(第104-2号 平成24年12月27日)

師走の寒い里山での活動となる

初詣の参道の整備と休憩所内の整備ほかをする


ツバキのつぼみが膨らむ中で第93回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が12月23日(日)に14名の参加で行なわれました。初詣に通る参道の整備と休憩所内外の整頓と掃除、畑の手入れ、 門松づくりほかを行いました。前日の自主活動日が雨予報だったため、1日延期して行いました。今年最後の活動日でしたので、午前中で活動を終えました。参加された皆様ご苦労さまでした。

恒例の恵比寿神社への初詣に通る参道の整備を行いました。生い茂る笹や雑草を機械草刈り機と手作業で刈り取りました。笹は人の丈ほどもありました。傾斜地で足元が見えないところもあり、 慎重に行いました。雨上がりで足元が悪くぬかるんでいたため、手作業の雑草刈りや倒伏して通る妨げとなっていた木や竹の除去も一苦労でした。約1時間で参道の整備を終えることが出来ました。

休憩所内の整頓と掃除を行いました。椅子や机を外に出して、収納ロッカーのスコップや鋤などの備品や食器棚の食器類を整頓し、不要なものやゴミは焼却処分して、床部を掃除しました。 物置きとして使っている小屋のテントシートが傷んでいたことで取替えを行いました。天端の梁竹とシートを取り外して、切り出した竹に新しいシートとロープを取り付け、 固定して設置しました。これで収納している刈り払い機や発電機などは雨に濡れることはないでしょう。
 畑ではタマネギ苗や播種したエンドウ豆、ソラ豆も芽を出し順調に生育しています。施肥と防寒の藁被せを行いました。また、会員の友人からいただいた大麦の種籾の播種を行いました。

生い茂る笹を刈り取る
刈り払い機で笹や雑草を刈る

畝を均し2列の筋蒔きとしました。ダイコンは農始めの時の雑煮のために数本を残し、収穫をして参加者の手土産としました。
 新しい年を迎える門松づくりを行いました。保管してあった径40cm、高さ50cmほどの壷に川砂を入れ、切り出した青竹を3本、約1,5mの高さで先端を斜め切りにして立て、紅白の葉ボタンと笹を添え、壷の周りは割り竹で囲いました。
 来年の種籾を採取しました。脱穀後の稲藁から残っていた稲穂を手作業で摘み取りました。ヒノヒカリ米と黒米と緑米は約500g収穫できましたが、赤米は約100gでした。赤米は種籾を追加して購入する予定です。黒米と緑米はもち米です。来年は多く栽培しましょう。


12月23日(日)活動記録写真
長尺釜で雑草を刈る
小屋のシートの張替え
タマネギ苗に施肥と防寒藁を被せる
大麦の種籾の2列播種
門松の竹の先端の斜め切り
参加者の記念写真

第92回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、児嶋、中尾、西田夫妻、橋場、前田敏、宮園伸、大森、垣見、新村、前田良、大坪、長尾でした。


来年も自然豊かな鹿背山の里山で楽しく、いい汗をかき、語り会いましょう

鹿背山倶楽部会長 長尾輝治



(第104号 平成24年12月10日)

~大雪過ぎて寒い里山での活動となる~

恒例の餅つき大会と忘年会を開催する


里山に冬鳥のジョウビタキが訪れた中で第93回「鹿背山倶楽部活動」が12月8日(土)に42名の参加で行なわれました。午前は里山で餅つき、午後は都市再生機構の食堂をお借りして忘年会を開催しました。午前は降雨が心配されましたが、冬晴れの里山では楽しい活動ができ、午後は上手い料理に舌鼓を打ちながら談笑の時を過ごしました。参加された皆様ご苦労さまでした。

午前は恒例の餅つき大会を行いました。前日の夕方から会員6名でもち米の洗いを行い、水に浸しておきました。今年は購入したもち米30kgと精米した黒米(もち米)約10kgを準備しました。また道具一式を確認して、せいろや杵を補修し、不足していたもち米入れやビニール袋を購入しました。

 当日はまず餅つきの準備。かまどで湯を沸かし、せいろにもち米をいれて中心部をあけ、3段重ねで蒸しを行いました。保管してあった石臼と台を広場に据え、石臼と杵を温めます。蒸しあがったもち米を臼に入れ、つき自慢と手返し自慢が、威勢よく掛け声を里山に響かせながら餅つきを行ないました。子供達や体験する機会の少ない都会生活の男女も視線を気にしながらも、楽しく餅つきを楽しみました。つきあがった餅はあん餅やきな粉餅、ダイコンおろし餅、納豆餅などで美味しくいただきました。また、会員が事前に里山で摘み、蒸して作ったヨモギを入れたヨモギ餅やサクラエビを入れた紅餅を作りました。20臼ほどをつきました。

 昼過ぎに天気が急変し、風も強くなり降雨が心配されましたが、幸い雨に降られることもなく今年の餅つきを終えることが出来ました。つきあがった餅は参加者の家庭への手土産としました。
 午後は場所を変えて、忘年会を開催しました。料理は会員が前夜に仕込んだおでんと鍋物でアルコール類を片手に2時間余りを今年の思い出や来年の思いを熱く語り会いました。


おでんはわが倶楽部(食育班)の自慢料理です。具の種類も多く、味も最高です。鍋物は寄せ鍋とモツ鍋、収穫したジャガイモを使用したポテトサラダ、会員差し入れの冬瓜の漬物、干し柿とダイコンの酢の物ほかでした。話も盛り上がり、尽きることがない時間でしたが、帰途の安全を確認しての解散としました。
 今年の前半は天候に悩まされました。活動日は雨が多く、延期した日や蒸し暑い日、夏季の猛暑も続きました。台風の被害で稲が倒れたり、イノシシ被害にも会い、稲刈りを2週間ほど早めましたが、実りが充分でなく古代米の色づきが悪かったようです。来年は田植えを5月後半に行いたいと思います。反面、野菜の肥育はよく、収穫を楽しむことが出来ました。来年も頑張りましょう。

快い杵音が里山に響く

第94回「鹿背山倶楽部活動」は1月12日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
恒例の恵比寿神社への初詣で豊作と安全祈願、活動地域と休憩所周辺の整備、掃除ほかを行ないます。昼食は雑煮で農始めを祝います。今冬は厳しい寒さになるとの予報です。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407


12月活動作業予定

12月22日(土)は恵比寿神社への山路の草刈り、畑の手入れ、休憩所内外の整備と清掃ほかを行います。寒さ厳しい時期です。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

12月8日(土)の活動記録写真
つき始める前に石臼に湯を入れて暖める
火を調整して蒸篭の蒸しあがりを待つ
子供も大人の指導で楽しく餅つき体験
上手くまるめたよ!
鍋料理を囲んで楽しく語り合う
参加者の記念写真

第93回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、大道、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、中尾、中野、長尾能(子供3人)、西田夫妻、二宮佳(子供3人)、橋場、福崎、前田敏、松尾、宮園、山村、大森、垣見、広瀬、前田良、大坪、加藤、橋本、宮園敏、菅田グループ(市川、北出、子供5人)、長尾でした。



(第103-2号 平成24年11月27日)

秋の彩が深まる里山での活動となる

畑の防護柵の補強と竹の切り出しほかをする


紅葉が美しい景観を醸し出す中で第92回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が11月24日(土)に16名の参加で行なわれました。イノシシの被害を受けた畑の手直しと竹の切り出し、 畦路沿いの機械草刈りほかを行いました。晴天に恵まれた里山で、楽しくいい汗を掻いた1日でした。

予想もしていなかった畑でのイノシシ被害にあいました。周囲を防護柵で囲っていましたが、網の下を掘り起こして進入した痕跡があり ました。前回の活動日に移植したタマネギ苗畝や播種したソラ豆とエンドウ豆畝の一部が掘り返されていました。防護柵の補強は地面に竹串を差込み、 網とナイロン紐で結束し、長尺の竹を這わせて、杭に固定しました。これで網が破られない限り進入されることはないでしょう。
 荒らされた畝の手入れと植え直しを行い、会員から提供されたタマネギ苗とエンドウ豆苗の植え付けも行いました。  

タマネギ畝は防寒のために稲藁を被せ、飛ばないように両側に割り竹を差し込んで麻紐で固定しました。ダイコンは順調に生育しています。一部を収穫して、昼食の食材と参加者の手土産としました。来春の収穫に向けて、アスパラガスの手入れも行いました。
 里山林の下草刈りと竹の切り出しを行いました。木漏れ陽が差し込む明るい雑木林となってきましたが、引き続き下草の管理も欠かすことの出来ない作業です。急斜面地もあり、足元に注意して行いました。切り出した竹は畑の防護柵の補強材として使用し、切り落とした使用しない部分と廃棄竹の焼却も行いました。

イノシシに掘り起こされたタマネギ畝と手直し
防護柵の網と竹串の結束作業

畦路沿いの機械草刈りを行いました。今年は作付けをしなかった水田の周りの雑草を刈り取りました。水田内も雑草が繁茂して枯れていますが、雨水が一部溜まっているため、今冬の晴れが続いた日の後に機械草刈りを行い、耕運機で耕転したいと思います。
 昼食は牛肉シチューにむかごご飯、ダイコン酢の物、ニラとヒラタケの炒め物でした。シチューは牛肉にジャガイモ、ニンジン、タマネギ、それに収穫したシイタケとサトイモでした。むかごご飯は古代米(主に黒米)を加え、塩味がきいて普通食とは違う食感を味わいました。ダイコンの酢の物はニンジンと細切り干し柿(会員提供)入りで、収穫したユズの香りが好評でした。


♪鹿背山のレシピ♪

季節の食材ムカゴ(ヤマイモの実)が入手できましたので、むかごご飯を作りました。クックパッドを参考に黒米、ショウガ、酒、塩を加えて、いつもの「おばあちゃんのご飯炊き」でうまく作れました。 特に黒米を少々加えることで、色つやも味もぐっと本格的に仕上がります。ただムカゴが少し小粒でした。やはりご飯に混ぜ込むには大粒のムカゴがよいようです。ビーフシチューとの相性も良かったと思います。


ショウガを加えるとむかごご飯の風味も増す
シチューはビーフ味、ニラ炒めに酢の物も少々

11月24日(土)活動記録写真
タマネギ苗の植え付け
エンドウ豆苗の植え付け
タマネギ苗の手直しをして、稲藁で被う
急斜面地での下草刈り
水田横の畦部の機械草刈り
参加者の記念写真

第92回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、菅野、関、高以良夫妻、中野、西田夫妻、橋場、松尾、宮園伸、大森、橋本、宮園敏、前田良、長尾でした。


お知らせ

12月8日(土)の定期活動日は恒例の餅つき大会と忘年会を開催いたします。
 餅つき大会は午前9:00から活動地の休憩所広場で行います。早く来ることができる方は準備のお手伝いをお願いします。子供さんの参加大歓迎です。
 忘年会は午後3:00から準備の買出しや仕込みを行い、5:00から2時間の予定です。場所は学研本部の食堂(1階)をお借りして行います。会費は2000円(女性は1000円)です。 アルコールを飲酒される方は公共交通機関(又は徒歩)でお集まり下さい。飲酒運転厳禁ですのでよろしく。



(第103号 平成24年11月13日)

~爽やかな秋空の里山での活動となる~

脱穀と籾摺り、タマネギの植え付けほかをする


里山に山柿の実が映える中で第92回「鹿背山倶楽部活動」が11月10日(土)に23名の参加で行なわれました。脱穀と籾摺り、タマネギ苗の植え付けほかを行ないました。前日は時雨がありましたが、当日は雨に降られることもなく、秋晴れの里山で活動が出来た1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

秋の収穫の楽しみでもある古代米ほかの脱穀と籾摺りを行いました。地元の方に協力いただき、自走式の脱穀機を水田の横に据付け、稲架から稲束を運び、量の多いヒノヒカリ米、黒米、赤米、緑米の順で地元の方の指導で行いました。脱穀機からは籾が勢いよく袋の中に出てきました。籾が取り除かれた稲藁は会員が手渡しで運び、ストックするシートの上に積み重ねました。古代米の稲藁の一部は稲架に架けて乾燥させることにしました。籾の状態でヒノヒカリ米は3袋、黒米は2.5袋、赤米は0.5袋、緑米は3袋の収穫でした。
 午後から籾摺りを行いました。休憩所に保管してあった籾摺機を4~5人で担いで、広場まで運びましたが意外に重く、足元に注意しながら、掛け声を掛けて運びました。動力機と籾摺機を平ベルトで連結する調整作業をして固定しました。籾投入受け皿部に箕で小分けして入れました。始めは調子が悪く、何度か詰まり、ストップしてしまいましたが、調整しながら行いました。玄米の一部が繰り返し籾摺されて出来上がるようで、受け皿部に戻って来る構造のようです。
 台風での倒伏やイノシシの出現もあり稲刈り時期を決めてしまいましたが、少し早かったようで、ヒノヒカリ米は薄緑色したものや黒米では茶色のもの、赤米では薄茶のものが混じっていました。玄米でヒノヒカリ米は2.5袋、黒米は1.5袋、赤米は0.4袋、緑米は2袋でした。今年は昨年より多く収穫することが出来ました。後日、皆さんに配布します。


 畑ではタマネギ苗の植え付けを行いました。「OP黄(中晩生)」品種で30cmほどの苗を100本購入し、約20cm間隔で2列植えとしました。また、会員が平日にサラダ用の赤紫品種を50本植え付けました。播種したタマネギは約10cmに生長しています。もう少し育てて、間引きを行います。オクラは種子採取のために刈り取り、乾燥させます。ナスは撤去しました。ダイコンは順調に生育しています。次回の活動日に収穫する予定です。これから畝を整備してソラ豆とエンドウ豆の播種を行います。
 昼食はシャケご飯にイモ煮汁、ショウガのチップス、デザートは差し入れの柿でした。

水田の横に自走式脱穀機を据えての脱穀

イモ煮は牛肉に収穫したサトイモ、ネギ、ダイコン、マイタケ、シメジ、コンニャクでした。サトイモは会員が事前に掘り起こし、水洗いをして、手製の皮むき器を作り準備したものでした。ご苦労さまでした。晴れた、爽やかな秋空の里山での食事は贅沢の極みです。


♪鹿背山のレシピ♪

晴れ渡った秋空の下。里山の木々も色づき始めました。東北地区では秋の収穫の後は、戸外での芋煮を楽しみます。四国各地でも川原で鍋を囲む芋煮(いもだき)は人気があります。今年は鹿背山倶楽部でも、会員が植えたサトイモが立派に成長したので、取れたてのサトイモで芋煮会を楽しむことができました。

作業お疲れ様でした。稲の脱穀の合間の昼食は紅葉を楽しみながらの芋煮会となりました
サトイモは湿地で生長しました。専用の道具で芋こぎをして皮を取りました。芋煮の材料の数々
芋煮としゃけご飯のメニューでした
会員差し入れの新ショウガをチップスにしました

第93回「鹿背山倶楽部活動」は12月8日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
恒例の餅つき大会と忘年会(開催場所は後日連絡します)を開催します。餅つき大会は子供さんの参加大歓迎です。寒くなります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407


11月活動作業予定

11月24日(土)は畦路周辺ほかの機械草刈り、畑の手入れ、竹の伐採、休憩所の整備ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。

11月10日(土)の活動記録写真
水田周りの防護柵を撤去し、網を丸めて保管
地元の方の協力で自走式脱穀機を運ぶ
動力機と籾摺機を連動させる調整
会員が見守る中で籾摺機も順調に動く
タマネギの植え付け
収穫した玄米袋を前にして参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ノコンギク
キク科 野や里山の裾野に咲く多年草。葉は両面に微毛があり、ざらざらしている。頭花は淡い青紫色である。

第92回「鹿背山倶楽部活動」参加者

脱穀と籾摺りを指導いただいた富永勝さん、富永禎一さん、富永勉さんに和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、関、西田夫妻、橋場、松尾、山村、大森、垣見、新村、広瀬、前田良、加藤、中川、宮園敏、長尾でした。



(第102-2号 平成24年10月29日)

快い秋晴れの里山での活動となる

赤米と緑米の稲刈りとサツマイモの収穫ほかをする


白いヒメジョオンが咲く中で第91回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が10月27日(土)に16名の参加で行なわれました。今年2回目の稲刈りとサツマイモの収穫ほかを行いました。里山活動に適した時期で、楽しくいい汗を掻いた1日でした。

残っていた赤米と緑米の稲刈りを行いました。前回の活動日では成熟が充分でなく、2週 間遅らせて行いました。先日の台風やイノシシの進入で稲が一部倒れていました。倒れていないもの、傾いているものから刈り取り、 束ねて稲架掛けを行いました。稲架は前回にも組み立てていましたが、足りずに急遽追加して組み立てました。

倒れている稲は手前から順次作業しましたが、泥にまみれてしまっており、小川で水洗いをして、果樹園地内のキウイ棚の空いていた部分に稲架掛けしました。脱穀と籾すりは11月10日(土)の定期活動日に行う予定です。
 サツマイモの収穫を行いました。紅あずまと安納の2品種を植え付けていましたが、2割程が根付かずに枯れてしまいました。しかし、 その後は両品種共によく育ち、大きなイモが収穫できました。紅あずまは薄い赤紫色。安納は初めて栽培しましたが肌色に少 しピンクがかった色をしていました。収穫後の畝には苦土石灰を施し、耕転して次の植え付けに備えました。

緑米の稲刈り(中央部はイノシシが踏み倒した)
赤米と緑米の稲の束ね作業

エンドウ豆とオタフク豆を栽培します。
 タマネギは発芽して、約5cmになっています。今年はサラダ用の紫色のタマネギを播種しました。収穫が楽しみです。ナスも収穫し、昼食の食材としました。
  昼食は収穫したサツマイモ入りご飯に豚汁、野菜てんぷら、デザートは地元の農園から差し入れの柿でした。豚汁は豚肉にハクサイ、ダイコン、ゴボウ、ニンジン、シメジ、マイタケ、コンニャクでした。野菜てんぷらはカボチャに収穫したナスとサツマイモでした。揚げ方は玄人裸足で衣の感触がぱりぱりで美味しくいただきました。久しぶりに陽当たり場での食事となりました。

♪鹿背山のレシピ♪

収穫を迎えた鹿背山産の大ぶりのサツマイモがおいしそうでした。芋ご飯にして豚汁と一緒にいただきました。サツマイモはナス、カボチャとともに野菜てんぷらでもいただきました。塩とソースでおいしくいただくことができました。

野菜てんぷらは低い温度でもカラッと揚がるのでアウトドア向きです。
本日のメニュー。芋ご飯、豚汁、野菜てんぷら、デザートの柿。
デザートの柿。果実が絞まって甘みがあります。
外気はひんやりと涼しくなりました。日向で昼食。

10月27日(土)活動記録写真
緑米の稲架掛け
倒された稲を小川で水洗い
サツマイモの収穫(紅あづま品種)
掘り出した安納品種
収穫後の畝の整備
参加者の記念写真

第91回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、大道、児嶋、関、中野、西田夫妻、橋場、前田敏、宮園伸、大森、加藤、垣見、橋本、宮園敏、長尾でした。



(第102号 平成24年10月15日)

~暑さも去り、秋晴れの里山での活動となる~

稲刈りとサツマイモの収穫、畑の手入れほかをする


ガマズミの赤い実が映える中で第91回「鹿背山倶楽部活動」が10月13日(土)に25名の参加で行なわれました。楽しみにしていた稲刈りとサツマイモの収穫、秋植え野菜の準備ほかを行いました。雨に降られることもなく、清々しい秋晴れの里山で活動した1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。

黒米とヒノヒカリ米の稲刈りを行いました。先日の台風で稲の一部が倒れていましたが、生育は良く、穂が大きく垂れ下がっていました。2日前の降雨で少し濡れたものもありました。水田内の水抜きは会員が2週間前からこまめに対処していましたので、足を取られる部分もありましたが、楽しく行うことが出来ました。稲刈りも慣れた者が多くなりました。刈り取った稲は径10cmほどにまとめてナイロン紐で結びました。稲架作りは水田横の里山林から竹を切り出し、枝払いをして、支柱用と横竹用に加工しました。支柱は3本の竹を束ねて紐で結び、組み立てて3~5m間隔に配置して横竹を載せて結束固定しました。稲架掛けは黒米束とヒノヒカリ米束が混ざることのないように少し間隔を開けて掛けました。赤米と緑米は成熟が遅れているために次回の活動日(27日)に稲刈りを行う予定です。次回までのイノシシ被害防止対策として、防護柵の見直しを行い、杭の中間の防護網の裾を差し込んだ竹串と紐で結びました。進入されることはないでしょう。
 サツマイモの収穫を行いました。今年は安納品種と紅あずま品種の2種を植え付けました。今回は紅あずま品種の一部の収穫を行いましたが生育が良く、径約10cmで長さ約20cmのものも収穫できました。次回の活動日には残りの収穫を行います。オクラとオオバ、シソ、ゴーヤは撤去して、畝は秋植え野菜の準備の耕転をしました。タマネギ、ソラ豆、エンドウ豆の植え付けを行います。ナスは収穫し、昼食の食材として味わいました。播種したニンジンとタマネギは発芽が悪く、苗を購入する予定です。
 シイタケの収穫を行いました。収穫本数は少なかったようですが、径約15cmのものが10本ほどありました。これからしばらくは収穫を楽しむことが出来るでしょう。


 昼食は栗ご飯に豚汁、麻婆豆腐でデザートは差し入れの柿でした。栗ご飯は休憩所前の山栗の木から収穫した栗を会員の奥様が事前に茹でて、 硬皮と渋皮を取ったものを使用しました。豚汁は豚肉に豆腐、ハクサイ、白ネギ、シメジ、コンニャク、収穫したシイタケとサツマイモでした。麻婆豆腐はヒキ肉にタマネギ、ナス、豆腐、会 員差し入れの冬瓜でした。
 柿は近くの柿栽培農家からいただいた西村早生品種で渋柿も混じってはいましたが、甘味も、適度な硬さもあり美味しくいただくことが出来ました。ありがとうございました。

快い秋の陽ざしを受けての稲刈り

♪鹿背山のレシピ♪

実りの秋もいまたけなわ。鹿背山倶楽部の食卓にも地産地消のさまざまな食材がにぎわいを見せてくれました。栗ご飯の栗は倶楽部の入り口付近の木から収穫したもの。少量のショウガとともに炊き込むと、ほんのりとした甘さが口の中に広がります。サツマイモは豚汁の中で自己PRをしています。今年最後の収穫となった秋ナスと大判シイタケは麻婆豆腐のアクセントとなりました。そしてなによりの味はデザートに出された鹿背山産の柿。ボリュームたっぷりの昼食の後も「デザートは別腹」とばかり、みんな夢中でかぶりついていました。

おおぶりのサツマイモ。中にはまだ株分かれしていないものもありました。
差し入れの地元産鹿背山柿。デザートでいただき、残りは手土産となりました。
今回のメニュー一式。栗ご飯、豚汁、麻婆豆腐、デザートの柿でした。
涼しくなったとはいえ、日中での作業のあとは木陰での昼食が正解でした。

第92回「鹿背山倶楽部活動」は11月10日(土)です。

現地集合は10:00です( 学研本部集合は9:30とします)。
脱穀と籾摺り、畦路沿いや休憩所周辺の機械草刈り、秋野菜苗の植え付けと播種、竹の伐採ほかを行います。里山活動に適した時期です。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407


10月活動作業予定

10月27日(土)は赤米と緑米の稲刈り、サツマイモの収穫、畦路周辺ほかの機械草刈り、竹の伐採ほかを行います。里山活動に適した時期です。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。

10月13日(土)の活動記録写真
刈った稲を束ねる
稲架用の竹材の加工
刈り取った跡地で稲架の組み立て
束ねた稲を稲架に掛ける
大きいぞ!サツマイモの収穫
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

フジバカマ
キク科 日本には奈良時代に渡来したとされる多年草。葉の表面は濃い緑色で光沢があり、やや硬い。縁には鋸歯がある。花は淡紅紫色で枝の先に多数咲く。乾燥すると香気がある。秋の七草の一つである。

第91回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、土井、中野、西田夫妻、橋場、福崎、前田敏、松尾、宮園伸、山村、大森、新村、前田良、大坪、加藤、橋本、中川、宮園、長尾でした。


(第101-2号 平成24年9月24日)

~秋の足音を肌で感じての活動となる~

 防護網の設置と秋野菜の手入れ、竹の切り出しほかをする

紅色のマンジュシャゲが咲く中で第90回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が9月22日(土)に16名の参加で行なわれました。水田と畑の周りの防護柵の設置と秋野菜の手入れ、竹の切り出しほかを行ないました。残暑が少し残る中での里山での活動の1日でした。参加された皆様、ご苦労さまでした。

稲の穂が実り、緑米の黒紫色の穂が秋の里山の彩りを醸し出しています。黒米とヒノヒカリ米の穂は頭が垂れ下がり、実りが実感できます。赤米と緑米は少し遅れているようで、まだ穂は下垂していませんが分桔数も多く、収穫が楽しみです。獣害対策として水田周りの防護柵の設置を行いました。まず杭周りの雑草を刈り払い機で除草し、これまでの活動で約1.5m間隔で打ち込んでいた竹杭に防護網を取り付ける作業を行いました。保管してあった防護網を水田横に運び、出入り口を2ヶ所設け、竹杭に天場と裾の部分を紐で結びました。昨年は防護が甘く、イノシシに網の下から潜り入られて被害を受けましたので、今年は再度見直して、厳重に対策を取りたいと思います。
畑では秋野菜の手入れと防護柵の取替えを行いました。

播種したダイコンが幼芽を出してきましたが、一部食害を受けていることから、薄めの農薬散布を行いました。ニンジンとタマネギはこれからのようです。タマネギの植え付けの準備として、畝に苦土石灰を施して耕転しました。サツマイモはよく茂り、畝をはみ出して順調に生長しています。ナスとゴーヤ、オクラは最後の収穫をしました。モロヘイアも収穫をして、参加者の手土産としました。防護柵の取替えを行いました。雑草を刈り取る時に、網が刈り払い機に巻き込まれて、多くのところで切られていました。新しく網を購入しました。
 竹杭は切り出した竹を約1.4cmで切り、天場を節切りし、反対側を斜め切りとし、穴あけ機で深さ約30cm掘り下げて杭を立て、木槌で打ち込みました。

防護網設置前に雑草の刈り取り
防護網の取り付け

網の設置は入口部から一周して、天場と裾部を紐で結び固定しました。里山林の整備を兼ね、防護柵用の竹杭や稲刈り時の稲架用として、竹の切り出しを行いました。移植したサクラの苗木も生長しているのが確認できました。
 昼食はハヤシライスに卵焼き、野菜サラダ添えでデザートはグレープフルーツでした。ハヤシライスは牛肉にタマネギとマイタケ、トマトでした。野菜サラダはレタスにキュウリ、ミニトマト、オクラ、ブロッコリー、ゴーヤ添えでした。木陰で美味しくいただくことが出来ました。

♪鹿背山のレシピ♪

このところ、ご飯の炊飯方法が安定してきました。ご飯に自信がつくと、新しいメニューに取り組みたくなります。今回のメニューはハヤシライス。牛肉をたっぷり入れた様子は写真をご覧ください。トマトの水煮をベースに煮込みましたが、少し薄味だったようです。また改めてトライします。オクラ、ナス、ブロッコリー、ゴーヤ、トマト、キュウリなどたっぷりの野菜とプレーンオムレツを付け合せにしました。

夏野菜は色鮮やかです。生野菜、茹で野菜、ゴマ油揚げの三種類のレシピで。
ハヤシライスは牛肉が山盛り状態です。スタミナがつきそうです。
9月22日(土)活動記録写真
防護柵の竹杭の加工作業
畑周りの防護柵の取替え
ダイコンの幼芽の手入れ
タマネギの移植地の耕転と杭の天場の加工
モンスヅメバチの巣跡(蜂は確認できず)
参加者の記念写真

第90回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、大道、菅野、関、中野、西田夫妻、橋場、福崎、松尾、前田良、宮園、大森、加藤、垣見、長尾でした。

お知らせ

今年の稲刈り活動は10月13日(土)に行なう予定です。

(第101号 平成24年9月11日)

~蒸し暑さを肌で感じての活動となる~

機械草刈りと野菜種子の播種、防護柵の設置準備ほかをする

アキアカネが飛び始めた中で第90回「鹿背山倶楽部活動」が9月8日(土)に12名の参加で行なわれました。繁茂した雑草の機械草刈りと畑での野菜種子の播種と除草、水田周りの防護柵の整備、竹の伐採ほかを行ないました。曇り空の蒸し暑い、雨予報の中での活動でしたが、降雨も無く活動が出来た1日でした。参加された皆様お疲れさまでした。

畦路沿いや休憩所周りの機械草刈りを行いました。この時期2週間で雑草が繁茂し、足元が見えなくなるほどでした。特に畑の上にある月見台の周辺は草丈も長く、繁茂していました。雑草刈りは有害動物との棲み分けで欠かすことの出来ない作業です。畦路沿いの斜面にあるスズメバチの巣は入口を土嚢袋4つで塞いでいますのでハチの出入りはないようです。次回活動日までに処置したいと思います。
 畑ではダイコンとタマネギの種子播種と除草を行いました。ダイコンは前回の活動日に耕転して苦土石灰、堆肥を施した畝に2列で約15cmピッチに数粒を点蒔きし、軽く被土しました。タマネギは苗床で育種し、生育した苗を移植する方法にしました。耕転して表面を敷き均し約10cm間隔で浅く溝を作り、列播種としました。育種と乾燥防止のために新聞紙で被い、潅水しました。しばらくは注意深く育てたいと思います。オクラとモロヘイヤ、ナス、ゴーヤの収穫を行いました。オクラとモロヘイヤは湯通しして、昼食の野菜サラダに添えて食べました。ゴーヤは最後の収穫となり、参加者の手土産としました。サツマイモは順調に生育しています。楽しみです。傷んでいる防護網の取替えは次回の活動日に行いたいと思います。
 残っていた新しい水田周りの防護柵の設置の杭の立て込みを行いました。手動式の穴あけ機で、深さ30cmほど掘り、杭を打ち込みました。次回の活動日に全域の防護網の設置をします。
 稲の生育状況は、黒米とヒノヒカリ米は順調で、稲穂が少し垂れています。しかし、赤米と緑米は生育が随分遅れており、稲穂が殆んど顔を出していない状況です。

 夏季の高温が原因か、種子の劣化によるものかは分かりません。このまま様子を見たいと思います。回復して収穫できることを願います。
 耕運機の刃を取替えました。数年間の使用で刃が磨り減り、耕転の効率が悪く、無理な作業で怪我をする可能性があることから取替えました。
 昼食はカレーに野菜サラダ、デザートはオレンジでした。カレーは鶏肉に合びき肉、ジャガイモ、ニンジン、ナス、シメジ、オクラでした。野菜サラダはオクラに モロヘイヤ、レタス、トマト、キュウリでした。

畦路沿いの機械草刈り

第91回「鹿背山倶楽部活動」は10月13日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
 畦路沿いや休憩所周辺の機械草刈り、秋野菜苗の植え付けと播種、水田の手入れ、竹の伐採ほかを行います。里山活動に適した時期になります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407


9月活動作業予定

9月22日(土)は畦路周辺ほかの機械草刈り、秋野菜苗の植え付けと播種、水田の整備、竹の伐採ほかを行います。里山活動に適した時期になります。万事都合をつけていただき、 多くの方の参加をお願いします。

9月8日(土)の活動記録写真
ダイコン種子の播種
タマネギの苗床への筋蒔き

オクラ畝の除草
新しい水田周りの防護柵杭の打ち込み
雨を気にしながらの木陰での昼食
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ニホンアマガエル
アマガエル科 体長は3~4cmで体色は緑色から茶褐色。鼻から首筋に掛けて黒色の線がある。雨が降ると鳴くので「雨蛙」と呼ばれる。低い木の上で暮らす樹上性のカエルである。皮膚から毒を分布するので素手で触るのは注意すること。

第90回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、菅野、中野、西田夫妻、橋場、松尾、垣見、新村、前田良、長尾でした。

(第100-2号 平成24年8月28日)

~処暑が過ぎても猛暑の里山での活動となる~

機械草刈りと畑の除草、竹の伐採ほかをする

ナツズイセンが咲く中で第89回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が8月25日(土)に14名の参加で行なわれました。繁茂した雑草の機械草刈りと畑の除草、里山林の整備、水田の水の取り入れ口の整備ほか行いました。猛暑日が続く中での厳しい活動日でした。参加された皆様、ご苦労さまでした。

雑草が元気よく生育しています。休憩所周辺や果樹地、畑周りの機械草刈りを行いました。刈り払い機の1台が故障のため4台を使用しました。休憩所周りは活動日ごとに行っていますが、よく伸びてくれます。 この時期は毎回の作業となります。果樹地は柑橘類などがまだ小さいため、注意しながら作業となりました。畑の周りは防護ネットを巻き上げて行いましたが、以前の作業でネットを巻き込んでしまったようで多く の場所で切れていました。9月の活動日に杭の手直しと共に新しいネットに張り替えたいと思います。
 畑では手作業による除草と秋植え野菜の準備を行いました。平日に会員が自主的に草取りを行なっていますが、残っていた畝周りの除草を行いました。

秋植え野菜の植え付けの準備として、三尺豆やトマト、キュウリの収穫が済んだ畝を耕転しました。これからダイコンやカブ、ニンジン、タマネギの播種を行います。 サツマイモは順調に生育しています。遅植えとなったナスは花をつけていますが収穫まではもう少し時間が必要です。オクラは収穫時期を逸したために多くが大きくなり過ぎ(約15cm)、食材とはなりませんでした。残念。シソとモロヘイヤは昼食の食材として利用しました。
 里山林の竹の伐採を行いました。下草やササ類も大きく生長しており、暑さに耐え、足元を注意しての作業となりました。伐採した竹は水田や畑の周りの防護柵の杭として使用します。

サツマイモ畝横の除草
休憩所周辺の機械草刈り

水田の水の取り入れ口の整備を行いました。この1週間は午後の一時的な「雷が伴うゲリラ降雨」が続いたためか、水田への流入が少なくなっていました。砂を取り除き、水路の確保を行いました。稲は順調に育っています。
 昼食はバーベキューにシソ入りおにぎり、オクラとキュウリ入りモロヘイヤ、会員提供のキュウリの漬物、ノンアルコール飲料ほかでした。バーベキューはステーキ用牛肉にカルビ肉、鶏肉、イカ、エビ、万願寺トウガラシ、ナス、タマネギ、収穫したオクラでした。暑い中での作業の後、緑に包まれた里山の風通しのよい木陰でのバーベキューは疲れを癒してくれた贅沢な時間でした。

♪鹿背山のレシピ♪

毎日暑さが続きます。鹿背山倶楽部では7月に続き今回もバーベキューの昼食としました。焼き肉の材料は、カルビ、ステーキ用厚切り牛肉、鶏肉、エビ、イカ、万願寺、ナス、玉ねぎなど。 おにぎりは鹿背山の大葉入りでした。口直しは会員の自家製「キュウリの甘酢漬け生姜合え」が好評でした。

たれは市販のものを使用しましたが、さっぱり味になるよう、お好みで「大根おろし」を加えました。
おにぎり用のご飯はお焦げもほとんどなく「湯炊き」でうまく炊けました。
8月25日(土)活動記録写真
里山林の竹の伐採と切り出し
黒米に稲穂が付き始めました
涼しい木陰でのバーベキューの昼食
参加者の記念写真

第89回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大道、児嶋、関、高以良、中野、西田夫妻、橋場、宮園、加藤、垣見、長尾でした。

(第100号 平成24年8月14日)

~盛夏の厳しい暑さのなかでの活動となる~

畦路沿いの機械草刈りと畑の手入れ、水田の除草ほかをする

オニヤンマが飛ぶ中で第89回「鹿背山倶楽部活動」が8月11日(土)に19名の参加で行なわれました。繁茂した雑草の機械草刈りと畑での除草と手入れ、水田の除草、水路の整備ほかを行ないました。夏本番の暑さの中での活動日でした。参加された皆様お疲れさまでした。

繁茂した休憩所周辺や畦路沿いの雑草の機械草刈りを行いました。刈り払い機の刈刃を新しい刃に取り替えて行いました。この時期、雑草の生育は旺盛です。有害動物との棲み分けにも欠かすことの出来ない作業です。危惧していたことですが、水田横の畦路沿いの斜面にスズメバチの巣がありました。2日前に会員が自主的に作業をしていて、雑草に覆われた土中の巣に触れてしまい、襲われて手を刺されました。手の甲が腫れましたが、幸い大事にいたらずに済みました。里山での活動は有害動物との接触もあるこということを意識して、気をつけて作業をしたいと思います。
 畑では手作業による除草と収穫が済んだ野菜の撤去をしました。カボチャは10個余りが収穫できました。トウモロコシは前回ほどに収穫が出来ませんでした。三尺豆とオクラは適期を逸してしまいましたが収穫しま した。キュウリとゴーヤも収穫して、昼食の食材として利用しました。サツマイモは順調に生育していますが、一部がバッタに葉の食害を受けているようです。日照りが続いているので潅水をしました。
 水田の稲は順調に成長しています。今年は普通の生育状況で分桔も進み、雑草も少ないようですが除草を行いました。湿度が高く、蒸し返しも厳しい中での作業となりました。ご苦労さまでした。
 今年から新しく使用することにした水田の周りの防護柵を設置する準備として、ストックしてあった竹材を使って、杭の打ち込みを行いました。9月後半までに防護網の取り付けを行う予定です。
 ビオトープ池への水路の堰の整備を行いました。7月の激しい雨で水漏れしている箇所があり、池への流入が出来ていない状態でした。土嚢を積みなおし、止水作業をしました。これからの渇水に対応できます。

養蜂の箱を6月に休憩所近くのアラカシの木の下に設置して、ミツバチが好むランの鉢を置いておきましたが、先日、蜂の群れ が箱に入るのを確認、今日も出入りが確認できました。時期を見て、箱の中の巣の状態を確認したいと思います。楽しみです。
 昼食はそうめん、ゴーヤチャンプル、焼肉、キュウリの酢の物、スイカでした。冷やしそうめんは竹を半割りにして器としました。ゴーヤとキュウリは収 穫したものを使いました。スイカは会員から提供されたものでした。甘くて美味しくいただきました。

畦路沿いの機械草刈り

第90回「鹿背山倶楽部活動」は9月8日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の手入れ、畑の除草と手入れ、畦路沿いや休憩所周辺の機械草刈り、竹の伐採ほかを行います。まだ残暑が厳しい時期だと思います。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407


8月活動作業予定

8月25日(土)は畦路周辺ほかの機械草刈り、畑の手入れ、水田の整備、竹の伐採ほかを行います。昼食は夏バテ防止と体力を養うバーベキューとします。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。


♪鹿背山のレシピ♪

 夏の盛り。のどを通りそうなものは冷たいものですが、一方で夏バテ対策も欠かせません。今回の食事はそうめんに豚肉生姜焼き・ゴーヤチャンプル・キュウリの酢の物でした。 ゴーヤ及びキュウリは鹿背山産です。見た目にも涼味を増すよう、そうめん容器に工夫をこらし、みずみずしい青ダケを使いました。ノンアルコール飲料もついて、おいしく戴くことができました。

会員のアイデアで青ダケを半割りにしてそうめんの器に利用しました。
冷たいそうめんだけでは夏バテは乗り切れません。しょうが焼きにゴーヤチャンプルを添えて。
そうめん流しではありませんが、ここは貴船か鴨川かという風情のある昼食会となりました。
会員の手作りスイカをいただきました。食後に最高のデザートでした。

8月11日(土)活動記録写真
サツマイモ畝周りの手作業による除草
順調に生長している稲。水田の除草
水田周りの防護柵設置の杭打ち(ひと休み中)
ビオトープ池への水路堰の手直し
あぜ路沿いの斜面に作られたモンスズメバチの巣
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

モンスズメバチ
スズメバチ科 日本に広く生息する。体長は25~28mmで単眼の周りが黒く、腹部の黒色と黄色の模様が波形である。攻撃性が高く、威嚇する。獲物はセミ類やトンボ、バッタで、日没後も数時間活動する。雄蜂と新女王蜂は9月に羽化する。

第89回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、菅野、関、高以良夫妻、中野、西田夫妻、橋場、前田敏、宮園、垣見、前田良、大坪、加藤、 中川、橋本恒、長尾でした。

(第99-2号 平成24年7月31日)

~太陽が照りつく猛暑の中での里山活動となる~

機械草刈りと水田の除草、防護柵の杭設置ほかをする

シオカラトンボが水田の上を飛翔する中で第88回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が7月28日(土)に11名の参加で行なわれました。繁茂した雑草の機械草刈りと水田の除草、防護柵の杭打ち、畑の手入れをしました。連日の猛暑の中での厳しい活動日でした。参加された皆様、疲れを癒してください。ご苦労さまでした。

日陰がない里山での活動は肌が痛く感じるほどの陽ざしでした。休憩所周辺や畦路沿いの繁茂した雑草の 機械草刈りを行いました。会員が自主的に平日にも機械草刈りを行っていますが、雑草の茂りには追いつきません。刈り取った雑草の量も多く、熊手やレーキで掻き集めるほどでした。この時期の活動日の主な作業となります。頑張りましょう。
 水田では手作業による除草を行いました。湿度も高く、水面からの照り返しで辛い作業でした。今年は昨年よりは少ないようです。

苗床での育苗の時に雑草が多く混在していたことで、田植え用の稲苗の採取時に慎重に選別しながら行いましたが、混在したものがあったようです。これから水草類がますます繁茂すると思われますので、土用干しの時期を見極め、対処します。 また、新しい水田の周りに防護柵設置の準備としての竹杭の打ち込みを行いました。手動の穴あけ器で深さ約30cmあけて、杭を打ち込みました。10月までに防護網を取り付ける予定です。
 畑ではトマトやナス、キュウリに潅水をしました。ナスは10株ほどを会員が平日に自主的に植え付けを行いました。陽ざしが強いことから、しばらくは養生管理が必要になります。生育を見守りましょう。

照りつく暑さの中での除草
水田周りの防護柵設置の竹杭打ち

トマトとゴーヤ、キュウリ、トウモロコシの収穫を行いました。サツマイモは旺盛に生育していますが、バッタの食害を少し受けています。カボチャ、オクラ、エダマメ、モロヘイアは順調に生育していますので収穫は間近です。 楽しみにしましょう。
 昼食は夏バテ防止を考えて、バーベキュー大会としました。バーベキューに市販のおにぎり、収穫したミニトマト、ノンアコールと炭酸飲料でした。食材はステーキ用牛肉に鶏肉、イカ、ジャガイモ、ナス、キャベツ、タマネギ、万願寺トウガラシ他でした。収穫したゴーヤは半切りにして、種を取り除き味噌を塗って焼きました。キュウリは酢の物と塩揉みでいただきました。

7月28日活動記録写真
トマトとキュウリの収穫
花壇の除草
木陰でバーベキューの昼食
参加者の記念写真

第88回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大道、児嶋、菅野、高以良夫妻、中野、橋場、橋本、長尾でした。

お願い

2012年度の年会費未納の方は早めにお願いします。ボランティア保険への加入手続きをします。

(第99号 平成24年7月17日)

~梅雨明け宣言前の蒸し暑い中での活動となる~

休憩所周りほかの機械草刈りと畑の除草、竹の伐採ほかをする

橙色のヤブカンゾウが咲く中で第88回「鹿背山倶楽部活動」が7月14日(土)に17名の参加で行なわれました。繁茂した雑草の機械草刈りと畑での除草と手入れ、里山林の竹の伐採、水路の整備ほかを行ないました。梅雨開け宣言前の夏本番の暑さの中での活動日でした。なお、7月と8月は暑さ対策で活動時間を1時間早くして、午前中の活動としています。参加された皆様お疲れさまでした。

この時期の主な活動の一つとしての繁茂した雑草の草刈りを行いました。刈り払い機5台を全て使用して行いました。事前に会員が点火プラグやエレメントの清掃、グリスの注入、スロットルレバーの遊び他の点検や刈り刃の研磨を行っていました。雑草は敷地全体に繁茂していますが、休憩所周辺や畦路、水田の周り、畑や果樹地の周りで刈り払いを行いました。前回の活動から3週間過ぎていたので、草丈も長く、密に繁茂していました。9月頃までは活動日ごとの作業になります。有害動物との棲み分けにも必要な活動です。頑張りましょう。
 畑でも雑草が元気に育っていました。サツマイモやカボチャ、エダマメ畝の周りを手作業で除草を行いました。雨あがりで土は水分を含み柔らかくなっていましたが、根が良く張っていたので、抜き取るのは一苦労でした。キュウリとトマト、ゴーヤの誘引を行いました。次回の活動日には収穫が出来るでしょう。
 トウモロコシも実り始めたので、鳥害防止のネット張りを行いました。カボチャは10個ほどの実りが確認できました。刈り取った雑草を厚めに下に敷きました。鑑賞用のカボチャは雑草のために生長が遅れているようですが、会員が平日に手入れをしました。実りの鑑賞を楽しみにしましょう。残っていたジャガイモの収穫を行いました。葉が枯れ、雑草に埋もれていましたので、植え付け場所の確認に手間取りつつ収穫をしました。一部は腐っていたものもありましたが、大きめのいいジャガイモでした。参加者の手土産としました。

  水田は心配された水漏れも無く、水量は充分のようです。これからの渇水に注意したいと思います。稲は根付いたようで、少し分桔も始めています。また、水草の繁茂状況を見ながら対処したいと思います。
 ビオトープ池横の水路の整備を行いました。梅雨時の激しい降雨により路肩が崩れ水路を塞いでいたため、流れの整備を行いました。
 里山林の竹の伐採を行いました。急斜面で雑草や笹が生い茂る中で、足元に注意しながらの作業となりました。水田周りの防護網の支柱材として使用します。  

ゴーヤとサツマイモ畝周りの除草

昼食は酢豚に冷やしそうめん、会員差し入れの春菊のゴマ和え、トマトでした。冷やし素麺の薬味は収穫した青ジソとネギのキザミでした。酢豚は揚げ豚肉にタマネギ、冬瓜、マイタケでした。トマトは会員の差し仕入れで、デザートはグレープフルーツでした。暑い中でのバテ防止メニューでした。    


第89回「鹿背山倶楽部活動」は8月11日(土)です。

現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
水田の手入れ、畑の除草と手入れ、畦路沿いや休憩所周辺の機械草刈り、竹の伐採ほかを行います。お盆前の暑い中での活動となります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

7月活動作業予定

7月28日(土)は畦路周辺ほかの機械草刈り、畑の手入れ、竹の伐採ほかを行います。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。

♪鹿背山のレシピ♪

 梅雨明け間近の暑い季節。さすがにご飯ものではあまり食欲がわきません。今回のメニューは夏定番のそうめんと、特売のおにぎりです。といっても、薄味ばかりでは元気がでません。夏バテに効果的といわれる豚肉を使い、酢豚風の一品を添えてみました。

酢豚とは微妙に食材が異なる酢豚風。トマト、冬瓜、キュウリなどが顔を見せています。
冷たいそうめん、おにぎり、酢豚風にトマトを添えて盛夏のメニューとなりました。

7月14日(土)活動記録写真
果樹地の機械草刈り
休憩所周りの機械草刈り
急斜面地での竹の伐採
伐採した竹の取り出し、運搬
実を付けたカボチャ(径約10cm)
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ヤブカンゾウ
ユリ科 野原や林縁に生える多年草。葉は40~60cmの広線形で80~100cmの花茎を出し橙色の花を先端に数個つける。若葉は野草食材となる。

第88回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大道、児嶋、関、高以良、西田、橋場、前田敏、松尾、宮園、山村、垣見、前田良、大坪、加藤、長尾でした。

お願い

2012年度の年会費未納の方は早めにお願いします。ボランティア保険への加入手続きをします。

(第98-2号 平成24年6月26日)

~梅雨の晴れ間での里山活動となる~

古代米の田植えとジャガイモの収穫ほかをする

ツバメが軽やかに飛び交う中で第87回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が6月23日(土)に21名の参加で行なわれました。台風や熱帯低気圧の影響による激しい降雨もあがり、曇り空の下で、古代米ほかの田植え、ジャガイモの収穫と畑の手入れを行いました。梅雨の晴れ間の蒸し暑い活動の1日でした。参加された皆様ご苦労さまでした。疲れを癒してください。

楽しみにしていた田植えがやっと出来ました。6月前半の小雨や水田の水漏れによる水不足で延び延びとなっていました。まず、水田内の除草と代かきを行いました。前週に漏水止め作業と畦の嵩上げをしていたことから、水量は充分でした。除草をしたあと、代かきと均し作業を行いました。トンボやレーキ、鍬を使い、生ぬるい水の感覚を楽しみながらも、足元は泥まみれになっての作業でした。
 苗床から稲苗の採取を行いました。黒米の苗床にはヒエ苗が多く混じって生えていたので、経験者から見分け方を教わり、1芽づつの採取となってしまい時間が掛かりました。赤米と緑米苗床はヒエ苗は少なく、ヒエを抜き取って稲苗をそろえました。
 昼食後早々、上の水田より、黒米の植え付けを行いました。黒米の稲苗は意外と少なく、田の残りの部分には地元の方から譲り受けたヒノヒカリ米を植えました。 中間の水田には赤米の植え付けを行いました。昨年に採取した種籾が少なく、4~5年前の種籾を苗床に播種していましたが、殆んど発芽しませんでした。 今年の赤米の収穫籾は来年の種籾にしたいと思います。残りの部分には緑米の植え付けを行いました。

緑米の稲苗は多く採取できたので、秋には、黒紫色の穂の実りの里山景観が楽しみです。 下の水田には緑米の残りを植え付け、余った箇所にはヒノヒカリ米を植えました。予定していた水田への田植えを終えることが出来ましたが、夏場の水草の繁殖や水不足に注意して、養生管理していきたいと思います。 秋の収穫を楽しみにしましょう。
 ジャガイモの収穫をしました。前回の活動日にも収穫をしましたが、今回の方が大きいイモが収穫出来ました。

トンボやレーキを使っての代かき
一列に並んで目印のところに手植え

昼食時に蒸かしイモにして食べましたが、美味しくいただくことが出来ました。また、インゲン豆の収穫も行いました。キュウリとゴーヤの誘引ネットを張り、作業を行いました。サツマイモは安納品種の活着が悪く、数芽が枯れてしまいました。品種が合わなかったのかも知れません。
 昼食は具沢山のぶっかけうどんにご飯と蒸かしジャガイモでした。ぶっかけうどんの具は鶏肉の湯どおしにスライスタマネギ、トマト、レタス、モヤシ、ラデッシュ、会員提供のキュウリ、収穫したインゲン豆のゴマ和え、卵の薄焼きキザミでした。ご飯は収穫したキザミシソと桜エビ入りでした。

♪鹿背山のレシピ♪

ぶっかけうどん。夏にはやはりぶっかけが似合うのでしょう。6月17日の特別活動日におろしダイコンに生卵を入れて作ってみました。今回は具沢山のおかずを別添えにしました。具をトッピングしてかけて食べるか、サラダ風に別に食べるか、個人の好みですが、どうも別にして食べた人が多かったようです。ぶっかけはシンプルに(笑)。

おろしダイコン以外にネギとショウガなど入れます。七味トウガラシも案外合います
写真では生卵入りですが、おかずに薄焼き卵があるので不要かも。ここらは好みで・・・
6月23日活動記録写真
苗床から稲苗(緑米)の採取
下の水田(半分だけ)の均しと代かき
下の水田のヒノヒカリ米の田植え
参加者の記念写真

第87回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大道、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、中野、橋場、前田敏、松尾、宮園、大森、垣見、前田良、大坪、加藤、中川、橋本、長尾でした。

6月17日(日)の特別活動記録

田植えに向けて、水田の漏水対策と代かきを行いました。昨年まで使用していた水田に夏季に水草が異常繁殖したことから、放棄水田地を新しく開拓することにしました。雑草刈り、耕転、除根除草、畦の整備等を行なってきましたが、水田になかなか水が溜まらないので畦部を調べてみると、水漏れが多く見つかりました。有志で塞ぐ作業をしてきましたが、特別活動日を設けて一挙に行うことにしました。
 当日は朝方まで雨が降り続きましたが、作業時間には雨もあがり曇り空の下での活動となりました。畦部の雑草を刈り取り、漏水している箇所を確認して、掘り下げて止水板を入れ、穴を塞ぐ対策を行いました。また、水田の中には少し高い部分があり、均し作業を兼ねて、代かきを行いました。6月23日(土)に田植えを行います。

漏水箇所を掘り下げた後に穴を塞ぐ
水田の高い場所の均し作業を兼ねて代かき

参加者は大道、菅野、中野、橋場、加藤、長尾でした。

(第98号 平成24年6月11日)

~梅雨入りの曇り空のもとでの活動となる~

水田の整備とジャガイモの収穫、竹の伐採ほかをする

ドクダミの白い花が咲く中で第87回「鹿背山倶楽部活動」が6月9日(土)に13名の参加で行なわれました。田植えの準備と水田への導水路の確保、ジャガイモの収穫と野菜の手入れ、機械草刈り、里山林の竹の伐採ほかを行いました。梅雨入り宣言がされましたが、朝方まで降り続いた雨も一休みをした1日でした。参加された皆様お疲れさまでした。

降雨が少なく、水田に水が溜まらないことから田植えが心配されていましたが、前夜のまとまった降雨でようやく水が溜まりました。耕運機を使い、柔らかくして、平らにする作業を行いましたが、再度、田植え前にレーキやトンボを使って、代かきを行います。3ヶ所の水田にそれぞれに導水する水路の分岐作業をしました。また、新しい水田の畦部に多くの水漏れ部(モグラの穴か)が確認され、止水対策を行いました。
 苗床の稲苗は15~20cmに生長しています。地元の方から余った稲苗(3枚分)を譲りうけることが出来ました。これからの降雨状況を見て、田植えの活動日を決めたいと思います。

畑ではジャガイモの試し掘りの収穫を行いました。収穫が少し早く、こぶりのものが多かったようです。次の作付けのために、バーク堆肥と鶏ふんを施し、耕転して畝づくりを行いました。残りのジャガイモ畝の手作業による除草とキュウリのネット張りを行いました。冑虫類の食害を受けたカボチャや花が咲き始めたインゲン豆、ミニトマト、トマト、トウモロコシ、オオバも順調に生育しています。

前夜の降雨で流入した水田の耕転作業
水漏れヶ所の止水作業

休憩所周辺や畦路沿いの機械草刈りも行いました。雑草も繁茂してきました。これから活動日ごとに刈り払い機を総稼動して、草刈りを行いたいと思います。
 昼食はトマト味イタリア風うどんと野菜サラダ、シャケおにぎりでした。トマト味イタリア風うどんは鶏肉にナス、ニンジン、シメジ、収穫したジャガイモなどでした。野菜サラダはサラダ菜にキュウリ、ハムでした。シャケおにぎりはジャコと青ジソ入りでした。

第88回「鹿背山倶楽部活動」は7月14日(土)です。

現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
水田の手入れ、畑の除草と手入れ、畦路沿いや休憩所周辺の機械草刈り、竹の伐採ほかを行います。暑くなります。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。なお、夏時間の活動で1時間早い開始となり、午前中の活動とします。集合時間変更にご注意ください。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

6月活動作業予定

6月23日(土)は水田の整備、畦路沿いの機械草刈り、畑の手入れほかを行います。暑くなりますので体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

♪鹿背山のレシピ♪

夏といえばトマトですが、今回煮込み用乾めんが残っていましたので、冷たいイタリア風うどんにしてみました。たっぷりの野菜と鶏肉はトマト味になじみます。とけるチーズも添えてみましたが、さすがにイタリア料理の定番にんにくとオリーブオイルは使用しませんでした。スープスパゲティみたいにしていただきました。おにぎりと野菜サラダを一皿にして出しましたが、サラダは、馴れた手つきで女性シェフに盛り付けていただきました。手際よさには男性シェフより一日の長がありました。

トマト味スープは乾めんのうどんにもマッチします
盛りつけは短時間にすばやくできるかが勝負どころ
6月9日活動記録写真
ジャガイモの収穫
ジャガイモ収穫後の耕転作業
ジャガイモ畝の手作業による除草
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

アオハダトンボ
カワトンボ科 雄の羽は金緑色に輝き、雌の羽の縁には白い斑紋がある。体長約60mmの細い体のトンボで、川の上を華麗に舞う。ハグロトンボに似ている。

第87回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、児嶋、菅野、西田夫妻、橋場、松尾、宮園、大坪、垣見、加藤、中川、長尾でした。

お知らせ

田植えは水田の水不足と代かきが不十分のために、これからの降雨状況により6月17日(日)か6月23日(土)に行います。開始時間、集合場所等は定期活動日と同じです。

お願い

2012年度の年会費未納の方は早めにお願いします。ボランティア保険への加入手続きをします。

6月2日(土)の特別活動記録

サツマイモを植えました。畑の土が、晴天が続いていたので硬くなっていました。手作業で除草をして、深めの耕転を行い、鍬などで解しました。その後、鶏ふんとバーク堆肥を底に施肥して少し埋め戻し、整地をして約30cm間隔で100芽(安納品種40芽、紅あずま品種60芽)の植え付けを行いました。これから追肥や土寄せ、潅水などを行い、収穫を楽しめるように養生管理していきたいと思います。

ソラ豆の収穫と撤去
鍬による耕転と植え付け
約30cm間隔で植え付け(左はジャガイモ畝)
潅水して植え付け終了

参加者は和泉、中野、前田敏、宮園、長尾でした。

(第97-2号 平成24年5月29日)

~爽やかな暑さのなかでの里山活動となる~

水田の整備と夏野菜の植え付け、収穫を楽しむ

白いウノハナの花が咲き誇る中で第86回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が5月26日(土)に13名の参加で行なわれました。晴天に恵まれ、田植えのための整備と夏野菜の植え付けと収穫、竹の伐採と苗木の植栽、機械雑草刈りほかをしました。初夏の暑さの中で、気持ちよい一汗をかいた活動の1日でした。参加された皆様、疲れを癒して、体力を回復してください。ご苦労さまでした。

新しく使用する水田のトラクターによる耕転を行いました。1月ほど前に耕運機や人力で耕転を行いましたが、まだ雑草が茂っており、導水前の耕転作業として行いました。水田に水を入れるために水路の流れを変えるせき止めを行いました。晴天が続いているため、水の量は少ないようですが、田植えまでには水は確保出来るでしょう。畦部の機械草刈りも行いました。
 畑での夏野菜の植え付けと収穫を行いました。会員が種子から育てていたキュウリ、トウモロコシ、モロヘイヤ、トマト、ゴーヤなどの苗を植え付けました。前回カボチャ苗を植え付けましたが、甲虫類の食害を受けてしまいました。平日にビニールシートをトンネル状に被せたことで順調に生育しています。カブとダイコン、エンドウ豆は全て収穫を行い、ソラ豆は大きく育ったものを収穫しました。ジャガイモは花が咲き、順調に生育していますが、一部が育ち過ぎて、根元部から倒伏状態です。コンニャクの1年芋とコイモの種芋を地元住民から提供を受けました。新しく開墾している畑に植え付けをしました。

集会所周辺と水田周りの畦部の機械草刈りを行いました。雑草が繁茂していますが、人手不足から2台での作業となりました。次回には5台全てを使用して行いたいと思います。
 5月22日は国際生物多様性の日です。今回は木津川市制5周年と都市再生機構の木津中央城山台街開きを記念し、緑の教育と普及啓発の植樹を呼びかける「グリーンウエイブ(緑の波)」の活動の一環として、苗木(エドヒガンサクラ5本とビワ3本)の寄贈を受け、植樹をしました。

トラクターによる水田の耕転
エンドウ豆とソラ豆の収穫

エドヒガンサクラ5本を、里山林の再生を目指している斜面地の竹の伐採跡地に植樹しました。竹の根部が残っており、植え穴の掘削と植樹後の潅水用水の運び上げが一苦労でした。ビワ3本は果樹園地の一部に植樹しました。大きく育つことを願い、これからも地球環境問題や生物多様性に貢献できる活動を続けたいと思います。

昼食は半熟卵のせドライカレーに塩浅揉みキュウリ、収穫したエンドウ豆とソラ豆の茹でたものを。デザートはバナナでした。

♪鹿背山のレシピ♪

日差しがきつくなり始め、汗が気になる季節がやってきました。まだそうめんの時期には早いものの、暑さに負けない料理がほしい季節です。
 今回の昼食はドライカレーとしてみました。卵をトッピングとして飾り付け、つけ合せには、鹿背山特産のマメ類をあしらってみました。

卵はポーチドエッグにして飾ってみました
ポーチドエッグの数が不足で生卵も登場しました。色は鮮やかですが・・
5月26日活動記録写真
ダイコンの収穫
トウモロコシ苗の植え付け
畑予定地の機械草刈り
竹伐採跡地にエドヒガンサクラを植樹
大きく育てよ!エドヒガンサクラ
参加者の記念写真

第86回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、大道、菅野、高以良、橋場、前田敏、宮園、大森、大坪、加藤、前田良、長尾でした。

お願い

2012年度の年会費未納の方は早めにお願いします。ボランティア保険への加入手続きをします。

(第97号 平成24年5月15日)

~立夏過ぎの陽光を浴びての里山活動となる~

水田の整備と夏野菜の手入れ、竹の伐採ほかをする

モチツツジの花が咲く中で第86回「鹿背山倶楽部活動」が5月12日(土)に22名の参加で行なわれました。水田の機械耕転と畦づくりや夏野菜の植え付けと手入れ、除草、果樹園地の排水溝整備、里山林の竹の伐採ほかを行いました。今回は女性会員の提案でヨモギ餅を作り、旬の味覚を楽しみました。初夏の快い里山でのいい汗をかいた1日でした。参加された皆様お疲れさまでした。

夏野菜の植え付けをしました。会員提供のカボチャや鑑賞用カボチャ、エダマメ、シソ、オクラ、ヘチマほかの苗を植え付けました。ジャガイモは元気よく生育しています。畝の除草と2回目の芽摘みを行いました。エンドウマメの一部とシュンギクの収穫をし、一部は手土産としました。ソラマメは実を付けていますが、次回の活動日には収穫できるでしょう。
 水田の耕運機による耕転と水路の泥上げ、畦の嵩上げを行いました。水田内に雑草が繁茂していたところがあり、刈り払い機で刈り取りをして、耕運機による耕転をしました。これから導水をして、水漏れや畦の高さの確認をして、ササ、雑草の根部やごみを取り除き、畦部の低いところの嵩上げをしました。また、周囲の畦の草刈りも行いました。これから6月予定の田植え準備の最後の仕上げをしたいと思います。苗床に播種した稲籾は発芽してきました。まだ大きいもので約3cmですが、こまめに育成管理をして、丈夫な苗を育てたいと思います。
 果樹園地の斜面裾の排水のため溝掘りを行いました。根腐れ防止や生育のためには欠かすことの出来ない対策です。果樹も甘夏やスダチ、ブルーベリー、富有柿、キウイほかが根付いて生長してきました。甘夏は白い3つの花蕾がついています。ブルーベリーも花が咲き果実になる膨らみが出来ています。

  前回の活動で竹炭焼きを行いましたが、十分な火入れの時間が取れず、一部が未完成品でした。再度仕込みをして、火入れを行いました。次回の活動日に取り出しを行います。
 旬のヨモギ餅を作りました。ヨモギ材は女性会員が敷地内に生えているヨモギを摘み、蒸して作った手作りです。前夜に水洗いをして、水に浸してあったもち 米を家庭用の蒸し器で蒸して、杵と石臼で搗いた本格的なヨモギ餅でした。餅も柔らかく、ヨモギの香りもよく、美味しくいただきました。

水田の耕運機による耕転

昼食はとりご飯に豚汁、野菜サラダでした。とりご飯は鶏肉とニンジン、薄あげ入りで、豚汁は豚肉に白ネギ、ダイコン、カボチャ、シメジ、焼き豆腐ほかでした。野菜サラダは収穫したラデッシュ、会員提供のタマネギ、細切りハムでした。 


第87回「鹿背山倶楽部活動」は6月9日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
畦路周辺ほかの機械草刈り、苗床の手入れ、水田の整備、畑の手入れ、竹の伐採ほかを行います。暖かくなり雨の多い時期の活動になりますが、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

5月活動作業予定

5月26日(土)は水田と苗床の整備、畦路周辺ほかの機械草刈り、休憩所の整備、畑の手入れ、竹の伐採ほかを行います。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。

♪鹿背山のレシピ♪

 今回の炊き込みご飯は鶏めし。九州ではかしわめしともいいます。いつものとおり鍋を使った早炊きご飯にしたのですが、たっぷり入れた鶏が水分を吸い取ったせいか、できあがりはおこげ風になってしまいました。やや水を多めにしておいたほうが良かったようです。最近の鶏は油分が多いため、炊いたご飯なのに油を加えたピラフのようでしたが、味は上々でした。

 休憩時間に作ったヨモギもちは本格的なできばえが大評判でした。生ヨモギの苦味と小豆あんの甘さが絶妙のバランス。つきたての柔らかいもちの食感を感じながら一挙に食べてしまいました。この季節にしか味わえない最高のぜいたくです。

蒸かしたヨモギをもちに加えるとあざやかなグリーンになりました。餅つきはベテラン職人が担当。
鶏めしには紅ショウガをあしらってみました。ラディッシュと赤の競演となりました。
5月12日(土)活動記録写真
水田畦の嵩上げ作業
畑での畝の除草とジャガイモの芽摘み
里山林の整備
果樹園地裾の排水溝作り
香りの良い餡入りヨモギ餅づくり
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ベニシジミ
シジミチョウ科 橙色に斑点のある13~20mmの小さなチョウ。4月~11月頃に観察出来る。食草のタテ科のギシギシやスイバの草むらを短時間で休みながら飛ぶ。夏場は黒色が多くなる。

第86回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、大道、児嶋、高以良夫妻、中尾、中野、西田夫妻、橋場、前田敏、松尾、宮園、山村、大森、垣見、前田良、加藤、地元の明平勝行さん、長尾でした。

お願い

2012年度の年会費未納の方は早めにお願いします。ボランティア保険への加入手続きをします。

(第96-2号 平成24年4月30日)

~初夏の暑さのなかでの活動となる~

新しい水田の整備と野菜の手入れ、竹炭焼きほかをする

黄色のキンポウゲの花が咲く中で第85回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が4月28日(土)に21名の参加で行なわれました。久しぶりの晴天に恵まれ、新しい水田の整備と周りの畦づくりや夏野菜の植え付け、竹の伐採、竹炭焼き、機械雑草刈りほかをしました。初夏を思わせる暑さの中で、気持ちよい一汗をかいての活動の1日でした。参加された皆様、疲れを癒して、体力を回復してください。ご苦労さまでした。

新しく水田として使用予定のところの耕運機による耕転と周辺の畦を高くする整備をしました。以前に耕転していましたが、2度目の耕転では水分を多く含み、ぬかるんでいるところもあり、足を取られての作業でした。周りの畦が低いところは土を移動させて高くし、導水溝の整備も行いました。これから導水後にもう一度耕運して、土を柔らかくします。笹の根部やごみを取り除いて、田植えに備えます。
 畑では会員から提供していただいたカボチャやゴーヤほかの植え付けを行い、エダ豆やトマト、キュウリ、ナスの植え付け準備のため畝の整備をしました。雑草を取り、堆肥を施して、手作業で耕転しました。連休の間に種蒔きをします。ジャガイモは2~3芽を残す芽かきと化成肥料の追肥をしました。エンドウ豆とソラ豆は花が咲き、結実し始めています。コマツナ、キクナは乾燥防止を兼ねたビニールテントを施しました。インゲン豆も順調に生育しています。

竹の伐採も行い、一部は竹材として保管し、残りは焼却処分としました。春先の寒さの影響で遅れていたタケノコ掘りを行いましたが、事前に誰かに収穫されたのか、適度のものが少なかったようです。 収穫できたものは参加者の手土産としました。ハチクやマダケのタケノコが出始めています。楽しみにしましょう。
 竹炭焼きを行いました。事前に会員と知り合いの地元の方とで竹を窯に入れ、上部を粘土で塞いでいました。早朝から火焚きを始め3時間ほど焚口を塞ぎ、煙突からの白煙が透き通るようになるまで待って5時過ぎに煙突部を塞ぎました。

新しい水田の耕運機による耕転
ジャガイモの芽掻きと畝の除草

この間約8時間でした。1週間ほど後に出来栄えを確認します。

休憩所周辺の機械雑草刈りを行いました。活動域全体に繁茂してきていますが、今回は水田と畑の整備を優先したので1台での作業となりました。活動日以外の日に有志で作業を行う予定です。
 パン焼き釜の焼き入れを行いました。平日に有志でレンガと延石で作っていたもので、試し焼きの前の釜の焼き入れです。自然酵母作りとパン種づくりは会員が始めています。初めての挑戦のようですので上手くいくことを願います。経験のある方はアドバイスの連絡を!。

昼食は鶏肉のすき焼きと白米飯、タケノコの酢味噌木の芽和え、イチゴでした。鶏肉のすき焼きはハクサイ、シロネギ、シメジ、収穫したタケノコ、豆腐、うどんで生卵付きの本格的なものでした。陽ざしが強いため木陰での食事となりました。

♪鹿背山のレシピ♪

簡単でおいしい鍋料理。鹿背山倶楽部シェフたちのテーマの一つです。今回は、鶏すき焼きに挑戦しました。挑戦といっても、3月に開催した懇親会で評判がよかったものの再演です。ポイントは春キャベツの活用。 鶏と春キャベツはしっとりと良くなじみます。すき焼きの定番である白ねぎ、焼き豆腐、麩とは相性がいいようですが、シラタキは入れないほうがいいみたいです。
 グループに分かれ、卓上コンロで暖めながら少しづつ戴きますが、山盛りのキャベツをいっぺんに入れてしまい、炊き上がるまですぐにすき焼きにありつけなくなってしまったグループもありました。鍋奉行の采配も問われます。

鶏すき焼き鍋の具材は鶏肉、キャベツを中心に。3月の懇親会で味は実証済みでした。
季節の味タケノコは木の芽和えにして。ラディッシュ、イチゴとともにご飯に添えました。
4月28日(土)活動記録写真
水田横の導水溝の泥上げ
ハヤトウリの植え付け
法面上にカボチャの植え付け
強い日差しを避けて、小川沿いの木陰での昼食
里山林の下草の整備
参加者の記念写真

第85回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、大道、菅野、高以良夫妻、中野、西田夫妻と子息、二宮夫妻と子供3人、橋場、前田敏、松尾、大森、 垣見、加藤、前田良、橋本恒、地元の明平勝行さん、長尾でした。

4月22日(日)の特別活動


天気予報通りの雨が降り続く中で、苗床に種籾の播種をしました。前回の活動日に下準備をしたところに、平行に4分割する低めの畝作りをしました。次に表面を三角トンボなどで均し、保管してあった古代米3種(黒米、赤米、緑米)とヒノヒカリ米の種籾を畝ごとに手蒔きしました。播種後に鍬や手で軽く抑え、土と水に馴染ませて保温の不織布シートを被せ、両サイドを竹串で押さえました。生育状況を見ながら養生管理をして、田植え時期を決めたいと思います。参加者は垣見、新村、宮園、長尾でした。

苗床内の畝づくりと表面均し
苗床への種籾の播種
播種後に不織布を被せる
不織布の端を竹串で押さえる

(第96号 平成24年4月17日)

~春の暖かさを感じての里山活動となる~

苗床づくりと水路の整備、春植え野菜の準備ほかをする

アンズの花が咲く中で第85回「鹿背山倶楽部活動」が4月15日(日)に16名の参加で行なわれました。苗床づくりと水路の整備、畑での春植え野菜の播種の準備、除草ほかを行いました。定期活動日の14日(土)が雨のために、1日延期して15日(日)に行いました。漸く来た春の暖かさを感じての1日でした。急遽延期したにもかかわらず、参加していただいた皆様ご苦労さまでした。

稲苗づくりに向けての苗床づくりをしました。昨年、苗床として使用した場所に残っていた竹材や雑草等を取り除き、周辺を高くして水を導入しました。その後、鍬やレーキで土を柔らかくして、水平になるように均しました。今年は畝立てを低くして、播種後の養生管理や稲苗の採取が容易になるようにします。小川からの導水の取り口や水路ルートの整備も行いました。1週間後の4月22日(日)には特別活動として、午前中は保管していた古代米3種(黒米、赤米、緑米)とヒノヒカリ米の種籾を苗床に播種して、保温のためのシートを被せます。午後は自由活動とします。
 畑ではソラ豆とエンドウ豆の畝の除草を手作業で行いました。ソラ豆は背丈は小さいながらも花が咲き始めました。ジャガイモは地上に芽を出してきました。ダイコンとカブは順調に本葉を出して生育しています。また、会員が数日前に播種したコマツナは双葉を出し、これからキクナやインゲン豆も幼芽を出してくるでしょう。今後種蒔きをする畝の整備をしました。ネギを収穫して、除草を行い、苦土石灰と牛フン堆肥を施して耕運機で耕転しました。チンゲンサイやエダマメ、オクラ、トマト、キュウリなどの種蒔きを行います。鳥の食害や害虫の防除、潅水をこまめに行い、栽培養生して収穫を楽しみたいと思います。
 タケノコ掘りも行いましたが、寒さの影響で育ちが遅れているようで、収穫は少しでした。参加者にくじ引きで手土産としましたが、1人あたり1~2本でした。これから楽しめることと思います。

今のところタケノコ泥棒の被害には遭っていません。ハチクやマダケのタケノコ掘りはこのあとからです。期待しましょう。
 昼食は事前に用意したかやくご飯に讃岐うどんでした。かやくご飯は会員の奥様が朝から仕込みを行い、炊いていただいたものでした。 懐かしい田舎味で美味しく、添えてあった酢漬け薄紅ショウガも好評でした。 感謝。うどんは冷凍讃岐うどんを女性会員が大きな鍋で茹で、蒲鉾や収穫したシ イタケ、ネギをふんだんに入れた素うどん風でしたが、春の陽ざしを充分に受けての里山での食事は贅沢の極めでした。

苗床の導水後の均し作業


第86回「鹿背山倶楽部活動」は5月12日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
 苗床の手入れ、新しい水田の整備と水路整備、畑の手入れ、夏野菜の植え付け、竹の伐採ほかを行います。暖かくなり快い活動の時期になります。連休疲れに気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

4月活動作業予定

4月28日(土)は水田の整備と畑の手入れ、竹の伐採、竹炭づくり、パン窯の仕上げほかを行います。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。

4月14日(土)活動記録写真
苗床づくりの整地作業
春蒔き野菜地の耕運機による耕転
ソラ豆とエンドウ豆畝の除草
幼芽を出したジャガイモ畝の草取り
ヒマラヤサクラの植栽(提供者の西田智子さん)
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ヒマラヤサクラ
バラ科 ヒマラヤ地方が起源とされる高山の森に自生する。花期は12~1月で白から薄桃色の花をつける。果実は約15mmで黄色から赤に変わり食用になる。染料の材にもなる。

第85回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、杵島、菅野、高以良、中野、西田夫妻、橋場、宮園、大森、垣見、新村、中川、長尾でした。

会員の西田智子さんからヒマラヤサクラの苗木5本を提供していただきました。ありがとうございました。

(第95-3号 平成24年4月9日)

~足踏みをする春を感じての里山活動となる~

新しい水田の耕転と夏野菜の植え付けほかをする

冷たい風を肌で感じる中で第84回「鹿背山倶楽部活動」(その3)が4月7日(土)に16名の参加で行なわれました。新しい水田のトラクターによる耕転と水路の整備、畑での夏野菜の植え付けと畝づくり、里山林の竹の伐採ほかを行いました。3月の土曜日は3週連続で雨でした。そのために、再々延期をした活動の1日でした。都合をつけて参加していただいた皆様、お疲れさまでした。

使用していた水田が水草の繁殖や収穫が落ちてきたことで、新しく休耕地を開墾することにして、機械除草や手作業による地ならしを行ってきました。しかし、活動日が連続の雨日で作業が出来ず、整備が遅れていたことでトラクターによる耕転を行うことにしました。地元の三浦一郎さんに操作手順や安全運転方法を指導していただき行いました。柔らかいところがあり、トラクターがはまり込んで動かなくなることもありましたが、三浦さんの助言と指導で対処することが出来ました。これもいい経験になりました。

これから導水をして、笹根を取り除き、水漏れや畦の高さなどを検証し、田植えに備えたいと思います。

また、小川からの取り入れ口の掃除と導水の水路ルート設定、水路の拡幅の溝掘り整備を行いました。次回の活動日にも続けて行い、仕上げをします。また、苗床場を作ります。
  畑では夏野菜の植え付けと播種のための畝づくりを行いました。気温が低かったことで、ポット播種、育成していたカブラと二十日ダイコンの幼芽を慎重に移植しました。播種したダイコンは幼芽を出してきました。ソラ豆は寒さで生長が遅れているようです。ジャガイモは、まだ幼芽を出していません。ゴウヤやトマト、キュウリほかを栽培する畝の耕転を行いました。

三浦さんからトラクターの操作方法を教わる
早々に会員(西田さん)が耕転作業

淡竹と真竹の伐採と搬出を行いました。尾根付近まで伐採が進み、良好な雑木林に移行するでしょう。
  昼食は事前に用意していたレトルトカレーと野菜サラダでした。カレーは黒米入りご飯と讃岐うどんにルーはレストラン用辛口と中辛のミックスしたものでした。嬉しいことに肉が添えてありました。少し辛目でしたが好評でした。野菜サラダは千切りキャベツにブロッコリー、キュウリ、カイワレで女性会員の手製ドレッシグをかけていただきました。食事担当者が欠席のために、不慣れな会員が急遽、担当しました。

4月7日の活動記録写真
水路の溝掘りと耕運機による耕転
二十日大根とカブラの幼芽の移植
伐採した竹の運搬
参加者の記念写真

第84回「鹿背山倶楽部活動」(その3)参加者

三浦一朗さん、和泉夫妻、大道、菅野、高以良夫妻、中尾、中野、西田、橋場、前田敏、宮園、垣見、新村、長尾でした。

お知らせ

今年の田植えは6月9日(土)の定期活動日に行なう予定です。

竹炭焼きを4月28日(土)に、朝から火入れをして行います。竹の切り出しと寸法切り、竹割りを行い、井桁に積んで乾燥をしています。もう少し竹炭材を加工したいと思っています。ご協力を!。

パンやピザ焼き窯の本体は有志で作りましたが、窯焼きをして、試しのパン焼きを行います。自然酵母づくりやパン作りの経験のある方はご連絡下さい。

(第95-2号 平成24年3月27日)

~2011年度定期総会と懇親会を開催する~

冷たい雨が降り続く中で第84回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が3月24日(土)に26名の参加で行なわれました。雨予報のために事前に現地活動は中止としました。当日は朝方に太陽が射す時もありましたが、 一時、雷を伴うみぞれまじりの雨が激しく降り、天気が急変する空模様の1日でした。午後から2011年度定期総会と恒例の懇親会を開催しました。懇親会終了後の帰宅時にも冷たい雨が大降りの状態でした。足元の悪いなか出席いただいた皆様ご苦労さまでした。

2011年度定期総会は出席者26名(入会希望者2名含む)、委任状9名で会則第11条の総会成立条件を満たしており、成立しました。提出議案は4件で第1号議案「2011年度活動報告と収支決算」、第2号議案「2011年度監査報告」、第3号議案「2012年度活動予定と予算計画」は提案どおり承認されました。第4号議案「2012年度役員の選出」は立候補、推薦が無く、総会で選出された会長に推薦された役員が承認されました。
 なお、多くの役員が留任となりましたが、発足当時から副会長を務めていただいた橋本治郎氏から事前に退任の申し出があり、会長権限で承認しました。

橋本治郎氏は副会長の役職を精神誠意勤めていただき、また畑部会の部会長として、野菜づくりに大きな成果を残していただきました。ありがとうございました。健康に気をつけてお過ごしいただくことをお祈りします。後任は会計監事を担当していただいていた菅野信也氏、 その後任の会計監事に和泉蔚氏、新任役員として畑部会の部会長に宮園信也氏の就任が承認されました。約1時間で総会を終了しました。
 その後、都市再生機構学研本部の中川事業部長から、「木津中央(城山台)農のまちづくり」スタート式典(5月22日)の紹介がありました。

2011年度定期総会-1
2011年度定期総会-2

新しいテーマ「自然と共に暮らす街づくり」のもと、住みやすい魅力のある街が育まれていくことを願います。大いに期待しましょう。
 総会後の恒例の懇親会は25名の参加で行なわれました。この1年の出来事や思い出、次年度の思いや希望を熱く語り合いました。料理は会員が前日から仕込んだおでんにすき焼き鍋と鶏と魚の水炊き鍋、ちらし寿司、キムチに差し入れや購入した日本酒、ビール、ウイスキーでした。時も忘れて、談笑の中での真剣な話は尽きることも無く続きました。これからの活動の中で実現されることが楽しみです。

3月24日の活動記録写真
お鍋を挟んで楽しく懇談
来年は何するかなー
農のまちづくりは夢があり、いいねー
楽しく語り合い、美味しいおでんを食べました

第84回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、高、高以良夫妻、中尾、中野、西田、橋場、福嶋、前田敏、松尾、宮園、大森、大坪、加藤、垣見、新村、広瀬、前田良、中川、長尾でした。
当日はオブザーバーとして大道義信さん、西田智子さんが参加され、あわせて鹿背山倶楽部に新規加入されました。皆さんよろしくお願いします。

3月22日(木)の特別活動

ピザやパンを焼く窯づくりの続きを行いました。前回に3段目まで仕上げていた焚き部空間の4段目のレンガを水平器でチェックしながら積み上げ、焼肉用に使用していた鉄板を焚き部の天井として利用しました。鉄板の枠の中にレンガを敷き詰めることにしましたが、少し枠幅が小さく、レンガの側面を削り取り加工して敷き並べました。積み上げるときにイモ目地にならないように半ずらしにして積むため、半割りレンガが必要でした。割る道具を用意していなかったのでうまく割ることが出来ず、隙間に硬めの粘土を詰めることで解決しました。焼き部を3段積みにして、その上に敷石(60×30×8cm)を3枚乗せて焼き部の天井にしました。隙間に粘土を詰め込んで仕上げ、焼き部の前面に蓋が収まるようにレンガの調整をしました。窯の周りには土を入れて補強と保温効果を上げ、雨除けの屋根づくりを行います。この日の参加者は和泉蔚、菅野、中野、長尾でした。

炊き部の4段目のレンガ積み
炊き部天井の鉄板を設置
鉄板枠内にレンガが収まるように加工
焼き部の1段目のレンガ積み
天井敷石の設置後の隙間の粘土の詰め
天井敷石の側面仕上げの粘土塗り

これから火入れをして窯全体の焼きを行い、問題がなければ、その後パンやピザなどの試し焼きをします。皆さんと自然酵母やパン種を手作りで行いたいと思いますのでよろしく。楽しみにしてください。


(第95号 平成24年3月13日)

~近づく春の足音を感じての里山活動となる~

ジャガイモの植え付けと竹の伐採ほかをする

つくしが顔を出し始めた中で第84回「鹿背山倶楽部活動」が3月10日(土)に17名の参加で行なわれました。ジャガイモの植え付けと竹炭用のモウソウ竹の切り出し、新しい水田の整備ほかを行いました。朝方まで降り続いた雨も上がり、春の息吹を肌で感じての活動の1日でした。

ジャガイモの植え付けを行いました。今年はキタアカリの種イモを10kg購入しました。有志が事前に用意した半切りのジャガイモに灰を付着させ、約120個を植えました。畝をレーキで均して中央部に三角ホーで溝を作り、約30cm間隔で灰付着部を下にして植え、間に堆肥一握りほどを施しました。その後に土を被せて、軽目に鍬で押さえました。雨上がりで土が水分を含み粘性を持っていたので、足元を気にしての作業となりました。これから芽摘みや土寄せを行い、6月ごろには収穫できるでしょう。
 竹炭を作るためのモウソウ竹の切り出しを行いました。モウソウ竹林は急斜面にあるため、フィールドスパイクを装着して、注意して行いました。伐採後に広場に運び、枝払いをして、直径10cm以上の幹を80cmの倍数の長さで玉切りしました。これから長さ80cmに切り揃えて縦に4~6分割し、乾燥させておきます。数ヵ月後の活動日には朝から火入れをして炭焼きを行う計画です。竹炭の用途は色々です。燃料や水の浄化、乾燥材として使用することが出来ます。また、ご飯を炊く時に入れておくと美味しいご飯が出来ると言われています。会員に配布します。
 新しく使用する水田の整備を行いました。水田部分の土が少し多いようです。掘り取った土を畦部に置き、畦を高くすることで対処したいと思います。導入水の水路溝の整備も行いました。6月の田植えまでに、耕運機で耕転して、柔らかくする作業を行います。
 果樹地の上の林内でクヌギやアラカシ、竹の伐採を行い整備しました。また、休憩所周辺の植栽の穴掘りと活性堆肥の施肥を行いました。これから、有志によってツバキなどの植栽を行います。

  カスミサンショウウオの新しい水溜りづくりを行いました。新しく水田として使用する予定地の中にあったため、専門家の意見を聞いて移設することにしました。隣接して草地と林部があり、湧水が多く常に水量が確保できる場所です。昨年に続き、今年も5月頃に幼生の放流イベントを行う予定です。
 昼食は炊き込みご飯と朝に炊いた黒米ご飯、オムレツ、わかめスープ、収穫したシイタケの焼もの。会員差 し入れの甘夏ミカンもありました。炊き込みご飯は鶏肉にササガキゴボウ、オムレツは合びき肉にタマネギとシイタケ、スープはわかめにダイコン、シメジ、キザミネギでした。

ジャガイモの植え付け

収穫したシイタケは卓上コンロで焼きたてを味わいました。甘夏ミカンは大きく、甘味が適度で食後のデザートとして食しました。 快い時節となった緑豊かな里山での食事は日常では味わうことの出来ない贅沢でした。食事担当者の方に感謝。

第85回「鹿背山倶楽部活動」は4月14日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
 新しい水田の機械耕転と整地、畑の手入れ、夏野菜の植え付け、竹の伐採ほかを行います。暖かくなり、快い活動の時期になります。花粉症の方は気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

3月活動作業予定

3月24日(土)は午前は現地での新しい水田の整地と畑の手入れ、竹の伐採ほかの軽微な活動を行います。午後は都市再生機構学研本部で2011年度の総会と懇親会を行ないます。万事都合をつけていただき、多くの方の参加をお願いします。

♪鹿背山のレシピ♪

いよいよ炊き込みご飯が始まりました。今回のメニューは、鳥とゴボウの炊き込みご飯。薄揚げとか刻んだニンジンとかをつい入れてしまいがちなのですが、具材は鶏肉とゴボウの二種類だけ。鶏肉は少し大きめに刻み、ゴボウはささがきにして多めに。2合あたりで手羽肉1枚とゴボウ1本の割合です。ゴボウを刻むのが少々大変ですが、出来上がりでは、ご飯にゴボウの味がしっかりなじみ、「がっつり食べられる」ボリューム感のある炊き込みご飯ができあがりました。ご飯にあわせて澄まし汁に、おかずはオムレツと焼きしいたけ。当日朝に炊かれた黒米ご飯といっしょに盛り付け、色鮮やかに春らしいメニューとなりました。


いつまでも続く冷たい初春の長雨。おかげでしいたけがたくさん出てきました。素焼きにレモン汁で。
17人分のオムレツで使った卵は40個。一人分づつこしらえると割りと早くできました。
3月10日(土)活動記録写真
ジャガイモを植え付ける畝部の溝づくり
炭焼き用のモウソウ竹の切り出し
モウソウ竹の枝払いと玉切り
移設場所の水溜りづくり
急斜面での雑木と竹の伐採
参加者の記念写真

第84回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、高以良夫妻、中野、橋場、前田敏、松尾、宮園、前田良、大森、加藤、 橋本恒、長尾でした。


2月25日(日)の自主活動

2月24日(土)が雨のために1日延期した活動は急遽の変更や雨後の寒さもあり、参加者は3名(児嶋、和泉、長尾)でした。竹の切り出し後の残材の焼却処分を行い、午前で終了しました。





雨水を含んだ竹残材の焼却処分

2月26日(月)の自主活動

ピザやパンを焼く窯をレンガと板石で作る作業を始めました。設置位置(休憩所の前)を決めて、基盤部の均しと突き固めをしました。次に会員が作成した設計図に基づき、一段目のレンガをコの字型に積み、焚火の底部となるところに割れた瓦を敷き、隙間に柔らかくした粘土を詰めました。焚口の反対側に縦に排気口が出来るようにレンガを積み上げました。これから焼き部の底部のレンガ敷き作業や壁部の積み上げをして、天端の板石を載せて仕上げをします。火入れをして、窯全体の焼きを行います。問題がなければピザなどの試し焼きを行いたいと思います。楽しみにしてください。参加者は和泉蔚、菅野、長尾でした。

基盤部の均しと突き固め
粘土を柔らかくする練り
焚火底部の瓦敷きと隙間の粘土詰め
木槌を使用して水平を確保

(第94号 平成24年2月14日)

~寒さが続く里山での活動となる~

新しい水田の整備と竹の切り出しほかをする

梅の花芽が膨らみ始めた中で第83回「鹿背山倶楽部活動」が2月11日(土)に17名の参加で行なわれました。新しい水田の耕転と整地、竹の切り出し、畑での畝づくり、花木の移植ほかを行いました。 曇り空の下で寒さを感じながらも、気力で活動した1日でした。

今まで使用していた水田が、地力の低下や夏季の水草の繁殖により収穫が減少してきたため、新しい水田地を整備することにしました。繁茂していた雑草は前回の活動までに刈り取り、 1回目の機械耕転を終えていましたが、再度機械耕転を行いました。地ならしの整地はスコップや鍬を使った手作業です。土方作業は日頃、余り体験していないために、「一休み」を重ねての作業でした。雑草や笹の根部が地中に残っていたために取り除きましたが、笹の根は横に長く這っているものもあり、引き抜くのに一苦労でした。次回の活動日にも整備を行い、水平さを確認したうえで導水を行いたいと思います。
 竹材とするための竹の切り出しを行いました。この時期が適期です。斜面地なので足元に注意して伐採し、女性陣も参加していただき運搬をしました。降ろした竹は枝払いをして、竹材として集積しました。材に適さないものや小枝などは焼却しました。これからの活動の中で利用します。
 畑では畝づくりを行いました。通路部の土を畝部に盛り上げて、酸性中和の石灰を施し、周辺の排水溝掘りも行いました。春植え野菜の植え付け時期までに全体の整備を終えたいと思います。エンドウ豆の生長に伴う誘引作業も行いました。ジャガイモの植え付けは3月始め頃の予定です。
 休憩広場にあったノウゼンカズラを移植しました。広場を有効に使用したいとの考えによるものです。苦労して大きめに植え鉢を掘りましたが、移動時に土が落ちて振るい根状態になりました。 山柿のある縁台南側へと移植しました。活着するでしょう。楽しみにしましょう。

  山柿の西側の谷筋の笹類や雑草の機械刈り取りと倒竹の撤去を行いました。長い間放置していたところですが、近くでタケノコ掘りが出来るように、日当たり を良くすることも兼ねて整備しました。
 昼食は豚汁に米飯、白菜とベーコンの炒めでした。 豚汁は豚肉にハクサイ、ゴボウ、小芋、ダイコン、ニンジン、シメジ、白ネギ、豆腐、コンニャクで具沢山 でした。寒い時の暖かい食事は嬉しい。 米飯は食事担当者が「おばあちゃんの知恵袋」のような情報から学んで炊いたもので、電気炊飯器よりも美味しい出来でした。

新しい水田の人力による整地

また、寒い中、気力での活動日であったことを 考慮してのことか、終了時の休憩には焼餅入りぜんざいが用意されていました。冷えた体には好評でした。

第84回「鹿背山倶楽部活動」は3月10日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
新しい水田の機械耕転と整地、畑の畝づくりとジャガイモの植え付け、竹材の切り出しほかを行います。寒さも弛む時節ですが、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

2月活動作業予定

2月25日(土)は水田横の水路の整備、新しい水田の整地、畑の手入れ、竹の伐採ほかを行います。寒さも続くと思いますので、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。



♪鹿背山のレシピ♪

先月、このコラムでおいしいご飯の炊き方を紹介しましたが、シェフはまだまだ満足できず、さらに試行錯誤を続けていたようです。 「おこげがまだ気になる」とのことで、ご飯のおこげをさらに一層減らすべく、新しい技の習得へと精進を続けています。それは・・・
 ここからは、先月のレシピ紹介を参照していただきたいのですが、次のようにするとさらによいようです。・・・水切りをした米を入れて7分間で炊き上げるのですが、ここで、中の米が沸点に達したら、 火力が強力な方のコンロから、卓上コンロに鍋を移動させます。コンロの違いで火力は途中から中火になり、結果的におこげの少ないふっくらしたご飯が出来上ります。

ご飯は理想型に近づいてきました。暖かくなったら、今度は、多種多様な炊き込みご飯に挑戦する計画です。

寒い時期には定番の温かいご飯と汁物。炒めものはベーコンと白菜、大根の皮入りです。
豚汁に入れた多種多様な具材。さまざまなエキスが汁のうまみを引き出してくれます。
2月11日(土)活動記録写真
新しい水田の耕運機による耕転
エンドウ豆の誘引
畑の通路部の掘り下げ整備
急斜面地での竹の切り出し
ノウゼンカズラの根鉢の掘り取り
参加者の記念写真

第83回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、中尾、中野、橋場、前田敏、松尾、宮園、前田良、大森、垣見、加藤、 橋本恒、長尾でした。

(第93-2号 平成24年1月30日)

寒波の厳しい寒さの里山での活動となる

防護柵の撤去と果樹園の整備ほかをする

水溜りに氷が張る中、第82回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が1月28日(土)に11名の参加で行なわれました。水田周りの防護柵の撤去と果樹の移植に伴う機械耕転や排水溝の整備、畑の畝づくりほかを行いました。 日本海側に一級寒波が襲来して厳しい寒さの中での活動の1日でした。皆さま、ご苦労さまでした。
  水田周りのイノシシ除け防護柵の撤去を行いました。竹杭から防護網を外し、網を竹に巻きつけて収納することにしました。 昨年は数回の柵補強にも拘らず、水田周りの畦路や水路がイノシシに掘り返され、今年の田植えまでに手直しが必要になっています。 前回の活動日には大阪の猟友会の人達によるイノシシ狩りが行われ、120kgクラスの1頭を仕留めたそうです。今年になり合わせて3頭を退治したと聞きました。今秋の実りの被害が少なくなることを願います。
  オーナー倶楽部の撤退に伴い、敷地に植栽されていたキウイや柑橘類が当倶楽部に提供され、果樹園地に移植しました。根切りをして、機械耕転を行い植え付けました。周辺に排水溝を掘り、 湧水や根腐れ防止対策を行いました。すでに植栽している甘柑やキンカン、ブルーベリーは順調に生育しています。収穫を楽しみにしましょう。
  畑では畝づくりを行いました。排水をよくするため通路部を掘り下げ、畝部は高くして活性堆肥と消石灰を施し、人力で耕転して混合しました。 2月にはジャガイモの植え付けを行う予定です。エンドウ豆とソラ豆は誘引竹に巻きついて順調に生育しています。
 

竹の伐採と切り出しを行いました。竹材としてはこの時期が適切なので、一部を保管管理して、今後、添え竹などに使用したいと思います。地上部に光が届くようになり、色々な雑木が芽生えてきています。 多様な生物生態系が形成されることを望みます。
  廃棄木竹の焼却処分を行いました。事前に消防署には焼却の届出を出していますので、その指導項目に沿い、防火バケツを近くに複数用意し、飛び火による延焼が無いように注意して行いました。

防護網の撤去作業
果樹園地の耕運機による耕転と排水溝掘り

昼食はドライカレーに野菜サラダと卵とじスープでした。ドライカレーは牛肉と豚肉のミンチにナス、ピーマン、タマネギでした。隠し味は加藤さん提供の香辛料でした。少し辛めでしたが、ふだん味わうことの出来ないカレー味でした。野菜サラダはミズナに薄切りリンゴでした。カレーの辛さとリンゴの甘さの組み合わは口当たりよく、好評でした。スープはワカメとタマネギに卵を綴じたものでした。

1月28日の活動記録写真
キウイの植え付け
畑での畝づくりと堆肥と消石灰の人力耕転
竹の伐採作業
参加者の記念写真

第82回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

 

和泉夫妻、菅野、高以良、中野、橋場、前田敏、前田良、垣見、加藤、長尾でした。

(第93号 平成24年1月17日)

厳しい寒さが緩んだ里山での活動となる

初詣と水田の機械耕転、畑の畝づくりほかをする

あけましておめでとうございます。今年も楽しく、いい汗をかいて、語り合いましょう。

センリョウの赤い実が映える中で第82回「鹿背山倶楽部活動」が1月14日(土)に15名の参加で行なわれました。 農始め恒例の恵比寿神社への初詣と水田、畑の耕転、果樹園予定地の排水整備ほかを行いました。この時期としては風も無く、比較的穏やかな里山での活動の1日でした。

新春の挨拶の後、恒例の恵比寿神社への初詣をしました。参道が笹や雑草で覆われていましたが、事前に会員が自主的に刈り取っていたことで、足元はぬかるんでいる所もありましたが、大きな障害物も無く、20分ほどで神社に到着することが出来ました。全員が活動の安全と豊作を祈願して、参拝しました。今年は過去に奉納された絵馬を、初めて見学することが出来ました。古くは明治や大正時代の奉納されたものでした。その後、鳥居前で記念写真を取り、フユイチゴの赤い実が、まだ残る山道を帰りました。
 新しい水田予定地の機械耕転を行いました。昨年まで使用していた水田の地力が落ちてきたことや水草が繁茂し、収量が少なくなってきたことで、新しく2段下の放棄水田地を整備することにしました。周辺の畦作りも行い、春までには導水が出来るようにしたいと思います。
 畑では春植えの準備として、耕転と畝づくり、施肥(元肥)に併せて石灰も施し、排水の溝掘りを行いました。ソラ豆とエンドウは順調に生育しています。 ミズナ、ハクサイ、ネギを収穫して、一部は雑煮(昼食)の食材としました。2月中ごろから春植え野菜の植え付けを行いたいと思います。
 果樹園予定地が斜面裾にあるために、湧水や表面水が集まることから、排水溝掘りの作業をしました。多く水分を含んでいたことで一苦労でしたが、これからも活動日には続けて行いたいと思います。

 休憩所横のキウイが昨年の夏場の水不足で2本枯れたことで、会員提供の雌株と雄株1株ずつを移植しました。
 竹の伐採と切り出しを行いました。廃棄竹は焼却処分としました(焼却は地元の消防署に提出済み)。
 昼食はお雑煮とちらし寿司でした。雑煮は焼き切り餅に鶏肉、ハクサイ、ダイコン、シイタケ、コイモ、 ニンジン、紅白蒲鉾でした。ちらし寿司は紅エビにちりめんジャコ、シラス、オオバにシャケフレークかけ でした。穏やかな里山での正月の宴の食事でした。  

恵比寿神社への初詣の参道の山道を歩く

第83回「鹿背山倶楽部活動」は2月11日(土)です。

現地集合は10:00です( 学研本部集合は9:30とします)。
水田の機械耕転と整備、畑の畝づくり、竹の伐採と材の切り出し、 果樹園の整備ほかを行います。まだ、寒い時節ですので、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業調整チーム
電話 0774-73-3407

1月活動作業予定

1月28日(土)は水田の整備、畑の畝作り、果樹園の溝掘り、竹の伐採ほかを行います。まだ、寒い時節ですので、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

♪鹿背山のレシピ♪

鹿背山倶楽部の昼食づくりでずっと解決しない難題がありました。おいしいご飯の炊き方です。買い物に出かけたあと昼食の準備に費やす時間は、約1時間あまり。時間との戦いです。できるだけ短い時間にどうやればおいしいご飯が炊けるか。 5年越しのテーマに2012年年頭、やっと解決を見出すことができました。

参考にしたのは「おばあちゃんのご飯の炊き方」。レシピは次のとおりです。米を30分以上水に漬ける。その間に食材の買い出しにでかけます。帰着後、鍋に米の1.2倍の熱湯を沸かし、水切りをした米を入れて7分間で炊き上げます。火力は強火から鍋の中の様子を見ながら次第に弱火に。 そして最後の3秒は強火にして、火を止め、約10分蒸らすとできあがりです。所要時間は20分余り。「赤子が泣いた時」でも、蓋を開け中の様子を覗くこともできるのも強みです。

ご飯炊きの課題が解決したことで、今年は昼食のレパートリーが広がりそうです。ご期待ください。

ずらりと並んだチラシ寿司。ご飯を炊き始めて30分ほどで色鮮やかに完成しました
今回はお正月メニューでした。お雑煮は博多風。鳥、シイタケ、かまぼこなど具もたっぷりです
1月14日(土)活動記録写真
鳥居の前で初詣の記念写真
新しい水田地の耕運機による耕転
畑の施肥と畝作り、溝掘り
花壇の整備(グラジオラス球根の植え付け)
竹の伐採と切り出し
参加者の記念写真

第82回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大道、菅野、高以良夫妻、中野、橋場、前田敏、松尾、宮園、加藤、垣見、中川、長尾、でした。