が起きても仕方ないだろ? 「……君はてっきり無視して帰るものだと思っていたが……明日は雨か」 ……やっぱり気にくわない。コイツが舞を庇っていたなんて嘘だ。絶対。 「さて、冗談はさておき……君の処分が決まった」 「……」 まさか、停学とかないよな…… しばらくの沈黙。あまりの沈黙に俺は、唾を飲む。 「幸い、生徒にけが人は無い。ただ、学食の料理が台無しになったぐらいだな。机、椅子なども壊れていない。 これらを考慮すると……ま、君たちが散らかした食堂の食事を割り勘が適当だな」 ずれた眼鏡をくいっと直すと久瀬は俺の方を射抜いてきた。 あいつが言いたいことは分かった。これで文句はあるか? ということなのだろう。 納得は出来た。だが、ここであいつの言うとおり頷くのは癪なのであえてふざけた態度で 「了解さ。生徒会長さん」 俺の物のいいように斉藤がすごい形相で睨み付けてくるが、久瀬はそれを押さえた。 「全く、君はどうしてそう言う物の言い方しかできないんだい?」 「それが俺の性分なんでね」 ニヤリと笑う俺。 ん? ってちょっと待て! これじゃ、俺と久瀬のどっちが悪役か分からないじゃないか! なんだか、第三者から見ると俺って悪人のような気がしてきた…… 「ふぅ……用件はそれだけだ。金額は追って知らせるから今日は帰って結構だよ」 久瀬は重々しいため息をつくとそう言った。 「おっと、おまえの用事は終わったかもしれないが、俺の方がまだだ」 「君が? 僕に用事?」 いかにも意外だという顔をしている久瀬。 これはこれでレアものの様な気がする。 「ああ、ちょっとした事だ。別に変な話じゃない。ただ、真偽を確かめたいだけさ。 斉藤のあのときの言葉をな」 俺の言葉に久瀬の視線が斉藤の方へと向けられた。 視線を向けられた斉藤は久瀬に頭を下げて一言「スマン」というだけだった。 長年のつきあいからか久瀬はどうやらその一言ですべてを悟ったようだった。 「相沢君。僕はあのときあの場所に居なかったんですよ。どうやって斉藤が言った言葉が分かるんだい?」 「いや、おまえなら分かっているだろ? なにせ喧嘩の原因になった一言だ。 しかも、おまえは俺に喧嘩の原因を聞いていない。それは斉藤、もしくは周りに人間から原因を聞いたという事だ。 そこから導き出されるのはおまえは斉藤が言ったキーワードを知っている……違うか?」 俺がさっきの行動とコイツの頭の良さから判断した事象。 答えは合っているか? 間違っているか? それはコイツの返事で分かる。 「……流石だ。君はもっと何も考えないと思っていたのだが……」 「ふん。偶には頭も使わないと頭の回転が遅くなるもんでね」 売り言葉に買い言葉。コイツの言動にいちいち反応していたらいくら体力があっても足りない。 「それは失礼。それで、君は何を知りたいんだい?」 「だから言っただろ? 言葉の真偽。それだけが分かればいい」 久瀬は少し黙り込み……そして、口を開いた。 「斉藤が言ったことは……本当だ」 ……やっぱりか。 俺にはもはや、途中まで持っていた不信感をチャラにすることにした。 そうでなければこいつの話は聞けない。いや、素直に聞けないと言うことだろうか。 最も、斉藤が本気で俺を殴ってきた理由を後で考えれば久瀬の答えは意外でも何でもなかった。 「そうか。分かった。なら、質問は追加されるな」 「君は……っ!」 「おっと、俺は何も、質問は一つとは言っていない。ただ、真偽が聞きたいと言っただけだ。 これ以上質問がないともあるとも言ってないぜ」 愕然とした表情。それが久瀬の表情が最も現れている表現だろう。 「しかし、おまえが答えるかどうかは別だ。答えたくなければ答えない方がいい。 無理に聞き出しても後味のいい物じゃないからな」 さて、判決は? 「……ふぅ」 久瀬は一つ大きく深呼吸をした。 「全く、君はやはりダークホースだよ。突然、この学園にやってきて僕が懸命にやろうとしたことを 早、一ヶ月で片づけて、しかも、僕がやってきたことまでも気づくんだからね」 「ほめても何も出ないぞ」 「君から期待できる物は何もないさ」 お互い緊迫した雰囲気にも関わらず笑っていた。 「分かったよ。君の言うことに答えようじゃないか」 「お、おい久瀬」 心配そうに斉藤が久瀬に呼びかける。 だが、その気遣いを久瀬は笑顔で止めた。 「いいさ。おまえのほかにも事実を知っているやつが居てもいいじゃないか」 「……まぁ、おまえがそう言うなら」 「話がまとまったところでいいか?」 入り込め無そうな雰囲気だったので黙っていたがいい加減に止めないと時間がもったいない。 俺もさほど暇というわけではないからな。 「ああ、どうぞ」 さて、久瀬から了解をもらったところで始めますか…… これまで、俺が知らなかった経緯を。あの事件に関わる者として…… あの事件を知る者として……舞の友人として……

 続く     

                                  


あとがき

どっちつかず10万HIT おめでとう! ってもう11万だよ……どうしようかとおもいます。 はぁ……取り敢えずは前編です。後編と続くか……中編と続くかは不明です。 さて、次回は尋問スタート! イエーイ! それでは! BY てる

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