(第80-2号 平成22年12月27日)

~師走の厳しい寒さの中での活動となる~

休憩小屋内の整頓と周辺の清掃ほかをする

 山柿の実が青空に映える中で第69回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が12月25日(土)に11人の参加で行われました。小屋内の清掃と道具や備品の整頓、ビオトープ池への導水管の補修、法面の草刈りほかをしました。
 朝方に小雪が舞った厳しい寒さでしたが、穏やかな冬陽を浴びての活動日となりました。小屋内の椅子や机、道具などを外に出して、床の清掃を行いました。ロッカー内や長椅子物入れの農器具や備品などは泥や錆を落とし、整理して、器具や備品ごとに収納しました。また、不要なものは焼却処分としました。


竹の導水管は水漏れや腐朽した箇所もあり、補修を行いました。ビオトープ池も生き物の種類が多く観察することが出来るようになったことで、生態環境に支障のないように、来春には全部の取替えも行いたいと思います。クワイの収穫も行いました。まだ、少し小さめでしたが食用には十分の大きさでした。
 昼食は参加者も少ないことで、豚汁に市販のおにぎりとしました。豚汁は豚肉、ダイコン、ニンジン、ミズナ、カボチャ、エノキ、シメジ、コンニャク、白ネギで隠し味はショウガでした。温かい昼食は有難い。感謝。

水路沿いの導水管の補修

今年の活動は天候に振り回された1年でした。活動日が雨に降られたり、酷暑で作物の出来が不良であったり。来年は楽しい、充実した活動がより出来ることを願います。参加された皆様いい卯年をお迎えください。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


お知らせ

1月の定期活動日は1月8日(土)です。恵比寿神社へ初詣をして、卯年の安全と健康、豊作を祈願します。 寒い厳しい日々が続くようですが、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


12月25日活動記録写真
法面の下草刈り(接木した柿も順調に生育)
うまい菜の収穫(手前はみず菜)
不要なものの焼却(火が恋しい)
寒い中での昼食準備(ご苦労さま)
焚き火周りで、冬陽を受けての昼食
水車モニュメントの前での今年最後の参加者の記念写真(門松を作りました)

第69回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、菅野、高以良夫妻、橋場、橋本、松尾、垣見、大坪、藤原、長尾でした。


(第80号 平成22年12月17日)

~晴れ渡った穏やかな師走の里山を楽しむ~

今年も餅つき大会と懇親忘年会でにぎわう

 フユイチゴが今年も輝く赤い実をつけ始めた中、第69回「鹿背山倶楽部活動」が12月11日(土)に32名の参加で行なわれました。昼過ぎまでの餅つき大会29名、夕刻からの忘年会25名と、例年どおり、多数の参加者を交えたにぎやかな活動日となりました。天候不順な11月に稲刈りなどでご苦労をおかけしていた長尾会長が、当日は体調不良で欠席されたことは残念でした。
 午前は餅つき大会を行いました。いつもより早い時間から参加していただいた会員が焚き火の準備をしてくれましたが、夜露で湿った燃材はなかなか火がつきにくく、悪戦苦闘の立ち上がりとなりました。それでも、大半の会員が集合した10時前には無事に幾筋かの煙が立ちぼるいつもの穏やかな年末の風景が見られました。
 もち米蒸し用の窯の火つけを行い、別に大鉄鍋で湯を沸かしました。会員が製作した大鍋専用のかまどが威力を発揮し、しばらくすると大量の湯がすっきりとわきあがりました。臼は昨年から使用している花崗岩製の平臼を使用しました。前夜に水とぎをすませて水に浸していた米は、購入したもち米30kgと収穫した緑米でした。
 いよいよ餅つきの始まりです。木製蒸篭(せいろ)に竹製すのこを置き、大きめの布巾を敷いて、もち米2kgほどを中心部にくぼみを作って入れ、5段重ねで蒸しを行いました。暖めておいた石臼の湯をすくい取り、蒸し米を入れて、杵で練ってつきました。

今年の餅は、つきあがった状態でも粒が目立ちました。餅の品質にもややばらつきがあったようです。原因が米にあったのか、蒸篭にあったのか、それとも会員の高齢化による何らかのことか、理由はよくわかりませんが、蒸篭説が有力なようです。
 昼食代わりにつきあがった餅を試食した後会員配布用の餅を丸めました。昼食用の餅には、あん餅、きな粉餅、大根おろし餅、納豆餅のほか、今年はゴマ揚げ餅も登場し、会員の評判も上々でした。
 交代しながら15臼ほどつき予定より1時間ほど長くかかりました。終わりがけにちょうど激しい通り雨が降り始め間一髪で

調子もリズミカルにつきあがる
木津北の今後について報告する中川部長

2時前に無事終了となりました。全員で後片付けをし、餅を手土産に解散しました。
 午後は懇親を兼ねた忘年会を開催しました。例年同様に学研センターのご好意で会議室をお借りして行いました。酒井監査役のお話では、近く学研センターは「すずらん館」に移転する予定とのことです。
 橋本副会長による開会の挨拶、乾杯のあと、さっそく鹿背山倶楽部名物のおでん、サラダ、寄せ鍋などを囲んで、にぎやかな懇親の輪が広がりました。

都市再生機構関西学研本部の中川事業部長から「木津中央、木津北の今後について」の報告がありました。木津中央でカスミサンショウウオの棲息が確認され、木津北地区でも棲息が確認されたことから、木津北地区でカスミサンショウウオの保全を進めること、鹿背山倶楽部と親密な関係にあった里山オーナークラブの制度が来年11月をもって一旦なくなるが、木津北地区の今後の利用推進の方法について、木津川市との緊密な協議が開始されることなどが報告されました。
 当会としても、カスミサンショウウオの保全に向けた活動を行っていきたいと考えています。
 懇親は2時間あまり続き、一年間の活動の思い出や反省、来年への夢などを語り合いました。「ネパールマエダ」のハンドルネーム(メールアドレス)を持つ前田さん、加藤さんのネパールトレッキングの体験報告も会員の関心を集めていました。
 皆で後片付けを済ませ、今年も収穫した赤米、緑米とうるち米(ヒノヒカリ)を手土産に解散しました。参加していただいた皆様、また、前夜から餅つきと忘年会の準備をしていただいた方、ご苦労さまでした。


第70回「鹿背山倶楽部活動」は1月8日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。恒例の農始めです。恵比寿神社への初詣、畑の手入れ、 竹の後片付けなど軽微な活動を行います。雑煮を作ります。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


12月活動作業予定

12月25日(土)に年内最終の活動を行います。活動時間、場所等は通常どおりです。畑の手入れ、備品の整理、休憩所周辺の清掃などを行うことになると思います。師走の多忙な時ですが多くの方の参加をお願いします。


12月11日活動記録写真
米の蒸しあがりを慎重にチェック
温まった臼に手早く移す
つく前に十分捏ねて
できたばかりの餅を手に記念写真
十分試食したあとは持ち帰り用を丸める
参加者への手土産を配分中
いよいよ宴たけなわ
お腹いっぱいになったら語らいへ

第69回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、西田、橋場、橋本夫妻、松尾、宮園、垣見、新村、広瀬、前田良、岩元、加藤、橋本恒、中川、藤原。
(餅つき大会のみ参加)大岩、大森、鳥羽(親子)、古賀、大坪、瀬渡。
(忘年会のみ参加)酒井、松本、中尾 でした。


(第79-2号 平成22年11月30日)

~寒さを感じる初冬の里山での活動となる~

水田の防護柵の撤去と赤米の種籾採りほかをする

 紅葉が映える里山の中で第68回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が11月27日(土)に15人の参加で行われました。水田周りの防護柵の撤去、赤米の種籾採り、餅つき用の燃料作りほかをしました。
 午前は里山の朝の寒さを肌で感じて、水田の周りの防護柵の撤去を行いました。今年はイノシシ被害を大きく受けたことで、地際部を竹やビニール紐で補強していました。防護網を傷つけないように丁寧に撤去して、巻いて保管することにいました。イノシシに破られた部分も数ヶ所あり、補修して、来年は被害を受けないように防護柵の設置を行いたいと思います。冬季中に荒らされた畦の補修を行います。また、脱穀後の赤米とヒノヒカリ米の稲藁に稲穂が多く付いていることから、採取して来年の種籾とすることにしました。稲藁の束から、残っている穂を摘み取り、指先で籾をしごいて取り出しました。赤米の籾には赤黒い芒(のぎ)が付いていることでヒノヒカリ米の籾と区別して、採取しました。黒米と緑米は脱穀時に作業を終えて、採取済みです。来年度の種籾は確保出来ました。

畑では手作業で草取りを行い、旬のダイコンとニンジン、カブラを参加者数だけ収穫して手土産としました。数に限りがありますが、残りは随時会員に配布します。
シイタケのホダ木を移動しました。休憩小屋の足下に置いて、育てていたものをモウソウ竹林下のシイタケ栽培場所に移動しました。竹材で飼育場をつくり、潅水して専用の黒ビニール布で覆いました。収穫も行い、昼食の食材として、焼きシイタケと豚汁(味噌汁)の具として食しました。
ビオトープ池の整備も行いました。池の中ではメダカが多く泳ぐのが確認できました。

防護柵の撤去(防護網を巻く)
脱穀後の稲藁から種籾を採取する

ガマとハスは地上部の姿を消しましたが、クワイの葉は確認出来ています。
 昼食は豚汁と市販のおにぎり、デザートは柿でした。今回は料理を担当していただいていた2人の会員が休みのために、急遽、簡単な昼食メニューとなりました。豚汁は豚肉、ハクサイ、青ネギ、シイタケ、ダイコン、ニンジン、カブラでした。収穫した旬の野菜がたっぷりでした。柿は近くの柿農園から提供の「西村早生」で会員が焼酎で渋抜きした柿(奈良地方では「あわせ柿」と呼ばれている)でした。少し柔らかめでしたが甘味のある美味しい柿でした。

活動終了後のティタイムはコーヒーに会員のスペイン土産のチョコレートとお菓子でした。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


お知らせ

12月の定期活動日(11日)は恒例の餅つき大会を行います。準備のために可能な方は早目に現地に集合してください。参加費は300円/1人 ただし子供は無料です。
 午後3:00からは、関西学研センターの会議室(2階)で懇親忘年会を行います。参加費は、男性2000円/1人、女性は1000円/1人です。多忙な時期になりますが、多くの方の参加をお願いします。


11月27日活動記録写真
竹材で餅つき用の燃料づくり
ビオトープ池の補修
シイタケのホダ木を移動する
少し寒さを感じる初冬の里山での昼食風景
収穫したダイコン、ニンジン、カブラ
参加者の記念写真

第68回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、菅野、関、高以良夫妻、西田夫妻、橋場、橋本夫妻、大森、垣見、橋本恒、長尾でした。


(第79号 平成22年11月17日)

~晩秋の曇り空の里山での活動となる~

脱穀と籾摺り、秋植え野菜手入れほかをする

 里山の秋色の彩りが冴える中で第68回「鹿背山倶楽部活動」が11月13日(土)に20名の参加で行なわれました。古代米ほかの稲の脱穀と籾摺り、畑の手入れほかを行いました。心配された降雨も無く、無事に今年の稲(玄米)の収穫を終えることが出来ました
 午前中は曇り空の下で脱穀を行いました。地元で毎年お願いしている富永勝さんと富永禎二さんの協力で自走式 の脱穀機を水田の横に据え付けて行いました。まず、量の最も多いヒノヒカリ米(うるち米)から行いました。 稲架に掛けて自然乾燥させていた稲を数人で手渡しで運びました。操作は両富永さんお願いしました。 脱穀機の側に運んだ稲束を順次機械に通すと稲籾が布袋に勢いよく吐き出され、足元に出てくる稲藁は手作業で、 敷いたビニールシートの上に運びました。機械の調子も良く、続いて赤米も行いました。
 場所を移動させて黒米と緑米の脱穀を行いました。今年は夏場の異常気象もあり、黒米と緑米は生育が遅れていたことで、 稲刈りを延期していましたがイノシシ被害に遭い、踏み倒されたことと食害で収穫が大きく減少しました。 防護網の下を掘り起こして侵入したようです。
 10月31日(会員の和泉夫妻と高以良夫妻の協力を得て、緑米の一部を刈り取り)と、臨時活動日(11月3日)とで、倒されて泥まみれになった稲を刈り取り、小川の中で水洗いをして、休憩所横のキウイ棚ほかで稲架掛けを行ないました。緑米は約5割、黒米が約2割程度の減少と、被害は甚大でした。来年は被害が無いように対策を取りたいと思います。


午後は籾摺りを行いました。地元の方から譲り受けて保管していた籾摺り機を数人で担いで取り出し、休憩所前の広場に設置しました。動力源の発動機は富永さんが所有されているものを借りることにしました。籾摺り機との接続調整をして開始です。何回かの稼動調整をして、予定どおりに終了することが出来ました。収穫量は玄米でヒノヒカリ米が約90kg、赤米が約30kg、黒米が約2kg、緑米が約5kgでした。また、古代米は生育不良で実りの悪いものが多く、未成熟と思われるものが多く混じっていました。異常気象の影響を身近に感じる今年の秋の農事でした。

水田横での自走式脱穀機による脱穀
富永勝さんの運転で脱穀機を移動

畑ではサトイモの収穫と手入れを行いました。畑は被害も無いようです。ダイコン、ニンジン、2種のブロッコリー、前回の活動日に植えた小松菜、ソラマメ等は順調に生育しています。タマネギ苗も植え付けを行いました。
 昼食はシャケご飯と芋煮汁でした。シャケご飯は焼き鮭を解してご飯に混ぜたもので、芋煮汁は牛肉にサトイモ、ダイコン、コンニャク、ネギ、ハクサイ、シイタケ、シメジ、豆腐ほかでした。暖かい芋煮汁は冷えた体を癒してくれました。感謝。


第69回「鹿背山倶楽部活動」は12月11日(土)です。

午前中は恒例の餅つき大会を行います。 午後3:00から年末の懇親会(忘年会)を関西学研センターの会議室(2階)にて行います。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

第69回「鹿背山倶楽部活動」は12月11日(土)です。

午前中は恒例の餅つき大会を行います。 午後3:00から年末の懇親会(忘年会)を関西学研センターの会議室(2階)にて行います。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


鹿背山倶楽部懇親忘年会

12月11日(土)午後3:00~関西学研センターの会議室(2階)です。 忘年会のみご参加される方は、
kaseyamaclub.hp-kanrisya@kinet-tv.ne.jp
までご連絡ください。

11月活動作業予定

11月27日(土)は畦路周辺の機械草刈り、畑の手入れ、竹の伐採、水田防護網の撤去ほかを行います。寒くなります。体調に気をつけて多くの方の参加をお願いします。


11月13日活動記録写真
稲架に掛けた稲を手渡しで運ぶ
ヒノヒカリ米と赤米の脱穀
稲架の解体作業
休憩所横での黒米と緑米の脱穀
保管していた籾摺り機を運び出す
籾摺り機と発動機との調整
「止まるな」と願いながら籾摺り
参加者の記念写真

第68回「鹿背山倶楽部活動」参加者

富永勝さん、富永禎二さん、和泉夫妻、菅野、関、高、高以良、橋場、宮園伸、大森、加藤、新村、広瀬、前田良、大坪、鳥羽、橋本恒、藤原、長尾でした。



平成22年11月3日(祝日)の臨時活動

残っていた稲刈りを終えるための臨時活動日を10月30日(土)に予定していましたが、台風接近のために延期して11月3日(祝日)に 実施しました。晴天に恵まれ、午前中で活動は終了としました。

11月3日臨時活動日記録写真
イノシシに踏み倒された緑米(10月31日)
踏み倒された黒米、緑米の稲刈り
泥にまみれた稲を小川で水洗い
参加者の記念写真

第67回「鹿背山倶楽部活動」臨時活動日の参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、橋場、宮園伸、垣見、新村、大坪、藤原、長尾でした。



(第78-2号 平成22年10月27日)

~爽やかな秋晴れの里山での活動となる~

稲刈りと秋植え野菜の植付けほかをする

 可憐な青いツリガネニンジンが咲く中で第67回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が10月23日(土)に22人の参加で行なわれました。楽しみにしていた稲刈りと秋植え野菜の植付けや手入れほかを行いました。降雨が心配されましたが、降られることもなく終えることが出来ました。
 ヒノヒカリ米と赤米の稲刈りを行いました。田植え後の分桔が良く、穂数も昨年より多く実っていました。鎌で刈り取った稲を後方に数束ずつ分けて置きました。水田内で水きりの悪いところもあり、ぬかるみに足を取られての作業となりましたが、ほぼ全員が経験済みであったことで午前中に終えることが出来ました。


午後は前回の活動で切り取ってあった竹を使って、稲架づくりを行いました。 3本の竹をビニール紐で結束して組み、予定のところに建てて竿部の横竹を設置しました。稲を10~13cmで束ねてわらで結びました。 稲が乾燥していたことで稲架掛けは順調に行うことが出来ました。ヒノヒカリ米と赤米が混ざらないように少し離して掛けました。 今年の夏季の猛暑の影響のためか、黒米と緑米の実りが遅く、1週間刈り取りを延ばすことにしました。
 畑では秋野菜の植え付けを行いました。小松菜、ミズナ、ソラマメの苗を植え付けました。
秋晴れの下での稲刈り
刈り取った稲をわらで束ねる
 2種のブロッコリー、ニン二ク、カブラ、ハクサイは根付いたようです。これから害虫に気をつけて、収穫を楽しみにしましよう。タマネギを植える準備として、耕転と施肥を行いました。
 昼食は芋ご飯に豚汁、デザートは季節物の柿でした。芋ご飯は前回に収穫したサツマイモを使用し、豚汁はソーメン入りで豚肉にコンニャク、ダイコン、ハクサイ、ゴボウ、ニンジン、エノキ、白ネギ、サツマイモ、シイタケで隠し味にすりショウガでした。季節の芋ご飯に具沢山の豚汁は美味しくいただくことが出来ました。

デザートの柿は地元の農園からの差し入れの富有柿。適度な硬さで、さわやかな甘味でした。
山栗の実りは悪く収穫は少しでした。来年は収穫が楽しめるように落下する適時に拾い集めましょう。

お知らせ

10月30日(土)に臨時活動日として、残りの黒米と緑米の稲刈りを行います。集合場所と時間等は定期活動日と同じですが、活動は午前で終了とします。多忙と思いますが、多くの方の参加をお願いします。


第68回「鹿背山倶楽部活動」は11月13日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


10月23日活動記録写真
目の字型に組んだ稲架の完成
ヒノヒカリ米の稲架掛け
コマツナ苗の植え付け
植え付け後のソラマメ苗の潅水
タマネギ植え付け準備の耕転
参加者の記念写真

第67回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

杵島、児嶋、菅野、関、高、西田夫妻、橋場、橋本夫妻、松尾、宮園、渡辺修、大森、垣見、前田良、大坪、加藤、瀬渡、橋本恒、藤原、長尾でした。


(第78号 平成22年10月14日)

~暑さを感じる秋晴れの里山での活動となる~

稲架用の竹材の切り出しとサツマイモの収穫をする

 山柿の実が色づく中で第67回「鹿背山倶楽部活動」が10月11日(祝日)に15名の参加で行なわれました。次回に予定している稲刈り後の稲の自然乾燥のために稲架用の竹材の切り出しと秋の収穫の楽しみであるサツマイモ掘りを行いました。降雨予報のために中止した9日の定期活動日の振り替え活動として行いました。予定の竹材切り出しが出来たことで午前中に終了しました。
 竹材の切り出しは水田横の急斜面部から行いました。約10mに生長した淡竹を伐採し、枝払いと先端部の細い部分を切り落として、一方を節切りして支柱用に約2mに切り揃えました。竿部の横竹は10本用意しました。稲の状態はヒノヒカリ米が十分な実りで、穂を大きく下垂しています。古代米は籾がまだ柔らかいものがあり、もう少し充実させる時間が必要のようです。昨年よりも実りは良いようです。10月23日の稲刈り予定日には十分に実っているでしょう。水田は、稲刈り作業時にぬかるみに足元を取られないように流入口を塞いで、排水溝を作り乾燥するようにしました。防護柵の効果で獣害はありません。


秋の収穫の楽しみの一つであるサツマイモの収穫を行いました。蔓や葉部を取り除き、鍬やスコップで掘り返すと径3~5cm、長さ10~15cmほどのものが多く収穫できました。小さめの物は次回の活動日にイモご飯として、味わいたいと思います。夏場に猛暑や乾燥、昆虫による葉の食害に会い、生育が心配されましたが実りは良でした。
斜面の竹を注意して切り出す
竹の枝を切り落とす
 昼食は準備していませんでしたが、会員の橋本嘉子さんに前日から準備していただいた手作りの栗ご飯とイモご飯にキュウリとニンジンの糠漬、ツルムラサキのゴマ和え、朝に収穫したシイタケ焼き、茹山栗でした。予期してなかった旬づくしの食事でした。ありがとうございました。

第68回「鹿背山倶楽部活動」は11月13日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)稲の脱穀と籾摺り、畦路周辺の機械草刈りや畑の手入れ、竹の伐採ほかを行います。体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

10月活動作業予定

10月23日(土)は稲刈りと畦路周辺の機械草刈り、畑の手入れほかを行います。涼しくなりますので体調に気をつけて、 多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


10月11日活動記録写真
支柱用に切り揃える
切り揃えた支柱用材
鍬で掘り起こす
サツマイモの泥を落とす
サツマイモの配分作業
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ウスバキトンボ
トンボ科 日本の真夏にごく普通に飛ぶトンボで、旧盆のころに多く、精霊トンボや盆トンボとも呼ばれています。寒さに弱いために、 冬を越すことが出来るのは沖縄だけのようです。長時間の飛行が出来ることから東南アジアや小笠原から飛来していると思われています。 今年はナツアカネやアカトンボに混じって観察できています。長引く暑さが原因かも知れません。


第67回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、関、西田夫妻、橋本夫妻、宮園伸、大森、加藤、広瀬、長尾でした。


(第77-2号 平成22年9月29日)

~秋を肌で感じての里山活動となる~


秋植え野菜の準備と手入れ、機械草刈りほかをする

 赤トンボとナツアカネが舞う中で第66回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が9月25日(土)に10人の参加で行なわれました。休憩所周辺の機械草刈りと畑の耕転、除草、ビオトープ池の整備ほかを行いました。里山の秋を感じる陽ざしの中での1日でした。今日はこの地域の小学校の運動会と重なったことで参加者が少なくなりました。参加された皆さまご苦労さまでした。
 秋植え野菜の準備を行いました。畑一面が雑草に被われていたことで畝部は機械草刈りを行い、耕運機で耕転を行いました。これから畝づくりと施肥を行い秋野菜の苗を植えつけたいと思います。また防護柵沿いは手作業で草取りを行い、併せて、収穫後の防草シートや竹材の撤去も行いました。サツマイモの試し掘りを行いました。実りは良でした。次回の活動日に収穫を行います。落花生も順調に生育していますが一部の葉が食害されていますが大丈夫でしょう。サトイモも大きく育っています。
 休憩所周辺の機械草刈りを行いました。黄色コスモスやゲンペイシダレモモの足元周りは傷つけないように手作業で行い、また炭焼き窯の回りも除草しました。これからも活動日に行います。


水田の稲は順調のようです。古代米の稲穂が色づき、里山の彩りが映えるようになりました。緑米の黒紫色の穂はこれから成熟するようで、花が咲いている状態です。黒米、赤米、ヒノヒカリ米は穂を垂れています。防護柵のおかげで獣被害はありません。生育状況は穂数が昨年よりも多く、収穫が楽しみです。次回の活動日(10月9日)に緑米を除いて、稲刈りを行う予定です。
 ビオトープ池の整備も行いました。クワイとハスは大きく生育しています。
繁茂した雑草に埋もれての機械草刈り

畦路の機械草刈り
 昼食はチャンポンに揚げ物、デザートは地元の方からの差し入れの早生柿でした。チャンポンは豚肉にキャベツ、モヤシ、ニンジン、キュウリ入りでした。揚げ物は厚めの豚肉の唐揚げ、イカと会員持参のカボチャ、シシトウのてんぷらでした。秋の陽ざしを受けての温かく、美味しい食事をしながらの談笑は最高でした。早生柿は少し硬めでしたが、初物を楽しみました。
 少し涼しくなったことで、キノボリトカゲや青大将、ツマグロヒョウモン(雌)、ウラギンシジミチョウ、ツバメシジミ、オニヤンマ、シオカラトンボなど多くの生き物を確認することが出来ました。
お知らせ

10月9日(土)の定期活動日に稲刈りを行います。友達や子供の参加を歓迎します。奮って参加してください。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


9月25日活動記録写真
秋植え野菜の植え付け準備の耕転
サトイモ周辺の除草
ビオトープ池の整備
豊作のシイタケ
秋の陽ざしを受けての昼食
参加者の記念写真

第66回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、児嶋、菅野、関、橋本治、松尾、中川、垣見、藤原、長尾でした。


(第77号 平成22年9月15日)

厳しい残暑の中での里山活動となる


防護網の設置と機械草刈り、畑の草取りほかをする

 稲の穂が色づく中で、第66回「鹿背山倶楽部活動」が9月11日(土)に13名の参加で行なわれました。水田周りの防護網の設置と畦路の機械草刈り、畑の草取りと潅水ほかを行いました。居残る酷暑の中での1日でした。参加された皆様お疲れさまでした。
 古代米の穂も黒や赤に染まり始めたことで、獣害対策の防護網の設置を行いました。前回までに朽ちた防護柵の竹杭の補修を完了していました。竹杭の天端を少し割り、防護網を平たいビニール紐に通して固定しました。これでイノシシやタヌキによる侵入の倒稲被害は防ぐことが出来るでしょう。米が充実する時期ですが、水田内は続く日照りで、少しひび割れがあり水枯れ状態です。黒米と緑米は植付け面積も少ないことで収穫量が心配です。一雨が欲しい。雨乞いです。
 残暑厳しい中でも雑草だけは生育旺盛です。今回も刈り払い機4台で草刈りを行いました。入口から駐車場までと休憩所周辺から水田にいたる畦路を中心に行いました。しばらくは雑草との戦いは続きそうです。  畑の中の草取りも行いました。サツマイモも雑草に埋もれている状態で、手作業で草抜きを行いました。


前回に播種したニンジンが芽を出してきました。サトイモも水枯れ状態です。ポンプを使用して、小川から水を汲み上げて潅水しました。
 果樹木の周りも除草し、潅水を行いました。スモモは葉が幼虫に食害され、丸坊主になりましたが再生するでしょう。ブルーベリーは葉の一部が茶色くなっている状態です。キウイは順調に生育しています。
 ビオトープ池の整備も行いました。移植したクワイやハスは順調に根付いたようです。
水田周りの防護網の設置(赤米水田の横)
ビオトープ池周りの機械草刈り
 昼食はカレーライス、キュウリとナスとダイコンの糠漬け、デザートはメロンでした。食材の一部とメロンは再生機構からの差し入れでした。カレーは鶏肉、シャケ、ホタテにジャガイモ、ナスビ、ゴーヤ、シメジでとろ味の少ないものでした。ご飯は少し固めでしたが美味しく食しました。差し入れのメロンは甘く、食べごろでした。活動終了後に食事担当者が気を利かして購入してきた、かき氷アイスは格別でした。感謝。

 

第67回「鹿背山倶楽部活動」は10月9日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
畦路周辺の機械草刈りや畑の手入れ、竹の伐採、果樹木の手入れ、ビオトープ池の整備ほかを行います。涼しくなると思いますが、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

9月活動作業予定

9月25日(土)は畦路周辺の機械草刈りや水田の草取り、畑の手入れほかを行います。
少し涼しくなると思います。多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


9月11日活動記録写真
畑での耕転(ダイコン植え付け準備)
サトイモへの潅水
ビオトープ池の整備
サツマイモ周りの草取り
古代米の実り(左側黒米、右側緑米)
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ハゼノキ
ウルシ科 山野に生え、葉は奇数羽状複葉。小葉は5~10cmで披針状、先端は細長く尖る。裏面は緑白色で無毛。 5~6月に黄緑色の小さな花を房状につける。核果は扁球状で白くて光沢がある。果皮からロウの原料を取る。雌雄異株。 触れてもかぶれることは少ない。


第66回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、菅野、高以良、橋本治、松尾、宮園伸、大森、垣見、新村、中川、橋本恒、藤原、長尾でした。



(第76-2号 平成22年8月31日)

厳しい残暑が続く中での里山活動となる

繁茂する雑草の草刈りと畑の潅水ほかをする

 アキアカネが飛ぶ中で第65回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が8月28日(土)に12人の参加で行なわれました。繁茂する畦路の機械草刈りと畑の機械潅水、水田周りの防護柵の杭の補修とビオトープ池の整備ほかを行いました。また、昼食を兼ねて暑気払いを行いました。
 この時期の雑草の生育は旺盛です。繁茂した畦路の機械草刈りを行いました。参加者が少なかったことで 水田周りの畦路沿いと防護柵の足元周り、ゴミが捨てられて、気になっていた入口周辺を主に行いました。 3週前の活動日にも機械草刈りを行いましたが、元の木阿弥同然になっていました。
 水田の稲も順調に生育し、黒米とヒノヒカリ米に稲花が付きはじめました。獣害を防ぐ防護柵を設置する時期になり、杭の補修を行いました。次回の活動日には防護網を設置する予定です。水田内の水草も繁茂していました。緑米と黒米の水田は少なく、赤米とヒノヒカリ米は繁茂しています。除草剤は使いたくありませんので、出来るだけ活動日には草取りを行いたいと思います。
 晴天が続く畑ではポンプを使用して潅水を行いました。トウモロコシは収穫を行い、カボチャとゴーヤは 収穫が過ぎたことで撤去しました。サツマイモは葉にバッタや昆虫による食害がありますが、生育は旺盛です。サトイモも落花生も順調です。収穫を楽しみにしましょう。

ビオトープ池の整備を行いました。ガマの花の時期は過ぎましたが、今年移植したハスとクワイは一部が定植したようです。
 楽しみにしていた養蜂はミツバチが飛散してしまい、10cmほどの巣だけが残っていました。これからは分蜂の時期を待って、場所の選定を行い自然営巣できる仕掛けをしたいと思います。
 昼食は暑気払いを兼ねて焼肉を行いました。カルビ他を3kgほど用意しました。屋外の木陰での炭火による焼肉は旨い。タレにダイコンおろしを混ぜての味はあっさり味で最高でした。秋の活動に向けて、鋭気を十分に養うことが出来ました。残暑の中での活動でした。参加された皆様お疲れさまでした。
畑でのポンプ使用の潅水

第66回「鹿背山倶楽部活動」は9月11日(土)です。

9月からは通常の活動時間に戻ります。(学研本部9:30、現地10:00集合です。)

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


8月28日活動記録写真
水田周りの畦路沿いの機械草刈り
水田周りの防護柵杭の補修
ビオトープ池の整備
木陰での昼食風景
炭火での焼肉です。焼けたかなー
参加者の記念写真(陽ざしが暑いー)

第65回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、児嶋、菅野、関、西田夫妻、橋場、橋本治、加藤、垣見、藤原、長尾でした。



(第76号 平成22年8月11日)

連日の酷暑の中での里山活動となる


水田の草取りと畦路沿いの機械草刈りほかをする

 アブラゼミの鳴き声を耳にして、第65回「鹿背山倶楽部活動」が8月7日(土)に13名の参加で行なわれました。水田の草取りと畦路沿いの機械草刈り、畑の潅水ほかを行いました。今月の定期活動日はお盆と重なることから1週間早く行うことにしました。暑い1日でした。
 水田の中の水草も繁茂していました。稲の分桔の妨げにならないように取り去ることが必要です。手作業では限りがあり、少ししか出来ませんでしたが機会あるごとに草取りを行いたいと思います。暑さに耐えての作業となりました。また今年は古代米の植え付け面積も少ないことから、分桔が進すむように対応することが必要です。水の管理や病虫害に気をつけ、実りを楽しみにしましょう。これからの実りに備えて、水田の周りの防護柵の杭の補修を行いました。
 

 活動エリア全てに雑草が繁殖していました。休憩所周辺や畦路沿いを中心に刈り払い機を5台使用して雑草刈りを行いました。背が高く密に生育していたことで、新しい替刃を使用しましたが、時間のかかる作業となりました。
 畑では晴天が続いていることから、水中ポンプを使用して、潅水を行いました。トウモロコシが実をつけ始めましたので、鳥害防止の網を取り付けました。落花生やサトイモ、サツマイモは順調に生育しています。キュウリやミニトマト、ナスビ、ゴーヤ、シシトウは結実を終えたようで、次回に撤去します。
照りつく暑さに耐えての水田の草取り
畦路の機械草刈り
 ブルーベリーは少し実をつけていました。キウイは蔓が伸び、柱に巻きつく程度に生長してきました。 ザクロは順調に生育して来ています。スモモの1本は主幹が折られてしまいましたが、わき枝が生育してくるでしょう。スダチは雑草に覆われて、アゲハチョウの幼虫に食害されています。
 昼食は冷やしソーメンに豚冷シャブでした。火照った体には冷たい食事は体を癒してくれて有難く、美味しくいただきました。地元の方からの大きなスイカの差し入れがあり、小川で冷やして、食しました。汗を 過分に掻いた後のスイカは最高でした。

 

第66回「鹿背山倶楽部活動」は9月12日(土)です。

現地集合は10:00です( 学研本部集合は9:30とします)
畦路周辺の機械草刈りや水田の中の水草取り、畑の手入れ、竹の伐採、果樹木の手入れ、ビオトープ池の整備ほかを行います。少し涼しくなると思いますが、体調に気をつけて、多くの方の参加をお願いします。

8月活動作業予定

8月28日(土)は畦路周辺の機械草刈りや水田の草取り、畑の手入れほかを行います。暑さ厳しい時期ですが、多くの方の参加をお願いします。 時間は夏時間(現地集合時間9:00)で行ないます。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


8月7日活動記録写真
水中ポンプで汲み上げて潅水
水田周りの防護柵の杭の補修
差し入れのスイカを切り分ける
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

アブラゼミ
セミ科 盛夏に鳴く。幼虫は地中で木の根の汁を吸って育つ。産卵から6~7年たって終齢幼虫が地上に現れて夜に羽化する。成虫が地上にいる期間は2~3週間である。セミは世界に約2000種あるとされる。


第65回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉、菅野、橋場、宮園伸、米倉、垣見、加藤、前田良、大坪、中川、橋本恒、藤原、長尾でした。



(第75-2号 平成22年7月28日)

強い太陽光が差す酷暑の中での里山活動となる

水田の草取りと畦路の機械草刈りほかをする

大輪のヒマワリが咲く中で第64回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が7月24日(土)に15日の参加で行なわれました。水田の草取りと機械草刈り、畑の手入れを行いました 。
 水田の雑草も水面上に葉を出し、水中にも繁茂し始めて来ました。稲は約40cmに生育し、分桔も始まって稲苗数も多くなってきました。昨年は夏場の草取りをおろそかにしたこともあり、収量が半減した反省から、分桔が盛んなこの時期に草取りを行いました。太陽光が水面で跳ね返り、暑さと高い湿度に耐えての作業となりました。これからも活動日ごとに草取りを行いたいと思います。
 畦路沿いの機械草刈りも行いました。前回の活動日も刈り払い機を総動員して行いましたが、雑草の生育は早く、繁茂する雑草との戦いはしばらく続きそうです。
 

畑でも手作業による草取りです。サツマイモやピーマン、ミニトマト、ナスビの根元周りを主に行いました。サツマイモも昨年は雑草との競争に負けて収穫量は少なくなりました。キュウリやゴーヤ、ナスビは収穫できたので昼食の食材として利用しました。トウモロコシは約1.5mに生育し、花芽を付けています。鳥害(カラス?)に遭わないようにしたいと思います。 日照りが続いていることから潅水も行いました。

ミツバチの巣箱は中で巣作りが始まっているのが確認できました。もっと大きくなることでしょう。楽しみが夢とならないように「ミツバチさん」頑張ってください。

照りつく下での水田の草取り
畦路沿いの機械草刈り
 昼食はキーマカレーにキュウリの味噌酢和え、野菜冷スープ、キュウリでした。キーマカレーは牛ひき肉にタマネギ、卵をそぼろ状に炒め、カレー粉で味付けしたものです。米飯にのせていただきました。野菜冷スープはトウガラシ、キュウリ、ゴーヤ、ナス、トマト、ジャガイモ、バジルにベーコン入りでした。カレーと冷スープは暑い時の食欲増進と火照った体を癒してくれました。デザートは会員が自ら育てた差し入れのスイカとメロンでした。甘味があり、みずみずしく、今年初めての方もおられ、美味しくいただきました。ありがとうございました。自然豊かな中の木陰での食事は贅沢でした。
参加される皆様へのお願い

 昼食の数を確認することも兼ねて、名札掛けを作りました。当日参加された方は竹の名札を表向けて、所定のところに掛けてください。遅れてこられた方も必ず表向けて掛けてください。

8月の定期活動日は第1土曜日の7日(土)に繰り上げて行います。

8月の定期活動日はお盆との関係で1週間早く行います。間違いのないように注意してください。活動時間は夏時間(現地集合AM9:00)で行います。
 7月、8月の活動は夏時間(現地集合時間9:00)で行なっています。暑い日が続きます。体調に気をつけて参加してください。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


7月24日活動記録写真
畑での除草と耕転
竹林内の下草の伐採
畦路沿いの下草伐採
ミツバチの巣づくりが始まる
昼食後の会員持参のスイカの切り分け
参加者の記念写真(大輪のヒマワリも参加)

第64回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

児嶋、菅野、関、高以良夫妻、西田、橋場、橋本治、松尾、加藤、垣見、前田良、大坪、藤原、長尾でした。



(第75号 平成22年7月14日)

梅雨明け前の晴れ間での里山活動となる

繁茂した雑草の草刈りと畑の手入れほかをする

 ピンクのシモツケが咲く中で、第64回「鹿背山倶楽部活動」が7月10日(土)に20名の参加で行なわれました。機械草刈りと畑の手入れ、ジャガイモの収穫、ビオトープ池の整備ほかを行いました。7月からは夏時間設定で開始を1時間早くして、午前中で活動終了としました。
 前夜の雨もあがり、薄日が差す中で繁茂した雑草の機械草刈りを行いました。まず休憩所周辺や畦路沿いを優先して、5台の刈り払機を総動員しましたが、雑草は背丈も高く密になっていたために難しい作業となりました。畦路横の法面部は大鉈を使用し、畑の防護柵や草花周りは手作業で行いました。
 

 ジャガイモの手入れを行いました。地上に葉を出してきましたが、ヒビ割れが目立つために、乾燥防止と防草対策で稲わらをかぶせることにしました。稲わらを敷き、麻ひもと竹串で飛散しないように抑えました。除草も行いました。また、活動日の前までにニンジンの播種と小芋の種芋の植え付けを行いました。
 水田の稲は根づいたようで、水の中で真っすぐに生育しています。雑草も顔を出して来ており、一部の除草を行ないました。梅雨明けがまだのため水量が適切になるように、吐け口の高さを調整しました。しばらくはこまめに見守りたいと思います。施肥も行いました。
ビオトープ池周りの大鉈による草刈り
畦路沿いの刈り払い機による草刈り
 畑でも防草のための黒いシートや稲わらを被せていましたが、雑草が繁茂しており手作業で草取りを行いました。カボチャやサツマイモ、トウモロコシ、シシトウ、サトイモは順調に生育しています。ジャガイモとニンジンは全て収穫し、昼食時に食材として使用した残りは参加者の手土産としました。 今年は出来が良好でしたが、ニンジンは収穫が遅れたことで、太り過ぎで割れていたものもありました。キュウリやトマトは実りのものを収穫しました。ビオトープ池の中に止水提の作業も行ないました。ガマの茶色の雌花穂が綺麗についています。

 昼食は冷やしソーメンに豚焼肉、焼きナスビ、エンリギ、ジャガイモと野菜サラダでした。冷やしソーメンの薬味はきざみネギと青葉シソ、ミョウガ、擦りおろしショウガでした。野菜サラダは収穫したキュウリとミニトマト、スライスレモン添えでした。体力を消耗するこの時期の豚焼肉は有難いメニーでした。

第65回「鹿背山倶楽部活動」は8月7日(土)です。

8月の定期活動日はお盆との関係で1週間早く行います。現地集合は9:00です(学研本部集合は8:30とします)。
 主に畦路周辺の機械草刈りを行ない、ほかに畑の除草と手入れを予定しています。7月、8月の活動は夏時間(現地集合時間9:00)で行なっています。暑くなりますので、体調に気をつけて参加してください。

7月活動作業予定

7月24日(土)は主に畦路沿いほかの機械草刈りを行います。他に水田と畑の手入れと雑草取りを行います。活動時間は夏時間(現地集合時間9:00)で行ないます。暑さに気をつけて、多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


7月10日活動記録写真
ジャガイモの収穫
畦路沿いの法面部の草刈り
カボチャ周りの手作業の草取り
ビオトープ池内の止水堤の作業
ミツバチが箱の蓋部に巣を形成
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

ミツバチ
ミツバチ科 花の蜜を加工して巣に蓄えハチミツとする。日本ではニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種が飼育され、蜜採取と受粉に使われている。ミツバチの働きバチは受精卵から生まれる2倍体の雌で、未受精卵から生まれる1倍体の雄は女王蜂との交尾後に死亡するか、繁殖期後に働きバチに巣を追い出される。


第64回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、松尾、宮園伸、大森、加藤、垣見、新村、前田良、大坪、橋本恒、長尾でした。



(第74-2号 平成22年6月29日)

降りしきる梅雨の中での里山活動となる

残りのヒノヒカリ米の田植えと畑の手入れをする

アザミの花が咲く中で第63回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が6月26日(土)に17名の参加で行なわれました。今年2回目で残りのヒノヒカリ米の田植えと畑の手入れほかをしました。降りしきる雨の中での辛い活動の1日でした。
 6月19日に振り替え活動日を設定していましたが雨予報で中止とし、本来の自主活動日に行うことにしました。当日は天気予報では曇りでしたが、朝から本格的な梅雨模様で雨具を着ての活動となりました。これ以上田植えを遅らすことは出来ず、決行しました。
 昨年は草取りを行わなかったことも原因で収穫が半減したことから、第1回目(12日)と同じく、田植え前に代かきに併せて草取りを行うことにしました。雨が降りしきる中での草取りは雨具の中の体が蒸して、汗をかき辛い作業となりましたが、参加者は文句も言わず、黙々と行いました。予定通り午前中に代かきも終えることが出来ました。稲苗は地元の方から譲っていただいたもので、美味しいお米と評判のヒノヒカリ米の苗です。機械植え用の約10箱分に自前の苗床で育てた稲苗を使用しました。昼食後に少し空も明るくなってきたことで、小降りの中少し早めに田植えを始めることにしました。水田内の水を少なめにして行いました。15名が1列に並び、目印の付いた糸を張り、1ヵ所3芽づつ植えていきました。足が抜けずに苦労した会員や腰辺りまで泥まみれになった会員もいましたが、約6畝(約600㎡)の田植えを終えることが出来ました。個性も現われ?蛇行植えも目立ちました。これから、除草と水の管理をこまめに行い、秋の豊作を楽しみにしたいと思います。
 

 畑ではトウモロコシやキュウリ、トマトほか夏野菜も順調に生育しています。ジャガイモ掘りを行う予定 でしたが降りしきる雨で収穫は次回活動日に行うことにしました。試し掘りでは十分の実りでした。
  昼食はカレーにサラダでした。カレーの材料は豚肉、畑から収穫したジャガイモとナスビとニンジン、それにタマネギでした。サラダは茹イカの切り身にレタス、トマト、バジル、カイワレ、ミズナ、ニンジン葉でした。雨で濡れた体にはカレーは暖まり、疲れを取って心を癒してくれました。感謝。
15名が1列に並んでの田植え

活動終了後は多くの参加者が着替えて、さっぱりした気持ちで家路に着きました。今回の活動に参加していただいた皆様お疲れでした。この苦労が大きな実りになることを願いましょう。


第64回「鹿背山倶楽部活動」は7月10日(土)です。

7月から集合場所が1時間早まります。多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


6月26日活動記録写真
雨の中での草取り
草取り後、トンボやレーキで仕上げの代かき
田植え開始前に稲苗束を散在
参加者の記念写真(達成感で満足 万歳)

第63回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高以良、西田、橋本治、松尾、宮園伸、米倉、加藤、垣見、大坪、橋本恒、  藤原、長尾でした。




(第74号 平成22年6月15日)

~晴天の強い陽ざしを受けて里山活動を楽しむ~

古代米の田植えと畑の手入れほかをする


ツバメが飛び交う中で、第63回「鹿背山倶楽部活動」が6月12日(土)に26名の参加で行なわれました。古代米(赤米、黒米、緑米)の田植えと畑の手入れ、ミツバチの巣箱の設置ほかをしました。

里山農事活動の楽しみである田植えを行いました。昨年の収穫が少なかった原因の一つが雑草の繁茂と除草を怠ったこと、との反省から、田植え前にも代かきに併せて除草を行ました。稲苗は播種後の天候不順が心配でしたが、約15cmに生長していました。手作業で稲苗を採取しました。発芽率が悪く稲苗本数は少なめでした。

緑米と黒米を一番上の水田に植えました。10人余りが横1列に並び、張られた糸の目印に合わせて、1ヶ所あたり3芽の植付けをしました。水田に足を取られる人もいましたが、今年は水田内の水を少なめにしたことと、手馴れてきたこともあり、順調に行うことが出来ました。大きな2枚目の田は耕転と除草に時間がかかってしまったことで、次回に代かきをして田植えを行うことにしました。3枚目の田には赤米と地元の方から譲っていただいたヒノヒカリ米の植付けを行いました。今年の古代米の植付け本数は少なくなりましたが、生育管理をこまめに行い、豊作を楽しみにしたいと思います。

畑の夏野菜は順調に生育しています。小麦の収穫を行いました。天日干しを行い、脱穀と籾摺りを行い、一部は来年の種籾として保存します。ところで、どなたか籾摺りの方法をご存知の方はご連絡下さい。小麦粉にしてパンか麺作りをしたいと思います。
 今回は天気が続いていたことで、潅水作業を行いました。収穫ができるまで、畑や水田の夏季の生育管理をこまめに行いたいと思いますので、時間に余裕のある方は随時見回りに協力してください。


養蜂活動を行うことにしました。京都府への届出が必要で、先日書類を提出してきました。
 巣箱は会員の手作りで、板材で作製した玄人はだしの出来栄えです。約40cm四方で高さ約60cmの3段づくりです。内外をバーナーで焼き仕上げました。
 近くで受粉のために設置されていた養蜂業者の巣箱が撤去された後の「はぐれミツバチ」を、了解を得て内部に砂糖水を塗った巣箱に移しました。今後、営巣することを期待したいと思います。

一列に並んでの黒米の田植え

昼食は明太子ご飯に冷やしソーメン、豚肉シャブシャブにミズナ、キュウリ、トマト、茹でジャガイモの野菜サラダでバナナ添えでした。いつも時節に合った多様なメニューで、風通しのよい木陰での食事は疲れた体を癒してくれました。これからもよろしくお願いします。

おしらせ

6月26日(土)の自主活動を繰り上げて、6月19日(土)とします

残りのヒノヒカリ米の田植えを行います。多くの方の参加をお願いします。従って6月26日(土)は休みとします


第64回「鹿背山倶楽部活動」は7月10日(土)です。
7月から集合時間が1時間早くなります。

現地集合は9:00です( 学研本部集合は8:30とします)。
畦路周辺の機械草刈りを主に行います。ほかに畑の除草と手入れを予定しています。暑くなりますので、作業時間を1時間早めに行い、午前中で終了とします。体調に気をつけて参加してください。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1508


6月12日活動記録写真
照り返しを受けての水田の除草
木製トンボやレーキを使っての代かき
苗床から稲苗の採取れ
サツマイモへの潅水
竹林の中に設置した養蜂巣箱
参加者の記念写真

鹿背山一口メモ

ツバメ
ツバメ科 夏鳥として渡来し、人家の軒先に椀形の巣を泥や枯れ草を集めて作り、日本で繁殖する。巣立ちまでの日数は20~25日で、餌は空中を飛んでいる昆虫を巧みな飛翔で捕まえる。成鳥と巣立った幼鳥はアシ原に集団ねぐら(塒)を形成する。


第63回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高、高以良夫妻、西田夫妻、信吉(西田夫人の友人)、橋場、橋本夫妻、宮園伸、 大森、加藤、新村、広瀬、前田良、赤井、大坪、才田、橋本恒、藤原、長尾でした。



(第74-臨時号 平成22年6月9日)

入梅前の晴れ間での里山活動となる

水田の草取りと代かき、サツマイモの植付けをする

ホトトギスの鳴き声を耳にして、第63回「 鹿背山倶楽部活動 」(臨時)が6月5日(土)に19名の参加で行なわれました。田植えの準備としての水田の草取りと代かき、サツマイモ苗の植付け、畦路周辺の機械草刈りほかを行いました。汗ばむ陽ざしを体いっぱいに受け、体調に気をつけての活動日でした。
 田植えの時期です。田植えは6月12日の定期活動日に行う予定です。今回の臨時活動の目的は水田の田植え前の草取りと代かきでした。昨年は水田内の草取りを十分にしなかったため稲の生育が悪く、収穫量が半分以下でした。前回の活動で草取りをした水田にも草が一部顔を出していました。草取りに併せて、レーキや鋤で代かきを行いました。水を導入しておいた別の水田は少し傾斜しているようで、均しの土の移動と草取り、代かきを行い、田植え前の整備をしました。腰を曲げての草取りは辛い作業でした。今年は生育期間中(夏場)もこまめに草取り作業を行い、豊作を目指したいと思います。残りの水田は耕転をし、導水処置を行いました。

サツマイモ苗の植付けを行いました。前回の活動日に耕転と畝づくりをして準備したところとエンドウ豆とソラ豆を収穫撤去したあとに、100芽の植付けを行いました。溝を掘り、防草と乾燥防止のため黒ビニールシートを敷き、約30cmピッチで列状に苗を置き、土を被せて潅水しました。10月の収穫が楽しみです。ナスビやトマトほかも順調に生育しています。挿し木をしていたタラノキも10本ほど芽を出していますが根付くかどうか、しばらく観察したいと思います。収穫したエンドウ豆(ツタンカーメン種)は参加者の手土産としました。ソラ豆は昼食時に茹でて食しました。
水田の繁茂した草取り

ジャガイモは19日の活動日ごろに収穫予定です。楽しみにしてください。休憩所や畦沿いの機械草刈りも行いました。活動日には欠かすことの出来ない作業です。
 昼食はジャコ飯に冷やしソーメン、サラダ付き豚肉冷シャブでした。ジャコ飯はジャコに刻みシソ、梅果肉入りでした。シソと梅の口当たりがよく美味しくいただきました。豚肉冷シャブと冷やしソーメンは火照った体を癒してくれました。青空の下、風通しの良い木陰での食事は贅沢を満喫できました。 


おしらせ

6月12日の定期活動日に古代米(黒米、赤米、緑米)の田植えを行います

知人や家族の方も参加大歓迎です。多くの方の参加をお願いします。

第63回「鹿背山倶楽部活動」は6月12日(土)です。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


6月5日活動記録写真
草取りに併せて代かき
エンドウ豆の収穫
サツマイモ苗の植付け
畦周辺の機械草刈り
稲苗も生育しました
参加者の記念写真

第63回「鹿背山倶楽部活動」(臨時)参加者

明来、和泉夫妻、大岩、杵島、菅野、関、高以良夫妻、西田、橋場、橋本夫妻、宮園伸、加藤、垣見、大坪、 藤原、長尾でした。



(第73-2号 平成22年5月26日)

初夏の暑さを受けての里山活動となる

水田の草取りと耕転、畦路周辺の機械草刈りほかをする

卯の花が里山に咲きほこる中で、第62回「 鹿背山倶楽部活動 」(その2)が5月22日(土)に20名の参加で行なわれました。水田の雑草取りと耕転、畦路周辺の機械草刈り、畑の手入れ、ビオトープ池の除草、竹の伐採ほかを行いました。初夏の陽ざしを体いっぱいに受けての活動の一日となりました。
 この時期は繁茂した雑草との戦いの始まりです。刈り払い機5台を使用して畦路周辺を主に行いました。しかし、地元の人がタケノコ掘りのために車で入ったタイヤの窪みが雨水の流れ道となっていて、一部は刈り残しとなりました。次回に補修をして草刈りをしたいと思います。活動エリアの草刈りは有害動物との棲み分けに必要で、気持ちよく活動するためには欠かすことの出来ない作業です。水田や畑周りの草刈りも順次行います。しばらくは草刈り活動を続けます。
 水田内の雑草取りを行いました。耕転して導水していた田にも雑草が繁茂していました。屈んでの手作業の草取りは一苦労でした。苗床の稲苗も生長は少し遅れているようですが、保温のために被った不織布の効果で5~10cmほどになっています。雑草取りも行いました。順調に生育すれば6月初めに田植えが出来るでしょう。耕転の済んだ田に水が流入するようにしました。臨時活動日(6月5日)を設定して、草取りと残りの田の耕転と水の導入を行い、田植えに備えたいと思います。
 

 畑でも手作業による草取りを行いました。ニンジン、シシトウ、サトイモ、カボチャ、ミニトマト、キュウリ、ナスビ、ニガウリ、トウモロコシは順調に生育しています。アスパラは2株とも多くの芽を出しています。エンドウ豆は豊作で収穫し、参加者のお土産としました。オタフク豆は昼食時に皮ごと焼いて、食しました。小麦とジャガイモは次回活動日に収穫します。楽しみにしてください。
 ビオトープ池に植えつけたハスの周りの除草もしました。花が咲くのを楽しみにしたいと思います。
 
畔路周辺の機械草刈り

昼食は豆ご飯に鶏肉ソテーの甘酢かけ、冷やしうどんでした。豆ご飯のエンドウ豆は会員が育てたものを提供してもらいました。レタス付きの鶏肉ソテーの甘酢かけはウスターソースをベースにした口当たりの良いものでした。冷やしうどんはショウガ、おろしダイコン、ミョウガ、ネギの薬味で暑い中での冷たいものは疲れを癒してくれました。


=おしらせ=
6月5日(土)を臨時活動日とします。

集合場所や活動時間は定期活動日と同じです。田植えの準備作業とサツマイモ苗の植え付けを行います。多くの方の参加をお願いします。

第63回「鹿背山倶楽部活動」は6月12日(土)です。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


5月22日活動記録写真
畑での耕転作業(サツマイモ植え付け予定地)
水田の手作業による草取り
苗床の草取り
水田の耕運機による耕転
木陰での昼食
参加者の記念写真

第62回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、西田、橋場、橋本夫妻、松尾、宮園伸、加藤、垣見、前田良、 大坪、中川、藤原、長尾でした。



(第73号 平成22年5月13日)

~立夏の陽ざしを受けての里山活動となる~

夏野菜の植付けと手入れ、機械草刈りほかをする


白いサワフタギの花が咲く中で、第62回「鹿背山倶楽部活動」が5月8日(土)に18名の参加で行なわれました。キュウリほかの野菜苗の植付けと手入れ、休憩所周りの機械草刈り、ハスの植付け、タラノキの苗木の植栽、竹の伐採と廃棄竹の焼却ほかをしました。

夏野菜の植え付け時期です。ミニトマト、キュウリ、ナスビ、シシトウ、ニガウリの苗の植付けを行いました。昨年は収穫時期を逸したことや連作障害で楽しみが半減しました。今年は生育管理をこまめに行い、併せて病虫害や鳥害対策、日除け、誘引作業を行って収穫の喜びを大いに味わいたいと思います。播種したニンジンとトウモロコシ、落花生は発芽して来ています。次回に間引きを行います。エンドウ豆は花も多く付け収穫間近です。小麦やジャガイモも順調に生育しています。手作業による雑草取りも行いました。

休憩所周辺や畦路沿いの機械草刈りを行いました。これからは雑草との戦いになります。里山活動には欠かすことの出来ない作業で、多様な野草や小動物との共生環境を作り、触れ合いの機会を創出するためには大切なことです。暑くなりますが頑張りましょう。

ビオトープ池の排水処置も完了したことで、新たに10株ほどのハス苗の植付けを行いました。会員から提供されたものです。ガマ生息エリアと隣接しており、花の鑑賞を楽しみたいと思います。池の中ではメダカが群れで元気に泳ぐ姿が確認できました。


タラノキの苗木を法面上部に植栽しました。自然に生育していたものを会員が掘り起こし提供していただいたものです。 前回に挿し木をしましたが、同様に大切に育てて、来春に旬の味覚を味わいたいと思います。竹の伐採と焼却処分を行いました。一部は竹材とするために保管することにしました。
 昼食はあんかけそばに市販のおにぎりでした。あんかけそばは豚肉にイカ、タマネギ、モヤシ、ニンジン 、アスパラ、カリフラワー、収穫したハチクでした。 暑さを避けて、木陰で量もたっぷりの美味しい談らんの昼食タイムとなりました。

竹林の伐採竹の搬出

地元で長く植物について研究されている木津川市植物同好会顧問の西澤公男氏が来訪されました。樹木について教えていただきました。ヤマウコギ、ヤマコウバシ、ウワミズザクラ、ガマズミ、ヒヨドリジョウゴ、ヤマウルシほかを同定していただき、樹名札を取り付けることが出来ました。他に竹のガン症状や藤袴とよく似たヒヨドリジョウゴとの見分け方も教えていただきました。これからも鹿背山の樹木についてご教授願いたいと思います。よろしくお願いします。


第63回「鹿背山倶楽部活動」は6月12日(土)です。


現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
主に水田の耕転と整備を行います。他は畑の除草と手入れ、畦路周辺の機械草刈りを予定しています。気候も良くなり、里山活動も快活に出来るようになります。体調に気をつけて参加してください。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519

5月8日活動記録写真
ビオトープ池のハスの植付け
タラノキ苗木の植栽
ジャガイモ畑の手入れ
休憩所横の機械草刈り
芽を出したニンジンとトウモロコシ
参加者の記念写真

鹿背山一口メモ

ヤマウコギ
ウコギ科 山野に生える雌雄異株の落葉低木。枝には扁平な刺がある。葉は5小葉の掌状複葉で長めの葉柄がある。5月ごろ黄緑色の5弁の花を多数つける。果実は5~6㍉の球形で9月に黒く熟す。漢字名は「山五加」。


第62回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、松尾、大森、垣見、新村、広瀬、藤原、 長尾でした。



(第72-2号 平成22年4月28日)

~遅れる春を感じての里山活動となる~

竹林の整備と柿の接木、畑の草取りほかをする


山桜が若葉に映える中で、第61回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が4月24日(土)に23名の参加で行なわれました。2度の時雨にあいましたがモウソウ竹林の整備、富有柿ほかの接木、畑の除草と手入れ、果樹苗木の植栽、タラノキの挿し木、伐採竹の焼却処分ほかを行いました。

天気予報は晴れでしたが、朝の作業説明時と昼食前に時雨があり、天候の異常を肌で感じての活動日となりました。タケノコの収穫時期ですが、今年は少なく、来年以降の収穫が楽しめるように前回の活動に引き続き竹の間伐と常緑樹ほかの伐採整備を行いました。急斜面のために足場の確保に注意しての作業となりました。また、淡竹林の下草刈りも行いました。5月中ごろに収穫が出来ると思います。

畑の小麦が穂を付け始めました。エンドウ豆、オタフク豆の手作業による除草と手入れ、播種したニンジンの発芽を早める保温の不織布掛けも行いました。畑の一角にタラノキの挿し木を行いました。約30cmに切り、上部を防腐処理して、36本を約20cm間隔で2列植えを行いました。来春を楽しみに管理していきたいと思います。ジャガイモも順調に生育しています。

スモモとザクロの苗木を植栽しました。スモモは自家不和合性で別の品種を植えると結実が良くなる性質があります。前回と違う品種を購入し、近くに植栽しました。自生している山柿に富有柿と愛宕柿(シブ)を接木しました。柿の木を1mぐらいのところで切って台木とし、形成層部を縦に切り込んで、鋭角に切った穂木2本を差込み、テープで巻いて固定しました。両方の形成層が上手く接続できることがポイントです。5本を接木しました。収穫が出来るまで、養生管理が必要です。大切に育てましょう。

法令に抵触することから、炭焼き窯の屋根部と瓦窯横の雨除け構造物の解体撤去を行いました。


昼食はタケノコご飯にアサリのすまし汁、野草のてんぷら、野菜のサラダでした。タケノコご飯は前日から準備していただいたタケノコに鶏肉、シイタケ、ニンジン、薄あげ入りでした。少しおこげの香りがし、量もたっぷりで美味しく食しました。すまし汁はアサリに蒲鉾、シイタケ、薄あげにミツバ入りでした。野草のてんぷらはタラノメ、ヨモギほかでした。野菜サラダはレタス、キュウリ、茹でポテト、採りたてアスパラガスのドレッシング和えにオレンジとバナナ添えでした。献立が豊富で贅沢な食事でした。感謝。

富有柿と愛宕柿の接木

第62回「鹿背山倶楽部活動」は5月8日(土)です。


現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519

4月24日活動記録写真
タラノキの挿し木
モウソウ竹林内の常緑樹の伐採
畑での手作業による草取り
淡竹林内の下草刈り
瓦窯横の雨除け構造物の解体
参加者の記念写真

第61回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、位田(けいはんな記念公園)、大岩、杵島、菅野、高、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、福嶋、大森、 宮園伸、垣見、新村、前田良、加藤、中川、橋本恒、藤原、長尾でした。



(第72号 平成22年4月14日)

汗ばむ陽気の中での活動となる

古代米ほかの種籾の播種、ジャガイモの手入れほかをする

ゲンペイシダレモモが満開の中で、第61回「鹿背山倶楽部活動」が4月10日(土)に17名の参加で行なわれました。古代米とヒノヒカリ米の種籾を苗床に播種、ジャガイモの手入れ、竹林の整備ほかを行いました。
 昨年より3週間ほど早く種籾の播種を行いました。新しく選んだ場所で苗床づくりを行い、水を導入して水量を調整し、表面を平らに仕上げました。種籾は昨年の籾摺り後の稲束から手作業で採取したものです。黒米約150g、赤米約250g、緑米200g、ヒノヒカリ米250gを播種しました。赤米は芒が長く蒔き難いようでした。播種の後は種籾が浮かないように手で押さえ、保温や風による流亡防止と野鳥に食べられないようにするために、割り竹で円弧を作り、不織布で覆いました。6月初めに田植えをしたいと思います。今年は夏場の草取りほか育成管理を十分に行い、豊作を目指します。また、田植えに向けての耕運機による耕転も行いました。天気が続いていましたが、やはり水分を含み作業は一苦労でした。
 

 ジャガイモの手入れを行いました。地上に葉を出してきましたが、ヒビ割れが目立つために、乾燥防止と防草対策で稲わらを被せることにしました。稲わらを敷き、麻ひもと竹串で飛散しないように抑えました。除草も行いました。また、活動日の前までにニンジンの播種と小芋の種芋の植え付けを行いました。
 竹林の整備として、モウソウ竹林内のアラカシほかの常緑樹の伐採を行いました。タケノコの収穫は少なく、今年は積極的に整備をして、来年以降のタケノコ掘りを楽しみたいと思います。
粘性土に一苦労の苗床づくり
均一になるように種籾の播種
 昼食はカレーと野菜サラダにデザートはオレンジでした。カレーは牛肉にスジ肉、ジャガイモ、タマネギ、ナス、ニンジン、タケノコに隠し味はおろしニンイクと ショウガでした。ご飯の炊き上がりもよく、味も好評でした。野菜サラダは切りハムにミズナ、カイワレ、キュウリ、茹でジャガイモでした。休 憩時に取り立てのタケノコの醤油煮付けも美味しくいただきました。
 天候に恵まれた穏やかな里山での食事を満喫でき、心を和ませていただきました。ご馳走さまでした。

第62回「鹿背山倶楽部活動」は5月8日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
主にモウソウ竹林の伐採整備を行います。他に水田の耕転と畦の補修作業、畑での野菜の手入れ、ビオトープ池の整備ほかを行います。気候も良くなり、 里山活動も快活に出来るようになります。体調に気をつけて参加してください。

4月活動作業予定

4月24日(土)はモウソウ竹林の伐採整備、水田の耕転と畦手直し、野菜の植え付け、畑の手入れ、畦路ほかの雑草刈りを行います。多くの方の参加をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


4月10日活動記録写真
播種した種籾を手で軽く押さえる
円弧の竹に不織布を被せる
水田の耕運機による作業
ジャガイモ畝に稲わらを被せて、竹杭の打ち込み
柔らかい陽ざしを受けての昼食
参加者の記念写真
鹿背山一口メモ

タラノキ
ウコギ科 日当たりの良い山野に生育する落葉低木。葉は奇数2回羽状複葉で鋸歯がある。8~9月に複総状花序で小さな白い花を咲かせる。果実は10~11月に黒く熟す。樹皮や複葉部には刺が多くあるが、若芽は旬の食材として好まれる。


第61回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、児嶋、菅野、関、高、高以良、橋場、宮園伸、山村、大森、垣見、広瀬、大坪、加藤、中川、橋本恒、藤原、長尾でした。



(第71-2号 平成22年3月31日)

~芽吹き始めた樹々の里山での活動となる~

水田の苗床づくりと果樹木の植え付けほかをする


快いウグイスの鳴き声を耳にして第60回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が3月27日(土)に16名の参加で行なわれました。昨日までの雨もあがり、陽ざしが差す中で籾蒔き準備の苗床づくりと耕転作業、果樹の苗木の植え付け、畑の除草、竹の伐採ほかを行いました。

新しい苗床の場所は意外と粘性が強く作業は一苦労です。手起こしの耕転は出来ましたが約1m幅の畝づくりは足を取られての作業となりました。4月の活動日に全体の畝を仕上げ、古代米とヒノヒカリ米の種籾の播種を行う予定です。また、新しく使用する予定の田の機械耕転も引き続き行いました。

収穫を楽しむための果樹の苗木の植え付けを行いました。今回はキウイをメス木2本とオス木1本、ユズ 1本、スモモ1本、ブルーベリー3株を購入して、掘り起こした土に堆肥と落ち葉、炭ガラを混合して、植え付けを行いました。キウイの棚は単管(鉄製)で組み立てて作りました。約2m四方で高さも約2mです。スモモは自家不和合性(自家不稔)であるために受粉樹を購入して、近くに植える予定です。植栽地は平地で雨水が滞水し易いために周辺の排水溝掘りも行いました。これから、植栽適期中に柑橘類ほかも植栽したいと思います。

畑では2月に植え付けたアスパラガスが新しい芽を出しています。オタフク豆とエンドウ豆は誘引の添え竹を設置しました。小麦も順調に生長しています。ジャガイモはまだ芽を地上に出していません。もう少し暖かくなれば顔を出すでしょう。

炭焼き窯の囲いの竹の取替えも前回に引き続き行いました。取り替えた竹も横竹に紐で結束固定し、見栄えも良くなりました。

昼食はパエリヤと野菜の炒め物2種、ワカメスープでした。パエリヤはタコ、ホタテ、エビ、マイタケ入りの薄めのカレー味でした。野外での米飯料理は火の加減が難しいが、今日のパエリヤのおこげは旨いと好評でした。炒めものはモヤシのゴマ酢和えとホウレンソウの海苔とダシ和えでした。ワカメスープは卵とじ入りでした。柔らかい陽ざしを受けた里山でいただく料理は贅沢を満喫できる食事でした。感謝。



第61回「鹿背山倶楽部活動」は4月10日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。

お願い

2010年度の会員加入の手続きと年会費3000円の納入をお願いします。また、新しい会員の募集に協力をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


3月27日活動記録写真
雨水を含んだ田での苗床づくり
水田の耕運耕による作業
スモモの植え付け
キウイの単管を組み立てての棚作り
炭焼き窯周りの竹の取替え
畑での除草作業
畑でのエンドウ豆の誘引の添え竹設置
参加者の記念写真

鹿背山一口メモ

ルリタテハ
タテハチョウ科 黒地にルリ色の帯模様があり、裏面は濃い茶の木肌模様が特徴。クヌギやコナラなどの樹液や熟した果実を好む。動きは早く、羽を広げて休む。 成虫で越冬するので春先に観察できる。

第60回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉、児嶋、菅野、関、高、橋場、橋本治、松尾、米倉、大森、垣見、新村、前田良、加藤、中川、藤原、長尾でした。



(第71号 平成22年3月17日)

~春の暖かさを感じての里山活動となる~

2009年度総会と懇親会を開催する


鶯がさえずる曇り空の下で、第60回「鹿背山倶楽部活動」が3月13日(土)に28名の参加で行なわれました。午前は現地活動を行い、午後は2009年度総会と懇親会を開催しました。

午前中は苗床づくりを行いました。昨年までの場所を変えて、一段下の田の角地に囲いの土盛り作業を行いました。次回も引き続き行います。今年は早めに籾種を播種して、保温ビニールシートをドーム状に被せ、苗の育成を行う予定です。これから田の耕転を行い、草取りと導水して田植えに備えます。

畑周辺のところどころに溜水があり、排水溝づくりを行いました。排水を良くして、作物の生育を図りたいと思います。オタフク豆は順調で、小麦も約20cmに生育してきました。

竹の伐採も行い、炭焼き窯の囲いの竹の取替えを行いました。事前に準備していた竹を約2mで切り揃え少し打ち込んで番線で固定しました。

昼食は煮込みうどんとジャコ飯でした。煮込みうどんは鶏肉、ハクサイ、エノキ、ニンジン、ネギほかで した。ジャコ飯は炒めたシーチキンとジャコ入りでした。量もあり、味もよく美味しくいただきました。

午後は2009年度総会と懇親会を開催しました。総会は25名の出席、委任状16名で会則第11条を 満たしており成立しました。議案は4件。第1号議案「2009年度活動報告」,第2号議案「2009年度監査報告」、第3号議案「2010年度活動予定と予算計画」は承認され、第4号議案「2010年度役員改選」は一部文言の修正動議がありましたが承認されました。また今回の総会では養蜂について、三家昌興氏(㈱アースワーク社長)に語っていただきました。養蜂のため知っておくべきポイントや難しさなどをご紹介いただき、質疑応答を行いました。


総会に引き続き懇親会を開催、会長の挨拶と乾杯の発声で始まりました。ゲストの三家氏にも参加していただき、養蜂についての体験や造園家としての豊かな経験などを聞かせていただきました。また、この1年間の楽しかったことや悔しかったことなどさまざまな思い出や、これからの活動にかける思いを熱く語りあいました。料理は朝から買出しを行い、おでんにさまざまな味のチヂミ、山芋のすりおろしを下地にしたプレート焼き、筋肉入りのネギ焼きなど、手作りの男料理でした。

2009年度総会(学研センター会議室を借用する)

今年は、里山を散策できる路づくり、収穫を楽しめる実のなる木の植栽、一般参加のイベント企画を新しく目標として活動します。また、昨年収穫が悪かった古代米や野菜づくりの改善、充実した休憩場所の整備などを目指します。会員からの新しい企画を提案していただき、活動を楽しいものにしたいと思います。

第61回「鹿背山倶楽部活動」は4月10日(土)です。


現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
主に水田の苗床づくり、耕転と畦の補修作業を行います。他に畑での野菜の手入れ、竹の伐採、ビオトープ池の整備ほかを行います。気候も良くなり、里山活動も快活に出来るようになります。風邪を引かないように気をつけて参加してください。


3月活動作業予定

3月27日(土)は主に水田の苗床づくりと畦路の補修を行います。他に畑の整備、竹の伐採ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


3月13日活動記録写真
新しい苗床の囲み土手づくり
排水改善の畑沿いの溝づくり
美味しい昼食を作るぞ!
炭焼き窯の囲いの竹の取替え
三家氏との懇親
思い出に談笑する懇親会

鹿背山一口メモ

コゲラ
キツツキ科 黒茶と白の模様のスズメより少し大きめのキツツキ。雄は頭部に赤い部分がある。幹に縦にとまり樹皮の下の虫を探して餌とする。枯れ木に巣穴をつくる。ギィー、ギィー と可愛い姿に似ない鳴き声を出す。最近は住宅地の庭にも飛来する。


第60回「鹿背山倶楽部活動」参加者(現地活動と総会、懇親会の参加者)

岩元、小林(学研センター)、和泉夫妻、菅野、関、高、高以良夫妻、高島、橋場、橋本夫妻、西田、福島、松尾、松本、宮園伸、大森、垣見、新村、広瀬、 前田良、大坪、加藤、中川、藤原、長尾でした。



(第70-2号 平成22年3月5日)

~春の足音を感じての里山活動となる~

ジャガイモの植え付けと水田の耕転ほかをする


タンポポが咲き始めた中で第59回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が2月27日(土)に13名の参加で行なわれました。降雨が心配されましたが、ジャガイモの植え付けと水田の耕転、ビオトープ池の水路整備、畑の除草と排水路の整備、廃棄竹の焼却処分ほかを行いました。

ジャガイモは昨年サツマイモを栽培した新しい畑に植え付けを行いました。事前に半割りした5kgの種芋(約70個)を深さ約20cm、間隔約30cmに並べて、間に堆肥と肥料を施し、植え付けました。畑土が粘性質のために、これから排水に気をつけて収穫を楽しみにしたいと思います。小麦は少ないながらも15cmほどになっています。オタフク豆は約20cmで順調に生育しています。畑周辺の排水不良を改善するために、溝掘りを行いました。


新しく水田として使用する放棄地の耕転を行いました。前日の降雨で水分を多く含み、一苦労の作業とな りました。周辺の畦路が低いために、田植えまでに笹根やゴミを取り除き、嵩上げ作業を行います。

ビオトープ池の排水溝の整備も前回の活動に引き続き行いました。また、暖かくなるに伴い発生する藻対策で流入水を回遊さすための水路を作りました。

新しい水田にするための廃棄地の耕転

第60回「鹿背山倶楽部活動」は3月13日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。

お知らせ

3月13日(土)の定期活動日には、午後から2009年度総会と懇親会を開催します。多くの方の出席をお願いします。出席出来ない方は委任状の提出をお願いします。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


2月27日活動記録写真
ジャガイモの植え付け
竹材の切り出し
廃棄竹の焼却処分
参加者の記念写真

第59回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、菅野、関、橋場、橋本治、松尾、宮園伸、垣見、新村、加藤、藤原、長尾でした。



(第70号 平成22年2月18日)

~冬の陽を受けての里山活動となる~

水田の畦補修と畑の天地返し、施肥ほかをする


寒さを頬で感じて、第59回「鹿背山倶楽部活動」が2月13日(土)に18名の参加で行なわれました。 水田の耕転と畦補修、畑での天地返しと施肥、除草、廃棄竹の焼却、木製テーブル製作ほかを行いました。

年々低くなっていた水田の畦を高くする作業と水路の整備を行いました。水田に水が十分確保できないことや夏季の渇水対策のためにも必要な作業です。 田植え前までに整備したいと思います。また、水路の流れが悪く、水田に腐水が逆流していました。一苦労でしたが、水路内の泥上げをし、拡幅作業を行いました。 既利用の水田の耕転は、前々日までの降水で水が多く耕運機が使用できないため、新しい水田用地の耕転作業を行いました。今年は田を一枚増やす予定です。

畑ではジャガイモの植え付けの準備として、石灰と堆肥を施し、耕運機による耕転を行いました。次回の 活動日に種イモの植え付けを行います。水はけが悪いために周りの排水路の整備も行いました。以前水田地であったことで粘性が強いため、畝を高くしたいと思います。ダイコンの収穫をしました。植え付け時期が遅れたこともあり、出来は小さいものでしたが、 辛味もほどほどで美味しくいただくことが出来ました。オタフク豆や小麦の畝の草取りも行いました。


アスパラガスの親根株の植え付けを行いました。出芽に伴い、筋状に生育させて収穫したいと思います。新しく整備する予定であった休憩小屋が中止になったことで残った床部材の利用を図るために、木製テーブルを作ることにしました。テーブル部は以前に三田から運んだものを使用し、脚部は会員が提供した杉丸太です。皮剥ぎを行い、焼き丸太の作業を行いました。子供のイベントなどに使用します。
 竹笹の伐採、廃棄竹の焼却も行いました。雨で濡れていたことで火付きは悪かったようですが、飛び火のないように気をつけて行いました。
畑での耕転作業

昼食はおでんにパエリヤでした。おでんはダイコン、ジャガイモ、サトイモ、シイタケ、キクラゲ、チクワ、ゴボウ天、はんぺん、きんちゃく、ソーセージ、卵でした。大釜で仕込んだ味は旨く、冷えた体が温まりました。パエリヤは海老入りでした。寒い時の温かい食事は有難い。感謝。

冬季は農閑期。収穫物は少ないが、実りに向けての土づくりの大切な作業の時期です。天地返しは土中の虫や細菌を陽にあてることで駆除する効果があります。石灰の施肥は酸性になった土を中和させ、生育が良くなるように改良します。冬場の施肥(寒肥)は痩せた土に活力を与えるために必要な農作業です。

第60回「鹿背山倶楽部活動」は3月13日(土)です。


現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の耕転と畦の補修、畑での野菜の手入れ、竹の伐採、木製テーブルの製作、ビオトープ池の整備ほかを行います。まだ寒い時期です。風邪を引かないように気をつけて、参加してください。


2月活動作業予定

2月23日(土)は水田の畦づくり、畑の手入れ、竹の伐採と処分、木製テーブルの製作ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


2月13日活動記録写真
水田の水路の整備
畑での石灰と施肥
廃棄竹の焼却処分
アスパラガス親根株の植付け
木製テーブルの脚部材の焼き丸太作業
参加者の記念写真

鹿背山一口メモ

ジョウビタキ
ヒタキ科 スズメほどの大きさ。羽は黒褐色で白い斑があることから、「ハカマ」とも呼ばれる。胸は褐色で頭部は灰色、口から胸部は黒い。頭を縦に振りながら、尾を震わせる。縄張りを持ち、冬季はピッ、ピッ、ピッと鳴く。冬鳥として、街中の公園でも観察することが出来る。


第59回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、菅野、関、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、山村、大森、垣見、前田良、加藤、中川、藤原、長尾でした。



(第69-2号 平成22年1月29日)

~水たまりに氷が張る寒さの中での活動となる~

水田の天地返しと畑での耕転、若竹の伐採ほかをする


野鳥が群れて山柿をついばむ中で第58回「鹿背山倶楽部活動」(その2)が1月23日(土)に16名の参加で行なわれました。水田の天地返しと畑での耕転、若竹の伐採、廃棄竹の処分ほかを行いました。

水田の冬季での欠くことのできない農作業である天地返しを行いました。2日前の降雨で水田が少しぬかるみ、耕運機も小型であったことで、力のいる作業となりました。田植えまでに順次耕転しながら、周りの畦の嵩上げや流入口の改善を行い、早めに水を張り、複数回の雑草取りを行いたいと思います。畦路の雑草の草刈りを刈り払い機で行いました。

畑ではジャガイモ植付けの準備として、手作業の耕転を行いました。ジャガイモは嫌地障害を起こすことから、昨年サツマイモを栽培した場所です。次回の活動日に耕運機による耕転と施肥を行い、3月の活動日に植付けを行います。今年の春植えは5kgほど70芽の植え付けを行う予定です。ダイコンとエンドウ豆、オタフク豆は順調に生育しています。

畦沿いの若竹の伐採も行いました。ビオトープ池横の急斜面地で、足元に注意して行いました。廃棄竹の焼却処分は雨で少し濡れていたことで火付きが悪いようでした。材として利用できるものは保存して、施設の整備に使用していきます。

ビオトープ池では池の一部の水抜きを行い、排水処理溝を作りました。水抜きは行っていましたが、腐敗臭があり、改善を行うことで暖かくなる前に新しい生態環境をつくりたいと思います。生物のモニタリングも継続的に行い、記録し、楽しみたいと思います。


新しい休憩小屋づくりが中止になったことで、残した床部の利用を図るために、隣接して長机を作ることにしました。脚部のヒノキ丸太を切り出し、皮剥ぎを行い、表面を焼く作業を行いました。これから組み立てを行い、イベントなどで利用していきます。
昼食は具だくさんのうどんにデザートはみかんでした。うどんは鶏肉、ハクサイ、小芋、シイタケ、ネギ ダイコン、ニンジン、コンニャク、薄アゲに焼き丸餅で味噌味でした。焚き火の傍で、量も多く寒い中での温かいうどんは疲れた体を癒してくれました。食事担当者に感謝。
ビオトープ池の整備

第59回「鹿背山倶楽部活動」は2月13日(土)です。

現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の整備、畑の手入れ、竹の伐採と処分、施設の整備ほかを行います。 寒い時期です。風邪を引かないように気をつけて、参加してください。

連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


1月23日活動記録写真
廃棄竹の焼却処分
急斜面での若竹の伐採
水田の天地返し
暖かい昼食はうれしい
長机の丸太の皮剥ぎ
参加者の記念写真

第58回「鹿背山倶楽部活動」(その2)参加者

和泉夫妻、関、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、松尾、前田良、垣見、岩元、大坪、加藤、藤原、長尾でした。




(第69号 平成22年1月13日)

~穏やかな日差しの里山で農始めをする~

恵比寿神社への初詣と竹の伐採ほかをする


あけましておめでとうございます。今年も楽しく、いい汗をかき、語りあいましょう。

エナガの鳴き声を耳にして、第58回「鹿背山倶楽部活動」が1月9日(土)に18名の参加で行なわれました。正月恒例の恵比寿神社への初詣と畦路沿いの竹の伐採、畑の手入れ ほかをしました。

新年の挨拶の後、恒例の恵比寿神社へ初詣をしました。約30分の行程ですが笹や雑草が生い茂り、倒竹 が路を塞いでいたために、路を選び、取り除きながらの里山歩きとなりました。足元もぬかるんでいる所がありました。全員が今年の安全と健康、 豊作を祈願しました。フユイチゴの赤い実も見ることが出来ましたが、収穫時期が過ぎており、摘み取るほどではありませんでした。

水田横(西側)の竹の伐採をしました。倒竹もあり、樹々が被いかぶさり、水田への日当たりが悪い状況でした。急斜面で作業は困難でしたが足場の確保、倒れた竹の跳ね返りに注意して行いました。畦沿いにあった廃棄竹も集積しました。焼却処分をする予定です。田植え時期までにもう少し伐採したいと思います。

水田の畦が低く水が十分に確保できないことや、畦幅が狭く歩きにくいため、水田周辺の整備が必要です。また、田植えまでに水田内の除草や水漏れ防止の整備も併せて行いたいと思います。 昨年は天候不順、夏季における草取りが十分に出来なかったこと、施肥管理をしていなかったことなどが原因で古代米ほか

の収量が不良でした。今年は豊作を願って、活動していきたいと思います。
 昼食は雑煮とおにぎりでした。雑煮は焼き切り餅に鶏肉、サトイモ、チンゲンサイ、シイタケ、シメジ、 エノキ、エンリギ、ニンジン、紅白蒲鉾、ミツバで具 の種類も多く、たっぷりで関西風のすまし味でした。うどん玉も用意しました。自然に囲まれた里山での雑煮は贅沢で、格別でした。 活動終了時に醤油味の焼餅とコーヒーで談笑。今年の農始め活動の締めくくりとしました。
安全と健康、豊作を願い恵比寿神社の初詣

今年は豊かな実りの収穫、活動の充実を目指したいと思います。新しく、もち米や果樹の植え付け、小麦やジャガイモ、キュウリ、ナス、ゴーヤなどの的確な時期の収穫、 1日農体験や田植えや稲刈り体験の参加募集、子供の芋ほり体験、ビオトープ池周辺の小動物の観察記録などを行い、一般の人たちにも開放して参加を促し、 会員を増やすことを目標とします。また、会員の皆様には新しい試みを提案していただき、 実施していきたいと思います。よろしくお願いします。

第59回「鹿背山倶楽部活動」は2月13日(土)です。


現地集合は10:00です(学研本部集合は9:30とします)。
水田の整備、畑の手入れ、竹の伐採と処分、施設の整備ほかを行います。 寒い時期です。風邪を引かないように気をつけて、参加してください。


1月活動作業予定

1月23日(土)は水田の畦づくり、畑の手入れ、畦路周辺の竹の伐採と処分、道具の手入れ、施設の整備ほかを行います。多くの方の参加をお願いします。


連絡先(鹿背山倶楽部事務局)
都市再生機構関西文化学術研究都市事業本部事業計画第二課
電話 0774-73-1519


1月9日活動記録写真
雑草や倒竹のなかを恵比寿神社へ初詣
畑の雑草を焼却
水田の畦づくりと溝の整備
具たっぷりの焼き切り餅入り雑煮
水田横の伐採竹の集積
参加者の記念写真

鹿背山一口メモ

シジュウガラ
シジュウガラ科 胸に黒いネクタイの模様を持ち、昆虫類を餌とするカラ類の留鳥。落葉広葉樹林地を好むが、住宅地でも観察が出来る。 非繁殖期(冬季)は数羽の群れで行動する。「ツーツーピィー、ツーツーピィー」、「ピィーツーピィ、ピィーツーピィ」と聞こえる声でさえずる。 カラ類の仲間にはヤマガラ、ヒガラ、コガラなどがいる。


第58回「鹿背山倶楽部活動」参加者

和泉夫妻、大岩、児嶋、菅野、関、高以良夫妻、橋場、橋本夫妻、松尾、宮園、山村、垣見、前田良、中川、長尾でした。