機動戦士カノンSEED
 PHASE 0「プロローグ」



 人類が生活空間と資源・エネルギー開発を宇宙に求めるようになった時代−コズミックイラ(C.E.)−

遺伝子操作によって高い知能と身体能力を持った人々「コーディネイター」生まれはその数を増やしていった。

遺伝子操作を受けていない人々「ナチュラル」の中には「コーディネイター」のことを快く思わない者も少なくなかった。
数において不利なコーディネイターたちは地球各地で迫害を受けるようになっていた。

地球の国々はC.E.50年代からコーディネイターを中心として巨大人工衛星都市「プラント」を建設、コーディネイターの多くはプラントに住むようになる。

この「プラント」はエネルギー問題で悩む地球に豊富な宇宙資源から得られたエネルギーや無重力を生かした工業生産物を地球に供給する役割を担っていた。
その利益はオーナー国が独占していた。オーナー国は自らの支配を確固たるものとするため、プラントに武器と食料の生産を禁止した。

いわれのない支配と搾取・・・
当然プラント側はこれに反発
独立と対等貿易を地球側に求めた。

幾度と無く話し合いの場が持たれたが、話し合いはそのたびに決裂に終わり、地球・プラント間の緊張は徐々に高まっていった。

そして・・・
C.E.70年2月14日悲劇は起こる

期を焦った地球軍はプラントの一つ「ユニウス・セブン」に対し核攻撃を強行したのである。
この攻撃により「ユニウス・セブン」は破壊された。

この悲劇−血のバレンタイン−により地球・プラント間の緊張は一気に本格的武力衝突に突入した。

誰もが疑わなかった「数で勝る地球軍の勝利」当初の予測はコーディネイター連合−ザフト−軍の開発した、核反応を抑制するだけでなく電波通信やレーダー波を阻害する「ニュートロン・ジャマー」と新型機動兵器「モビルスーツ」の登場により、大きく裏切られることとなる。
戦局は疲弊したまま11ヶ月が過ぎようとしていた。

そんななか、中立国「オーブ」所有の資源開発衛生「ヘリオポリス」で新たな物語の幕が開けようとしていた・・・

 続く

                                   PHASE 1へ続く

あとがき


・どうも!Freedomです。
「SS書いてみたい」という思いからマジで書いてしまいました。

 初心者が「好きだから」という理由だけで、設定等の面倒なガンダム系を題材として選んでしまったためこのプロローグだけでもいくつもの問題点が生じてしまいました。

 かなりの駄作となると思いますが、広い心を以て暖かく見守ってもらえると幸いです




                     
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