(第128−2号 平成26年12月22日)

穏やかな師走の里山での活動となる

参道の整備と畑の手入れ、休憩所の掃除ほかをする

 センリョウの赤い実がなる中で第117回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が12月21日(日)に10名の参加で行なわれました。初詣に通る山路の整備とジャガイモとダイコンの収穫、休憩所内外の掃除、門松づくりほかを行いました。今年の最後の活動となりましたが、前日の雨もあがり、比較的穏やかな里山での活動の1日でした。前日の自主活動日が降雨だったため、1日延期しての活動でした。

  初詣に通る山路の整備を行いました。水田の横から入り恵比寿神社に向かう、地元の人たちが使っていた山路があることが分かりました。途中までですが、落ち葉で被われていて、水はけも良い道です。途中から先は、今年まで通っていた道を使用することになります。使うことが少なかったため倒竹や倒木が多く、足元も雨水を含んでぬかるんでいるところが多数ありました。支障となる倒木竹はノコギリやナタで切り取りましたが、意外に多くの量がありました。段差のある箇所は滑り易いため、気をつけて歩く必要があります。整備をしながら神社まで約1時間かかりました。帰りは再確認をしつつ同じ道をとおりましたが、楽しみにしていたフユイチゴは時期が過ぎたようで、赤い実を収穫できませんでした。
  畑ではジャガイモとダイコンの収穫を一部は正月用に残して行いました。来春の植え付け準備として、収穫した畝と以前ジャガイモを収穫していた畝に牡蠣ガラ化成肥料と連作緩和剤、バーク堆肥を施し、耕運機で耕転しました。エンドウ豆の畝には保温の藁を敷き、誘引のワラ立てをしました。もう少し生育したらネット張りと誘引を行います。タマネギは順調に育っています。有機配合の化成肥料を施しました。イチゴは葉を多くつけてきました。ビニールで防寒を行います。
  休憩所内外の整備と清掃をしました。道具の確認や収納箇所の移動、スチール物置内の整頓、不要物の廃棄などを行いました。空ガスボンベやビン類、鉄類もまとめて処分しました。休憩所のテントを支えている梁の竹は適当な竹を切り出し、年明けにも取り替えたいと思います。
  門松づくりを行いました。門松に適した太さのマダケを切り出し、汚れていた表面を洗うと鮮やかな黄緑色になりました。大瓶に砂を入れ、中心部に頭を斜め切りした3本の竹をシュロ縄で結束して組み立て、足元に紅白の葉ボタンを植え込み、赤い実のナンテン、梅の切り枝を添え、正月飾りを竹に結わえて完成としました。鹿背山倶楽部の里山も迎春の準備ができました。
  昼食はカレーと味噌汁でした。カレーは牛肉にタマネギ、ジャガイモ、ナスでした。味噌汁はハクサイにモヤシ、ネギ入りでした。暖かい食事は冷えた体を癒してくれました。


12月21日(日)の活動記録
山路を塞いでいた多くの倒竹を撤去
大きな倒木をノコギリで撤去
ジャガイモ(アンデス赤)の収穫
収穫後の畝に施肥をして、耕運機で耕転
タマネギに有機配合の化成肥料を施す
ビオトープ池を竹材で補修
春を迎える門松も完成
参加者の記念写真

第117回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

青葉、和泉、児嶋、菅野、西田、橋場、田淵、垣見、宮園伸、長尾でした。


会員各位

今年も皆様のご協力を得て、事故やけが人もなく、楽しく活動ができました。未年も自然豊かな里山で楽しく、いい汗をかき、語り合いましよう。



(第128号 平成26年12月15日)

〜冬晴れの穏やかな里山での活動となる〜

恒例の餅つきと忘年会を開催する

 里山の紅葉と落葉が進む中で第117回「鹿背山倶楽部活動」が12月13日(土)に36名の参加で行なわれました。午前は恒例の餅つき大会、午後は都市再生機構学研本部の食堂をお借りして忘年会を開催しました。餅つき大会は心配された降雪も無く、穏やかな活動の1日でした。

 午前は餅つき大会を開催しました。朝は寒波が近づくなかで、里山には霜が降りて、一面の白景色で空気が冷たく、 寒さを肌で感じる中で始まりました。焚き窯を3ヶ所設置し、事前に準備してあった割り竹や薪で湯を沸かしました。昨年の餅つきで1つの羽窯を空焚きして、 底を溶かしてしまったために、地元の方や知人から羽窯を2個お借りしました。セイロは5個使用するため、下に置く竹すだれを1枚手作りしました。餅米は購入米が約30kg、 今年収穫した緑米(もち米)を精米して約10kg使用しました。前夜に洗った餅米をセイロに約2升入れて、順に蒸しました。蒸しあがった餅米は温めておいた石臼に入れてつきました。 2箇所の火口を使って蒸したため順調に進みました。会員も慣れて来たことで、つき方も杵取りも熟練の域に達してきました。杵取りはさすがに素手で扱うのには熱く、苦労しました。
 杵音が里山に響くなか、大人に混じりプチ里山農業体験参加の子供たちや母親も、今や体験する機会が少なくなった臼杵を使った餅つきを体験しました。つきあがった餅は子供たちも母親に教わり、餡餅づくりに挑戦しました。「うまく丸くなった」とか、「餡がうまく中に入らない」など賑やかに、自分で作った餡餅をさっそく味わっていました。今年は女性会員が事前に摘み取り、蒸して作ったヨモギや桜エビを用意し、粒餡餅やきな粉餅、大根納豆餅、揚げゴマ餅、小豆を煮て作ったぜんざいなどを作りました。 昼過ぎに全てがつきあがり、今年の餅つき大会も無事終えることが出来ました。火を始末し、道具や汚れ物を洗い、丸め台の机等の後片付けを全員で行いました。プチ里山農業体験参加者の3家族の人たちも満足していただきました。
 午後は学研本部の食堂をお借りして、忘年会を開催しました。この1年の思い出や反省、来年への希望を熱く語り会いました。今年は農産物が豊作でした。経験豊かな会員の指導で、こまめに手入れしたことが良い結果につながったと思われます。

 また、民間企業のCSR活動の支援や助成金対象の森林の保全活動、地元の小学校の児童や先生達への保全活動の紹介など対外的な活動の機会も多く ありました。
料理はおでんと2種類の鍋物でした。前日にはいつも好評のおでんの仕込みを行いました。食育班のベテラン担当者が食材を買い揃え、調理して仕込みを行いました。おでんは牛すじと昆布を出汁にした薄めの醤油味。材料は、はんぺん、コンニャク2種、チクワ、チクワブ、ジャガイモ、煮抜き卵、収穫した大根とサトイモなどでした。味がよくしみ込んだおでんでした。鍋物はちゃんこ風鍋でした。羊年の安全と豊作を祈念して、解散としました。

里山に杵音が快く響く

第118回「鹿背山倶楽部活動」は1月10日(土)です。

 現地集合は10:00です( 学研本部集合は9:30とします)。
未年の活動の安全と豊作を祈願して恒例の恵比寿神社への初詣をします。また、雑煮をいただき新しい年を皆さんで祝います。活動は軽微な畑の手入れと水田の整備を行う予定です。寒い中ですが多くの方の参加をお願いします。


12月活動作業予定

 自主活動日は第3土曜日の12月20日(土)に行います。雨天等中止の時は翌日21日(日)に延期します。初詣の参道の整備、休憩所内外の整理と掃除、畑の手入れ、門松づくりほかを行います。寒い中ですが多くの方の参加をお願いします。なお、第4土曜日の12月27日(土)は中止とします。

12月13日(土)の活動記録写真

蒸しあげの2つの窯と継ぎ足し湯の沸し窯
女の子も元気に餅つきに挑戦
丸めた餡を餅で包み、丸める
子供やお母さん達も餡餅の丸めに挑戦
餅つきの参加者の記念写真
アルコールも入り、語り合う忘年会

第117回「鹿背山倶楽部活動」参加者

青葉、和泉夫妻、大岩、加藤明子、杵島、児嶋、菅野、坂本、田渕、西田夫妻、橋場、松尾、松永、宮園伸、山村、大森、大坪、垣見、加藤、新村、中川、宮園敏、 プチ里山農業体験参加者(岩城さん家族、田畑さん家族、津矢田さん家族)、長尾でした。


餅つきの様子を撮ったスナップショットです。




(第127−2号 平成26年11月25日)

〜樹々が色づく、穏やかな里山での活動となる〜

切り出した竹の処理とジャガイモの収穫ほかをする

 ハゼノキが鮮やかに紅葉する中で第116回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が11月22日(土)に17名の参加で行なわれました。切り出した竹の処理に併せて、竹材への加工や餅つき大会用の燃料作り、ジャガイモとダイコンの収穫、干し柿づくり、ビオトープ池の周りの補修、機械草刈りほかを行いました。秋晴れの暖かさを感じる中での活動の1日でした。

  12日に行われた民間企業のCSR活動で切り出した竹の処理を行いました。竹材として使用するために枝払いをして、使用できる部分ごとに切り揃えました。また、29日の「竹馬作り」のイベントに使う竹の準備を行いました。元口が4cm未満で約2mが曲がりの少ない竹を選び、5組用意しました。切り取った葉先部や利用に適さない曲がった部分は焼却処分としました。乾燥した竹を適当な長さに切り、縦に割って、次回の活動日に予定している恒例の餅つき大会用の燃料材作りを行いました。
  ジャガイモとダイコンの収穫を行いました。ジャガイモはデジマ品種で肌色は薄い黄色を帯びた芋で、大きいものは約8cmのものがありました。同時に植え付けたアンデス品種はもう少し時間が必要のようで、 次回の活動日には収穫する予定です。ダイコンは少し小さめですが、葉は生き生きとしており、収穫して家庭への手土産としました。残りは餅つき大会時に、おろしダイコン餅として利用します。聖護院カブとイチゴは順調に生育しています。会員が自宅で育てていた実なりエンドウ豆の苗を2芽づつ、12箇所植え付け、支柱の竹を組み立てました。これから、誘引ネットを取り付けます。
  初めて干し柿づくりを行いました。釣鐘状の西条柿です。2年ほど前に接木したものが20個ほど実をつけました。皮を剥き、3個を串刺しして、両側に紐を結んで、ビニールハウス内に吊るしました。カラスの被害に遭わないように、ネットで保護しました。
  ビオトープ池の周りの補修を行いました。イノシシ被害で掘り返されていたり土止めに使用していた竹杭が朽ちて歩き難くなっていました。機械草刈りも行いました。畑や果樹園地の上部周辺と休憩所の裏側の一部を行いました。
  昼食はマグロづけ丼に豚汁、デザートはリンゴでした。マグロづけ丼は会員差し入れのとろろ入りでした。豚汁は豚肉にハクサイ、ニンジン、サトイモ、コンニャク、シメジ、ネギ、収穫した大根の葉部で赤味噌味でした。


♪鹿背山のレシピ♪

  野菜づくりが得意な会員さんから大ぶりのヤマイモとサトイモの差し入れを戴きました。昼食のレシピにはなにがよいか考えあぐねていたのですが、差し入れを見た瞬間決まりました。とろろ入りのマグロ丼とサトイモの入った豚汁です。少し個性を出すため、マグロはだしとみりんをいれワサビを軽く利かせたづけ丼にしました。豚汁は少し味を濃く赤だしとしました。
  ヤマイモもサトイモも根菜ですのであまり鮮度は関係ないように考えてしまいがちですが、実は大違い。取れたての味は甘みがのこり、さわやかな食感です。皆様もぜひ鮮度の良い根菜を味わってみてください。

赤だしとトロロ。マグロはだしをたっぷり吸い込んでいます。
食後のデザートはリンゴ、品種は王琳です。

11月22日(土)の活動記録
竹の枝払いと切り揃え
竹で餅つき用の燃料作り
ジャガイモ(デジマ品種)の収穫
エンドウ豆苗の植え付け
干し柿用の西条柿の皮むきと串刺し
ビオトープ池周りの補修
果樹園地横の機械草刈り
参加者の記念写真

お知らせ

12月13日(土)の定期活動日は午前中は餅つき大会、午後は忘年会を開催します。
餅つき大会はAM9:00集合とします。忘年会は都市再生機構学研本部の食堂(1階)をお借りして行います。時間はPM5:00〜PM7:00です。会費は男性2000円、女性1000円とします。飲酒運転の無いように、徒歩か公共交通機関を利用してください。


116回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、坂本、菅野、高以良、西田夫妻、西村、橋場、田淵、松永、松尾、大森、加藤、垣見、宮園敏、長尾でした。



(第127号 平成26年11月11日)

〜立冬の秋晴れの下での里山活動となる〜

脱穀と籾摺り、タマネギの植え付けほかをする

 里山に映えるヤマコウバシの紅葉の中で第116回「鹿背山倶楽部活動」が11月8日(土)に22名の参加で行なわれました。古代米とヒノヒカリ米の脱穀と籾摺り、タマネギとイチゴの植え付けほかを行いました。心配された降雨にも遭わず、さわやかな秋空のもとでの活動の1日でした。

 休憩所内に収納してあった自走式脱穀機を水田横に据え付けて行うことにしましたが、この1年間、使用していなかったため、バッテリーの蓄電容量が無くなっており、事前にバッテリーを取り外して、会員の自宅で半日かけて充電を行いました。脱穀作業は地元農家の富永さんに指導を受けて行いました。
 まず、水田内で自然乾燥させている稲架から、種類が混ざらないように稲束を担いで運びました。稲束を脱穀機に送り込むと、吐き出し口から勢いよく籾が取り付けた布袋に出てきました。会員もすでに経験済みのことです。稲束を渡したり脱穀された束を受け取ったり、仮置きをしたり、藁を乾燥させるために稲架まで運んだり、それぞれの役割を自主的に判断して行いました。ヒノヒカリ米、黒米の順で行いました。予想していたとおり黒米は成熟が悪く、未成熟な籾が多くありました。赤米と緑米は稲架掛けしている水田が違ったため、脱穀機を移動させて行いました。赤米も緑米も籾の状態では出来がいいようです。
 昼食後に籾摺りを行いました。籾摺機を数人で担いで広場に運び、富永さんからお借りした動力機と取り付け位置を調整しながら、据付を行いました。使用する籾摺機も今は懐かしい機種です。まずは各部を清掃し、昨年の籾殻、殻カスを取り除き、試運転を行いました。籾を投入すると玄米が吐き出されてきました。ヒノヒカリ米は少し緑色の玄米(未成熟か)も混じっていました。黒米も赤米も色が薄い玄米も混ざり、収量は少なくなりました。今年購入した種籾でしたが、晩生種のようで実りが不充分だったことが原因かもしれません。緑米は実りがよく、多く収穫できました。ヒノヒカリ米は約30kg、黒米は約5kg、赤米は約10kg、緑米は約30kgでした。

  畑ではタマネギとイチゴの植え付けを行いました。 タマネギは「OP黄」と「ソニック」の2種類約400株、イチゴ苗は48芽を植え付けました。タマネギは専用の防草ビニールシートを敷き、空いた穴部に植え付けました。
  昼食はかやくご飯に芋煮汁、漬物でした。芋煮汁は鶏肉に会員が作ったサトイモ、ニンジン、シロネギ、ゴボウ、コンニャクの味噌味でした。漬物は会員手作りのダイコンに柿のスライスで柚入りでした。香りがよく美味しくいただくことができました。デザートは地元柿農家からの差し入れの富裕柿でした。休憩時には会員の奥様の手作りのケーキをいただきました。

水田横で富永さんの指導で脱穀作業

第117回「鹿背山倶楽部活動」は12月13日(土)です。

 現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
午前は恒例の餅つき大会、午後は忘年会を開催します。餅つき大会には「第2回里山農業体験」の3家族の方も参加して行います。会員の子供さんやお孫さんの参加も大歓迎です。多くの方の参加をお願いします。また、準備作業の手伝いもお願いします。詳細につきましたは後日連絡します。


11月活動作業予定

 11月22日(土)は水田周りの防護柵の撤去、畑の手入れ、休憩所内の整備、里山林の整備ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。また、29日(土)には一般募集したイベント「竹馬づくり」を行います。ご協力をお願いします。

11月8日(土)の活動記録写真

稲架から稲束を担いで運ぶ
脱穀後の稲藁を乾燥のために稲架に掛ける
籾摺機の据付作業
順調に籾摺り作業
タマネギの植え付け
収穫した玄米の袋を前に記念写真

第116回「鹿背山倶楽部活動」参加者

指導いただいた富永禎一さん、青葉、和泉夫妻、大岩、杵島夫妻、児嶋、菅野、坂本、田渕、高以良、西田夫妻、橋場、松永、宮園伸、山村、大森、垣見、中川、長尾でした。



(第126−2号 平成26年10月25日)

〜さわやかな秋晴れの里山での活動となる〜

古代米の稲刈りとサツマイモの収穫ほかをする

 畦道にヤマグリが落ちた中で第115回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が10月25日(土)に30名の参加で行なわれました。今年2回目の稲刈りとサツマイモの収穫、秋植え野菜の植え付け準備ほかを行いました。秋晴れのもとで、今は体験できる機会も少なくなった手作業での稲刈りを「第2回里山農業体験」参加者3家族と共に、いい汗をかいて、楽しみました。

 今年2回目の稲刈りは古代米(黒米、赤米、緑米)と前回に刈り残したヒノヒカリ米を行いました。黒米は成熟が遅れていましたが、刈り残すことも出来ないために、稲刈りをすませました。収穫量は少なくなると予想されますが、小粒の黒紫色の米です。赤米はイノシシ被害や台風の影響で大部分が倒れた状態のため、稲を起しての刈り取りとなりました。緑米は一部が台風の影響で倒れていましたが、実りがよく、大きく黒紫色の穂を垂れた状態でした。「第2回里山農業体験」参加者3家族の子供たちも、親と一緒に鎌で刈り取りを楽しみました。
  水田の中は水はけが悪いところもあり、足を取られ、長靴が抜け、靴下が泥まみれになる子供もいました。刈り取った稲は種類が混じらないように仮置きをして、前もって切っていた紐で根元部分を結束しました。束ねる作業と揃える作業には意外と手間が掛かりました。結束した稲束を水田内に組み立てた稲架に端から掛けていきました。黒米は丈が短く、不安定な状態ですが、ずり落ちることはないでしょう。赤米と黒米は丈が比較的長く、見た目にも安定しています。用心のために紐掛けをしました。2週間ほど自然乾燥をさせて、脱穀と籾摺りを行う予定です。2週間前に稲刈りをして、稲架掛けしているヒノヒカリ米は順調に乾燥しているようです。
  残してあったサツマイモの収穫を行いました。「第2回里山農業体験」参加の子供たちに、稲刈りの準備が出来るまでに、サツマイモ掘りの体験をしてもらいました。子供たちも体験をすることが、あまりないようです。移植ごてを片手に、スコップで掘り起こして柔らかくなった土の中から蔓を引っ張り、出てきた大きな芋に歓声をあげて大喜びでした。サツマイモは蔓のついたままお土産としました。収穫した後の畝にタマネギやエンドウ豆などの植え付けの準備として、牡蠣ガラ消石灰を施し、耕運機で耕運して、畝づくりを行いました。次回の活動日に植え付けを行います。
  昼食はハヤシライスと根菜のスープ、サツマイモのレモン煮、デザートはバナナでした。ハヤシライスは牛肉にタマネギ、マイタケ入りでした。根菜スープは鶏肉にタマネギ、ジャガイモ、会員差し入れのトウガン、ニンジン、ピーマンでした。サツマイモのレモン煮は会員差し入れのサツマイモを使用しました。

♪鹿背山のレシピ♪


  親子農業体験の参加者も交え、今回も約30人分のメニューに挑戦しました。いつもはせいぜい20人前なのですが、参加者が5割ほど増えると分量の調整に頭を悩ませます。
  いつも多めに炊き、あまり気味のご飯は今回1升2合で準備しましたが、ハヤシライスにはやや不足気味。カレーやハヤシなどでは、一人当たり二分の一合くらいがちょうどよさそうです。
  鹿背山倶楽部の定番となったサツマイモのレモン煮は参加者の評判もよいようです。ハヤシライスのルーには大量のタマネギとトマト缶を加えました。この一手間をかけるとかなり美味しく仕上がります。


10月25日(土)の活動記録写真

子供たちも大人と共に緑米の稲刈り
黒米の稲刈り(後ろは乾燥中のヒノヒカリ米)
刈り取った稲を束ねる(黒米と赤米)
束ねた稲の稲架掛け
子供たちは楽しくサツマイモの収穫
大きいぞ! しっかり掘りやっ!
プチ里山農業体験者の家族との昼食
参加者の記念写真

第115回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

  

青葉、和泉夫妻、坂本、菅野、高以良、西田夫妻、橋場、田淵、松永、松尾、宮園伸、山村、新村、加藤、垣見、宮園敏、坂口夫妻(加藤さんの娘夫婦)、赤井重行さん親子、 第2回プチ里山農業体験参加者(岩城さん家族、田畑さん家族、津矢田さん家族)、長尾でした。


お知らせ

11月8日(土)の定期活動日に脱穀と籾摺りを行います。集合時間は通常より1時間早い、午前9:00とします(前日までの天候の状況で脱穀と籾摺りを延期することもあります)。当日が降雨の時は活動中止とします。晴天の時は午前中のみの活動とします。



(第126号 平成26年10月13日)

〜さわやかな秋晴れの里山での活動となる〜

ヒノヒカリ米の稲刈りとサツマイモの収穫ほかをする

 コスモスの花が満開の中、第115回「鹿背山倶楽部活動」が10月11日(土)に18名の参加で行なわれました。今年1回目の稲刈りとサツマイモの収穫、畑の手入れほかをしました。少し暑さを肌で感じながらも、さわやかな里山での活動の1日でした。今回は「第2回プチ里山農業体験者」の1家族と共に活動しました。第2回目の稲刈りは25日(土)に行います。

 ヒノヒカリ米の稲刈りを行いました。まず、稲架組み立て用の竹の切り出しを行いました。水田横の淡竹林から、径10cm未満の竹を選び切り出しました。切り出した竹は枝払いを行い、支柱材として約2.5mの寸法で切り、長尺ものは横竹として使用しました。稲刈りは防護柵の網を一部下ろして、出入り口としました。今年も一部をイノシシに踏み倒され、未成熟なままの米もありましたが、大部分は順調に生育しており、稲株の本数も多く、穂の実りも良好でした。
 水田内の土が少し水分を含んでいたため、足を取られる中での作業となりました。鎌は事前に研いでいたため気持ちよく刈り取りができました。刈り取った稲は束ねるため、小分けして置きました。稲束はナイロン紐を使用して、端から約15cmのところで結束しました。稲架は太めのナイロン紐で結束して3脚立状とし、横竹を渡しました。稲架掛けは稲束を隙間の無いように掛けました。台風の接近が予報されていたため、稲束の結束部と横竹を挟むようにナイロン紐で補強しました。イノシシに踏み倒された稲は集めて、仮置きとしました。黒米、緑米は成熟が遅いようです。赤米は先週の台風で一部が倒伏しています。これらは25日(土)に刈り取りを行います。
 サツマイモの収穫を行いました。地上部の葉と茎、防除を兼ねた黒シートを取り除き収穫を行いました。 鳴門金時と紅あずまの2種類を植えていましたが、大きな芋が収穫できました。特に鳴門金時の方が出来がよかったようです。昼食時の食材として、一部を茹でて味わい、残りは参加者の手土産としました。 跡地には貝殻石灰を施し、次の植え付けの準備をしました。春植えで収穫したジャガイモの跡地にはタマネギ苗の植え付ける予定で耕運機を使用して耕転し、畝づくりを行いました。

  昼食はオムライスとカレースープ、ダイコン葉の酢の物、茹でサツマイモとエダマメ、デザートはオレンジにミカンでした。オムライスはふんわり卵焼きが乗せてあり、美味しくいただくことができました。カレースープはソーセージ、ジャガイモ、ニンジン、 タマネギ、シメジ入りでした。ダイコン葉の酢の物は栽培しているダイコンを間引きしたものを使用しました。 エダマメは会員が育てた黒豆で実が黒くなる前の柔らかくて大粒のものでした。デザートのミカンは果樹園地で育てている温州みかんで、初めての収穫でした。
  私達の活動は環境問題への取り組みとして行っています。今回は京都府内一斉に森づくり運動として行われている 「モデルフォレストDAY」(10月〜11月)に協力して行い、横断幕を前にしての集合写真を撮りました。

秋晴れの中でヒノヒカリ米の稲刈り

♪鹿背山のレシピ♪

  中高年の参加者が多い鹿背山倶楽部の昼食はだいたい年齢層にあったレシピを準備しますが、今回は小学生の参加があったため、昼食の希望を尋ねて、オムライスとカレースープを準備しました。オムライス18人分を作るために一工夫をこらしました。カレースープも旨みを引き立たせ、甘めの味に仕上げました。久しぶりの洋食メニューでしたが、おおむね参加者の評判も良かったようです。

オムライスとカレースープ。洋食の定番です
オレンジに混じって今年初めてのみかんも登場

第116回「鹿背山倶楽部活動」は11月8日(土)です。

 現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
ビニール収納庫の仕上げと秋野菜の手入れ、畦路沿いの草刈りほかを行います。里山活動には快い時節です。多くの方の参加をお願いします(11月の天候状態では、脱穀と籾摺りを行います)。


10月活動作業予定

 10月25日(土)は第2回目の稲刈りと畑の手入れ、畦路沿いほかの草刈り、竹の切り出しほかを行います。多くの方の参加をお願いします。

10月11日(土)の活動記録写真

稲架用の竹の切り出し
稲架用の竹の寸法切り
刈り取った稲を束ねる
稲束の稲架掛け
サツマイモの収穫
参加者の記念写真

第115回「鹿背山倶楽部活動」参加者

青葉、児嶋、菅野、坂本、田渕、高以良、西田夫妻、橋場、松尾、松永、宮園伸、垣見、加藤、中川、 山本嘉博・津矢田明莉(第2回プチ里山農業体験参加者)、長尾でした。



(第125−2号 平成26年9月29日)

〜汗ばむ秋空のもとでの里山活動となる〜

あぜみちほかの草刈りと畑の整備をする

 白いふさ状のヒヨドリバナ花が咲く中で第114回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が9月27日(土)に10名の参加で行なわれました。あぜみちほかの草刈りと畑の整備、サツマイモの収穫、刈り取った雑草木の焼却処分を行いました。地元の小学校の運動会と重なったことで参加者は少なく、差し当たり必要な作業を行いました。初秋にしては陽ざしが強く、汗ばむ中での活動の1日でした。

  畦路ほかの機械草刈りを行いました。ビオトープ池から奥の水田横までの畦路沿いも雑草が繁茂しており、来月の稲刈り作業の準備として行いました。また、30日(火) に地元の小学校の自然観察会が予定されているためにビオトープ池周りと休憩所前広場、通路の草刈りを行いました。水田の防護柵内の畦部も防護網を切ることのないようにロープ機械草刈り機で行いました。
  畑では収穫が終わったオクラとシシトウ、長トウガラシの撤去を行いました。ゴーヤは小さな実があるため、しばらく生育状況を見守ります。植え付けたジャガイモと播種したダイコンやカブは幼芽を出してきました。ネギは約20cmに生長しています。移植したイチゴも根づいたようです。サツマイモを一部収穫しました。大きいもので約20cmの芋が収穫でき、焼き芋として旬の味覚を味わいました。残りは参加者の手土産としました。昨年はアライグマの進入で被害がありましたが、今年はありません。
  水田の稲はヒノヒカリ米と黒米の一部の穂が重く垂れ下がっています。次回の活動日に稲刈りをしたいと思います。残りの黒米と赤米は穂が立った状態で、実りが遅いようです。10月25日の活動日に稲刈りを行う予定です。今年は9月の初旬にイノシシの被害を受けましたが、防護対策の効果もありイノシシの出没が少ないようで、始めの踏み倒し以降被害はありません。
  昼食はホタテご飯に鶏なんばそば、ゴーヤ炒め、茹でオクラ、デザートは柿でした。ホタテご飯は小ぶりのホタテにきざみ薄あげ入りで隠し味はショウガ味でした。鶏なんばそばは鶏肉にネギ、シメジ入りで、鶏出汁が旨みを濃くしていました。ゴーヤ炒めは収穫したゴーヤに会員差し入れのナーベラ(食用ヘチマ)、ベーコンの卵炒めでした。柿は地元柿農家からの差し入れの「西村早生柿」でした。少し硬めで、甘さが控えめな柿でした。終了後のコーヒーブレイクは暖かいコーヒーにプチシュークリームとビスケットでした。


♪鹿背山のレシピ♪

  鹿背山の名産、柿がおいしい季節になりました。鹿背山倶楽部にも鹿背山柿の差し入れをいただきました。今回は少し変わった柿の味わい方を紹介します。
  レモンをスライスして果汁を柿にかけながら食べると、あら不思議。さっぱりした味になります。柿を食べあきた折にはぜひ一度トライしてみてください。

今回は手抜きでレモンは櫛切りにしました
鶏なんばそば、ホタテご飯、ゴーヤとナーべラの卵炒めです

9月27日(土)の活動記録
畦路沿いの機械草刈り
ビオトープ池周りの機械草刈り
休憩所裏の機械草刈り
休憩所広場の機械草刈り
刈り取った雑草木の焼却
畑のオクラほかの撤去
サツマイモの収穫
参加者の記念写真

お知らせ

10月11日(土)の定期活動日にはヒノヒカリ米と黒米の一部の稲刈りを行います。10月の25日(土)の自主活動日には黒米、赤米、緑米の稲刈りを行います。多くの方の参加をお願いします。「第2回プチ里山農業体験」の家族の方と共同で行う予定です。


第114回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

青葉、和泉夫妻、菅野、橋場、田淵、松永、松尾、垣見、長尾でした。



(第125号 平成26年9月16日)

〜暑さが残る初秋の里山での活動となる〜

収納スペースの組み立てとダイコンの播種ほかをする

 ガマズミの実が赤くなる中で第114回「鹿背山倶楽部活動」が9月13日(土)に19名の参加で行なわれました。収納スペースのビニールハウスの組み立てと秋野菜の播種、水田周りの防護柵の補強、草刈りほかを行いました。漸く訪れた初秋を肌で感じる里山での活動の1日でした。

 ビニールハウスの組み立てを行いました。地元の方から譲り受けた自走式脱穀機や物入れロッカー、作業器具、食器類の収納のためです。仮置きしておいたパイプ材の組み立てを行いました。大きさは約3m×約5mの円弧状です。スチール物置の横に入口の向きと設置位置を決めて、穴あけ器で穴をあけ骨格パイプ材を埋め込みました。5本のパイプ材を足元と曲がり部に、中心天場には直パイプを架けて、止め金具で固定しました。止め金具が予想以上に必要だったため、 一部は番線で代用しました。
 パイプ材が揺れないよう斜め材等で補強しました。屋根材のビニールを被せ、パイプに固定する部材を20箇所ほどに挟みました。 入口の表裏の縦部分は次回の活動日に行います。
  畑では秋野菜のダイコンと聖護院カブの播種を行いました。バーク堆肥などを施して整備していた畝2列にダイコン用に約70箇所、聖護院カブ用にを約 30箇所に穴を掘り、種子を蒔いて潅水しました。
  サツマイモの試し掘りをしました。まだ少し小さめですが順調に生育しているようです。親株から採取し、移植したイチゴの子苗は根づいたようです。 トマトを栽培していた畝の支柱材の撤去や草刈りも行いました。9月6日には特別活動を行い、ジャガイモ(アンデス赤約2kg、デジマ約3kg)の種イモと乾燥保存し てあったネギ苗の植え付けをしました。
  今年も、懸念していたイノシシの侵入で稲が一部踏み倒される被害を受けたたため、1週間ほど前から約60cmの竹串を打ち込んで、足元を網と結束して補強していますが、弱い箇所を探し、防護網を押し上げて侵入しているようです。空き缶を使用した鳴子を網に取り付けたり、メッシュフェンスや二重網を設置して対応していますが、決定的な対策が必要なようです。しばらくは防御に追われる日々になります。

  畑の周辺や休憩所裏の機械草刈りを行いました。平日に会員が自主的に草刈りを行っていますが、雑草の繁茂が早く活動日ごとの作業になります。
  昼食は皿うどんにかやくご飯、シシトウの佃煮でした。皿うどんは豚肉に小エビ、イカ、チンゲンサイ、エノキ、モヤシ、収穫したオクラ、会員差しいれのトウガン入りでした。かやくご飯は市販の「マツタケ味のかやくご飯の素」にジャコ入りでした。シシトウの佃煮は会員の奥様の手作りでジャコ入りでした。
  終了後の休憩は温かいコーヒーにカステラと揚げオカキ、小粒栗饅頭に差し入れのバームクーヘンでした。

ビニールハウスの屋根部のビニール架け

♪鹿背山のレシピ♪

  夏場は毎回冷たいそうめんが定番でしたが、気候が良くなり、昼食にもバラエティが欲しくなります。今回は皿うどん。イカエビ豚肉入りですが、ほとんど手間いらずで簡単に作れる一品です。

皿うどんの揚げ麺。これに餡を乗せる
餡がかかった皿うどんと炊込みご飯

第115回「鹿背山倶楽部活動」は10月11日(土)です。

 現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の整備と秋野菜の植え付け、畦路沿いの草刈り、収納スペース内の整備ほかを行います。里山活動には快い時節です。多くの方の参加をお願いします。


9月活動作業予定

 9月27日(土)は水田の整備と防護柵の確認、畑の手入れと野菜の植え付け、畦路沿いほかの草刈り、里山林の整備ほかを行います。

9月13日(土)の活動記録写真

ビニールハウス設置場所横に排水溝掘り
休憩所裏の機械草刈り
ダイコンとカブの播種
サツマイモの試し掘り
イノシシが掘り返した水田の間の畦
参加者の記念写真

第114回「鹿背山倶楽部活動」参加者

青葉、和泉夫妻、児嶋、菅野、坂本、田渕、西田、西村、橋場、松尾、松永、宮園伸、山村、大森、垣見、 宮園敏、中川、長尾でした。



(第124−2号 平成26年8月25日)

〜厳しい暑さが続く里山での活動となる〜

防護網の設置と草刈り、野菜の収穫ほかをする

 赤いモミジフヨウの花が咲く中で第113回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が8月23日(土)に12 名の参加で行なわれました。水田周りの防護網の設置と果樹園地ほかの機械草刈り、野菜の収穫、イチゴ苗の子苗の移植ほかを行いました。盆すぎの厳しい暑さの中での活動の1日でした。8月9日の定期活動は台風接近による降雨のために中止としました。

  今年は早くも7月末に水田の畦部でイノシシが掘り返した痕跡が確認されていました。 当日も赤米と緑米を植えつけている水田の間で新しい痕跡があり、防護網の設置を全員で行いました。 過日に会員が自主的に水田周りの草刈りを行っていましたが、当日は竹杭や横竹沿いにナイロン紐の草刈機を用いて刈り、 保管してあった防護網と新しく購入した動物除け網を設置しました。 竹杭に沿わせて防護網を敷設し、上部は杭にナイロン紐で結束し、 下部は既に竹杭に這わせてあった横竹に黒平紐で結束しました。水路等との隙間は割り竹を打ち込み、木板をかぶせて塞ぐ予定です。 昨年は網を破られて被害にあったこともあり、これから成り行きを見て、必要に応じて下部の補強を構じることにします。
 果樹園地ほかの機械草刈りを行いました。柿や柑橘類、キウイ、ザクロは順調に生育していますが、ブルーベリーは雑草との競争に負けているようです。ビワは葉が食害されて生育が遅れています。
 夏野菜の収穫を行いました。トマトは最後の収穫でした。野鳥除けの網を設置していたため、これまで収穫は出来てきましたが、活動日での収穫は当日が最後になりました。ナスは5〜6本、シシトウと長トウガラシは大量に収穫でき、一部は昼食の食材とし、残りは参加者の手土産としました。ゴーヤは5本収穫できました。枝豆は収穫時期が遅れて一部は「大豆」になっていました。オオバ、シソは一部を葉摘みし、希望者の手土産としました。キュウリは収穫時期が合わず、太りすぎでした。今年は8月の定期活動日が台風の影響で中止になったため、夏野菜の収穫の楽しみが半減しました。
 イチゴ苗の子苗の移植をしました。春に栽培していたイチゴの苗を一部残し、移植苗の育成をしていました。子苗を掘り取り、整備しておいた畝に約10cm間隔で約50芽移植しました。これから、水の管理をこまめに行い10月頃に本植えをします。
 昼食は冷やしソーメン、肉野菜味噌炒め、アナゴご飯でデザートはブドウでした。冷やしソーメンの薬味は刻みオオバと擦り下ろしショウガで、肉野菜味噌炒めは豚肉、収穫したナスビとオクラ入りでした。


8月23日(土)の活動記録
水田周りの防護網の設置
防護網と這わせた横竹の結束
防護網を竹杭の上部と結束
イノシシの掘り返しの痕跡
果樹園地の機械草刈り
シシトウの収穫
イチゴ苗の育苗の仮植え
参加者の記念写真

第113回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

青葉、和泉、坂本、菅野、高以良、田淵、西田、松永、松尾、垣見、宮園伸、長尾でした。



(第123−2号 平成26年7月28日)

〜厳しい暑さの里山での活動となる〜

草刈りと畑の手入れ、水稲の施肥をする

 ヒマワリが咲く中で第112回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が7月26日(土)に15名の参加で行なわれました。 畦路沿いや水田周りの機械草刈りと畑の手入れと夏野菜の収穫、水稲の施肥を行いました。昼食は暑気払い恒例のバーベキューとしました。 梅雨開けの厳しい暑さの下での活動となり、休憩をとりながらの活動の1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

 雑草が繁茂しており、刈り払い機6台を使用して、畦路沿いや水田周り、ビオトープ池周りの草刈りを行いました。また、イノシシに掘り返されて塞がれていたり、水田の水路周りも草に被われて流れが悪くなっているところもあり、手直しをして草刈りを行いました。草刈りは平日にも会員が自主的に行っていますが、雑草の方が元気です。しばらくは活動日ごとの活動となります。
 水田への施肥を行いました。水稲用の肥料20kgを手撒きしました。晴天が続き水田への水の供給が絶えていたため、水田内には水が残っていませんでした。取水口や水路を整備して水が流れるようにしました。しばらくは好天が続くとの予報で雨頼みです。稲は分桔も進み、約40cmに生育してきました。葉の色で稲の種類が分かるまでに成長してきました。近くでイノシシが掘り返した痕跡が多くあり、次回の活動日に防護網の設置を行いたいと思います。
 畑ではイチゴ苗採取の後の畝の整備を行いました。春にイチゴを収穫した後に一部を残し、苗取り用に育種していた株に子株が多く繁殖してきました。8月に切り取りイチゴ苗として育てる予定です。ゴーヤやトマト、キュウリ、オクラ、ナス、ピーマンの収穫を行い、昼食のバーベキューの食材とし、残りは参加者の手土産としました。サツマイモとメロンは順調に生育しています。エダマメは収穫間近で豆が大きくなってきました。栽培していたネギは掘り取り、日陰で保管し、後日植えつける予定です。先植えのメロンは約10cmの結実が3個確認できました。
 昼食は恒例の暑気払いバーベキュー。牛肉約2.5kg、鶏肉0.7kg、ウインナー1kg、会員提供のタマネギとカボチャ、収穫したナス、オクラ、ピーマンほかでした。野菜サラダとして、キュウリやトマト、レタスも用意しました。やはり炭焼きは旨い。仕上げは焼きソバ。デザートは冷やしたトマトの丸かじりでした。暑い中でしたが、木陰での昼食を満喫しました。

♪鹿背山のレシピ♪


 夏の暑い中でのバーベキューはひとしおです。
 昼食は11時半ごろから開始しましたが、会員のみなさんも早めに集合してもらい、炭火起こしを手伝っていただきました。バーベキューを焼く人もひたすら食べる人も。皆さんの弾んだ声が印象的でした。

ずらりと並んだバーベキュー具材
木陰の下で食欲満々

7月26日(土)の活動記録写真
水田周りの機械草刈り
ビオトープ池横の機械草刈り
イチゴ苗の植付け準備の畝づくり
大きく育ったゴーヤの収穫
順調に生長した稲への施肥
ノンアルコールでグイーと旨い
疲れを癒す木陰でのバーベキュー
参加者の記念写真

第113回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、児嶋、坂本、菅野、田淵、西田夫妻、橋場、松永、松尾、山村、垣見、加藤、宮園敏、長尾でした。



(第123号 平成26年7月14日)

〜台風一過の蒸し暑い里山での活動となる〜

草刈りと畑の手入れ、防護柵設置の準備ほかをする

 濃紅色のシモツケの花が咲く中で第112回「鹿背山倶楽部活動」が7月12日(土)に14名の参加で行なわれました。休憩所前広場ほかの機械草刈り、畑のトマトの防護ネット設置と除草、水田周りの防護柵の設置準備ほかを行いました。台風の被害も無く、蒸し暑い中での里山活動の1日でした。今月から活動開始を1時間早めて、午前中で終わる夏時間で行い、昼食後は自由活動としました。参加された皆様ご苦労さまでした。

 繁茂した雑草の草刈りを刈り払い機6台フル稼働させて行いました。刈り払い機は研磨した刈刃に取替え、プラグを掃除して、調整整備したものを使用しました。 果樹園地は前回の活動日に続き草刈りを行いました。春に植栽した梨の木が雑草に覆われており、2本のうち1本は生長が悪く、上部が枯れていました。生育を期待しましょう。 休憩所前広場や畑の上の縁台の周り、進入路沿い、畑の防護柵周りほかも行いました。しばらくは活動日ごとの作業になるでしょう。
  新しい畑に植えたトマトは順調に生育していますが、少し赤味が出てきたものがカラスやイタチ?の被害を受け、被せてあった防護網越しにかじられたり、引きちぎられりしたものもありました。縦三角形に竹を組み、2段に防護網を張り、裾部にも横竹を這わせ、網と結束しました。これで被害は防げるでしょう。収穫を楽しみにしましょう。
  ゴーヤは順調に生育して、多くの黄色い花をつけています。サツマイモやシシトウ、ナス、オクラ、キュウリも順調に生育しています。エダマメは小さな実を付けています。シシトウとナスは過日、会員が自主的に添え竹をして、倒れないように結束しました。また、メロン苗を5芽植付け、養生のためにビニールでトンネル状に被いました。
  水田周りの防護柵設置の準備作業をしました。水田の畦部にイノシシが掘り返した痕跡が3ヶ所確認出来ました。 前回の活動に続いて、竹杭をチェックし、長尺の竹を切り出し、地際に這わせて結束しました。 しばらく様子を見て、次回の活動日くらいに防護網を設置したいと思います。今年は、イノシシの出現が春先から見られる、イタチと野 ウサギが身近に確認されるなど、里山に異変があるようにも感じられます。

 昼食は冷やしそうめん、卵とトマトの中華風炒めもの、ゴーヤとベーコンの炒めもの、あなごの炊込みご飯で、 デザートはオレンジでした。 冷やしそうめんの薬味はすり下ろしショウガと刻みミョウガでした。あなごご飯はうな丼のタレをまぶして美味しくいただくことが出来ました。 冷やしソーメンは火照った体を癒してくれました。
  7月26日の自主活動日には「暑気払い」として、恒例のバーベキューにて鋭気を養いたいと思います。

畑の上の縁台に行く通路の機械草刈り

♪鹿背山のレシピ♪

  この夏一番の蒸し暑さになりました。体力を消耗する夏の昼食にはのど越しのよい冷やしそうめんが一番です。あわせてスタミナのつく料理を加えました。
 ご飯は甘目の味を意識してアナゴの炊き込みご飯を。刻みアナゴをご飯と一緒に炊込み、うなぎたれ、大葉、白ゴマで味を調えました。副菜には卵とトマトの中華風炒め、ゴーヤのベーコン炒めの二品を。ゴーヤ炒めにはごま油を使ってみましたが、少し変わった味に仕上がりました。

夏の暑さには冷やしそうめんが一番です
あなごの炊込みご飯と中華二品で

第113回「鹿背山倶楽部活動」は8月9日(土)です。

  現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
   畑と水田の手入れ、畦路ほかの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。暑い日が続きます。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。
   なお、7月と8月は夏時間での活動です。開始時間を1時間早めて、午前中の活動としています。間違いのないように注意してください。


7月活動作業予定

 7月26日(土)は水田の整備と畑の手入れ、水田周りの防護網の設置(イノシシ出現の痕跡が確認された場合)、畦路沿いほかの機械草刈りほかを行います。暑い日が続きます。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


7月12日(土)の活動記録写真

モニュメント水車横の機械草刈り
進入路沿いの機械草刈り
新しい畑の手入れ
トマトの防護網の設置
水田周りの防護柵の設置準備
参加者の記念写真

第112回「鹿背山倶楽部活動」参加者

青葉、和泉、菅野、坂本、田渕、西田夫妻、橋場、松尾、松永、山村、宮園伸、大森、長尾でした。



(第122−2号 平成26年6月30日)

〜蒸し暑い梅雨空の里山での活動となる〜

機械草刈りとジャガイモの収穫、畑の手入れほかをする

 白いホタルブクロが咲く中で第111回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が6月28日(土)に13名の参加で行なわれました。 水田周りの機械草刈りと防護柵の竹杭の整備、さらに、休憩所周辺、畦路沿い、畑の防護柵沿いの機械草刈り、畑でのジャガイモの収穫と手作業による除草ほかを行いました。 朝方に降雨があり湿度の高い中での作業でしたが、活動中は雨に降られることもなく終えることができました。参加された皆様ご苦労さまでした。

 水田周りの防護柵の竹杭の点検、整備を行いました。 畦みちは起伏があり歩きにくく、法面にも雑草が繁茂してため草刈りを行いました。 また、赤米を植えた水田や休耕田の畦部にイノシシが掘り返した痕跡があり、防護柵を設置するため、 腐朽している竹杭を撤去し新しく竹杭を打ち込むなど、全ての杭の見直しを行いました。 昨年は防護網の地面際から網を押し上げて進入されたため、今年は竹杭の根元に横竹を這わせる作業も行いました。
 休憩所周辺や畦路沿いの機械草刈りも行いました。活動日以外にも会員が 自主的に行っていますが、雑草の生育も盛んです。暑くなりマムシやシマヘビとも遭遇しています。有害動物との棲み分けにも欠かすことの出来ない作業です。
 畑ではジャガイモの収穫を行いました。地上部の葉が枯れた状態になっており、地上に現れていた 芋の一部も黄緑色になっていました。今年はキタアカリを5kg(約90個)植付けました。 降雨があったため収穫作業時には手に泥が付きましたが、比較的容易に終えることができました。 7〜8cmのものが多くあり、出来は良い方でしょう。一部をこれからの昼食用食材として保存し、残りは参加者の手土産としました。 サツマイモも順調に生育しています。除草作業と黒いビニールシートで防草マルチングを行いました。 エダマメやキュウリ、オオバは生育は遅いようですが、確実に生育しています。 新しい畑の除草も行いました。ゴーヤやナス、オクラ、シシトウは順調に生育しています。施肥を行いました。 トマトは大きな実を付けていますが、まだ青く収穫にはもう少し時間が必要のようです。
 昼食はカレー風スパゲッティと鶏肉の包み焼き、野菜サラダでした。 カレーはシメジとタマネギ、ピーマンいりでした。野菜サラダはレタス、キュウリ、蒸したトウモロコシ、グレープフルーツでした。 鶏肉とジャガイモをダッチオーブンで焼き、バターなどの調味料をつけて味わいました。

♪鹿背山のレシピ♪


 ダッチオーブンに挑戦しました。
 鹿背山倶楽部にはダッチオーブンは2台あります。いままでジャガイモやサツマイモなど、折にふれ使っていましたが、 伐採した竹や雑木類を焼却するため焚き火を起こすことが多く、手近につかえるため本格的に取り組んでみました。
 今回のレシピは、鹿背山産のジャガイモと購入した鶏肉塊を使ったソテー、トウモロコシです。時間の調整さえ間違いなく行えば、 中まで火が通って柔らかいソテーを作ることができます。今後はソースにも工夫を加え、 さらに磨きをかけていきたいと思います。

ダッチオーブンで焼き上げたチキンソテー
昼食のプレートとサラダ

6月28日(土)の活動記録写真
水田横の機械草刈り
水田法面の機械草刈り
水田周りの防護柵の竹杭の打ち込み
ジャガイモの収穫
サツマイモ畝の草取り
サツマイモの黒ビニールシートかけ
ナスビへの施肥とシシトウ畝の除草
参加者の記念写真

第111回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

坂本、菅野、高以良、田淵、西田夫妻、橋場、松永、松尾、山村、加藤、青葉(1日体験参加者)、長尾でした。

お知らせ

7月と8月の活動は夏時間となります。現地集合はAM9:00(学研本部AM8:30)で午前中の活動とします。午後は自由活動とします。お間違いの無いように、お願いします。


特別活動(6月14日)のニュース


 雑草が繁茂しているため、休憩所周辺ほかの機械草刈りを行いました。前回の活動日は「第2回プチ里山農業体験」の参加者ともに田植えを行ったため、草刈りは行いませんでした。3週間後の活動までに時間が空くためそれまでに一回草刈を行うことにしました。果樹園地や畑、上の縁台周辺に雑草が大きく繁茂していました。水田の稲は活着したようで、水の調節も行いました。畑の耕転と除草、野菜畝への潅水も行いました。2日前に会員が大きくなったナスビ苗と、自宅で育てていたキュウリ苗の植え付けを行いました。添え竹の設置はこれから行います。また、会員が自主的にサツマイモ畝の一部にマルチングを施しました。ジャガイモは収穫の時期です。収穫をしたいと思います。
 昼食はハヤシライスと野菜サラダでした。


6月14日(土)の活動記録写真

休憩所周辺の機械草刈り
畑の耕運機による耕転

特別活動(6月14日)参加者

和泉、西田夫妻、田渕、長尾でした。

特別活動(5月31日)のニュース


 梅雨の晴れ間の陽ざしが強い中で、遅れていた夏野菜の植付けを行いました。会員が自宅で育てていたナスビ、シシトウ、オクラ、エダマメ、ゴーヤ、メロンなどを植付けました。使用してきた畑が狭くなってきたためシシトウ、オクラ、ゴーヤと、連作を嫌うキュウリとナスビは新しい畑で育てることにしました。ゴーヤは、昨年種子用に採取していたものを使用して発芽させた3株と購入した4株の植付けを行いました。棚づくりは近くのクラブから譲り受けた細めの竹を使用して組み立てました。ナスビ苗は小さかったため仮植えをして、もう少し大きくなってから本植えすることにしました。会員から提供されたトマトは順調に生育して、花をつけています。ジャガイモも順調に生育しています、収穫は間近かでしょう。
  昼食は簡単にカレーライスを作りました。


5月31日(土)の活動記録写真

エダマメの植え付け
シシトウとオクラの植え付け
ゴーヤの植え付けと棚づくり
ゴーヤの棚の仕上がり

特別活動(5月31日)参加者

坂本、田渕、松崎、宮園伸、山村、長尾でした。




(第122号 平成26年6月9日)

〜梅雨入りの里山での活動となる〜

苗床からの稲苗の採取と田植えをする

 ウノハナが咲く中で第111回「鹿背山倶楽部活動」が6月7日(土)に28名の参加で行なわれました。稲苗の採取をして、田植えを行いました。今回は「第2回プチ里山農業体験」の参加者3家族と一緒に行いました。天気予報は曇りでしたが、午前中は雨が降り続く中での作業となり、雨具を着ての、蒸し暑い中での里山活動の1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

 朝の集合時に雨が降り続いていたことで、少し時間を遅らせて活動をはじめました。朝礼で「第2回プチ里山農業体験」の参加者3家族(大人3人、子供5人)と初めての参加者の紹介と作業内容の説明を行いました。雨が降り続く中で、最初に苗床から3種類の古代米(赤米、黒米、緑米)の稲苗の採取を行いました。毎年収穫した籾を保存して、翌年の種籾として利用してきましたが、黒米と赤米は玄米での色づきが悪くなってきたことで種籾を新しく購入しました。約2ヶ月まえに播種した種籾は15cmほどに生長していました。体験参加者には採取方法を説明して、1本ずつ丁寧に抜き取り、根部を水洗いして、種類が混ざらないように分けて箱に入れました。屈んでの採取作業は意外と腰に負担が掛かりましたが、不満もでずに4種の採取を終えることができました。子供たちも大人に教わりながら、体験しました。水田内に水草や昨年の籾から生育した苗があったことで、抜き取りを行いました。残念なことに昨年のイノシシ被害でヒノヒカリ米(うるち米)の種籾を確保できなかったことで、稲苗の育苗は行うことが出来ませんでした。しかし、地元の農家の方から、稲苗を譲り受けることができました。
   午後は田植えを行いました。降り続いた雨も止み、時々、陽ざしが差す中で、水田1枚ごとに黒米、赤米、緑米の順で田植えを行いました。不足した部分はヒノヒカリ米で補いました。水田内の水を少なくして、稲苗を散在させ、植えつける目印の付いた糸を這わせて、一列に10数人が並び、掛け声で一斉に植付けを行いました。一ヶ所当たり、3芽を目安にして行いましたが小さな苗もあり、また、土が硬いヶ所や深いところもあり、手直ししながらの作業となりました。              

 子供たちも泥の感触を足で実感して、泥まみれになりなが らも、親と共にいい体験が出来たようです。
   今年の田植えも無事終えることが出来ました。収穫ま でに強固な防護柵等の設置をして、昨年のようなことの無いように管理しましょう。
   昼食はキノコカレーにハンバーグ、野菜サラダ、デ ザートは柑橘でした。キノコカレーはマイタケ、シメジ、エノキ入りで、野菜サラダはレタス、タマネギ、 ミズナ、ゆでエンドウでした。終了時にはサクランボ、パイナップル、バナナの入ったヨーグルトを味わ いました。

今は懐かしい一列に並んでの田植え

♪鹿背山のレシピ♪


今年の「親子里山農業体験」の最初の日の昼食も、昨年同様ハンバーグカレーとしました。
   約30人分のメニューですが、昨年の経験も踏まえ、ことしはハンバーグ種とカレールーは前日までに作り置きし、当日はカレーを煮てハンバーグを焼くだけの作業としました。 暑くなり始めの時期ですし、小さいお子さんも参加されましたので、衛生状態にも十分配慮しての作業となりました。
   カレーはキノコをたっぷり入れ、無塩バターとワインなどで味を調えました。ハンバーグは焼くだけとはいえ、何しろ30枚。 卓上コンロ2台とフライパン2枚を使って1時間あまりで大型のハンバーグを人数分焼き上げました。


第112回「鹿背山倶楽部活動」は7月12日(土)です。

現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
畑と水田の手入れ、機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。暑くなります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願い します。
なお、7月と8月は夏時間の活動で開始時間を1時間早めて、午前中の活動としますので、間違いのないように注意してください。


6月活動作業予定

6月21日(土)は水田の整備と畑の手入れ、畦路沿いほかの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。暑くなります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


6月7日(土)の活動記録写真

苗床から稲苗を採取
子供たちも稲苗採取を体験
水田内の水草ほかの抜き取り
赤米の田植え
汚れた手足を小川で洗う
参加者の記念写真

111回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、菅野、坂本、坂口(加藤さんの家族3人)、高以良、田渕、西田夫妻、橋場、松尾、松永、山村、 宮園伸、大坪とお孫さん、プチ里山農業体験参加者(岩城さん家族、津矢田さん家族、田畑さん家族)、加藤、中川、長尾でした。



(第121−2号 平成26年5月26日)

厳しい初夏の陽ざしの里山での活動となる

水田の代かきとサツマイモの植付けほかをする

 新緑の樹々の緑が鮮やかな中で第110回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が5月24日(土)に21名の参加で行なわれました。水田の代かきと水漏れ箇所の止水、サツマイモの植付けとエンドウ豆、タマネギの収穫、ハチクの掘り取り、果樹木の消毒ほかを行いました。また、恒例となった旬を味わうヨモギ餅の餅つきを行いました。厳しい初夏の暑さの中でしたが、いい汗をかいた活動の1日でした。参加されました皆様ご苦労さまでした。

 田植えの準備としての代かきと漏水箇所の確認を行いました。稲苗(赤米、黒米、緑米)は順調に生育して、約10cmになっています。参加者全員で10日ほど前から導水しておいた水田内を鍬や鋤、レーキ、手作りのトンボなどで土をほぐし、均しました。水も温み、足の感触も快いものでしたが、土が硬いところや深いところもあり、足を取られての作業となりました。2ヶ所の漏水箇所は水田内と畦とに止水処置を行ないました。田植えまで水をためておき、水位の調整を行います。6月7日(土)には「第2回プチ里山親子農業体験」の参加者と共に田植えを行う予定です。
 サツマイモ苗の植付けを行いました。今年は鳴門金時(50芽)、紅アズマ(50芽)を購入しました。畝に浅く筋を掘り、約30cm間隔で苗を置き、一芽ずつ丁寧に植付けを行いました。タマネギとエンドウ豆の収穫を行い、除草を行って、畝の整備をしました。これからシシトウやオクラなどを植えます。
 果樹木の消毒を行いました。今年は異常なほどに幼虫(マイマイガやシャクトリ虫、アゲハ蝶)が発生しており、柿の樹木だけでなく、ミカンやキウイ、ビワなども確認した上で、数日前に会員が薬剤散布を行いました。一定の効果はありましたが、今回も幼虫が確認されたため、家庭用の噴霧器で薄目の農薬散布を行いました。ビワやブルーベリーはほとんどの葉が食害されてしまいました。回復するかどうか見守ります。
 ハチクのタケノコの収穫を行いました。モウソウチクのタケノコの時期が終わると、次はハチクの収穫時期になります。モウソウチクより少し細めのタケノコですが、柔らかくてエグ味がなく、美味しく味わうことが出来ます。6月になればマダケのタケノコが楽しめます。
 恒例となった旬のヨモギ餅づくりをしました。ヨモギは女性会員が摘んで、蒸して準備をした鮮やかな濃緑のヨモギを使用しました。香りも良く柔らかいつきたてのヨモギ餅を味わいました。
 昼食は冷やしソーメンに天ぷら、収穫した茹でエンドウ豆添えでした。天ぷらは豚肉とサツマイモ、かき揚げはニンジン、タマネギ、エンドウ豆、エビ入りでした。


5月24日(土)の活動記録写真
トンボやレーキを使用しての代かき
鍬やトンボを使用しての代かき
代かきに使用した道具を洗う
サツマイモ苗の植付け
エンドウ豆の収穫
家庭用の噴霧器を使用して果樹木の消毒
旬のヨモギ餅の餅つき
参加者の記念写真

第110回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大岩、坂本、菅野、高以良夫妻、田淵、中本彩香(西田さんの姪)、西村、西田夫妻、橋場、前田敏、松永、松尾、宮園伸、加藤、垣見、中川、長尾でした。

お知らせ

・6月の定期活動は14日(第2土曜日)を7日(第1土曜日)に変更します。当日は「第2回プチ里山親子農業体験」の参加者と共に稲苗の採取と田植えを行う予定です。
・5月31日(土)は特別活動として、野菜の植付けを行います。現地集合で、集合時間はAM10:00とし、午前中の活動予定です。よろしくお願いします。




(第121号 平成26年5月12日)

〜初夏の暑さの里山での活動となる〜

苗床の除草と野菜の植付け準備、里山林の整備ほかをする

 モチツツジが咲く中で第110回「鹿背山倶楽部活動」が5月10日(土)に26名の参加で行なわれました。稲苗床の除草と水田の整備、野菜植付け準備の畝づくりと新しい畑の耕転、里山林の整備、導水管の手直し、畦路沿いの機械草刈り、果樹木の消毒、休憩所のテントの張替えほかを行いました。初夏の暑さを肌で感じての里山活動の1日でした。

 苗床に播種した種籾も芽を出し、約3cmに生長しています。水草も顔を出しているため手作業で除草を行いました。一番上の水田の周辺部に漏水防止の波板を設置しました。これから水を流入させて、漏水箇所の確認をします。残りの2枚の水田もこれから処置して、田植えに備えます。
 畑では野菜の植付け準備の畝づくりを行いました。サツマイモを植えつける予定です。ジャガイモとソラマメは順調に生育していますが、エンドウ豆は数本が枯れました。原因は嫌地でしょうか?。イチゴは収穫して昼食時に食べました。トマトやナス、キュウリなどは連作障害を避けるため、新しい畑に植え付けました。新しい畑は除草して堆肥を施し、耕運機で耕転して畝づくりをしました。会員から提供されたトマト苗(約10本)を植付け、添竹をして結束しました。
 里山林の整備をしました。ハゼノキの伐採や下草刈りを行いました。ハチクのタケノコが顔を出していましたが、収穫までにはもう少し時間が必要のようです。ビオトープ池への導水管の手直しを行いました。前回の活動で取替えを行いましたが、継ぎ目から水漏れがあり止水作業を行いました。ビオトープ池ではメダカが群れで泳ぐのが確認できました。
 畦路沿いほかの機械草刈りを行いました。暖かくなり雑草も元気になってきました。刈り払い機5台を使用して進入路沿い、ビオトープ池と水田の畦周り、果樹園地で除草をしました。ナイロンロープ仕様の草刈機も使用しましたが、防護網沿いや柔らかい雑草刈りに適しています。これからは活動日ごとの作業になります。

 果樹木の消毒を行いました。柿や栗、クヌギ、ブルー ベリー、キウイが蝶や我の幼虫で葉が食害されていることで、薄めの消毒液を使用して行いました。
   休憩所の雨除けシートが古くなり、新しく購入し た2枚のシートで張替えを行いました。取り外した横竹にシートを中央で重ねて繋ぎ、両側で余った 部分を折り重ねて、横竹に固定し、上げ下ろし用の滑車3ヶ所に ロープを通して、終了しました。
   昼食はキーマカレーにカツオの水煮とタマネギ和え、会員提供のワラビ、煮抜き卵、収穫したイチゴにスー プでした。チーマカレーはミンチ肉にタマネギ、ピーマン、ナス入りでした。スー プはワカメに里山で摘み取ったミツバとセリ入りでした。

稲苗床の水草の除草

♪鹿背山のレシピ♪

写真で紹介している本日のレシピは次のとおりです。
  栗原はるみさんレシピの「なすとひき肉のドライカレー」(材料 合ひき肉、茄子、ピーマン、玉ねぎ・生姜・にんにくは微塵切りで)
  サラダ(材料 玉ねぎのスライスを水煮の鯖缶であえたもの、鹿背山畑産サヤエンドウ )
  ワラビは、会員が山で採取し当日差し入れしてくれたもの、鹿背山のわらを焼いてその灰であく抜きをしました。ごはんの上に飾りでのせたものはワラビの先端です。
  いちごは鹿背山畑産のいちご
  酢じょうゆ卵(栗原さんレシピを元に前日作りました)
  トマトは生で。
  コンソメスープはわかめ+鹿背山産の三つ葉入り。
  ちょっと豪華な昼食になりました。

第111回「鹿背山倶楽部活動」は6月14日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
古代米の田植え、畑の手入れと植え付け、機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。梅雨の時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


5月活動作業予定

5月24日(土)は水田の整備と畑の手入れ、畦路沿いほかの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。


5月10日(土)の活動記録写真
水田の水漏れ防止の波板の設置
新しい畑の耕転後の畝づくり
里山林内の伐採と下草刈り
ビオトープ池への導水管の補修
休憩所のテントの張替え
参加者の記念写真

110回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫人、大岩、杵島、児嶋、菅野、坂本、高、高以良夫妻、田渕、西田夫妻、西村、橋場、前田敏、松永、 山村、宮園伸、大森、大坪、垣見、加藤、新村、中川、前田良、長尾でした。




(第120−2号 平成26年4月27日)

立夏前の陽ざしの里山での活動となる

機械草刈りと水田の耕転、導水管の取替えほかをする

 ソメイヨシノの花芽が膨らむ中で第108回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が3月22日(土)に17名の参加で行なわれました。水田での苗床づくりと耕転、果樹木の手入れ、モウソウチク林の下草刈り、導水管として使用する竹の節抜き、エンドウ豆の誘引ネット張りほかを行いました。朝方はまだ冬の寒さでしたが、日が昇るにつれて春らしくなり、穏やかな里山での活動の1日でした。

 苗床づくりを行いました。水田の日当たりのいい一角で周囲に溝を掘り、土手を作って3列の苗床を整備しました。導水して水位の調整や表面の仕上げをして播種します。掘り起こしは数日前の降雨で水分を含んでいたため、足を取られ一苦労でした。導水のための水路も整備しました。今年は主に古代米の種籾を4月の活動日に播く予定です。
  果樹木の樹名札を取り付けました。柑橘類の種類や柿の品種が分かりにくく、雑草に埋もれる幼木もあるため、会員が自主的に作成した樹名札を取り付けました。また、2年前から接木している数本の柿の枝の剪定や枝の誘引も行いました。
 休憩所東側のモウソウチク林の通路沿いに残っていたネザサを機械と手作業で刈り取りました。刈り取っていたものや木竹類も撤去しました。日当たりも良くなり、竹の生育も進むでしょう。
 ビオトープ池への導水管の竹が古くなり、漏水箇所があるため取り替えることにしました。前回の活動で切り出していたモウソウ竹の節抜きを行いました。長尺の竹材に端部から単管を差込み、重みを利用して節を抜いていきましたが、やはり単管が重く、内部の節を取りの除くのは難しく、繰り返しの作業となりました。これから流れ沿いに設置してある導水管の取替えを行っていきます。
 畑ではエンドウ豆とソラ豆の誘引ネット張りを行いました。畝の端に竹を立て、ネットを張り固定しました。タマネギは少し暖かくなってきたことで順調に生育しています。ジャガイモはまだ芽を地上に出していません。春キャベツはもう少し時間がかかるようです。イチゴは白い花を付けています。
 昼食はご飯に天ぷら、デザートはオレンジでした。ご飯は収穫して刻んだハクサイ入りでした。天ぷらは豚肉にシシャモ、小エビ、サツマイモ、カボチャ、タマネギ、ピーマン、ミツバ、収穫したシイタケ、長芋、セリ、ツクシでハクサイの塩もみ付きでした。青空の下での贅沢な食事でした。活動終了時のコーヒーブレイクには会員手作りのヨモギ団子のおはぎの差し入れがあり、美味しくいただくことが出来ました。



休憩所横の機械草刈り

水田の今年2回目の耕転

♪鹿背山のレシピ♪

 新しいメニューの開発ということで、今回はうなぎの蒲焼を使ったひつまぶしを作りました。高価なうなぎを使うため、なるべく節約を心がけましたが、それでも20人あまりを賄うため、かなりの量を購入しました。
 うなぎはフライパンに酒を加えて熱し、柔らかく蒸し焼きにします。錦糸たまごとのり、三つ葉を入れるとかなりの本格派に仕上がりました。たれとともに出来たてのご飯にまぶしていただきました。今回のメニューは参加者の評判も良かったようです。
 鹿背山では今年はタケノコが不作ですが、午後の活動時間に交代でタケノコ掘りに挑戦しました。おかげさまで、なんとか参加者全員に手土産にする程度の数を収穫することができました。


ひつまぶしはは若竹汁とともにいただきました。
ずらりとならんだタケノコの姿はやはり壮観です。

4月26日(土)の活動記録写真
ビオトープ池への導水管の取替え
苗床の不繊布の撤去
タマネギ畝の除草
柿の葉についた毛虫の除去
里山林の腐朽竹等を運び出す
参加者の記念写真

第109回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、坂本、菅野、高以良夫妻、西田夫妻、田淵、橋場、松永、松尾、宮園伸、山村、大坪、加藤、垣見、宮園敏、長尾でした。

お願い

・2014年度の年会費の納入がまだの方は出来るだけ早くお願いします。ボランティア保険の加入登録を行いますのでよろしく。
・活動の拡大や多種の活動への挑戦のために、新しい会員を募ります。知り合いの方で興味のある方に声掛けをお願いします。



(第120号 平成26年4月14日)

〜春の陽気を肌で感じての里山活動となる〜

種籾の播種と畑の手入れ、柿の接木ほかをする

 キンポウゲの黄色の花が咲く中で第109回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が4月26日(土)に21名の参加で行なわれました。畦路沿いほかの機械草刈りと水田の耕運機での耕転、ビオトープ池への導水管の取替え、苗床と畑、果樹木の手入れ、里山林の掃除ほかを行いました。初夏を感じる陽ざしで、いい汗をかく中での活動の1日でした。参加されました皆様ご苦労さまでした。

 畦路沿いや休憩所周辺、果樹園地の機械草刈りを行いました。事前に整備しておいた刈り払い機を5台使用して行いました。これから暖かくなるにつれて雑草が元気になってきますので、活動日ごとの作業になります。取り扱いに慣れてきた会員が多くなりましたが、事故のないように気をつけて作業してください。
 水田の今年2回目の耕転を行いました。前回の活動日に行いましたが、この1週間ほど降雨がなく、晴天が続いたことで、再度、行うことにしました。土の塊が解れて、柔らかくなりました。導水して、漏水ヶ所がないことを確認して、水を張り田植えに備えたいと思います。
 ビオトープ池への導水管の取替えを行いました。伐採して、節を抜いてあった長尺モウソウ竹を上流部から、順次取替えました。繋ぎ目の差込が難しく、一部水漏れがありますが終えることが出来ました。 苗床に播種した籾に被せてあった不繊布を取り除きました。籾が芽を出し、不綿布に絡まったものもありました。まだ幼芽が少し確認出来る程度ですが、日々生長するでしょう。
 畑ではタマネギ畝や周辺部の除草を行いました。タマネギは順調に生育して、早生種はタマネギ塊が顔を 覗かせています。エンドウ豆とソラ豆、イチゴは多くの花を付けています。ジャガイモは葉が約20cmに広がっています。収穫を楽しみにしましょう。 果樹園地の接木した柿(約1.5m)の葉に小さな毛虫が確認でき、新芽が食害されていることで、手作業で除去しました。薬剤散布が必要であれば、発生状況を見て行います。柑橘類やキウイ、ブルーベリー、梨、ビワには被害はありません。
 里山林の掃除を行いました。民間企業のCSR活動の場として、使用する3ヶ所のエリアの腐朽竹や落葉の撤去と足元の掃除を行いました。次回の活動日に最終の整備を行います。  昼食は「ひつまぶし」とすまし汁、甘夏でした。ひつまぶしは上に金糸卵に刻み海苔が載せてあり、本格的なものでした。すまし汁はタケノコにワカメ、カイワレ入りでした。新緑の里山での贅沢な昼食でした。

 里山林の整備をしました。伐採して仮置きしてあった竹を運び出して、広場まで下ろしました。枯れ竹になっていたため焼却処分としました。今年は寒さのためか、タケノコの出が遅いようで、今日の収穫は数本でした。これから暖かい日が続けば多く収穫できるでしょう。会員のタケノコ掘りは自由としますが、多くの方が旬の味を味わうことが出来るように、1日あたりの本数を制限して、節度を持って収穫を楽しんでください。
 昼食は菜の花入りご飯に唐揚げ、スパゲッティ、卵スープでした。菜の花は購入したものと会員が育てていたものを使用しました。唐揚げは前日から用意した物を2度揚げしました。スパゲッティはタマネギ入りで、卵スープは収穫したシイタケ入りでした。春の陽ざしを受けての食事は美味しくいただくことが出来ました。

苗床への手蒔きによる古代米種籾の播種

♪鹿背山のレシピ♪

 鳥のから揚げは、下ごしらえさえしておけば誰でも造作なく作れます。今回は下味ににんにく、しょうが入りをたっぷり加えておき、エスニック風に仕上げました。会員さんが頑張って一人で揚げてくれました。
 御飯は菜の花御飯。会員宅の菜の花と畑の横に咲いていた菜の花を塩茹でし、刻んで御飯に混ぜました。サラダはレタス、新玉ねぎ、トマト。スープはコンソメ味の卵スープ(鹿背山産のしいたけと三つ葉入り)でした。
 メインディッシュには朝掘り筍の刺身(ダッジオーブン蒸+しょうゆ掛け)を狙いました。低気温のためか、収穫は1本しか取れなかったので一人一切れどまりでした。筍は今年はまだ成長が遅いようです。


オーブン蒸しのタケノコは一本だけ。一人一切れほどでした。
菜の花ご飯、から揚げ、スパゲッティ、サラダ、コンソメスープ付き

第110回「鹿背山倶楽部活動」は5月10日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の整備と耕転、畑の手入れと植え付け、機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。連休明けです。活動に適した時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774−73−3407


4月活動作業予定

4月26日(土)は水田の整備と畑の手入れ、畦路沿いほかの機械草刈り、里山林の整備ほかを行います。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


4月12日(土)の活動記録写真

防護網の設置(這わせた竹と網を結束)
水田内の耕運機による耕転
畑での畝の耕転
果樹園地での柿の接木
里山林内の竹の運び出し
参加者の記念写真

109回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、大岩、杵島、児嶋、菅野、坂本、高以良夫妻、西村、田渕、西田夫妻、橋場、前田敏、松永(坂本さんの友達)、宮園敏、中川、大森、大坪、垣見、加藤、長尾でした。

お知らせ

4月1日の都市再生機構学研本部の組織改編に伴い、倶楽部事務局の連絡先を変更します。
 長尾(電話・FAX番号 0774−72−4608=自宅)



(第119−2号 平成26年3月24日)

春の陽ざしの里山での活動となる

苗床づくりと竹の節抜き、竹林の下草刈りほかをする

 ソメイヨシノの花芽が膨らむ中で第108回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が3月22日(土)に17名の参加で行なわれました。水田での苗床づくりと耕転、果樹木の手入れ、モウソウチク林の下草刈り、導水管として使用する竹の節抜き、エンドウ豆の誘引ネット張りほかを行いました。朝方はまだ冬の寒さでしたが、日が昇るにつれて春らしくなり、穏やかな里山での活動の1日でした。

 苗床づくりを行いました。水田の日当たりのいい一角で周囲に溝を掘り、土手を作って3列の苗床を整備しました。導水して水位の調整や表面の仕上げをして播種します。掘り起こしは数日前の降雨で水分を含んでいたため、足を取られ一苦労でした。導水のための水路も整備しました。今年は主に古代米の種籾を4月の活動日に播く予定です。
  果樹木の樹名札を取り付けました。柑橘類の種類や柿の品種が分かりにくく、雑草に埋もれる幼木もあるため、会員が自主的に作成した樹名札を取り付けました。また、2年前から接木している数本の柿の枝の剪定や枝の誘引も行いました。
 休憩所東側のモウソウチク林の通路沿いに残っていたネザサを機械と手作業で刈り取りました。刈り取っていたものや木竹類も撤去しました。日当たりも良くなり、竹の生育も進むでしょう。
 ビオトープ池への導水管の竹が古くなり、漏水箇所があるため取り替えることにしました。前回の活動で切り出していたモウソウ竹の節抜きを行いました。長尺の竹材に端部から単管を差込み、重みを利用して節を抜いていきましたが、やはり単管が重く、内部の節を取りの除くのは難しく、繰り返しの作業となりました。これから流れ沿いに設置してある導水管の取替えを行っていきます。
 畑ではエンドウ豆とソラ豆の誘引ネット張りを行いました。畝の端に竹を立て、ネットを張り固定しました。タマネギは少し暖かくなってきたことで順調に生育しています。ジャガイモはまだ芽を地上に出していません。春キャベツはもう少し時間がかかるようです。イチゴは白い花を付けています。
 昼食はご飯に天ぷら、デザートはオレンジでした。ご飯は収穫して刻んだハクサイ入りでした。天ぷらは豚肉にシシャモ、小エビ、サツマイモ、カボチャ、タマネギ、ピーマン、ミツバ、収穫したシイタケ、長芋、セリ、ツクシでハクサイの塩もみ付きでした。青空の下での贅沢な食事でした。活動終了時のコーヒーブレイクには会員手作りのヨモギ団子のおはぎの差し入れがあり、美味しくいただくことが出来ました。



苗床づくりの掘り取りと嵩上げ

イノシシ被害にあった水田の試し機械耕転

3月22日(土)の活動記録写真
接木した柿の手入れと誘引
モウソウチク林裾部のネザサの刈り取り
単管を使用して竹の節抜き
流れ沿いの導水管の手入れ
エンドウ豆の誘引ネット張り
参加者の記念写真

第108回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、杵島夫妻、児嶋、菅野、高以良、西田、田淵、前田敏、松尾、宮園伸、大森、加藤、垣見、新村、長尾でした。

お願い

・2014年度の年会費の納入がまだの方は出来るだけ早くお願いします。ボランティア保険の加入登録を行いますのでよろしく。
・活動の拡大や多種の活動への挑戦のために、新しい会員を募ります。知り合いの方で興味のある方に声掛けをお願いします。



(第119号 平成26年3月10日)

〜春が足踏みする里山での活動となる〜

2013年度の総会と懇親会を開催する

 水溜りにアカガエルの卵塊が姿を見せている中、第108回「鹿背山倶楽部活動」が3月8日(土)に20名の参加で行なわれました。午前中は里山林の整備と導水管の取替え、果樹木の施肥、長芋の植え付け準備ほかを行いました。午後は2013年度の総会と懇親会を開催しました。

 里山林内に伐採してあった竹や腐朽竹の搬出をしました。足場の悪いところもあり、下ろすのに数人で連携して行いました。搬出した竹は意外に多く、一部は保管して、焼却処分としました。また、手作業で下草や低木の刈り取りも行いました。
 ビオトープ池への導水管に使っている竹材が古くなり、一部に漏水箇所があったため、切り出しておいたモウソウ竹を寸法切りして節を抜き、継ぎ目を合わせて取替えました。これから全体を見直し、必要箇所を取替えていくことにします。
 果樹木への施肥と根元周りの除草を行いました。昨年はユズが少し収穫できましたが、他の柑橘類は収穫できるほどまで大きくは育ちませんでした。今年は収穫できるように管理していきたいと思います。
 長芋の植え付けの準備作業を行いました。土をほぐし、砂土を投入して、堆肥を混ぜて床づくりを行いました。地中の床回りに竹杭とビニールでモグラ除けを設けました。これから種芋を植えつけます。昨年は会員が精魂込めて生育管理をしたため、美味しいとろろをいただくことが出来ました。
 昼食は味噌煮込みうどんと市販のおにぎり、稲荷寿司でした。味噌煮込みうどんは鶏肉に豚肉、ニンジン、収穫したハクサイ、ミズナ、シイタケでした。

 午後は都市再生機構の会議室をお借りして、2013年度総会を開催しました。総会は出席者20名、委任状8名で会則第11条の総会成立条件を満たしました。提出議案は4件。第1号議案「2013年度活動報告と収支決算」、第2号議案「2013年度会計監査報告」、第3号議案「2014年度活動予定と予算計画」は提案どおり承認されました。第4号議案「2014年度の役員選出」は立候補者及び推薦者がなく議長一任となり、議長からの推薦者が承認され、無事に総会は終了しました。
 引き続き懇親会が食堂で開催されました。この1年の思い出や新年度の抱負、課題などを熱心に話しあいました。新しい会員の加入をどう進めるか、若い人たちの参加を促すイベント開催が必要ではないか、外部活動への積極的な取組みなど、いくつかの課題を共有することが出来ました。

2013年度総会を開催

第109回「鹿背山倶楽部活動」は4月12日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
里山林の整備、水田の整備と畦づくり、畑の手入れ、機械草刈りほかを行います。寒さも緩むでしょう。体調に気をつけて多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774−73−3407


3月活動作業予定

3月22日(土)は水田の整備と畦づくり、畑の手入れ、里山林の整備ほかを行います。寒さも少しは緩むでしょう。体調に気をつけて多くの方の参加をお願いします。


3月8日(土)の活動記録写真

里山林から竹の搬出
ビオトープ池への導水管の竹の取替え
果樹木の施肥と除草
長芋の植付けの準備
話が弾む懇親会
参加者の記念写真(里山活動)

第108回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、坂本、高以良夫妻、田渕、中尾、西田、橋場、前田敏、松尾、山村、大森、大坪、垣見、加藤、橋本、宮園敏、中川、長尾でした。



(第118−2号 平成26年2月24日)

日陰に雪が残る里山での活動となる

水田の整理とジャガイモの植え付け、竹の伐採ほかをする


 アカガエルの卵塊が見えはじめた中で第107回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が2月22日(土)に17名の参加で行なわれました。水田の倒れた稲の撤去とジャガイモの植え付け、竹の伐採と撤去ほかを行いました。2月8日の定期活動は降雪のために中止となりました。当日も斜面の一部に雪が残る中での活動でしたが、日中は比較的凌ぎ易い天候の下で活動した1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

 昨年イノシシに踏み倒された稲の撤去を行いました。踏まれて土に埋もれていた稲を1束ごとに掘り出して、鎌で刈り取り撤去しました。雪解け水が残る中での泥にまみれての作業でした。田植え準備の耕転までにもう2〜3回続ける必要がありそうです。
  昨年までは前年に収穫した籾を使用していましたが、劣化のためか、黒米は色づきがまばらで赤米は鮮やかな赤が出なくなりました。今年の種籾は黒米と赤米を購入することにしました。黒米種籾は約300g、赤米種籾を約200g購入する予定です。緑米とヒノヒカリ米の種籾は昨年収穫した籾を使用します。
 ジャガイモの植え付けを行いました。昨年収穫した後に施肥をして耕転した畝を整備して、キタアカリ5kg(90個)の植え付けを行いました。種芋が比較的小ぶりだったため、切らずに1個づつ、畝に溝を掘り、約30cm間隔で植えました。埋め戻した後は防寒対策で藁を被せ、風による飛散を防ぐためにビニール紐で抑えました。タマネギやエンドウ豆、ソラ豆は順調に生育しています。ハクサイとキャベツはもう少し収穫までには時間が必要のようです。イチゴはビニール防寒トンネルの中で花を咲かせています。
 里山林の整備を行いました。休憩所前の里山林も中腹より上まで伐採が進みました。ハチクが主に生育しています。竹馬の材料として、竹を切り出しました。直径4cm程度の、曲がりの少ない綺麗な竹を選び、 広場に搬出して、枝払いと利用できない部分の切り落としをしました。今年は「親子で竹馬づくり」のイベントを行う予定です。
 活動エリアでの林況調査を行いました。水田の横と駐車場の上部の植物の生育状況と整備の問題点などを調査しました。長年放置されていたため、倒竹や腐朽竹が多く、落葉が堆積していました。 竹林の整備は環境保全や里山景観形成に欠かすことの出来ない活動です。これからの整備の方策に役立てたいと思います。



イノシシに倒され、埋もれた稲の掘り出し

ここもイノシシに倒されていました

♪鹿背山のレシピ♪

 当日のレシピは鳥すき焼きとしました。昼食費は参加した会員から一人500円を徴収していますが、やはり牛肉は高い。また、雪模様の天気が災いし葉物野菜も高騰。というわけで節約を旨として、今回は鳥すき焼きとしたわけですが、そこは、やはり『すき焼き』。(不満が出ないように)牛肉と鶏肉の両方を使うことで、それなりのできに仕上がりました。
 工夫が必要なのは鶏肉。牛肉と比べ火が通りにくいため、鍋を始める前に、調味して火を通しておきます。こうすると、ほかの具材とちょうど良いタイミングで煮あがります。あとは、戸外での調理ということで 割り下を準備しました。これも味付けがスムーズに仕上がるコツです。こうしてできた鳥すき焼き。これからのレギュラーレシピの一品に加えられそうです。


すき焼きは鍋料理。なので平鍋で作りました。
この分量で6人前。ご飯はうどんで代用。

2月22日(土)の活動記録写真

ジャガイモ畝の整備と植え付け
植え付け後に防寒の藁を被せる
竹馬用の竹の切り出し
参加者の記念写真

第107回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者  

和泉夫妻、児嶋、坂本、菅野、西田夫妻、田淵、橋場、前田敏、松尾、宮園伸、大森、加藤、長尾でした。

お知らせ

3月8日(土)に2013年度鹿背山倶楽部総会と懇親会を開催します。(午前中は現地で活動をします)。多忙とは思いますが、多くの方の出席をお願いします。出席出来ない方は委任状を提出してください。



(第117−2号 平成26年1月27日)

冬が一休みした穏やかな里山での活動となる

モウソウ竹林の整備とジャガイモの植え付け準備ほかをする


 ヤブランの艶やかな青紫色の実がみのる中で第106回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が1月25日(土)に13名の参加で行なわれました。モウソウ竹林の整備と春植え野菜の植え付けの準備、導水管取替えの竹の切り出しを行ないました。穏やかな天気に恵まれた活動の1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

 モウソウ竹林の整備を行いました。低木や草本類の刈り取りを行いました。タケノコの収穫のために間伐は行ってきましたが、林内の一斉整備は今回が初めてでした。良好な竹林の再生のために欠かすことの出来ない作業です。斜面が急なため足場を確認して、お互いに声を掛け会い、事故のないように注意しながら行いました。アラカシとクヌギの大径木や落葉樹の一部は里山景観保持のために残しました。低木の太めのものはノコギリで、ネザサや細めの低木類には剪定バサミや刈り込みバサミ、鎌、長鉈を使用しました。刈り取った木枝は腐朽竹や枯葉と共に休憩所広場に搬出して焼却しました。竹林らしくなり、林内も明るく綺麗になりました。タケノコの収穫が楽しみです。
 ビオトープ池への竹の導水管が古くなり、一部で水漏れがあったため、取り替えることにしました。伐採場所は少し山の奥のところでしたが、比較的大き目のモウソウ竹を選んで伐採し、使用できる径の部分を切り取って搬出しました。しばらく保管してから、節を抜いて取替えを行います。
 畑ではジャガイモの植え付け準備の畝づくりを行いました。連作の障害がないように場所を選び、堆肥を施して耕運機で耕転し、鍬で畝づくりを行いました。次回の活動日に植え付けを行う予定です。また、春植え野菜の畝も合わせて準備しました。タマネギ、エンドウ豆、ソラ豆、イチゴは寒さに耐えているようで、見た目には生長がありません。ミズナとハクサイ、キャベツは順調に生育しています。
 昼食はピラフに豚汁でした。ピラフはベーコンにそぼろ風タマゴ、コーン、青菜入りでした。豚汁は豚肉に収穫したダイコン、ハクサイ、ニンジン、コンニャク、豆腐、シメジ、ネギ入りでした。この時 期の暖かい食事は疲れた体を癒してくれました。終了時にはコーヒーに三笠、かりんとう、ビスケット、ミカンが用意されていました。食事担当班の心のこもった「おもてなし」でした。感謝。



休憩所横の急斜面での下草刈り

林内の下草刈り

♪鹿背山のレシピ♪

 このところ活用している「おばあちゃんの炊飯」の技術は安定しており、いい感じでご飯が仕上がります。次は、いろんなタイプのご飯に挑戦です。今回は混ぜ込み式のピラフに挑戦しました。ベーコンとスイートコーン、炒り卵、青菜を炒めて白ご飯に混ぜ込みました。具材はそれなりにオイルや塩味をつけて炒めましたが、ご飯に混ぜ込むとやはり味は少し薄めでした。感想を聞いて回りましたが、ちょうどいいという意見と、薄味すぎるという意見とが。ただ、コショウはもう少し利かせても良かったようです。
  汁は豚汁でしたが、ピラフはもう少し味が濃くてもよかったと思います。混ぜ込みではオイルコーティングがなかなか難しいと思いました。フライパンを使わずに、どうご飯にオイルをコーティングをするか。 まだ正解はつかんでいません。今年のチャレンジすべき課題の一つです。


混ぜ込み式のピラフはちょうどの分量でした
ピラフには刻みネギを散らし、豚汁とともに
1月25日(土)の活動記録写真
刈り取った低木や笹類を仮置き
下草刈り作業後の林内
休憩所横の急斜面も綺麗になる
竹導水管用のモウソウ竹の伐採
春植え野菜植え付け準備の畝づくり
参加者の記念写真

第106回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者  

和泉夫妻、児嶋、坂本、菅野、西田、田淵、前田敏、松尾、宮園伸、大森、垣見、長尾でした。

お知らせ

3月8日(土)の定期活動日に2013年度の総会と懇親会を開催します。詳細については後日お知らせします。万事都合をつけて、多くの方の参加をお願いします。




(第117号 平成26年1月13日)

〜穏やかな初春の里山での活動となる〜

初詣と水田と竹林の整備、どんど焼きほかをする


 赤いフユイチゴの実がまだ残る中で第106回「鹿背山倶楽部活動」が1月11日(土)に20名の参加で行なわれました。恒例の恵比寿神社への初詣とイノシシ被害に遭った水田の整備、竹林の整備、どんど焼きほかを行いました。農始めの朝は里山一面に霜が降り、厳しい寒さでしたが、日中は穏やかな1日でした。今年も鹿背山の里山での農生活を楽しみましょう。

 今年の活動の安全と豊作を願い恒例の恵比寿神社への初詣をしました。昨年の最後の活動日に参道の整備をしていたことで、倒竹や雑草は少なくなっていましたが、ぬかるんでいた箇所があり、足元を注意しながらの歩行となりました。約20分で恵比寿神社に到着。全員がそれぞれの思いで祈願参拝しました。記念写真を撮影後、同じ参道を帰りました。今年はフユイチゴの赤い実がまだ多くあります。落葉を踏む足音を聞きながら、野鳥の涼やかな鳴き声を耳にして、爽やかな気分となった初詣でした。
 水田の清掃整備を行いました。イノシシ被害に遭い、倒された稲が土に埋もれていました。田返しに支障を来たさないよう、残っている稲を刈り取り、土の中から埋もれた稲を引き出して、鎌で取り除きました。水田内の水はけが悪く、足元に注意しながら、手元は泥に塗れての作業となりました。これからも行う必要がありそうです。水路の溝掘りと水はけをよくする作業も行いました。
 里山林の整備を行いました。腐朽したモウソウチクを休憩所広場まで下ろし焼却処分としました。また、伐採してあったモウソウチクを使用して腐葉土を作る枠を組み立てました。畑ではハクサイが葉を巻き始めています。キャベツやタマネギ、ミズナ、イチゴ、エンドウ豆、ソラ豆、遅く植えたダイコンも、それぞれが寒さに耐えて順調に生育しています。収穫を楽しみにしましょう。今のところ、イノシシの進入は防げているようです。
 午後には小正月の火祭り行事「どんど焼き」を行いました。正月の松飾りやしめ縄などを家々から持ち寄り、燃やす日本の伝統行事です。

 3本の竹で枠を作り、中心に竹枝を立てました。その中に乾いた竹や稲わらを円錐状に立ち上げ、持ち寄った松飾り材やしめ縄、お札をおきました。始めは白い煙が立ち上り、次第に勢いよく 火が登り、燃えはじめました。
  昼食は祝い膳の雑煮に豚肉鍋、混ぜご飯でした。雑煮は焼いた切り餅にミズナ、収穫したダイコン、2種の蒲鉾入りの醤油味でした。 豚肉鍋はごま油で味付けした豚バラ肉に会員提供のハクサイ、エノ キで隠し味は生姜でした。混ぜご飯の具はシャケとジャコ、カイワレでした。穏やかな里山で祝い膳を満喫することが出来ました。また、終了時には暖かいぜんざいとオレンジをいただきました。

恵比寿神社で安全と豊作を願う

♪鹿背山のレシピ♪

例年、農始めには雑煮を作りますが、今年は具材を少なくし、出汁と餅にこだわった雑煮を作りました。昆布と煮干で出汁を作り、炭火で焼いた餅を入れました。薄味のしっかりした雑煮でした。豚バラ肉なべと混ぜ 込みご飯の取り合わせもまずまずだったように感じました。


お正月の3点メニューでした。
雑煮には炭で焼いた餅が最高です。

第107回「鹿背山倶楽部活動」は2月8日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
里山林の整備、水田の整備と畦づくり、畑の手入れほかを行います。厳しく寒さも続きます。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします 。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774−73−3407


1月活動作業予定

1月25日(土)は水田の整備と畦づくり、畑の手入れ、里山林の整備ほかを行います。まだ寒さが続きます。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

1月11日(土)の活動記録写真

野鳥の声を耳にして参道を歩く
陽光を浴びて、祝い膳に舌づつみ
水田内の水路づくり
倒された稲を掘り出して、鎌で刈り取る
組み立てた「どんど焼き」
門松を囲んで参加者の記念写真

第106回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、坂本、菅野、高以良夫妻、田渕、西田、橋場、福崎、前田敏、松尾、宮園伸、山村、大森、垣見、加藤、宮園敏、中川、長尾でした。