スーパーマリオ、ロックマン、ファイナルファイトなど、昔に栄えていた2Dアクションゲームというジャンルは1990年代後半に入ると勢力を衰え始めていた。
メタルスラッグシリーズはSNK(現SNKプレイモア)が作り出した2Dアクションというジャンルの存続を賭けて作ったソフトだと言われている。
まさしくその通りで、職人の魂がぎっしりと詰まったような美しいドット絵は2Dアクション史上最高という称号にふさわしいものであった。
そのシリーズの第一作は発売元がSNKではあるものの、その子会社の「NAZCA(ナスカ)」が製作を行った。
筐体の容量がMAX330MBで、ドット絵と激しいキャラクターの動きによって処理能力が飽和状態になる、いわゆる「処理落ち」状態が多発したため、操作性としてはイマイチだったように思える。
(ヘヴィマシンガンを撃っただけでスローモーションがかかってしまうぐらいであった。)
とはいえ人々に与えたインパクトはとても大きく、2Dアクションゲームの大御所的な存在となった。
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